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2016年10月28日 (金)

『音楽による自己発見 心で弾くピアノ』

20161028bookpiano セイモア・バーンスタイン著 佐藤覚+大津陽子訳
『音楽による自己発見 心で弾くピアノ』 音楽之友社 1999

そうです。
先日見た映画(→)のシーモア先生のご著書です。

収穫いっぱいの内容で、私にとっては感動的ですらありました。
訳者あとがきが、その意義をよく伝えているので、ここに引用します。

 ピアノをいかに弾くかを考えるとき、指の動きに思いがゆくのは当然だろう。しかしながら、指は身体の一部に過ぎず、指を動かすには身体すべてが係わり、その身体は思考と感情によってコントロールされるものであることを、常に意識している人は、そう多くないだろう。

 本書は、このことを踏まえ、さらに一歩進んでこう言う。この、肉体の動きをコントロールしようとし、困難を克服しようとする精神の働きが、ピアノを弾くことのみのとどまらず、人生全体に影響を及ぼすものであると。かくして、指のトレーニングに見えたものが、実は、精神を磨き、優れた人格形成につながり、豊かな人生をもたらすものであることを、著者は熱心に説くのである。
 
 この書の原題は"With Your Own Two Hands"(あなた自身の二つの手で)である。ピアノを練習することから得られる豊かな報酬が、決心次第で、誰にでも、自分自身の手で掴みとることができるものであることを、強く訴える題名である。


現在の私にとっては、第Ⅱ部 修練 のうち

notes第5章 テンポ、リズム、拍
練習においてもっとも大切な要素のひとつは、緊張をコントロールし、それによって指を通してある特定のテンポや、そのテンポから生じる感情を表現する能力である。

notes第6章 聴くこと  
感情を伝えるために声色を変えるように、音楽家としても、自分の弾くすべての音について、ある特定のデュナーミクを意識的に選び出さなければならない。さもないと、自分の音楽的感情を他の人に伝えることができなくなる。 
  
という指摘が、特に心に沁みました。
本の中では、具体的な練習法もステップに分けて記載されています。

まだよく消化できていないので、
これからまた、読み返してみたいと思います。

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コメント

まあ、この本、探して見ましょう!

ananさま

1999年刊行という古い本なので、購入はちょっと大変かもしれません。
私は例のごとく図書館で借りたのですが。

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