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2016年7月 8日 (金)

『空飛ぶ馬』

0708soratobu 北村薫 『空飛ぶ馬』 創元推理文庫 1994

円紫師匠と「私」のシリーズ、その第1作。
北村薫のデビュー作ともなるようです。

これは、若かりし日に読んだ記憶がありました。
そうでした。
この作の円紫師匠、「名探偵ホームズ」級の存在感でした。
最新作『太宰治の辞書』では、かなり存在感が希薄になっていましたが…。
日常の小さな謎に挑む……という構図、
近年では一般的になっているようですが、この作品を嚆矢とするものではないかと。

「織部の霊」
「砂糖合戦」
「胡桃の中の鳥」
「赤頭巾」

「空飛ぶ馬」


個人的には、冒頭の「織部の霊」が一番説得力があったと感じます。
2,3,4番目の作は、決して暗い調子で語られるわけではないものの、
謎に込められた人間の暗い感情に、陰鬱な読後感となりました。
ううむ。若い頃にはスル―していた部分なのかも…。

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