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2016年7月 2日 (土)

『朝霧』

0702sagiri 北村薫 『朝霧』 創元推理文庫 2004

( MORNING MIST by Kaoru Kitamura 1998 )

前作『六の宮の姫君』で、無事卒業論文を提出した「私」が
内定が決まった出版社で研修を受けるかたわら、
最後の大学生活に名残を惜しみつつ、
幼少期の記憶につながる人間関係のミステリーを描く
「山眠る」

出版社勤務での新しい人間関係を縁として
新たに提出された小さなミステリー解決を描く
「走り来るもの」

職場の先輩同士のおめでたい結婚と
前作『六の宮の姫君』で出会っていた人とをつなぎ
今後への展開も予測させる
「朝霧」

以上、3篇の中短編です。着実に、誠実に、一歩一歩階段を上って
成長していく「私」が、とてつもなく、まぶしく輝いて見えます。
私PIOの、
リアル世界と、どうしてもひきくらべてしまって…(p_q*)

さてさて、
この作の次が、2015年刊の『太宰治の辞書』なのですね。
あらら。
「朝霧」の次は「私」の恋愛模様…と予測したのですけれども、
実際にはそれはすっ飛ばされていました。
振り返る形で、どこかで出て来るのかな。。。

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