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2016年6月 2日 (木)

『家族という病』

下重曉子 『家族という病』 幻冬舎新書 2015

題名から、
家族関係が元で病理状態に追い込まれる人がいる…
に類する内容で、
また母親批判の論調かも…と恐る恐る手にとったのですが
杞憂でした。

日本人は家族を盲信するきらいがある。
こんなことはやめよう!
自分の人生。「自分という個が第一!」と考えて生きよう。

これがこの本の主旨かと。
今の私にとっては、救いとなった部分も多々。
印象に残った箇所を抜き書きします。

**********

自分以外の個に期待してはならない。他の個への期待は落胆や愚痴と裏腹なのだ。
期待は自分にこそすべきものなのだ。自分にならいくら期待してもかまわない。うまくいかなくとも、自分のせいであり、自分に戻ってくる。(p.41)


一つひとつの家族は違うからこそ面白い。お互いに違いを認めることから、相手の家族を尊重する気持ちも出てくる。(p.68)


自分の家族と思うから余計な期待をしてしまう。それがストレスになり甘えになる。
家族の間に日常的に微風を吹かせておきたい。べったりで相手が見えなくなり、排他的になるなら、家族ぐらいしんどいものはない。
孤独に耐えられなければ、家族を理解することはできない。(p.104)


一番家族がわかり合える、話が出来るのは、親に介護が必要になった時ではないか。家族はいやおうもなく向かい合い、お互いを理解するために話を始めるのではないか。(p.110)

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