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チャイコン2015

2015年7月 9日 (木)

チャイコン2015 受賞者コンサートⅡ後半

遅くなりましたが、後半もざっと流し聴きしてみました。

20150709_23_13_18 今回、このコンクールで出会えてよかったな~と私が思うのは
ピアノ第3位のレーチェキン君(カタカナ表記に迷う…Sergey Redkin君)。
彼の音色の美しさに惚れました。
彼が演奏するとあっては、聴かなくては!
プロコの第3番。いやはや、なんとも超絶技巧を要する曲です。
切れ味鋭い美音を堪能いたしました。

そして、4時間超に及ぶ長丁場コンサートのラストを飾るのは、
ピアノ部門2位&1位、ジョージ・リー、マスレーエフ君による、
チャイコのP協奏曲、第2&最終楽章。
まさに、これぞチャイコン!王道!ですよね。

そして、印象に残ったのは、
グランプリを受賞した、ガンバータル君の朗々たる美声です。
さすがですね、グランプリ。
モンゴルからの留学生の話によると、
モンゴルでは、歌の上手な男性は尊敬されるのだとか。
Facebookのモンゴル人コミュニティでは、ガンバータル君のグランプリ受賞がホットな話題として盛り上がっていたそうですよ。

あとは、ヴァイオリン2位のYu-Chien Tseng君の立ち姿にも見とれました。
どこかで見覚えが…と思うのは、2012年のエリコンではないかと。

ああ、これで、この祝祭感に満ち満ちた数週間が終わりました。
祭りの後の寂しさを感じるわたくしです。。。

************

チャイコフスキー国際コンクール受賞者コンサートⅡ
2015年7月3日 @ペテルスブルグ  マリインスキーホールⅡ
マリンスキー劇場シンフォニーオーケストラ
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
動画はこちら

Haydn: Cello Concerto No. 1 in C Major, 3. Allegro molto
(Alexander Ramm, Second Prize)

Mozart: Violin Concerto No. 5 in A Major, K. 219, 1. Allegro aperto
(Clara-Jumi Kang, Fourth Prize)


noteProkofiev: Piano Concerto No. 2 in G Minor, Op. 16, 3. Intermezzo: Allegro moderato
(Sergey Redkin, Third Prize) 
動画 2時間32分~40分


Delibes: Lakmé, Scene and legend
(Svetlana Moskalenko, Second Prize)

Tchaikovsky: Variations on a Rococo Theme
(Alexander Buzlov, Third Prize)

Bizet, Carmen, Don José's aria
(Chuanyue Wang, Second Prize)

Shostakovich: Violin Concerto No. 1 in A Minor, Op. 77, 2. Scherzo: Allegro
(Pavel Milyukov, Third Prize)

Berlioz: La mort de Didon, from the opera "The Trojans"
(Yulia Matochkina, First Prize)

Tchaikovsky: Violin Concerto in D Major, Op. 35, 3. Finale: Allegro vivacissimo
(Yu-Chien Tseng, Second Prize)

Shostakovich: Cello Concerto No. 1 in E-flat Major, Op. 107, 1. Allegretto
(Andrei Ionuț Ioniță, First Prize)

spadeTchaikovsky, The Queen of Spades, Yeletsky's aria
(Ariunbaatar Ganbaatar, First Prize&Grand prix) 
動画 3時間48分~55分

noteTchaikovsky: Piano Concerto No. 1 in B-flat minor, Op. 23, 2. Andantino semplice
(George Li, Second Prize)

noteTchaikovsky: Piano Concerto No. 1 in B-flat minor, Op. 23, 3. Allegro con fuoco
(Dmitry Masleev, First Prize)

2015年7月 5日 (日)

チャイコン2015 受賞者コンサートⅡ前半

チャイコフスキー国際コンクール受賞者コンサートⅡ
2015年7月3日 @ペテルスブルグ  マリインスキーホールⅡ
マリンスキー劇場シンフォニーオーケストラ
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
動画はこちら

こちらは曲目の切れ目もわからなかったので
前半を通して聴きました。

・ Jonathan Roozeman(チェロ6位) 
 ハイドン協奏曲No.1 第1楽章
・ Alexandra Conunova(ヴァイオリン3位) 
 モーツァルト協奏曲No.4 第1楽章
・ Antonina Vesenina(声楽4位)
 モーツァルト 夜の女王

note ルーカス・ゲニューシャス(ピアノ2位) 動画26分~32分
 ショパン 練習曲集Op.10-6, Op.10-5黒鍵
 
・ Haik Kazazyan(ヴァイオリン3位)
 シベリウス協奏曲 第2楽章
・ Dmitry Grigoriev(声楽4位)
 チャイコフスキー 王子のアリア(エフゲニー・オネーギン)
・ Mane Galoyan(声楽3位)
 グノー ジュリエットのワルツ
・ Pablo Ferrández-Castro(チェロ4位)
 ドヴォルザーク協奏曲No.1 第3楽章

note ルカ・デバルグ(ピアノ4位) 動画1時間13分~23分
 ラヴェル スカルボ(夜のガスパール) 

**********

演奏はもちろん素晴らしく、
特にピアノの二人の演奏には、涙しそうになりました。
また、この後の休憩時間にはインタビューも入り、
ゲニューシャス君、デバルグ君、二人の話が聞けました。

ゲニューシャス君、前回ショパコン2位ですから、
今回はもちろん優勝しか狙っていなかったに相違なく、感想を聞かれて、
「1位じゃなくて2位で、もう結果も出てエキサイティングな状況ではないのに、集中して演奏するのは難しかった。」
というように言っていましたが、そんなことはなく、見事な演奏でした。
その後、司会者の
「1日目のチャイコフスキー協奏曲2番と今日のショパンと、まったく異なる側面が見られてよかった。素晴らしかった。」
という言葉には、彼自身、うれしそうに答えていました。

特筆すべきは、やはりデバルグ君でしょう。
4位でありながら、プログラム前半のトリであるということ自体、異例では?
彼、モスクワ音楽批評家協会賞というのを受賞したとのこと。
そりゃもう、第1次予選からファイナルに至るまで、聴衆の熱狂ぶりといったら尋常じゃありませんでしたし。
今回も、彼だけが他の人より大きい花束を受け取っていました。
そして、「スカルボ」の演奏は、それにふさわしい名演でした。

インタビューでの話によると、
ラヴェルの「スカルボ」は彼にとって特別な曲で、
演奏を始めるや否や、すぐにこの曲の内部に入り込んでいけるのだとか。
そうでしょう、そうでしょう、と納得しました。

今回のコンクールについては
聴衆の温かい応援があったからここまで来られた、と言っていました。
これまた、そうでしょう、そうでしょう、と思うわたくし。
また、会期中は他のコンテスタント、
クレバーで音楽を愛するピアニストたちと交流できて良かったとのこと。
パリでは孤独だったのだそうですよ。
ファイナルは、レドキン君(3位。2次以降の第1演奏者)と同室だったとか。
ああ、そうなんだ。才能のある若者同士の交流っていいですねえ。

また、これからは休みたいんでしょうね、という質問に
休むことは嫌いなんだ、何かをやっていたいんだ、
いま作曲中のチェロソナタがあるので、それを完成させたい
と言うのにはビックリ。(*_*;
ほんと、根っからのミュージシャンなんですね。

ここまでで2時間越え。
後半まで聴くと、なんと4時間35分以上!
うう。後半、いつ聴こうかな。
レドキン君のプロコ協奏曲2番は聴いてみたいですね。
…ここで気づきましたが、ハリトーノフ君の演奏がないようです。なぜ?
何かトラブルがあったわけではありませんように。

画像はインタビューを受けるゲニューシャス君と
演奏後のデバルグ君です。

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チャイコン2015 受賞者コンサートⅠ

チャイコフスキー国際コンクール受賞者コンサートⅠ

2015年7月2日 @モスクワ音楽院 大ホール
マリインスキー劇場シンフォニーオーケストラ
指揮:ヴァレリー・ゲルギエフ
動画はこちら

PCで見ると、下部バー演奏者ごとの切れ目
その曲目が表示されていて、実にありがたい。
(その下には、プログラム形式での記載も)
ピアノ演奏の出演は次のとおり。

note ルーカス・ゲニューシャス(2位) プログラム5番目
 チャイコフスキー ピアノ協奏曲第2番 第3楽章

note ジョージ・リー(2位)  プログラム11番目
 プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 第3楽章

note ドミトリー・マスレーエフ(1位)  プログラム17番目 トリ
 プロコフィエフ ピアノ協奏曲第3番 第1楽章

当然のことながら、名演です。
第3楽章を冒頭として、オケとピタッと合わせて演奏開始って、
難しそうなのに、全く問題なしでした。さすがです。

まず最初にプーチン大統領のスピーチが入り、
その後も客席で鑑賞する彼の様子が度々映し出され、
ロシア国家プロジェクト!の雰囲気が。

ラスト、マスレーエフ君の演奏後はスタンディング・オベーション。
「ピアノ、ゴールデンメダル!」の高らかなアナウンスも。

私は上記3名しか聴きませんでしたが、
ヴァイオリン、チェロ、声楽部門からそれぞれ出ているので
通して聴くと2時間50分に及ぶコンサートだったようです。

2015年7月 1日 (水)

チャイコン2015 ファイナル(2)

ゲニューシャス君の演奏を昨晩、PCで、

ハリトーノフ君の演奏を今朝、スマホで、聴きました。

本日、超多忙につき、記録に残す時間がまったくとれず
あと1時間ほどで結果発表という時間になってしまいましたが、
発表前に印象だけ。

ゲニューシャス君は、今までの印象通り。
大物感たっぷり、でした。
チャイコフスキーの第2番コンチェルトって初めて聴きましたが、
迫力、推進力に満ち満ちた、堂々たるものでした。
2番は1番に比べたら駄作…なんて世評を聴いていましたが、
そんな風には感じさせませんでした。…それも演奏者の匠の技?
二曲目のラフマニノフは、中途半端にしか聴けませんでしたが、
立派な演奏だったと思います。
ハリトーノフ君。
スマホ視聴にもかかわらず、聴かせる演奏、惹きつける演奏でした。
細い体なのに、オケにまったく負けない音量にもビックリ。
恐るべき16歳です。
演奏していくうちに、どんどん調子も上がっていったような。
チャイコ1番もリストもお見事でした。
演奏後の笑顔を見ても、本人納得の演奏だったのではないかと。

ここで時間切れ。
最後の演奏者、マスレーエフ君については、
残念ながら、まったく聴けませんでした。

個人的には
ゲニューシャス君、ハリトーノフ君、リー君あたりが上位に行くかな。
話題のデバルグ君(カタカナ表記はこれでいいのか?)が食い込めるかな…
といったところでしょうか。
過去には、それまでまったく聴いていなかった人が優勝者に!
ということも多々あったので、マスレーエフ君もいけるのかも?coldsweats01

2015年6月30日 (火)

チャイコン2015 ファイナル(1)

こんなことしている場合ではないのに、

思わずLIVEで聴いてしまいました。
話題のフランス人コンテスタント、Lucas Debargue君の演奏。
リストのコンチェルト2番、チャイコフスキーの1番。

演奏の動画を見ていると
なんだか無駄な動きは多いし、お口はポワンと開いているし、
あまり美しいとは言えず、
なるほど、いわゆる正統派の教育を受けてきたわけではなさそう…。

でも、なんというか、音楽に勢いがあって聴かせるのですね。
さすが即興演奏を自在にこなしてしまう個性が生きているといいますか。
引き込まれました。

***

昨日のファイナル、
レドキン君、リー君の演奏もアーカイブで聴きました。

ソロリサイタルではきらきらしていたレドキン君、
線が細いのを補おうと頑張った結果か、やっぱりちょっと硬かったような。
特にチャイコフスキーが。

リーくんは、聴き手をわくわくさせる、楽しさのある演奏でした。
会場も盛り上がっていました。

***

さて、これから真打ち、前回ショパコン2位のゲニューシャス君ですが、
さすがにこれはLIVEで見るわけにはいきません。
明日の、いや今日の仕事に差し支えますので。
アーカイブを楽しみにしたいと思います。

2015年6月21日 (日)

チャイコン2015 第2次予選

チャイコン、第1次予選の通過者が発表されてました。
第1次予選、ちょっとしか聴けていないのですが、
私が「いいな」と思っても通過できなかった方々、ごろごろ。
やっぱり、レベルが高いです。

第2次予選へ進んだ、ピアノ部門12名は以下のとおり。

  • Lucas Debargue 仏  24歳
  • Lukas Geniušas 露/ラトビア  24歳
  • Daniel Kharitonov 露 16歳
  • Julia Kociuban ポーランド 23歳 女性
  • George Li   米 19歳
  • Dmitry Masleev 露  27歳
  • Maria Mazo  独  32歳 女性
  • Nikolay Medvedev 露 
  • Ilya Rashkovskiy  露 30歳
  • Sergey Redkin  露 23歳
  • Reed Tetzloff  米  23歳
  • Mikhail Turpanov 露 26歳

女性は2名だけですね。
ロシアの女性が1人も残らなかったとは、びっくり。
「国際」ピアノコンクールと名を冠している以上、
これ以上ロシア勢を残すわけにはいかなかったのかなあ
……なんて、勘ぐりたくなったり。

ネット中継、今のところ大変快調です。
これから2次、最終となると、ネット状況も厳しくなるでしょうか。
なんと、もう本日の13時(日本時間19時)から
第2次予選開始です!
第15回チャイコフスキー国際コンクールWebcasts

第2次予選は25日まで。
上記12名から、最終予選に進む6名が選出されます。
さて、どうなるでしょうか。

2015年6月16日 (火)

チャイコン2015

チャイコフスキー国際コンクール、始まりました。
会場モスクワとの時差6時間。
ピアノ部門の開始は、現地時間・本日13時から。
LIVEにてただいま視聴中です。

個人的には、Sergey Redkin君の
ベートーヴェンソナタ30番にしびれました。
音が実に美しくて。

ロシア勢、お見事な演奏ぶりです。
先日ちらりと視聴したショパコン予備予選とは段違い。
もちろん、本番の一次予選と、その前の予備予選では
まずもってレベルが違って当然ではあるのでしょうが。

日本勢はほぼ姿を消してしまって、
一次予選にのこったのは女性1名のみ。

まずい。
私、ますます寝不足になるかも?