無料ブログはココログ

PIOの新ブログ

« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »

2015年12月

2015年12月31日 (木)

大晦日の調理パン

大晦日。
おせち手伝いに3人分の昼食持参ということになり、
せっかくだから、と手作り調理パン。
酒粕入りのパン生地に、
ハム&チーズ入りの細長いもの、
昨晩残った肉味噌と蒸かしポテト入りの丸いもの。

我が家の朝食としても済ませたところで、
残りを持って、いざ出発です。

2015年12月30日 (水)

2015年に弾いた曲

恒例の「おせち助っ人」業(→2011年1月)、

もうおせち作りから引退するという義母の意向で、
今年は免除の予定でしたが、さきほど義母から電話が入り、
「やっぱりお願い!」とのこと。
明日は義母宅にて、野菜の皮むき&刻みに徹することになりそう。

…ということで、本日のうちに今年の総括をば。
はい、今年弾いた(&練習中の)曲目です。

2015年
<ピアノソロ>
cloverシューマン=リスト  献呈
noteピアソラ ブエノスアイレスの冬
       天使の死 (ともにピアノ用編曲バージョン)
cloverショパン ノクターン第13番 ハ短調 Op.48-1
・スクリャービン 練習曲 嬰へ長調 Op.42-4
・クライスラー 美しきロスマリン (ピアノ用編曲バージョン)

<アンサンブル>
フルート&ピアノ
noteイム・セリョン 韓国ドラマ「イサン」より 約束

チェロ&ピアノ
・ピアソラ  アヴェ・マリア
        ル・グランタンゴ

<連弾>
・映画「ピノキオ」より 星に願いを

**********************

cloverは、公開レッスンの場で、受講曲として、
noteは、発表会、仲間とのコンサートの場で、
人前で弾いた曲です。

今年は、公開レッスンというものを初めて経験しました。
大変勉強になった上に、お知り合いも増えて嬉しい体験となりました。

チェロのアンサンブルは、
30数年ぶり(!)に再会した友人から楽譜を手渡されて
ただいま譜読みを始めたところ。
合わせるのは来年以降の課題です。新境地開拓となるかな?

そして、私にとっての今年最大のニュースとなるのが
新たなピアノ君がやってきたことです(→2015年4月)。

来年もまた、進歩めざして努力したいと思います。

2015年12月29日 (火)

年末女子会ドライブ2015

12月27日(日)、
第九演奏会を楽しんだあとも、イベントが。

サントリーホール、裏手の車道で
友人の運転による車に拾ってもらって、なんだかお嬢気分♪
既に集合していた友人たち3人とともに年末ドライブへ~。

ここ数年、この時期になると、
ランチ会にクリスマス・ショッピング(→2012年
都庁の展望台に中華料理(→2013年
東京タワーのライトアップや汐留カレッタのイルミネーション(→2014年
と、仲良し同業者の女子会が恒例に。

今年は、麻布のナショナル・マーケットで
いろいろな品物を冷やかしつつ、ちょっとショッピングして、
(アーモンドの実を機械に投入、クリームにして購入…という初体験も!)
恵比寿あたりのイルミネーションを車窓から楽しみつつ、世田谷へ。

開店後間もないという、居心地の良い空間でタイ料理に舌鼓。
4人貸し切り状態で、楽しいディナーとなりました~。
その後、いつもフィニッシュを決めている喫茶店へと移動して
恒例のプレゼント交換。
なんとも楽しい一夜となり、
車で送っていただく途中で、日付が変わっていったのでした。

画像は、拾ってもらったサントリーホール裏道、
夜遅く語り合った喫茶店、
そして、買ったりいただいたりした品々。

今年最後のお楽しみも終わって、
あとは、そうです。大掃除!新年の支度!がんばります。

20151227_uramichi20151227_ange_220151229_003930794_ios_3

2015年12月28日 (月)

N響第九2015

N響第九 Special Concert

2015年12月27日(日)14時開演 16時終演
@サントリーホール

指揮:パーヴォ・ヤルヴィ  20151227suntry_2
NHK交響楽団

ヴァイオリン:篠崎史紀   
オルガン:山口綾規

ソプラノ:森 麻季
アルト:加納悦子
テノール:福井敬
バリトン:妻屋秀和

合唱:国立音楽大学  

<プログラム>

J.S.バッハ(ラフマニノフ編) ヴァイオリン&オルガン用編曲版
 無伴奏ヴァイオリン・パルティ―タ 第3番 ホ長調BWV1006
  ――ガヴォット

フランク   ヴァイオリン&オルガン用編曲版
 天使のパン

伝・ヴィターリ  ヴァイオリン・オルガン用編曲版  
 シャコンヌ ト短調

~休憩~

ベートーヴェン
 交響曲 第9番 ニ短調 作品125 「合唱つき」

**************

年末、今年最後の生コンサート、堪能いたしました。

パイプオルガンの響き、いいですねえ。
バイオリンとのアンサンブルって初めて聴きましたが、
空気を送ることによって音が(多少遅れて)出るオルガンを使い、
(オルガニストから見れば)はるか下方のステージ上に立つソリストを
モニターを通じて確認しながら合わせる、っていうのは
普通のアンサンブルとはまったく異なる演奏形態だなあ…
と感じました。

「息を合わせる」というより、「空気感を共有して響きを作る」ですね。
これって、実は、挑戦的なアンサンブルなのでは。
荘厳なオルガンの響きと、のびのあるヴァイオリンの音色、
30分間の楽しいリサイタル、といった雰囲気でした。

そして、そうです、第九です。
久々に生で聴きましたが、改めて、いい曲ですねえ。
N響の演奏、実に生き生きと響きました。
今年新たに就任された、ヤルヴィさんの力が大きいのでは…。
滑舌よく、推進力にあふれた演奏。
改めて、この曲の清新な魅力を感じました。
演奏後、拍手が鳴りやまなかったのも、むべなるかな。

そして、合唱、ソリスト、全員が楽譜を持たずして、
サントリーホールの舞台後ろ側の客席に整然と並んだ様子は圧巻。
のびのある歌声の見事さはもちろん、
演奏中も無駄な動きのまったくない、美しい立ち姿に見とれました。

素晴らしいコンサートで2015年を締めくくれて、幸せでございます。

2015年12月26日 (土)

『暴力の解剖学』

エイドリアン・レイン著 高橋洋・訳
『暴力の解剖学 神経犯罪学への招待』紀伊国屋書店2015

頁をめくると、まず目に入るのが、
ポジトロン断層法(PET)による、脳の活性化を示すカラー画像の群れ。
20151226book 「正常対照群」「殺人犯」といったキャプションとともに。

本書は、暴力事件を起こす要因として、
「脳」そのものの機能不全を考えるべし、とする論文です。
多くのデータがその論拠として挙げられています。

脳といっても、遺伝的にもって生まれたもの、先天的なもの
というだけではありません。
後天的にダメージを受けることもありますし、
「幼少期の共通の性質、成人後の多様性」というように、
その人の受けた教育、生き方によって差も生まれます。

でも、暴力犯罪を犯す人には、
脳に、ある共通の特徴が指摘できる、

自律神経系の異常により、反社会的衝動から逃れられない人々が存在する
それは事実だと納得しました。
衝動的で杜撰な罪を犯す、知能レベルの劣る殺人者もいれば、
「羊たちの沈黙」のレクター博士のような、優秀な脳を持つ殺人者もいて、
それはダメージを抱えた脳の部位が異なるゆえなのです。

こういった危険で特殊な脳が判別できるなら、
それを持つ者は幼少時から特定して、
犯罪を犯す前に、どこかに閉じ込めるべき?
筆者はこうした問いも投げかけます。
……まだ何も悪事を働いていない者に懲罰を下す、そんな世界は嫌でしょう、と。

提案されるのが、薬の投与や、外科的処置、環境の整備など。
事前に行う処置は、国家予算的にもプラスになると予測します。
なるほど。
バランスのとれた論考でした。

さて、「暴力」に特化されたこの論考ですが、
それとは逆の「無気力」「活性化拒否」というタイプも、
その特質は脳のありように帰せられるのでしょうか???
もちろん、こんな人にまで投薬、外科的処置、なんてやっていたら
それこそ、どこまでが個性だ!という話になるのでしょうね。

いろいろ考えさせられる本でした。

クリスマスケーキ2015

20151225_102625661_ios

例年どおりの濃厚チョコレート・ケーキ。
クリスマス当日の25日、製菓用品のお店へ行ってみたらば、
クリスマス用ケーキ用のデコレーションが大幅値引き中でした~。
ということで、ケーキの上に載っているツリー2種
(左はクッキーの緑アイシングかけ、右はホワイトチョコレート)
お店でゲットした出来合いのものです。

板チョコ2枚を溶かして使っているのですが、
薄くなって、手で割りやすくなりましたねえ。1枚50~52g。
数年前には板チョコ1枚で70g以上あったのに。。。(→

これ以上薄くなりませんように!

2015年12月25日 (金)

PCトラブル(2015年11~12月)

ここのところのトラブル総まとめです。

(1)エクスプローラの不具合(最新トラブル)

インターネットのブラウザではなく、ファイル保存等で使う
エクスプローラの不具合です。
なぜか、「新しいフォルダ」を作成しようとすると、
エクスプローラが「応答していません」になってしまう…

これは一昨日から現れた不具合で、
一度目はあきらめてシャットダウン。
20151222_215540906_ios

昨日、改めて起動して再挑戦したらば、
今度はブルースクリーンになって、タスクマネジャーも起動せず。
カーソルもマウスも、まったく反応しなくなり、泣く泣く強制終了。。。

その後、おそるおそる起動したところ、
「正しくシャットダウンしませんでした。再起動してください」
という画面になり、そこで再起動したら、その後大丈夫のようです。
その際、Windowsアップデートも始まったので、
不具合には、このアップデートが影響していたのかも。

念のため、「フォルダ作成不能」でググった結果、
「シャットダウン設定」の「高速スタートアップ有効」のチェックを外すと効果あり、
という記事を見つけたので、これを実行してみました。
今のところ、うまく動いているようです。これで一安心といくかなあ。

(2)Chromeが反応せず、立ち上がらない不具合

数週間前に発生。
突然、Chromeうんともすんともいわなくなりました。
立ち上がる気配もなし。

これは、インターネットバンキング・ウイルス対策ソフトの影響
とわかり(「ラポート」のアップデート直後にこの現象が発生)、
当該ソフトを削除することで解決。
Chromeには対応していない!と宣言しちゃってるソフトでした。
ウイルス対策ソフトは、これ以外にもきちんと入れているから
大丈夫にちがいない…と踏んでます。
最近はネットバンキングもほぼしていないし…。

(3)ちゃんとシャットダウンしない不具合

「シャットダウンしています」という表示のまま、
わっかがグルグル回るばかりで、それから先に進まない、という現象。
これは(2)の解決と同時に消滅したようなので、
(2)と同様にウイルス対策ソフトの影響だったのかもしれません。

************
それにしても、この6月に買ったばかりのデスクトップ、
たった半年で、こうもトラブルが続くのはどういうことでしょうか?
ここ数年、PC運がないなあ。。。。crying

2015年12月24日 (木)

もうひとつのショパンコンクール~ピアノ調律師たちの闘い~

BS1スペシャル
「もうひとつのショパンコンクール~ピアノ調律師たちの闘い~」

12月23日(水)午後9時00分~午後10時50分
1月3日(日)午後7時00分〜 [BS1]で再放送

見ごたえのある番組でした。
ショパコンで活躍した調律師のほとんどが日本人だったとは。
ヤマハ、カワイのみならず。素晴らしい!

まず、ファツィオリ
歴史が30年ほどの新興メーカーだとは知りませんでした。
去年のルービンシュタイン・コンクールで注目し、
”豊潤爆音系”の音色で、大音量のオーケストラにも負けない音量
という印象だったのですが(→
今回は、「ショパンに合った柔らかい音色」で調整した結果、
だれにも選ばれない?……という危機に直面。
弾き手から「響きが悪い」「音色がクリアでない」といった感想を得て、
ピアノ選定期間中に、なんと「アクション総入れ替え」を敢行。
一人のコンテスタントから選定され、その彼女ティアン・ルーのために
渾身の調律を行う様子が描かれました。

次に、カワイ
1980年代から、コンテスタントのために「憩いの場」を提供し、
他社のピアノを選んだ若者をも支えていたとのこと。
今回も、調律師がコンテスタントを支える様子が描かれました。
途中で他社に乗り換えた演奏者から、演奏後まず感想を求められたり、
多くのコンクールでカワイを選び続けている有力コンテスタントを
親代わりのように支えたりするのは、
カワイの調律師さん。なるほど~。そういう人間関係が。

そして、ヤマハ
コンクール開催中、
コンテスタント全員の部屋にヤマハの電子ピアノを設置して
貸し出していたというのには驚きました。

今回、第1次予選から最も多くの人に選ばれ、
ファイナルに進んだ10名中7名がヤマハの選定者とあって、
「ヤマハ一人勝ち!」と思いきや、
ファイナルの協奏曲ではスタインウエイに乗り換える人が出て、
結局、ヤマハ5人、スタインウエイ5人の五分に。
ファイナルでは、
アジア系の大半(5名中4名)がスタインウエイで演奏した
(逆に、白人系5人はポーランドのシモン以外の4名がヤマハを選択)
というのは、なんだか不思議な感じがします。

番組では、ヤマハから優勝者を出すのが悲願!という論調でしたが、
前回2010年優勝のアヴデーエヴァが、ヤマハで演奏していたのでは?
私は彼女の存在こそが、ヤマハ躍進の原動力かと思っていました。
それとも、やはり彼女もファイナルでは乗り換えていたのでしたっけ?

20151223_232000465_ios 20151224_000600546_ios 20151223_232858667_ios

2015年12月23日 (水)

第21回江副記念財団リクルートスカラシップコンサート

第21回江副記念財団リクルートスカラシップコンサート

2015年12月23日(水)13:00開演 17:20終演
@紀尾井ホール

<プログラム>

第1部  

  • 北村朋幹/ピアノ    ベートーヴェン:6つのバガテルOp.126
  • 二瓶真悠/ヴァイオリン リヒャルト・シュトラウス:ヴァイオリン・ソナタ変ホ長調Op.18
     第1楽章 <ピアノ 大伏啓太> 
  • 阪田知樹/ピアノ バルトーク:3つのチーク県の民謡Sz.35a/BB 45b
     バルトーク:ピアノ・ソナタ Sz.80 / BB 88
  • 黒川 侑/ヴァイオリン ドビュッシー:ヴァイオリン・ソナタ
     <ピアノ 北村朋幹>
第2部   
  • 山根一仁/ヴァイオリン ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第2番Op.12-2 A-dur
     <ピアノ 北村朋幹>
  • 桑原志織/ピアノ バッハ=ブゾーニ:シャコンヌ
  • 城戸カレン/ヴァイオリン シューベルト:華麗なるロンド ロ短調 D895
     <ピアノ 北村朋幹>
  • 岡本侑也/チェロ ドビュッシー:チェロ・ソナタ ニ短調
     ロストロポーヴィチ:ユーモレスク Op.5
     <ピアノ 阪田知樹>
第3部 
  • 上野通明/チェロ ベートーヴェン:チェロ・ソナタ第4番 ハ長調 Op.102/1
     <ピアノ 北村朋幹>
  • 弓 新 /ヴァイオリン サン=サーンス:ヴァイオリン・ソナタ第1番 Op.75
     <ピアノ 阪田知樹>
  • 坪井夏美/ヴァイオリン ショーソン:試曲
     <ピアノ 阪田知樹>
  • 高木竜馬/ピアノ ショパン:幻想即興曲 嬰ハ短調
     ラフマニノフ(編曲:江口玲):
     「パガニーニの主題による狂詩曲」より第18変奏曲
     バラキレフ:東洋風幻想曲「イスラメイ」

*******************************

なんと、出演者12名による、全4時間半に及ぶ大コンサート。
みな、素晴らしく完成度の高い、深みのある演奏でした。
特に、ピアノの北村君、阪田君の大活躍ぶりに拍手喝采!

江副育英会のコンサート、実は9年前(!)の2006年にも行っていました。
このとき出演の北村君は当時15歳、高木君は14歳。(→
二人とも見事な成長、進歩、進化ぶりで、感動してしまいました。

最後には、出演者オールキャストでステージ上に登場、
その後はロビーに勢ぞろいしていましたが、
才能あふれる若者たち、いいですねえ。雰囲気も表情も素敵です。

江副財団、すばらしい。
よくぞ、こうした逸材たちに奨学金を支給してくださいました。
あっぱれです。

画像は、本日のプログラムの表紙と、
紀尾井ホール正面、ホテルニューオータニのイルミネーション。
ちょっと早めの自分へのクリスマスプレゼントのひとときでした。

20151223_130202556_ios  20151223_082005302_ios

2015年12月20日 (日)

クローズド・コンサート

小規模のクローズド・コンサートを堪能しました。
ヤマハの古いアップライトピアノでも、
実に幅広い音量と音色が出せるものだ…と、びっくりしました。

ピアノ独奏は、
ラフマニノフの「鐘」、そして
アンコールとして
ショパンのノクターン遺作

ピアニストの川田健太郎さんが、ロシア留学中に聴いていた
複数の鐘が同時に鳴る”壮大な音色”を表現するために
ペダルを踏みっぱなしにしてみます、とのお話しでしたが、
ピアノのちょっと怪しげな音程を目くらましする効果もあったような。
アップライトの限界に挑戦!とでもいうような
渾身の演奏でしたが、それでも音が割れないのはさすが。

ヴァイオリン(by内山ふみさん)とピアノのアンサンブル、
スペースの関係で、
ヴァイオリニストに背を向けてのピアノ演奏なのに
ぴったり息が合っていることにもびっくり。

まさに「目の前」で演奏していただいて、
音色とともに体の動きや息遣いまで身近に感じられたのも、
得難い経験でございました。

20151219_1  20151219_2

2015年12月19日 (土)

『まるで天使のような』

20151219 マーガレット・ミラー著 黒原敏行訳
『まるで天使のような』 創元推理文庫 2015

文庫本の刊行は最近ですが、
原著"How Like an Angel"が発表されたのは1962年。
この時点で、
何やら胡散臭い新興宗教の匂いの団体が<塔>で生活する
…という舞台設定がなされていることに、ちょっとびっくり。

主人公は、賭博ですっからかんになってしまった
アマチュア・ギャンブラー、賭博場の元保安官、クイン。

彼が止むに止まれず、助けを求めて入り込んだのが<塔>。
そこで暮らす「救済の祝福の修道女」から人探しの依頼を受けて、
探偵免許も持つクインが真相解明に乗り出す…
という筋書きです。

修道女との関係も不明なまま、調査対象として依頼された人物
「オゴーマン」は、結局、謎の死を遂げたとされていることが判明。
オゴーマンが暮らしていた田舎町・チコーテを歩き回り、
住民に話を聞き、調査を開始するクイン。
<塔>に戻って調査結果を知らせようとすると、そこでもまた事件が…。

ストーリーの展開、語り口は淡々としていて、
「血沸き肉躍る」スピード感は全くないのですが、
実際には、そこここで真相に結びつく新事実の種あかしがなされている
という仕掛けになっています。
でも、最後のどんでん返しまで予想できる人は、あまりいないのでは…。

最後の一行まで読んで、ううむと唸らされ、
もう一遍読み返さなくては…と思わせられるような本でした。

ご都合主義のトリック、タネではありません。
「いい人」に見える人物が実は…という怖さはとても現実的。
この小説、地味に見えて、実はとっても深い本なのでは…。

2015年12月17日 (木)

Googleとベートーヴェン

今日のグーグルにビックリ。
ベートーヴェンの記念日ということで、
楽譜のパズルが出てきました。
交響曲5番、エリーゼのために、月光ソナタ、交響曲9番。
グーグル、なかなか洒落た真似をしますね~。

20151217_203727_2

2015年12月15日 (火)

『ナディア・ブーランジェ』

ジェローム・スピケ著(大西穣 訳)
     『ナディア・ブーランジェ』 彩流社 2015

20151215book  ナディア・ブーランジェという名前、
 不勉強にして、まったく知りませんでした。

 1887年~1979年の人生、
 長きにわたって、主にフランスとアメリカで
 音楽教育の先頭に立ち、
 多くの音楽家、演奏家を育てあげるとともに、
 自ら作曲し、ピアノ、オルガンの演奏をし、
 さまざまなコンサートを企画・運営し、
 英国のロイヤル・フィルハーモニック交響楽団、
 米国のボストン交響楽団などを指揮した初めての女性。

 ストラヴィンスキー、ラヴェル、フォーレ、プーランク
といった作曲家と直接交流を持った様子、
ピアニストのディヌ・リパッティ等の著名な演奏家や
若い生徒たちに慕われている様子などが、
豊富な写真と、肉筆の手紙の画像とともに語られます。

原著は1987年に書かれています。
その前書きに「フランス国立図書館に預けられた書類は2009年まで未公開だが、それが入手可能になれば、詳細は日の目を見ることになるだろう」とありますが、
本書に掲載されている写真が、2009年以降になって公開されたものでしょうか。

印象に残ったのは、
クラシックの素養が欠けていると自覚して、
教えを乞いにアルゼンチンからやってきたピアソラへの対応。
はじめはタンゴ演奏を拒否したピアソラに、
タンゴでどのようなことができるか見せてほしいと熱心に食い下がり、
その演奏を聴いたブーランジェは

「これこそあなたの分野です。交響曲などやめて、タンゴにあなたの力を注ぎなさい」

と告げたといいます。
同じようにやってきた、ガーシュインに対する助言も見事なもの。

表紙の写真、
なんとなく、私が子供のころ読んだ伝記のキュリー夫人に似ているかも…
と思ったのですが、やはり母はロシア人。
ポーランドに生まれ、フランスに移住したマリー・キュリーに似ているのも
不思議ではないのかもしれません。

本書、興味深いエピソード、豊富な写真などの力もあって、
伝記にありがちな読みにくさは感じませんでした。


2015年12月13日 (日)

名残の公孫樹2015

ご近所の公孫樹(イチョウ)並木の紅葉も、そろそろ終わり。
今日通りかかったときには、
葉っぱもかなり落ちてしまっていました。

名残惜しさに、
3日ほど前に撮った写真をアップしておきます。
いよいよ冬本番に向かうのですね。
年末です。。。

20151210_0120151210_02_2  20151210_03_2

2015年12月12日 (土)

表参道イルミネーション

所用により表参道へ。
そうでした。イルミネーションの季節なのでした。

2015年12月11日 (金)

浅草で落語鑑賞

落語の高座を常設している喫茶店にて、
知り合いの方々が落語を披露される会が催されるということで、
行ってまいりました。
場所は、浅草。何十年ぶり??と言いたくなるほど久しぶり。

朝は稀にみるほどの大雨土砂降りだったものが、
昼前から嘘のように晴れ渡り、むわっと気温が上がったかと思えば
夕刻にはまた雨がパラパラ……と、せわしない空模様。

私個人としても午前、午後と場所を移動してのお仕事掛け持ち日に
最後のパワーを振り絞って浅草までまた移動……といった具合でしたが
行った価値がありました!
アマチュアの方々とはいえ、観客を惹きつける力、お見事でした。
6名の方々の噺、小唄を聞いて、
演じ手の個性を生かす演目を選ばれていることもわかりました。

声が朗々と通る方、
しっとりとした情緒的な物言いがお得意な方、
ジェスチャー、演技がお上手な方、……それぞれ楽しく拝見しました。
男性3名、女性3名、
お仕事リタイア後の方々だけでなく、現役社会人の方も。
精力的に、楽し気に活動されているご様子。

寄席の観客席でぎゅうぎゅう詰めで拝聴するより、
ゆったり軽食をつまみながら、喫茶店で噺が聴けるのも粋な気分でした。

20151211_01 20151211_08 20151211_06

2015年12月10日 (木)

6:28〜6:30amの朝焼け

清々しい朝です。
雲が茜色に染まっていきます。




2015年12月 9日 (水)

6:50amの空

日の出が遅くなりました。
そして、さすが12月。冷え込んでます。
よい1日となりますように。

2015年12月 6日 (日)

浜コン2015 表彰式

浜松国際ピアノコンクール、結果発表されました。

note1位 No.15 アレクサンデル ガジェヴAlexander GADJIEV 
    (合わせて、聴衆賞も受賞)

note2位 No.40 ロマーン ロパティンスキ―Roman LOPATYNSKYI ウクライナ

note3位 No.17 ダニエル シュー Daniel HSU 米 
 No.45 アレクセイ メリニコフ Alexei MELNIKOV 露 
 No.50 アレクシーア ムーサ Alexia MOUZA ギリシャ/ベネズエラ

note4位 No.47 フロリアン ミトレア Florian MITREA ルーマニア
    (合わせて、室内楽賞も受賞)

*********************

審査発表、1時間ぐらい遅れました。
決まらなくて、投票に投票を重ねたのだそうです。
ショパコンは、点数をつけて順位を出し、最後は協議とのことでしたが、
浜コンは、「Yes」「No」をつけるだけで、協議なしの投票で決めるのだとか。

レベルが高かった、という講評を象徴して、
5位、6位なしです。
そういえば、チャイコンもそうでした。
今年は、ピアノコンクールの当たり年でしたが、
チャイコン、浜コン、ほんと、甲乙つけがたいレベルの高さでした。

優勝者のファイナル曲目、
3年前と同じ、プロコフィエフ3番です。
3年前は、ラシュコフスキー君が1人圧巻の演奏でしたけれども(→)、
今年は、どうだったのでしょうか。
ガジェヴ君、VODで聴くと、
オケを置いてピアノだけ疾走した箇所にも気づきましたが、
確かに吸引力、熱気は素晴らしかったです。

協奏曲は、ピアノを豊かに鳴らすことができるかどうかが肝ですね。
ガジェヴ君は、私にとって第1次予選からの注目株でした(→)から、
優勝&聴衆賞も納得です。

2位のロバティンスキー君は聴けませんでした。
予選でも、あまり聴いていなくてコメントできず。。。

3位の3人は、それぞれ個性的で甲乙つけがたい、に同感!
4位のミトレアさんは、2次、3次と、素敵だな~と思っていました。
室内楽賞も納得。これは満場一致での決定だったそうです。

表彰式で印象的だったのは、
コンテスタント6人が、とっても仲がよさそうだったこと。
ファイナリストには残らなかったけれど、表彰式で登壇した

noteイーゴリ・アンドレエフ君(日本人作品最優秀演奏賞)
note三浦 謙司君(奨励賞)

の二人も、とても嬉しそうにファイナリストたちと語らっていました。
才能ある若者たちの、しなやかで闊達な交流、
見ているだけでも、こちらまで幸せな気分になります。

ということで、
祝祭の2週間が終わりました。
コンクール三昧だった2015年も、もうすぐ終わってしまいますね。
感慨深いです……。

浜コン2015 演奏ウェブ配信のこと

昨日のファイナル1日目、
演奏後の会場の反応を見ると、
メリニコフ君のときは、割と静かな感じで、
シュー君、ガジェヴ君では会場がわーっと盛り上がっている様子。
ううむ。
ネット視聴と、実際の会場とでは、音の聴こえ方が違うのでしょうか。

LIVE配信は、ステージ上ピアノ横のマイクで音を拾っているとのこと。
確かに、会場での聴こえ方とは違うのかもしれませんねえ。

VOD(Video On Demand)動画は、上記と同じもののほかにもう一つ
特別配信「ハイレゾ」というのがあって、
「通常の動画配信の音源(ピアノ横での収録)とは別に、
審査委員席で聞こえる音を、超高音質のハイレゾリューション音源で収録」
した音声のみの配信となっています。
このハイレゾって、まだ聴いたことがないのですが、
審査委員席の音がどう聴こえるか、聴いてみてもおもしろいかも。
堪能するには、ハイレゾ用の機器が必要なのかもしれませんが、
音源自体が違うとのことですから。。。

浜コン、いろいろ考えているんですね。
ありがたい!

通常のVOD配信期間は2016年1月31日まで。
ハイレゾ特別配信は、コンクール最終日の12月8日までとのこと。
わ!ハイレゾ聴くなら、今のうちです。

浜コン2015 動画VOD配信

(追記:iPhoneでは、ハイレゾは再生できないようです。
ううむ。これでは、聴く時間は確保できないなあ。。。)

2015年12月 5日 (土)

浜コン2015 ファイナル(1)

ファイナルの協奏曲、既にアーカイブされていてビックリ!
素晴らしい!

私的には、
第一演奏者のメリニコフ君のをライブで聴いて、
美しいラフマニノフ3番に痺れてしまったので、
これでもう、しあわせになってしまいました。
彼は、演奏する姿も凛としていて美しいと思います。
シュー君も、ガジェヴ君も、
一部を聴いただけですが、魅力たっぷり。
いやはや、まったくもって、レベルの高さに脱帽です。。。

2015年12月 4日 (金)

三井家伝世の至宝

昨日、仕事帰りに、三井記念美術館に行ってきました。
はじめてです。
三井文庫開設50周年、三井記念美術館会館10周年記念特別展Ⅱ
三井家伝世の至宝

国宝、重要文化財、オンパレード!
今は国の機関所蔵で、「旧三井家蔵」というのが多いですけれど、
それにしても!です。
いやあ、三井財閥って、すごいのね!と改めて実感。
茶道具、絵画、書跡、能面、刀剣、などなど盛りだくさんでしたが、
個人的には、
平安時代の写本などの現物がここにある!ということに感激。
  • 「古今和歌集」(元永本)の本物、【国宝】
  • 藤原定家自筆の「熊野御幸記」【国宝】
  • 「伝小野道風」「伝紀貫之」の継色紙、 等々
草書のかな文字が、ほぼ読めなくなっていることに、
やっぱりなあ…と納得しつつも、ちょっとショックだったりもして。
(一応、学部の卒論は平安和歌がテーマだったのでした…遠い目…)

でも、見に行ってよかったです!
おすすめです。すいています。日本人の誇りを感じます!
日本橋近辺を一人つらつらお散歩してみたのも、楽しかったです。

20151203_080255466_ios 20151203_051835533_ios20151203_043011082_ios

2015年12月 2日 (水)

浜コン2015 本選進出者発表

本選での演奏順、協奏曲の曲目とともに書いておきます。
日中韓、いなくなりました。(最年少、米国のシュー君のみアジア系)
欧州…特に東欧が残っています。
ファイナル曲目、ロシアの作曲家による協奏曲オンパレードです。



note12月5日(土)18:00
No.45 アレクセイ メリニコフ Alexei MELNIKOV 
S. ラフマニノフ /
協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30

note12月5日(土)19:05
No.17 ダニエル シュー Daniel HSU 
S. ラフマニノフ /
協奏曲 第2番 ハ短調 Op.18

note12月5日(土)20:00
No.15 アレクサンデル ガジェヴAlexander GADJIEV 
S. プロコフィエフ /
協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26


notes12月6日(日)14:00
No.50 アレクシーア ムーサ Alexia MOUZA ギリシャ/ベネズエラ
P. チャイコフスキー /
協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23

notes12月6日(日)15:00
No.47 フロリアン ミトレア Florian MITREA ルーマニア
S. プロコフィエフ /
協奏曲 第3番 ハ長調 Op.26

notes12月6日(日)15:55
No.40 ロマーン ロパティンスキ―Roman LOPATYNSKYI ウクライナ
S. ラフマニノフ /
協奏曲 第3番 ニ短調 Op.30

浜コン2015 第3次予選(2)

今日は移動中にスマホで、帰宅後にPCで、
例のごとく中抜けしながら視聴。

  • No.47 フロリアン ミトレア Florian MITREA ルーマニア

    W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
    F. シューベルト /ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D.784
    S. プロコフィエフ /ピアノ・ソナタ 第6番 イ長調 Op.82

  • No.70 イリヤ シムクレル Ilya SHMUKLER 

    W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478

    R. シューマン /幻想小曲集 Op.12
    W. A. モーツァルト /アレグロ 変ロ長調 K.400
    A. スクリャービン /ピアノ・ソナタ 第3番 嬰へ短調 Op.23
  • No.40 ロマーン ロパティンスキ―Roman LOPATYNSKYI ウクライナ

    W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478

    F. シューベルト /ピアノ・ソナタ 第14番 イ短調 D.784
    I. ストラヴィンスキー /「ペトルーシュカ」からの3つの断章

ミトレアさん、
室内楽第2番の演奏として昨日のお二人より良かったように感じました。
ただ、第2次予選でも思ったのですが、
彼は演奏時間が制限時間に収まっていないのでは……。

シムクレルさん、
第2次か第1次か忘れましたが、アーカイブで聴いた演奏に比べ
今日はちょっと固かったかもしれません。

ロバティンスキーさん、
聞き手の側が疲れちゃって、よくわからず。。。
sweat01

しかし、「自由曲のリサイタル」という選び放題のプログラムなのに、
曲目がコンテスタント間で随分重なってますねえ。
この3人の中でも、シューベルトのソナタが被ってますし、
ストラビンスキーのペトルーシュカは昨日も二人いました。
コンクールである以上、テクニックも音量も「あるぞ!出せるぞ!」と
見せつける必要があるんでしょうけれど、
いやはや、聴くのも大変な曲が多くて、私のキャパを超えてます。

今晩、もうファイナル進出者が発表なんですね。
わたくし、予想を出すのもギブアップです。

2015年12月 1日 (火)

浜コン2015 第3次予選(1)

今日はライブで、ちょいちょい中抜けしながらでしたが
(リサイタル70分通して…というのは、なかなか難しいです)
3人の演奏を聴きました。

  • No.17 ダニエル シュー Daniel HSU 

    W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493
    F. シューベルト / 即興曲 ヘ短調 Op.142-1
    M. ムソルグスキー / 展覧会の絵

  • No.68 シェン ルゥ SHEN Lu 

     L. ベートーヴェン / アンダンテ・ファヴォリ ヘ長調 Wo057
     A. スクリャービン / ピアノ・ソナタ 第4番 嬰ヘ短調 Op.30
     S. ラフマニノフ / 絵画的練習曲集 Op.33
     J. シュトラウス/A. グリュンフェルド / ウィーンの夜会
      シュトラウスのワルツからの演奏会用パラフレーズ Op.56
     W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第2番 変ホ長調 K.493

  • No.48 三浦 謙司  MIURA Kenji 

     W. A. モーツァルト / ピアノ四重奏曲 第1番 ト短調 K.478
     J. S. バッハ/F. ブゾーニ / シャコンヌ ニ短調
     S. ラフマニノフ / 前奏曲 ニ長調 Op.23-4
     S. ラフマニノフ / 前奏曲 ト短調 Op.23-5
     S. ラフマニノフ / 前奏曲 ト長調 Op.32-5
     I. ストラヴィンスキー / 「ペトルーシュカ」からの3つの断章

モーツァルトの室内楽は、ラッキーなことに、3人とも聴けました。
その中では、三浦さんの演奏が素敵でした。
ピアノの音色が、弦と調和して心地よかったです。
ソロ演奏では、ラフマニノフの前奏曲ト短調にも痺れました。
彼は、音楽の全体像をくっきり描くのがうまいように感じます。

シュー君は、展覧会の絵のコケティッシュな部分が秀逸。
きらきら輝く音色との対比あればこそ、壮大な部分も生きていました。

ルゥさんは、最後のほうしか聴けなくてあまりコメントできませんが、
ウインナワルツを技巧的でお洒落に奏でるのは流石!と思いました。

***********

さて、1時間の休憩をはさんで、19:10に再開とのこと。
あと二人の演奏が予定されていますが、
LIVEで聴くのは、ちょっと無理かなあ。。。

« 2015年11月 | トップページ | 2016年1月 »