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2015年9月

2015年9月29日 (火)

『あの日、マーラーが』

藤谷 治 『あの日、マーラーが』 朝日新聞出版2015

2011年3月11日、震災の日の夜、20150929book_2
予定どおりコンサートを開催した新世界交響楽団。
会場は東京・錦糸町の錦糸ホール。

その団員、聴衆の中の数名について、
あの状況の中、会場に足を運んだ経緯、
演奏中、演奏後の行動、心の動きが描写されます。

仮名の設定が、
新日本フィル@すみだトリフォニー
を指すこと、あまりにも明白。
でも、だからこその現実感がありました。

非常に淡白な筆の運びです。
全編を通じて、鎮魂の通奏低音が流れているような。
大きな盛り上がりがあるわけではないのですが、
あの日、7時間歩きとおして帰宅した私自身の経験も思い出され、
共感を持って読めました。

演奏後、それぞれに小さな希望が持てそうなエンディングで、
ほっとさせられます。
疲れた日に軽く読むにはいい佳作、といったところ。

2015年9月27日 (日)

アンリ・バルダ ピアノリサイタル2015

ひまわりの郷 コンサート・シリーズ 2015秋
アンリ・バルダ ピアノ・リサイタル

2015年9月27日(日)14:00開演 16:00終演
横浜市港南区民文化センター「ひまわりの郷」ホール

<プログラム>

ブラームス  3つの間奏曲 Op.117

                   2つのラプソディー Op.79

         6つの小品 Op.118
                         Intermezzo, Intermezzo, Ballade, Intermezzo,
                         Romance, Intermezzo

ラヴェル   夜のガスパール
           Ondine,  Le gibet,  Scarbo

ショパン   即興曲 第1番 変イ長調 Op.29
                 ワルツ 第12番 ヘ短調 Op.70-2
                 マズルカ 第34番 ハ長調 Op.56-2 
                               第38番 嬰ヘ短調 Op.59-3
                               第26番 嬰ハ短調 Op.41-1
                               第40番 ヘ短調 Op.63-2
                               第41番 嬰ハ短調 Op.63-3
                 ワルツ 第8番 変イ長調 Op.64-3
                            第5番 変イ長調 Op.42

(アンコール)
ショパン  2つのノクターンより 第16番 Op.55-2
                                            第15番Op.55-1

*************************

私にとって、どうしても聴きたいピアニストの一人、アンリ・バルダ氏。
(→2012年8月  2014年11月
やっとその日が到来です。

で、……はい、ノックアウトされました。
びっくり仰天いたしました。

まず、ブラームスの暖かさに唖然。
包容力豊かな、どっしり響く暖かい音色。
これまで、何度となく耳にした
下手をするとヒステリックに響くような演奏とは別物でした。
ああ、ずっと聴いていたい、と思わせるブラームス。
厚みがあるのに重すぎない、朗々と響くのにうるさくない演奏。

冒頭の間奏曲は、当日になってプログラムに加えられたもの。
このあと、一度袖へ戻られましたが、
ラプソディーの後は、そのまま椅子に座りなおして即、次の演奏開始。
6つの小品は、
ほんとうに、6曲続けて一つの世界なんだなあ、と納得です。
一つの世界を構築してしまう、その力に脱帽でした。

前半を終えて、これだけで満足…なんて思っていたのですが、
休憩後は、さらに驚愕の世界が待っていました。

ラヴェル。
打って変わって、切れ味鋭い音色にまず仰天。
えっ?同じピアノなのにっ?
「絞首台」。
同じ鍵盤が、打鍵ごとに魔術のごとく音色を変えます。
「スカルボ」。
すごいスピード、もつれもせずに、刃先がぎらつく音色で疾走します。
ええと、70代も後半でいらっしゃるはずなのですが…絶句。

ショパン。すべての曲が続けて演奏され、
今度は、会場が、自由奔放なサロンのムードに一変。
そうか、「即興曲」って、そういう雰囲気であるべきですよね。確かに。
「即興」って言うんですからね。
高速でくるくるとお洒落に躍り、時折の「溜め」に色気漂うワルツ、
変幻自在に色合いを変えていくマズルカ、
バルダ氏以外には、ぜったい真似できないでしょう!
と思わせるものでした。
未だに興奮冷めやらぬわたくし。

バルダ氏、
舞台上での足取りも軽やかに、
カーテンコールでは、小走りもされたりして、
本当にお元気そうで、安心いたしました。
今後も末永くステージ活動なさいますように!祈!

2015年9月23日 (水)

持つべきものは友達なり

本日、祝日返上でお仕事だったのですが、
友人たちから、職場近くまで遊びに来ているよ~
という連絡を受け、ガッツで仕事を片付けた後、合流。

スマホで連絡とりあって、
無事に車で拾ってもらって、るんるんとランチへGO~car

いろいろ美味しいお店も教えてもらって、
和菓子、有機野菜、新鮮お魚、と次々ゲット。
例のごとく、おしゃべりに花を咲かせすぎてしまい、
帰宅がちょいと遅れましたが、豪華な夕食となって家族も大満足でした。

ほんと、持つべきものは良き友人でございます。

20150923_

2015年9月22日 (火)

『永遠のピアノ』音楽と精神世界

20150920 シュ・シャオメイの自伝『永遠のピアノ』より抜き書きします。

pp.304-307

バッハの音楽にはめったに休止がない。
……
決して劇的になったり、調和を乱したりすることもなく、
途切れずになめらかなのだ。
同時に『ゴルトベルク』は、音楽の水平的な進行が
低音部の持つ脈動によって支えられる……
『ゴルトベルク』では、低音部が生命を醸し出しているのだ!

さらに私は、そこに中国文化の精髄を発見し、驚いた。
まるでバッハが、中国の偉大な賢人の生まれ変わりにように思えた。

バッハにおける対位法で交錯する旋律は、
私に書の世界を思い起こさせる。
典型的な中国芸術で、何よりもまず呼吸と瞑想の業だ。

ピアノを練習しながら、私は中国の書の大家たちのことを思った。
山に隠棲し、目を凝らし、瞑想する。
それ以外は何もせず、そしてある日、機が熟したと感じるのだ。

……

頭の中で、彼らと同じように山に引きこもることを想像することで、
長い間探し求めていたものに到達できた。
それは作曲家の背後に消えるということだ――自分は存在しないかのように。
だから作曲家と音楽の間に自分の意思を介在させることはなくなる。
作曲家の素晴らしい天分をのみ、表すことができるのだ。


p.334
(弱気になり、リサイタルをキャンセルしようとする筆者に、友人が)

「私たちは二人ともキリスト教徒ではない。しかし言えることは、
君が演奏すると、神聖な感情が会場を満たすんだ。
観客はコンサートが終わった後もそこにいる。
そこから出ていくことができないんだ。」


p.375
時と共に、私はますます自らの傍らにバッハと老子の存在を感じる。
彼らは、過去の試練を乗り越えるのを助けてくれたし、
これから待ち受けているであろう困難に立ち向かう助けにもなってくれるだろう。

2015年9月21日 (月)

『永遠のピアノ』後半

20150919_2 シュ・シャオメイ
『永遠のピアノ ~毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ
     ある女性の壮絶な運命~』
芸術新聞社2015

後半は、西側へ渡ってからの日々。

5年を過ごした再教育収容所を出て北京に戻り、
音楽学院への入学(合格者4名!)を果たした彼女は、
「西洋の優れた先生のもとで勉強したい」
という夢を諦めきれず、東奔西走した末にビザを取得。
香港を経て(渡航費を稼いだ後)、アメリカへ渡ります。
渡米後になめた辛酸も、淡々と描かれます。
アメリカ大衆文化に対する舌鋒も鋭く、読みながら思わずニヤリとする箇所も。

ボストンのニューイングランド音楽院を卒業し、
レストランのピアノ弾きを経て、音楽学校の教授に任命されるものの
ビザの問題が浮上。中国への帰国を言い渡されます。
これまで自力で困難辛苦を乗り越えてきた彼女ですが、
このとき彼女を救ったのは、周囲の人々。みなが結託して
レストランオーナーと彼女の偽装結婚を実現させてしまうのです。

しかし、アメリカ文化にはどうしても馴染めないと感じた彼女は
周囲の反対を押し切って渡仏。

エコール・ノルマル音楽院に入り、ポーランド・ツアーも成功させ
すべてがうまく回り出したところで、またもやビザ問題が。
中国ではなくアメリカのパスポートで仏国籍申請をと、
アメリカへと逆戻りして1年半を過ごすことに。

次から次へと現れる壁。
それを一つ一つ、諦めることなく乗り越えていく姿勢に脱帽です。

その後、現在の地位を得るまでのことは省きますが、
印象深かったのは、中国哲学と、西欧音楽との関わりです。
これについては、また改めて。

2015年9月20日 (日)

『永遠のピアノ』前半

20150919 シュ・シャオメイ
『永遠のピアノ ~毛沢東の収容所からバッハの演奏家へ
     ある女性の壮絶な運命~』
芸術新聞社2015

シュ・シャオメイといえば、
私が聴いた演奏家の中で、最も鮮烈な印象を残した人。
(→2008年5月 熱狂の日

これは読まねば!と、手に取りました。
圧巻でした。

まず、前半部。
これまで、いろいろ読んでみながらもわからずにいた
文化大革命というもののの姿、
今回、はじめて、すとんと腑に落ちました。

まさに壮絶な体験を、
お涙頂戴でも、何者かへの非難糾弾でも、自己卑下でもなく
見事にクリアに切り取り、描き切る手腕、
只者ではないと思います。

彼女は、政府に虐げられ、権力に屈した弱者ではありません。

若い音大生(そうなるまでの道程も波乱万丈ですが…)の彼女は毛沢東に熱狂し、
「人と会い、そして革命の炎をかきたてる」ため
自ら進んで、政府お墨付きの「模範劇」伴奏譜を作り、
演奏者として地方巡業に励んでいたのです。

収容所、というのも、
「若い知識人」を送り込んだ「労働による再教育収容所」で、

当初は、新たな使命に意欲を燃やす若者も多かったと言います。
しかし、徐々に「再教育」とは名ばかりで、
愚民化を狙っていることが露呈されていきます。
虐げられた罪人というイメージだけではつかめない現実。
読んでいて辛い箇所がずいぶんありました。

驚いたのは、4番目の収容所、大監獄において、
音楽への渇望抑えきれず、画策の末に、
北京の家のアップライトピアノ(ピアノを所持し続けたこと自体、努力と工夫の賜物)
モンゴルとの国境近くの張家口まで運ばせしまったということ。
彼女の計画力、実行力、意志の力のすさまじさがわかります。

後半は、また改めて。

2015年9月19日 (土)

シベリウス生誕150年

Philharmonic Ensemble Orchestra
59th CONCERT
シベリウス生誕150年

2015年9月11日(土)18時開演 20時40分終演
東京芸術劇場

指揮:矢崎彦太郎
管弦楽:フィルハーモニックアンサンブル管弦楽団
ヴァイオリン:山根一仁

《プログラム》

シベリウス / 交響曲第7番 ハ長調 作品105

シベリウス / ヴァイオリン協奏曲 ニ短調 作品47

シベリウス / 交響曲第1番 ホ短調 作品39

*************

知人の計らいで招待券をゲットでき、ありがたく行ってまいりました。
留学生対象に用意された席を開放していただけた次第。
ということで、周囲を留学生に囲まれた3階席で鑑賞。

曲目の予習を怠り、
知っているのはヴァイオリン協奏曲のみ、
という私の個人的な事情のせいもあるかとは思いますが、
山根くんのヴァイオリンに
ひたすら感銘を受けました!というのが正直なところ。

3楽章の最後の音が消えていくその様子を
会場全体で緊張感高く、じっと見守ってから
うおおおっと拍手が沸き起こりました。
興奮のるつぼって、これですよね……という感じ。

通路を隔てて隣の席の留学生が、
感激して指笛を鳴らしてしまい、
会場の方に注意を受けていたほど。
つくづく感じたのは、

推進力の重要性

です。
山根くんの、ぐいぐい引っ張っていく力は見事でした。
リズム感、歌いあげる力、音のうねり、
さまざまな要素が絡み合い、相乗効果を上げてこそ、でしょうが、
推進力が音楽を生かすのですね。

そんな疾走感たっぷりの演奏後、
鳴りやまぬ拍手に応えてのアンコール、バッハ(たぶん)の曲も
しっとり歌いつつ、先へ先へと導く力に満ち満ちて、お見事でした。

2015年9月16日 (水)

『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』

原マサヒコ
『人生で大切なことはすべてプラスドライバーが教えてくれた』
2010経済界

このようなジャンルの本は、ほとんど読まないのですが、
ブログで薦められているのを読んで、借りてみました。
なにしろ、
整備技術を競う「トヨタ技能オリンピック」で最年少で優勝した著者が
生き方を伝える、という内容ですから。
ほんとに、おもしろいの??と疑問符をつけつつ読み始めたのですが…
お見事!
ぐいぐい引き込まれて、あっという間に読了です。

実話だというのが信じられないほどの、スリリングな展開。
高校在学中、あまりの怠けぶりにに親から勘当され、
一人暮らしを始めた青年が、
自動車整備専門学校を出て、トヨタの整備士となり、
弱視、多汗症という自分の体質や
51r97vtthl_sx336_bo1204203200_ トヨタ系列の専門学校卒でないというコンプレックス、
コミュニケーションを苦手とする性格などを
どう克服し、成長していったのか、という記録です。

結局は、
自分自身の興味、関心、意欲、
それを支える周囲の人との関係構築、
問題分析力と持続力
といったところでしょうか。
こうやってまとめてしまうと、なんとも陳腐ですけれど。
ぜひ本作そのものをお読みくださいませ。

その後の筆者、
IT業界に転身し、デルコンピュータでPCサポートを担当、
今はフリーのWEBマーケターなのだとか。
この展開ぶりにも、びっくりです。

2015年9月13日 (日)

リーズ国際2015結果発表

リーズ国際ピアノコンクールの結果が発表されました。(LIPC)
私個人としては演奏をまったく聴けていないので、
とりあえず、結果のみここにご報告、ということで。

1位 Anna Tcybuleva (ウクライナ 25歳)

2位 Heejae Kim (韓国 28歳)

3位 Vitaly Pisarenko (ロシア 28歳)

4位 Drew Petersen (米国 21歳)

5位 北村 朋幹 (日本 24歳)

6位 Yun Wei (中国 21歳)



公開レッスン2015秋

ご縁があって、
今年の冬(2/13 2/27 )とはまた異なる曲で、公開レッスンを受けました。
9月11日(金)のことです。

今回は、前回のようなコンサートホールではなく、
マンション個人宅にあたるスタジオ。
アンティークと思われるスタインウェイのグランドピアノが2台並ぶ、
アットホームで素敵な環境でした。

曲目はショパン。
10年前に取り組んで、挫折した曲です。
今年6月、ショパコン予備予選の様子をネットで見て、
改めて弾いてみたいという気持ちがむくむくと。。。

振り返ってみると、ショパンの曲を人前で弾いたのって、
24年ぶりになります。

今回、私としてはとっても珍しいことに、
緊張でガチガチということはなく、落ち着いて弾けました。
なぜでしょう?
その理由がわかったら、今後に生かせるのですが。
事前に何人かの友人に聴いてもらって、感想ももらっていたこと、
「レッスンの主役は私ではなくて先生」というような気持があったこと、
この曲をまがりなりに演奏できるだけで幸せ、という気持ちだったこと、

かな??

またまた、目から鱗のアドバイス盛りだくさん。
例のごとく覚え書きとして残しておきます。
  • セクション毎の性格、関係性を明確に。
    ABA’という構成に見える対比(現実vs夢、苦しみvs救い)、
    A,A’の差が孕む意味をよく把握して。
  • スラーは「繋げる」強さを持つべき箇所。集中力を保つこと。
    妙な箇所で切れて聞こえるのはご法度。
  • 旋律だけでなく和音を聞き、曲の芯をしっかりさせること。
    長調か、短調か、特殊な和音か、音をよく聞く。
    旋律を歌うだけの演奏は薄っぺらい。本当のショパンではない。
  • リズムも曲の根幹。
    特にシンコペーションには主張が込められている。
    安易に流してはいけない。 
こうして書き記してみると、
改めてアドバイスの深さに気づかされます。

2015年9月12日 (土)

リーズ国際 音源公開

リーズ国際ピアノコンクール、

セミファイナルの音源が公開されています。
後ほど、ファイナルの音源も公開されるでしょうね。
楽しみに待ちたいと思います。

北村朋幹くんのファイナルの曲目は、
シューマンのピアノ協奏曲。
演奏順は第1番目で、すでに演奏を終えているようです。

公式ホームページ
LIPC (The 2015 Competition)

音の花束コンサート vol.28

Bouquet des Tons 28th
音の花束コンサート

2015年9月11日(金)19時開演 20時30分終演
すみだトリフォニー 小ホール

《プログラム》

G.F.ヘンデル(1985-1759)  ソナタ第4番 Op.2-3(?)
   ⅠAndante Ⅱ Larghetto Ⅲ Allegro

J.S.バッハ(1685-1750)  トリオソナタ BWV528
   ⅠAdagio-Vivace Ⅱ Andante Ⅲ Un poco allegro

G.フォーレ(1945-1924)  シチリア―ノ Op.40
                                  ラシーヌの雅歌 Op.11

F.クライスラー(1975-1962)  美しきロスマリン
                  愛の悲しみ
                  愛の喜び

M.ラヴェル(1875-1937) 高橋喜治編曲
            亡き王女のためのパヴァーヌ

C.キュイ(1835-1918)  5つの小品
  ⅠBadinage 冗談 Ⅱ Berceuse 子守唄 Ⅲ Scherzino スケルツィーノ
  Ⅳ Nocturne ノクターン Ⅴ Waltz ワルツ

山田耕作  ペチカ
        赤とんぼ

*******************

2005年以来(→)、定期的に足を運んでいた、
アンサンブルグループBouquet des Tons(ブーケデトン)のコンサート、
今回はちょっと間があいて、2年ぶりとなりました。

長年トリオを組んで活動されている、
フルート、ヴァイオリン、ピアノという珍しい編成のトリオ。
実は、以前、アンサンブルを習ったときの先生方です。
プログラムの中には、当時習った曲目もあって、感慨もひとしお。

このときのアンサンブルの経験で、
私自身のピアノの音色が、どうも変だぞ、おかしいぞ
どうにかしないとマズイぞ、と思うようになったのでした。

演奏を久しぶりに聴いて、
改めて、アンサンブルの妙味に気づきました。
音色、音量、音色の溶け合い方の妙味。
ううむ。絶妙。
長年、ともに演奏を続けているからこその安定感、信頼感を感じました。

美しいハーモニーに癒された90分でした。

2015年9月 9日 (水)

北村朋幹くん、リーズ国際ファイナリストに

リーズ国際ピアノコンクール、
残念ながら、webでは聴くことができないようなのですが、

ファイナリストが発表されていました。→LIPC

こちらにも貼っておきます。
北村朋幹くん、入っています!
アンナさんは、前回の浜松国際で3位だったでしょうか?
見覚えありです。

This year's finalists announced
We are delighted to announce the Finalists of this year's Leeds International Piano Competition:
Heejae Kim
Tomoki Kitamura
Drew Petersen
Vitaly Pisarenko
Anna Tcybuleva
Yun Wei

**********

いま、拙ブログでの
北村くんの登場回数数えたら、なんと10回以上!
彼も大人になりましたね~。感慨。
実は、来年早々、また生が聴ける予定が…notes

これを機に、拙ブログでの彼の登場箇所について
主なものにリンクを貼っちゃいます。 
…あはっ。結構手間だった… coldsweats01

2015年9月 4日 (金)

レーディキン君、テレビ出演

昨日、調律師さんからご紹介いただいた番組の放送がありました。
カンブリア宮殿、
【音楽教室で文化を育て楽器市場開拓!ヤマハの音楽文化戦略】

私も幼稚園のヤマハオルガン教室にちらっと通った身ですので
親近感を持って見ました。
しかし、何といっても嬉しかったのは、

チャイコン3位の注目のレーディキン君(→)の出演!

Redkin君って、どう発音するの?
と、ず~っと気になっていて、チャイコンのアナウンサーの発音から
「レーチェキン」?

なんて思ってましたが、昨日は字幕で入ってましたね。
「レーディキン」。
なるほど。アルファベット表記ともリンクしますね。

彼の、
とっても自然体で、ヤマハの社長さんと握手する振る舞いにも
低く柔らかい声で、ヤマハピアノを語る理知的な様子にも、
好感度さらにア~ップ!
ほんとに、来日してリサイタルを開いてもらえる日を
首を長~くして待ちたいと思います。

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2015年9月 2日 (水)

2015年彩音会コンサート予告

**********************

彩音会コンサートvol.26
~思い出の輝き~

2015年10月31日(土) 15:00 開演(14:45 開場)

汐留ベヒシュタイン・サロン
(JR新橋駅より徒歩7分  汐留駅より徒歩4分)

**********************

9月に入りましたので、
来月末のコンサートを予告いたします。


ドイツのピアノメーカー、ベヒシュタイン社。
そのショールーム奥にあるホールが会場です。
ホールには、ロビーのスペースがなく、
開演前は、併設ショールーム内
でお待ちいただくことになります。


詳しくはこちらへ→
彩音会公式ブログ

地図入りの案内チラシ(PDFファイル)は
こちらdownからダウンロードくださいませ。

「2015_chirashi.pdf」をダウンロード

2015年9月 1日 (火)

アルゲリッチ&広響2015

マルタ・アルゲリッチ&広島交響楽団 被爆70年・平和への祈り

放送日時:8月30日(日) 
Eテレ 午前0:00~午前1:55 ※29日(土)深夜

<曲目>
  ベートーベン作曲 「エグモント」序曲 作品84
  ベートーベン作曲 ピアノ協奏曲第1番ハ長調 作品15
  ヒンデミット作曲 交響曲「世界の調和」
<収録>
  2015年8月11日 サントリーホール
<出演>
  ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
  管弦楽団:広島交響楽団 指揮:秋山和慶(広響音楽監督)
  朗読:アンヌ・カトリーヌ・デュトワ、平野啓一郎

*************

あちこちで、この日のアルゲリッチの素晴らしさを
耳にし、目にしました。
若いときより進歩している、とか、まさに神だ、とか…
おお、いったいどんな演奏??

で、見て、聴いて、納得です。
なんか、演奏しているというレベルを超えてます。

 伝えたいです、話したいです。強い強い意志を持って。
 それを、私のやりかたで外へと解放したら、
 こんなことになりました。

そんなふうに見えました。
演奏している、弾いているというより、
息をしている、表現している、といったほうが近いような。
テクニックとか、精神性とか、そういう言葉を超越して。

ピアノに対峙する、のではないのです。
ピアノは彼女の一部なのです。

音楽そのものが素晴らしかったのはもちろんですが、
彼女という存在のありように感銘を受けてしまいました。

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