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2014年8月12日 (火)

『迷走パズル』『俳優パズル』

パトリック・クェンティン著 白須清美訳
『迷走パズル』(原題:A Puzzle for Fools)  創元推理文庫 2012
『俳優パズル』(原題:Puzzle for Players) 
創元推理文庫 2012

翻訳刊行されたのは近年ですが、
原書が発行されたのは、1936年、1938年とのこと。

アガサ・クリスティが『ABC殺人事件』を発表したのが1936年。
でも、クリスティより現代風。2時間ドラマ的な物語の運び。

「なぜ、この人がこんなことを?」
「あるはずのないものが、なぜこんなところに?」
「あれはどうなった?」
「あれは、いったい誰?何?」
といった、小さな謎が次々に出て来て、
まさにパズルを解くような感覚で、最後に事件の全容がわかる
というストーリーです。

第1作の『迷走パズル(A Puzzle for Fools)』は、
妻の死のトラウマでアルコール中毒となり、
療養所(精神病院)に入った元・演劇プロデューサー、ダルースと、
院長のレンツ博士が主人公。舞台は療養所。
不可思議なことが頻繁に起こり、
看護人が死亡する事態に至った院内で、さらなる殺人が。
事件の真相を突き止めようと、入院仲間も引き込んで頑張るダルース。
殺人者はいったいどこに。
美しい入院患者、アイリスとのロマンスの行方は。

第2作の『俳優パズル(Puzzle for Players)』は、
退院して演劇プロデューサーに復帰したダルースが、
アイリスも女優の一人として舞台に立たせる公演が小説の舞台。
いわくつきの劇場で、不可解な行動をとる出演者が続出し、
リハーサル中に俳優が二人も死亡する事態に。
またまた謎解きにかかるダルースとレンツ博士。
はたして舞台は無事に幕を開けられるのか。

久々の翻訳小説で、人物関係の把握にちょいと苦戦しましたが、
楽しく読めました。
なんでも、古典的名作の、満を持しての日本語訳刊行だとか。
作者はイギリス人二名の合作だそうで、
このダルース&アイリス夫妻もの、シリーズで続くのだそうです。

夏休みに入って、
娯楽小説読みたいモードに突入して、借りてみました。
続く作品は、ただいま貸出予約待ち~。book

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