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2014年8月 1日 (金)

ライトなノベル

千早茜 『男ともだち』 文藝春秋 2014
大学のサークル仲間時代から、誰よりも近しい間柄だったのに
男女の関係には至らなかった相手「男ともだち」が、
8年ぶりに現れて…さあ、どうなる二人!というストーリー。

同棲相手とギクシャクしながら、不倫するのがいつもの日常、
安心できる場といえば、オーナーとツーカーの仲の、隠れ家バー。
…等々といった設定に入れ込めず、居心地の悪いままに読了。
イラストレーターとして世に認められつつある主人公の焦りや葛藤には共感できたのですが、なんだか自分の「古さ」を突きつけられたような読後感でした。

有川浩 『植物図鑑』 角川書店 2009
筆者自らのあとがきに
「男の子の前に美少女が落ちてくるなら女の子の前にもイケメンが落ちてきて何が悪い!」とあるコンセプトと、
筆者が大好きだという「道草料理」(町の一角に生える野草を「狩って」つくる料理)とを合体させて生まれた小説。
「咬みません。躾のできたよい子です。」と名乗る彼を「拾った」ら、
この彼が料理上手の野草ハンターで、二人で「狩り」を楽しむようになり…。

ほとんど少女マンガのノリで、ただ楽しく読みました。
「初出は携帯小説サイト」
と知って、なるほど、そういうことか、とも納得。

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たまたまこんな2作を続けて読んで、
「小説」というより「ライトなノベル」と呼びたいな、新ジャンルだな
と納得してしまった次第です。

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