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2014年6月 3日 (火)

『ショパンを嗜む』

平野啓一郎 『ショパンを嗜む』 音楽之友社 2013

『葬送』を書いたときの取材メモをもとに、
音楽雑誌に連載したものを単行本化したものとのこと。
連載していたこと自体、知りませんでした…汗

ショパンの父母のなれそめ、父の業績、フレデリクの育った環境
といったものを丁寧にたどったり、
一人パリに移ったのちの引っ越しの足跡を追って地図で表示したり。
一つ一つの読みもの自体は短くまとめられていて、読みやすいです。

個人的には、フレデリクの父のことが印象に残りました。
彼、単身ポーランドへ移ったのち、自らの才能でもって
一介のフランス語家庭教師から、大学教員にとりたてられ、
先賢の明で寄宿舎を建てて大学に貢献するとともに
フレデリクに理想の環境を与えることにもなった、ということに。

本の装丁がおしゃれです。
フレデリクの名刺の写真が裏表紙に載っていますが、
余白の多い、字の小さいお洒落なもの。
さすがショパン、といった感じです。

ショパン…私、あまり演奏しないのですが、ね。(^-^;

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コメント

まあ、PIOさんはあまりショパン弾かないんですか?

発表会に追われる私は、一から始めるのでは
間に合わず、昔ならった曲を仕上げるという方向で、
弾く曲を決めています。

亡くなった前の先生は、ショパンの有名で易しい曲を
選んでくださったことが多く、いきおいショパンが多くなります。

鍵盤の上をなぜるように弾いていると、ベートーベンが弾きたくなります。

もっといろんな作曲家の作品も弾きたいのですが、なにしろ
技術が伴わないものですから。

というわけで、この本、今の私が読むべき本かも。

ご紹介ありがとうございます。

ananさん

ショパン、もちろん大好きなのですが、
どうもセンスに欠ける粗忽ものの性格が曲にあわないようで、
今までついたどの先生も、ショパンをすすめてくださらないのです。

ショパンを人前で弾いたのは、若かりしころの2度だけ。
それも、案の定、納得のいく演奏とはなりませんでした。

自ら希望して譜読みをしたことは多々あるのですが、
「ステージには上げないほうがいい」
と言われ、お蔵入りしてばかりです。^^;

ショパンはもっぱら聴いて楽しむほうに徹しています。
それだけでも十分楽しいですものね。
ananさんのショパンも、ぜひいつか聴かせていただけたらと思います。note

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