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2014年3月 7日 (金)

『泣き童子』

宮部みゆき 『泣き童子(わらし)』 文芸春秋 2013

〔三島屋変調百物語〕というシリーズもの(→)第3巻です。

今回も、
自分の胸一つにしまっておくのは苦しい、誰かに聞いてほしい
…という、不思議な、あるいは不気味な怪異譚が語られます。

前の第2巻では、
怪異譚がきっかけで
話の聞き手・おちかにとって重要な人物が次々に登場し、
その後の物語に絡んでくる…という様相でしたが、
今回はそのような人物は見当たりません。

第3巻では「何も知らなかったのに巻き込まれた」というより
その人の業や、生まれながらに引き受けたものが招いた結果
としての全6話だったように思います。

6話の中で心に残ったのは
書名ともなった「
泣き童子(なきわらし)」
そして最後の「節気顔(せっきがん)」。

また、今後おちか自身に変化をもたらしそうな事象がいろいろ。
おちかの心の闇と深くかかわる、嫁入り関係のこと、
第1巻で、おちかにおどろおどろしい体験をさせた
「案内人」についての新情報…。

おちかの成長物語ともいえる展開があるに違いありません。
続巻が待たれます。

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コメント

第3巻が出ていたのは知りませんでした。宮部さんの物は好きでわりと読んでいます。
特に時代ものが好きです。情報ありがとうございます。

はる0326様

宮部みゆき、多作でハズレがないのには舌を巻きます。
第3巻、一気読みしてしまうほどのハラハラ、ドキドキではありませんでしたが、あとでじわーんとくる読後感で、よかったですよ。
是非、ご一読くださいませ~。happy01

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