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2014年2月 4日 (火)

クン・ウー・パイク ピアノ・リサイタル

クラシック倶楽部 
クン・ウー・パイク ピアノ・リサイタル
(2014年1月7日放送)

シューベルト
 即興曲D.899から第1番ハ短調
 3つのピアノ曲D.946から第3番ハ長調
 楽興の時D.780から第2番変イ長調
 3つのピアノ曲D.946から第2番変ホ長調
 即興曲D.899から第4番変イ長調
 楽興の時D.780から第6番変イ長調

(録音:2013年11月8日 トッパンホール)
*********************

上記6曲、
演奏者は一度も立ち上がることなく、
集中力を保ったまま、弾ききっていました。
45分ほどの時間をかけて。
録画鑑賞者としては、
濃密なるシューベルトの世界に浸り切ることのできた、
幸せな時間でした。

演奏者パイク氏、インタビューで

「私は韓国人、アジア人だから、感情は内に込めておきたい。
感情を外に表出できるようになるまでに、かなりの努力を要した」

といったことを述べていたのが、驚きでした。
韓国の方は、日本人よりずっとストレートに感情を表に出すものだ
と思っていたので。

氏は若い頃からシューベルトの歌曲が大好きで、
彼のピアノ曲も、長大なソナタよりは小品のほうが魅力的だ
と感じていたのだとか。
今回、”歌曲のリサイタルのような”ピアノ・リサイタルを
という目論見で、このようにプログラムを組んだのだそうです。
とっても素敵な音楽空間が生まれていました。

トッパンホール主催の
≪アジアの感性ー多彩な才能とその多様な可能性≫
という公演シリーズの5回目だったようですが、
他の出演者は、河村尚子、シュ・シャオメイ、ユジャ・ワン
とのこと。
いずれも生演奏を聴いて、私が衝撃を受けたピアニストたち。

ううむ。
今まで気づかなかったことが残念。。。生で聴いてみたかったなあ。
このシリーズ、これで終わりなのでしょうか。

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映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

クン・ウー・パイク氏、今私がもっとも生で聴きたい演奏家のひとりです。ブラームスの間奏曲集のCDを購入しましたが、深い情緒に満ちたすばらしい曲集です(順番は組み替えられています)。「私は韓国人、アジア人だから、感情は内に込めておきたい」という発言をなるほどと感じました。
シュ・シャオメイ女史もFBで音楽プロデューサーの方が紹介されていたので、ゴールドベルクの最初の方の動画を拝聴しました。宣伝されることを非常に嫌う方だそうで、日本での知名度はもうひとつのように思いますが、実演はさぞかし衝撃的であろう・・と想像しております。

いぞるで様

クン・ウー・パイク氏、
リサイタルのシューベルトも曲順を入れ替えたプログラムでしたが、
ブラームスのCDもそうしたコンセプトなのですね。
自身の確固たる世界観を持ったアーティストという印象です。

シャオメイ女史は、さらに凄いインパクトでしたよ。
振り返ってみたら、私、2008年の熱狂の日音楽祭で、
彼女の生演奏を聴いていたのでした。
http://pio.cocolog-nifty.com/tutor/2008/05/__4f9c.html

ほんと、機会があったら、また是非生で聴きたいです。
クン・ウー・パイク氏の名前も心にとめておきます。

パイク氏の存在、こないだのクラシック倶楽部を見るまでは、小生は恥ずかしながら知りませんでした。
じつに見事なシューベルトであって、繰り返し聴きました。
その当日の模様を、リサイタルごとラジオ放送するようです。あす晩のベストオブクラシックにて。
楽しみです。

風来坊さま

はじめまして。
おお。あのリサイタルの全体像が聴けるのですね。
貴重な情報のご提供、ありがとうございます。
あすの夜のFM、ベストオブクラシック、チェックしておきます!
ほんとに楽しみですね。

また何かありましたら、ぜひ情報を共有させてくださいませ。
よろしくお願いいたします。^^

ブログ主さま

こんにちは ご挨拶賜りありがとうございます。――小生は挨拶申し上げることなく、いきなり殴書よろしく書きまして、まこと失礼致しました。ご宥恕賜れば幸甚です。

小生は、なんの楽器もできませんしまったく譜読みもできませんが、音楽を広く楽しんでおります。

実力あるベテラン奏者を新たに知ることは、恥ずかしくもありますが、このまま見落とすことなくて良かったとも思います。このたびパイク氏を知れたこと幸いでした。

なお、知っていらっしゃるかもしれませんが、NHK-FMではおおむね第三週金曜夜に「DJクラシック-清水和音の痛快ピアニスト列伝-」という番組を放送しています。清水和音氏が、名のあるピアニストを音源とともに紹介し、自分の意見を述べるものです。

清水氏の毒舌が炸裂する興味深い番組です。俎上にのるピアニストのファンにとってはなかには怒り心頭になることがあるかもしれませんが、実力ある現役ピアニスト清水氏の話はとても面白く、また核心を突いていると思われ、小生は毎回欠かすことなく聴いております。

それでは失礼致します

風来坊さま

典雅なごあいさつをいただき、恐縮に存じます。^^

はい、「DJクラシック-清水和音の痛快ピアニスト列伝-」ですね。
実は、アリシア・デ・ラローチャの回にたまたま聴いていて、
清水和音氏の率直でざっくばらんな解説に、いたく共感したのでした。
選曲、解説ともに新鮮な切り口で、センスがあるなあ、と感じました。
(この回は、毒舌ではなく、賞賛の嵐といった感じでしたが。^^;)

その後、また聴こうと思いつつ、ついつい聴き逃してしまった次第です。

風来坊さまも、この番組はいい!とお感じなのですね。
ではでは、是非、次回から心新たに聴いてみようと思います。
またまた素敵な情報をありがとうございました。

ご返信賜り恐入ります
今月はお聴きにならなかったのですね。それは…良かったと申し上げるべきなのかもしれません。今月はブレンデルでした。
清水氏は前からブレンデルを好きではないとされていて、はたして放送がどうなるかと期待しつつ心配しておりました。放送は、かつてのようにぶった斬るというものではなく、あまり好きではないとしつつも、なかなか好ましい演奏を聞かせてくださいました。話は今回もとても面白かった。
なお、清水氏の一番のお気に入りはウィリアム=カペルのようです。そのほかのお気に入りでは、今のところ、ルービンシュタイン・アルゲリッチ・リヒテル・ギレリス・リパッティ・ラローチャ(順不同)でしょうか。好きなピアニストは褒めまくる傾向がありますね。

※苦手であるとされても、取り上げたピアニストはすべて偉大であると認められていることを前提にして話は進められています

※来月(3/21)は最終回でトリスターノほかこれから名演奏家になる人を話されるようです。

風来坊さま

えええっ。ショックです。
次回から…なんて思っていたのに、次回が最終回でしたか!
再放送の予定もないようですし、つくづく聴き逃したことが悔やまれます。
3月は絶対に、聴きます!
情報のご提供、ありがとうございました。m(_ _)m

さっき帰宅し、予約しておいた録音をいま聴いております。

ライブであるからやむを得ずとはいえ、いくつかのミスタッチはすこし痛いかなァと思いました。シューベルトのこの種の曲では、音がそこにある必然性がきわめて高いので…。

しかし、そのとうとうと流れる大河然とした様相、されども細やかで優しい慰めの音楽が刻まれていて、あらためて深く感動しました。

これからまた繰返し聴いてまいりたいと思います。

なお、こないだのクラシック倶楽部にて聴けなかった部分は、3月10日(月)に放送されるようです。

放送してくれるだけでありがたいのですが、この番組枠をもうすこし拡大してくれないものかと思います。シフにしてもペライアにしても、抜粋で聴かせるようなピアニストではありません。周到なプログラムが組んであり、やはりその割愛には無理がありましょう。

清水氏の番組はたぶん2年間になるのだろうと思います。これは当初企画されたとおりかと思われますが、残念です。選曲のセンスもとてもよく、学者や評論家による番組とは一味も二味も違いました。

お忙しい中、お相手してくださりありがとうございます。では失礼致します

風来坊さま

おはようございます。
パイク氏の演奏は、前半は移動しながらスマホで、
後半は家事に紛れてちょっとだけ、という聴き方になってしまいました。
最後の余り時間に放送された、CDからのブラームスもいいなあ、
と思いました。
ラジオからの録音、ラジカセ時代には気楽にできたのですが、
今は録音手段を失っています。。。風来坊さまは、どうされているのでしょう?

清水和音氏のラジオ番組は2年も続いていたのですね。
気づくのが遅すぎました。残念!(><)

いろいろ教えていただけて、とても嬉しいです。
また何か機会がありましたら、どうぞ気軽にコメントをお入れくださいね。

こんにちは

…しばらくは(?)静かにしておこうと思いましたが、“お問合”にはそくざに応ずるという営業マンのサガであります…

「ラジオからの録音、ラジカセ時代には気楽にできたのですが、今は録音手段を失っています。。。風来坊さまは、どうされているのでしょう?」

ネット検索をかけられればいろいろな手段が出てきます。それらをご参考になさるとよろしいのではないかと思われます。

小生の場合をいちおう申し上げます。恥ずかしながら、コンピュータにはまったく明るくはありません(これを使わねば仕事はできませんから、最低限の範囲で利用しております)。また、ひじょうに有用であるとは分かっていつつも、かかる物に踊らされるのは嫌だというヘンな気構えもあります。

閑話休題、小生は昔ながらのステレオコンポで音楽を聴いておりますところ(ヘッドホンはぜったいに使いません)、そこにMDレコーダを組み入れました(ケーブルから電波を受けるチューナに接続)。

圧縮記録のMDかと笑われるかもしれませんが、小生としてはこれでも満足しております。嫌みな言い方になりますが、外観上の音ではなくて真実の音を頭で聴き、そして音の向こうにある世界に触れるのが目的であるからです。
しかし、近頃はMDの流通は少なくなりました。もう次に行く頃合かと感じているところではあります…。

長文失礼致しました

風来坊さま

おおお。営業マンでいらしたのですね。
さすがのprompt response、ありがとうございます。

ラジオ録音については、検索をかけたりもしたのですが、
フリーソフトのインストールにはちょい抵抗がありまして、
(不具合は関知せず等の文言も多く、紹介ページが削除されることも…)
結局何もせずにおります。
「らじるらじる」は、使っていますけれど。

私、MDとはご縁なく今日に至りました。
iPhoneを使い始めたこともあり、iTune対応の音楽ファイルにすることが多いですが、WMAが必要になる場合もあって、音楽ファイル庫は伏魔殿になりつつあります…coldsweats01

夫が20年近く前に購入した、特大&激重のスピーカー&アンプ&CDプレイヤーのセットがありますが、あまり使っていませんね。
録音&再生メディアは、頭が痛いところです。
ま、気分に任せてしばらく様子見といったところでしょうか。

またまた失礼致します…
教職にお就きの方に申し上げる事ではありませんが、この電子文明の発展速度には参ります。
レーザーディスクは半永久的と言われたものの、このLDという媒体そのものが消えてしまいました。笑うに笑えません。
小生は、新品のLDプレーヤー・SVHSビデオデッキ・カセットテープデッキを数台ストックしております。
客先での口頭での簡易な約束(これももちろん契約になります)は、じつは社の方針でボイスレコーダにこっそり記録しております(なお、これはいかなるときも〈仮に争訟になろうとも〉表に出ることはありません)。それをコンピュータに移すのも業務の女性にしてもらっているような小生であります。
近頃の電子データの扱いについてはさっぱり分かりません。しかし、もうさすがにそれではダメだとは痛感しております。
なお、ほかのトピックを拝見したところ、「カルテットという名の青春」をご覧になったのですね。評判良くて、小生も録画はしたもののまだ見てはおりません。同じ音楽ドキュメンタリーとして、3/2(日) 22:00~22:54にBS朝日にて「五嶋みどりがバッハを弾いた夏・2012」があります。再放送であり、小生はすでに見ております。大変考えさせられ、一人の音楽家として、一人の人間としての五嶋みどりさんの生き方に深く感動しました。もしご覧になっていらっしゃらなかったら、ぜひともご覧になっていたたきたいと思います。それでは、失礼致します!

風来坊さま

興味関心の方向、私と風来坊さまは見事にシンクロしていますね~。
ご紹介の五嶋みどりさんの番組、私も見ました。
http://pio.cocolog-nifty.com/tutor/2012/09/post-bfda.html

是非今後とも情報共有をよろしくお願いいたします。notes

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