無料ブログはココログ

PIOの新ブログ

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »

2013年12月

2013年12月31日 (火)

2013年に弾いた曲

おせち作りも大掃除も一段落したところで、
PC開けて友人のブログを巡っていて、思いたちました。
そうだ、私も年の締めくくりに備忘録を。
ということで、今年弾いた曲です。

2013年
(Piano Solo)
・メトネル プリマヴェーラ

(ピアノ伴奏)
・テレマン フルートソナタ ヘ短調 第1,2楽章
・アイルランド民謡  サリー・ガーデンズ
       (ティンホイッスル演奏の伴奏)

(連弾)
・春畑セロリ編曲
  「ヴォルフガングの玉手箱~モーツァルト名曲メドレー・リレー~」より
     きらきら星変奏曲、ピアノソナタK.545
     ピアノ協奏曲第20番K.466、ピアノ協奏曲第26番「戴冠式」K.537
     ≪魔笛≫K.620より「不思議な笛の音」「夜の女王のアリア」
     交響曲第25番K.183、第40番K.550、第39番K.543

  
・ドビュッシー 小組曲より 小舟にて
***************
昨年(→2012年)と比べてみると、
アンサンブルの会から抜けたこと、
特に家族のイベントもなかったことから、曲数激減。
それでも、中身は充実していたように思います。
演奏スタイル…特に姿勢…の悪さに開眼した年でした。
それとともに、音楽の作り方にも無理があったことに気づき、
あれこれ見直し始めたところです。

来年は、改善報告ができるようになるといいな。
それではみなさま、どうぞよいお年を。

2013年12月30日 (月)

年末恒例のお呼び出し

この時期恒例の「お呼び出し」といえば、
義母のおせち料理、助手役です。
ごぼう、やつがしら等々、根菜類の皮むき&刻み担当。

もう80代も後半になろうという義母、まだまだお元気。
味付けは義母にお任せで、ひたすら刻みに徹するわたくし。
それでも、
いままでより量を減らしましょう!ということで、
担当業務は早々に終了し、晩御飯までに帰宅しました。
(片道1時間半の距離です)

例年、今頃からお正月にかけて泊りがけで伺っていたのですが、
今回は息子の冬期講習がお正月早々にあることから、
来たるお正月の訪問は、夫だけということに。

つまり、
家族3人だけで迎える元旦というのは、ほぼ初体験。
…となれば、やはり私もおせち料理を作らなくちゃね。
明日、がんばろうと思います。

2013年12月29日 (日)

年末のプレゼント交換

13_1228_2

金曜の女子会(→)は、その後、中華料理をたらふく食してから
喫茶店でまったりしながら、プレゼント交換。
美味しくおしゃれなお菓子をいただいて、心ほんわか~。

左側は、豪徳寺が発祥という「招き猫」をかたどったクッキー。
震災後、四国に移転してしまったという洋菓子店が、
これだけは販売を続けているのだとか。
ココア味に抹茶味。……食べるのがもったいない~。
右側は、イタリアのチョコレート、Caffarelの小缶入りチョコ。
チョコが美味しいのはもちろんのこと、
なんとも可愛らしい缶です。
文房具の小物入れとして、活躍しそう。

友人たち、趣味のいい情報に通じていて、すごいな~
とあらためて思ったのでした。
手作りケーキ(→)でお茶を濁した私、
そろそろ脱却orステップアップをはかるべきかも……(゚ー゚;

2013年12月28日 (土)

夕焼け16:30

夕焼け16:30
大掃除がまだまだ残っている我が家。
どうか明日も晴れますように!

2013年12月27日 (金)

都庁展望台にて

友人4人と、都庁展望台にて待ち合わせ。
ここのガチャポンでゲットした、
スマホを背負うネコを並べての記念撮影です。

都庁展望台には、外国の方々がたくさん。
確かに無料で入場できるのは魅力ですよね~。
そして、外国の方々向けへのお土産もたくさん。
お土産をひやかして歩くのも楽しいものでした。^^

13_1227_213_1227_1

ケーキ焼き納め

ケーキ焼き納め
久しぶりに会う友人に食べてもらおうと、
多分今年最後のケーキを焼きました。
クルミ入りチョコレートケーキ。

では、これから出かけて来まーす。(^-^)

2013年12月25日 (水)

メリークリスマス2013

メリークリスマス2013
いつものバターケーキにちょっとだけお化粧して、
一応クリスマスケーキのつもり。
いただきものの期間限定ミルフィーユと一緒にパチリ。

2013年12月24日 (火)

フィギュア全日本選手権

ソチオリンピックへの出場権を賭けた、
フィギュアスケートの全日本選手権。
男子、女子の上位6名の演技を
ショート、フリーともにテレビでフルに観戦しました。

ドラマに次ぐドラマとでも言うような順位移動、
そして、それぞれに観客を魅了する演技。
鍛え上げたアスリートでもあり、芸術的パフォーマーでもある
彼等、彼女等の熱意、真摯さ、真剣さに、心打たれました。

残念だった小塚くん、織田くんも、爽やかな表情だったのが印象的。
これで引退という織田くん、
鈴木明子さんの優勝に、本人以上に感激して大泣きしていたのが
また彼らしいといいましょうか。
確かに全日本13回目、引退の年に初優勝とは、まさにドラマ。
男子同様、女子も選手層が厚くレベルが高いことを立証しました。

オリンピック出場を決めた6名に、拍手喝采です。
この熱戦を共にして、同志意識が高まったようにも見えました。
どうか皆、万全の体調でソチに赴けますように。

2013年12月23日 (月)

朝日を反射するビル

朝日を反射するビル
冬至翌日の朝6:50の撮影です。

2013年12月22日 (日)

サークル仲間と忘年会

昨日、ピアノサークルの集いを持ちました。
メンバーのご家族居住マンションの音楽室にて。

来年へ向けての話し合いを兼ねて集まりましょう
ついでに忘年会も!
という企画。

仕事の都合で短時間しか参加できないメンバーもいる中、
来年に向けての話し合いはサクサク進み、
会場選定へ向けてプライベートホールでの試奏日程が決定。

忙しい中、公共ホールの抽選会に無理して臨むのはパス!
という合意に達したのでした。
2時間近く拘束されたすえに
「やっぱりダメだった……ああ、徒労感」
という結果に終わることが多い公共ホールの抽選会。
このストレスに耐える若さは、もうない!ってことかな。(^_^;
また、初見連弾をあれこれやってみて、
ちょっと面白い短い連弾曲を3曲、連続して弾いてみては?
という話になりました。
クラシック曲とそれ以外の曲のコラボレーション、との趣向です。

好評だった「リレー連弾」で、これぞという曲がなかったのが
ちょっと残念ですが、また新企画ということで。
(まだ確定ではありませんけれど…)

その後、居酒屋での忘年会では居心地のよい個室をゲット。
初見連弾の連続で、いつにない集中力を発揮した我々、
大いに食べ、飲み、盛り上がったことは言うまでもありません。^^

2013年12月21日 (土)

手土産ケーキ

手土産ケーキ
夫に頼まれて焼いたケーキ。
こんなときに限って失敗!
膨らみが足りず、妙にいびつな形に。
夫ひとこと。
「なんだよ、それ。」(>人<;)
友人宅に持参するそうで。

なんとか包装で誤魔化して、他に手作りパンも添えることにしましょう。

誤魔化せたよね?

2013年12月19日 (木)

りんごケーキ・丸型

13_1216

2日前に焼いたケーキ。既に食べ尽くし、影も形もありません。
久しぶりに丸型で焼いたら、ちょいと焦げちゃったので、
粉糖で隠してみました。
丸型(18cm)だと、角型の1.5倍ぐらいの量が焼けるみたい。

おっきなりんごが、まるまる2個入ってます。
……切ったところの写真も取っておけばよかったかな……

2013年12月18日 (水)

『ジヴェルニーの食卓』

原田マハ 『ジヴェルニーの食卓』 集英社 2013

巨匠と言われる画家たちの身近にいて、
ともに同じ空気を吸い、苦労を分かち合った者の
一人語り、手紙、回想録……といった形で、
その画家の代表作をめぐるエピソードを語る短編集。

■「うつくしい墓」
ヴァンスのロザリオ礼拝堂のステンドグラス、
マティス作の「生命の木」。
マティスの晩年に傍に使えた少女マリアが、マティス研究者のインタビューに答えて語ります。

■「エトワール」
ドガが制作した像「14歳の小さな踊り子」。
ドガの最初の理解者ともなったアメリカ人女流画家、メアリー・カサットとドガとの交流を描く小説です。

■「タンギー爺さん」
セザンヌの絵「タンギー爺さん」。
売れない画家セザンヌを応援しつづけた画材店店主、タンギーの娘からセザンヌへの書簡集が、二人の人生をあぶりだします。

■「ジヴェルニーの食卓」
モネ晩年の連作、大壁画「睡蓮装飾画」。
モネの再婚相手アリスの娘ブランシュ。彼女の助手ぶり、彼女の整える食卓がいかにモネを支えたかを描く小説です。

最後に、小さく「本作は史実にもとづいたフィクションです。」
とありますが、
キュレーターとして活躍した著者の面目躍如といったところでしょう。
画家の息遣いが感じられるような、素敵な作品集でした。

2013年12月17日 (火)

冬のいわし雲15:30

冬の鱗雲15:20

すっかり冬の寒さとなって、ふと空を見上げたら、
物言いたげな、雲の文様。
これ、いわし雲と呼んでいいのかなあ。。。

2013年12月16日 (月)

6:30amの朝焼け

6:30amの朝焼け
雲の色合いが、印象派の絵のよう。
いい一日になるといいな。

2013年12月15日 (日)

ケマル・ゲキチ ピアノコンサート2013

ケマル・ゲキチ ピアノコンサート

2013年12月15日(日)14時開演 16時10分終演
@船橋市民文化ホール

ピアノ:ケマル・ゲキチ
指揮:野口 芳久
共演:船橋フィルハーモニー管弦楽団

〈プログラム〉

第1部 市民オーケストラとの共演

チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op.23

第2部 ピアノソロ:オールショパンプログラム

バラード 第1番 ト短調 Op.23
アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調 Op.22
スケルツォ 第1番 ロ短調 Op.20

ポロネーズ 第6番 変イ長調  Op.53「英雄」

(アンコール)
ショパン  前奏曲 変イ長調
リスト     ハンガリー狂詩曲 第11番
リスト    慰め 第3番
リスト    ペトラルカのソネット

*******************

ケマル・ゲキチ氏。
個性派ピアニストとしてその名は知っていましたが、
今回、ゲキチファンクラブのメンバーでもある方の誘いを受けて
初めて演奏を聴きに行って来ました。

「荒ぶる情熱的演奏家」という事前のイメージ、
勝手な私の思い込みでした。(^_^;)

実に能弁に音楽を「語る」とでもいいましょうか…。
歌う、奏でるというより、
あるときはとつとつと、あるときは朗々と、
伝えたいものを語っていく中で、
気持ちの揺れに応じて、テンポも音色も柔軟に伸び縮みしてしまう
といった印象。

第2部にそれは顕著でした。
バラードは、ペダルの使い方も強弱のつけ方も斬新でありながら、
大変説得力を持って先へ先へと進んでいき、
叩きつけて終えることの多い最後の一音を、実に繊細に響かせ、
その響きをじゅうぶんに楽しみつつ、
そのまま続けてアンデンテ・スピアナートと大ポロネーズへ。

これでもう、会場はゲキチ・ワールドへと変貌しました。

個人的には、スケルツォが「目からウロコ」ものでした。
なるほど、「冗談」「滑稽」「ユーモア」っていう意味なんですね、と。
情感たっぷりに歌い上げる、ねっとり重厚なショパンではなく
悲しさ、嘆き、怒り、などを語りかけてくるショパン。

第1部では、
ピアノが入ると、途端に音楽がぐわっと流れ出すのにびっくり。
オケとの掛け合いがぎくしゃくする箇所もありましたが、
まさにピアノが音楽をひっぱって、立て直しに成功。
「オケにピアノが乗る」形ではない演奏も新鮮でした。

アンコールがまた秀逸。
4曲も弾くことは稀だそうで、
1部最後のインタビューでご本人が言っていたとおり
会場のピアノが本当に気に入ったんだろう、とはファンの方の弁。
アンコール、リスト3曲がノリノリで、聴いていてワクワクしました。

ゲキチ氏の故郷クロアチアって、ハンガリーと血のつながりが濃い?
そういえば風貌も、リストと似ているような…。

会場と音楽でコミュニケーションしているような様子も印象的で、
(アンコールでは、弾きながら会場を向いて反応を確かめたり)
たいへん新鮮で楽しいコンサートでした。

2013年12月13日 (金)

菊池洋子ピアノリサイタル2013

菊池洋子ピアノ・リサイタル

2013年12月13日(金)19:00開演 21:00終演
@紀尾井ホール

〈プログラム〉

シューマン:交響的練習曲Op.13(1837年版、遺作付き)

~休憩~

新譜「ロマンティック・アンコール」収録曲より
会場のリクエスト第1位~7位の演奏)

チャイコフスキー(菊池洋子編曲):情景(バレエ音楽《白鳥の湖》より)
アルベニス:タンゴ(組曲《スペイン》より)7位
ベートーヴェン:エリーゼのために 6位
ラヴェル:ソナチネより メヌエット 5位
ドビュッシー:アラベスク第1番 4位
モーツァルト/リスト:アヴェ・ヴェルム・コルプス 3位
シャブリエ:スケルツォ・ワルツ 2位
ショパン:エチュードOp.25-1《エオリアン・ハープ》
リスト:愛の夢第3番 1位
グリュンフェルト:ウィーンの夜会 3位

モーツァルト:ピアノソナタ 変ロ長調K.570 第3楽章
クルターグ:「遊び」より
モーツァルト:ピアノソナタ イ長調K.331 第3楽章《トルコ行進曲》

*******************

ネット応募の招待券に当選して行ったリサイタル。

菊池洋子さんは、TVやラジオで演奏を聞いたことがあり、
本日の演奏曲が収録されたCDも聞いたところだったので、
私にとっては、とってもタイムリーな当選。

シューマンの交響的練習曲って、
通して演奏すると、40分かかるものだったのですね。
一音一音、慈しむように奏で始める冒頭テーマから、
ぐぐっと惹きつけられました。
音の響きを最後まで堪能し、聴き届けてから次へ、
という音楽へのスタンスに、たいへん好感を持ちました。
エッセンスの凝縮した演奏だったと思います。

第2部はびっくり仰天。
休憩時間が終わるまでに寄せられた会場リクエスト順に沿い、
ステージ上で初めて曲目を知って演奏するという趣向。
曲紹介のトークを入れ、
すぐに演奏に入ってしまう切り替え、集中、さすがです。

ラヴェル、シャブリエ、モーツァルト/リストが印象的でした。

アンコールのモーツァルトも秀逸。
さすがは、モーツァルトコンクールの優勝者です。

クルターグって、初めて聴きましたが、
なんと右手も左手も人差し指1本の演奏で、不思議な和音を楽しむ曲。
間髪を入れずにトルコ行進曲につなげての演奏でしたが、
まったく違和感なく、たいへんおしゃれに響きました。

ご自身で編曲もされる菊池さん、あらゆる意味で楽しみな方だな~
と思いました。

2013年12月12日 (木)

スカイツリー&東京タワー

スカイツリー&東京タワー
遥かに見えるは、スカイツリー(右)と東京タワー(左)。
澄んだ空ならでは。
冬、ですねえ。

ただいま、窓ガラス拭きに奮闘中。(^_^;

2013年12月10日 (火)

夕焼け16:25

夕焼け16:25
あっという間に夜になってしまう季節。
急に冷えて来ました。
朝の大雨が嘘のよう。

2013年12月 9日 (月)

若き音楽家たちの挑戦~ドキュメント第82回日本音楽コンクール

12月9日(日)放送の番組、録画を見ました。
今年2013年の第82回日本音楽コンクール、本選のドキュメントです。

昨年は、このドキュメント番組がなく、
音楽定期番組「らららクラシック」の中での紹介のみでしたが、
今年はドキュメント復活。
……でも放送時間は昨年の「ららら…」同様の1時間と、
以前より短くなっていました。
世の中、何事も「軽く、短く!」の方向へと進んでいるような。
(「ららら…」は今や30分番組に。もう見なくなりました…)

ヴァイオリン、オーボエ、フルート、作曲、声楽、ピアノ、
全6部門について1時間にまとめるというのは、
やはり、かなり無理がありますねえ。
演奏は数分のみ。コメントも短く数名のみ。
羅列しただけ、という印象は拭えません。

でも、やはり「若手の登竜門」という位置づけは健在なのですね。
声楽部門で優勝した方が、
「人生を変えようと思って参加しました。勝負かけてます!」
といった発言をされていたのが印象的でした。
芸大大学院を出ても仕事がなく、アルバイトをされているのだとか。

ヴァイオリン部門の本選出場者が若いのにもビックリ。
高校生から大学2年生まで。おそらく全員20歳以下。
優勝者は、慶応大学2年生。
桐朋音大のディプロマコースにも在籍されているとのことですが、
「音楽以外にも興味のあることが多くて、音大一つには絞らなかった」
といった発言にも唸りました。
(私の身近には「やりたいことなんて何もない」と遊び呆ける18歳が…汗)

ピアノ部門に関しては、
海外コンクールのほうが聴いていてわくわくするな…
という気がしました。
ここ数年ずっとそう思っているのですけれど。
「クラシック倶楽部」で、本選4名についての演奏も聴きましたが、
やはり同じ印象で、
個人的には、優勝者以外のコンテスタントの演奏に心惹かれました。
ま、好みの問題、かもしれませんが。

今回の本戦出場者の中から、
また海外コンクールで活躍するような若手が現れると嬉しいですね。

2013年12月 8日 (日)

朝日のシャワー

13_1208
日曜日、午前7時。
ただいま、朝パン手作り中。
今日も快晴になるのかな。

おまけ画像:7:40am パン焼きたて~ delicious
13_1208pan

2013年12月 7日 (土)

『祈りの幕が下りる時』

東野圭吾 『祈りの幕が下りる時』 講談社 2013

『赤い指』『新参者』『麒麟の翼』などの
加賀恭一郎シリーズ最新作です。

今回、加賀は捜査担当者としてではなく、
失踪したまま亡くなった加賀の母の遺品と
殺人事件のある一面との関連性に気づいたことから
…いわば、個人的事情から…事件に関わるようになります。

その事件のキーパーソンとなるのが、
明治座で評判の舞台の演出家である女性。
タイトルの「祈りの幕が下りる」とは、
この舞台が終わることと、加賀の母への祈りが一段落する
ということを掛けているのだと思います。

事件そのものの真相とともに、
母への思い、父への思い、家族とは…というのが
この小説のテーマになるのでは。

原発労働者(下請け、孫請け会社に雇われて働く労働者)
のありようなども描かれていて、社会を糾弾するかの視点も。

例のごとく、先が気になっての一気読みとなりましたが、
単に筋を楽しむだけでは終わらない、深い内容でした。
加賀という人間の描き方にも、いっそう奥行が出たように思います。

2013年12月 6日 (金)

銀杏並木

勤務帰り、バスでその下を通っている銀杏並木。
いつも爆睡中の私の目には留まらずにいるうちに、
紅葉の盛りを過ぎてしまったような。
でも、日の光を受けると、まだまだ黄金色は輝いています。

13_1206_1
13_1206_2

2013年12月 2日 (月)

『ばんば憑き』

宮部みゆき 『ばんば憑き』 角川書店 2011

時代物の短編6篇を集めたもの。

「坊主の壺」
  掛け軸に描かれた壺。それ以外のものも見える者とは…
「お文の影」
  人はいないのに子どもの影だけが現れる。その理由とは…
「博打眼」
  大人たちが蔵に押し込んでいた化物とは…
「討債鬼」
  賢い我が子を殺せと番頭に命じる父親。その経緯とは…
「ばんば憑き」
  箱根湯治帰りの若夫婦と同室になった老女とは…
「野槌の墓」
  何でも屋のもとに現れた化け猫。その頼みごととは…

**************

既に発表している長編小説のスピン・オフといえるものも。

「お文の影」には、
『ぼんくら』『日暮らし』『おまえさん』シリーズ(→に出てくる
政五郎親分とおでこが、

「討債鬼」には、
『あんじゅう~三島屋変調百物語事続』(→に出てくる、
行然坊と青野利一郎が登場。

もちろん、前作を読んでいなくても楽しめます。
いずれも妖怪関係のお話となりますが、
その因果関係、結果云々よりも、
それをきっかけに
右往左往し、沈思黙考し、解決にのりだす人々の知恵、
心の温かさ、人生の味わい、が心に染みます。

表題の「ばんば憑き」のみ、ちょっと異なる雰囲気。
温かさではなく怖さを突きつける内容でした。
…ひょんなきっかけで、人の心はすっと冷たく動いてしまう…
   …一旦そうなったら、もはや元には戻せない…
背筋がぞくっとする読後感でした。

2013年12月 1日 (日)

大崎結真ピアノ・リサイタル

ピアノ・エトワール・シリーズvol.23
大崎 結真 ピアノ・リサイタル

2013年12月1日(日)14:00開演 16:00終演
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

(プログラム)

ドビュッシー 版画
     1.パゴダ 2.グラナダの夕べ 3.雨の庭

ラヴェル  水の戯れ

ラヴェル  夜のガスパール
     1.オンディーヌ 2.絞首台 3.スカルボ

 ~休憩~

メシアン  《幼子イエスに注ぐ20のまなざし》より
     第11曲〈歳暮の最初の聖体拝領》
     第13曲〈ノエル〉

デュティユー ピアノ・ソナタ
     1.アレグロ・コン・モート 2.リート 3.コラールと変奏曲

(アンコール)
ドビュッシー  オンディーヌ
         亜麻色の髪の乙女

*****************

大崎結真さん、
2005年のショパンコンクールでの
ファイナリストとして
印象に残っていました。
当時のネット中継での演奏は聞きましたが、生は初めて。

プログラムを見てわかるとおり、
完成度の高い、
正統派、本格派、格調高きリサイタルでありました。

自然に流れる美しい音色が大変印象的で、
大人の音楽とは、こういうものです!といった主張を感じました。

第2部はさすがに難解でした。
正直、アンコールでやっとほっとしたような。

純白のロングドレス、端正な立ち姿といったビジュアル面も含め、
凛とした、潔い雰囲気とオーラを感じました。

« 2013年11月 | トップページ | 2014年1月 »