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2013年11月 5日 (火)

『音楽史 影の仕掛け人』

小宮正安『音楽史 影の仕掛け人』春秋社2013

西洋クラシック音楽界において名をなした作曲家の影には
その人を盛り立て、世に送り出した影の仕掛け人がいる…
そんな立場で、25人の人物を紹介する本です。

正直、それほど読みやすい本ではありません。
ちょっと教科書チックといいますか…。
私の予備知識が偏っているということもありますし。(ーー;)

でも、
ショパンが好んだことで知られるピアノ・プレイエルの
創業者のこととか、初めて知ることも多くて面白かったです。
プレイエル、もとは「プライル」というオーストリア人で、
音楽家(作曲家、オルガン&ピアノ奏者)として活動し、
フランス名門貴族の後援を得てフランス移住後、改名。
フランス革命で貴族の後援を失ってからは、
楽譜屋としてビジネスに乗り出し、台頭する市民階層にヒットし、
ピアノ製造にも目をつけて大成功……ということだそうです。

クララ・シューマンの父、ヴィークが、
クララとシューマンの結婚に猛反対したのは、
お金を稼ぎまくる「ヴィルトゥオーゾ」に育てあげたクララを
手放してなるものか、という意地からだったというのにも
ほほう、と思いました。

結局、社会史、経済史と密着する形で
音楽家も世に出ていく…ということなんですね。

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