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2013年5月

2013年5月31日 (金)

エリザベートコン2013 ファイナル

ファイナルの曲目は、以下の3曲。

1)ピアノソナタ
2)In the Wake of Ea(Michel Petrossian)作曲部門1位・世界初演
3)ピアノ協奏曲

***スケジュール***(→Finalists

5月27日(月)
Tatiana Chernichka 1)ハイドンHob. XVI:23 3)チャイコフスキー
Zhang Zuo   1)ベートーヴェンNo.18 3)チャイコフスキー

5月28日(火)
Rémie Geniet   1)ベートーヴェンNo.9 3)ラフマニノフNo.3
Roope Gröndahl  1)ベートーヴェンNo.24 3)ブラームスNo.1

5月29日(水)
Stanislav Khristenko 1)ハイドンHob. XVI:42 3)ブラームスNo.1
Boris Giltburg    1)ベートーヴェンNo.27  3)ラフマニノフNo.3

5月30日(木)
Yuntian Liu    1)ベートーヴェンNo.7 3)チャイコフスキー
Andrew Tyson 1)モーツァルトNo.15 3)ラフマニノフNo.2

5月31日(金)
Sangyoung Kim 1)シューベルト D664  3)プロコフィエフNo.2
David Fung     1)モーツァルトNo.4 3)ブラームスNo.2

6月1日(土)
Sean Kennard  1)ハイドンHob. XVI:48 3)ブラームスNo.1
Mateusz Borowiak 1)ベートーヴェンNo.31  3)ラフマニノフNo.3

**********************
昨年は、ネットでライブ中継されるとともに
アーカイブのビデオが翌日にはアップされていたと思うのですが
今年は31日21時現在、ビデオは27,28日の二日分のみ。
音声は、30日のものまでアップされていますけれども。

ビデオ4人のソナタの中で、いいな~と思ったのは、
Zhang Zuo(中国・女性)のベートーヴェンでした。
セミファイナルのリサイタルより、さらに良かったと思います。
時間がなくて、協奏曲はほとんど聴いていません。

この週末、聴いている時間はあまりないので、
ファイナルは聴かずに、結果発表を見ることになるかも。。。

2013年5月27日 (月)

仙台国際音コン~ヴァイオリン部門セミファイナル~

ヴァイオリン部門のセミファイナル進出者12名、
および演奏日、演奏順が発表されました。→音コンHP

6月1日(土)
No.23  パク ゼジュン    (22) 男性 韓国
No.33  富井 ちえり     (21) 女性 日本
No.5    ウィリアム・ヘイゲン (20) 男性 アメリカ
No.16  リチャード・リン   (21) 男性 アメリカ/台湾

6月2日(日)
No.32  スリマン テカッリ (25) 男性 アメリカ
No.36  山田 麻美     (24) 女性 日本
No.26  アンナ サフキナ  (18) 女性 ロシア
No.34  牛草 春       (26) 女性 日本

6月3日(月)
No.21  成田 達輝     (21) 男性 日本 
No.15  リ・ゼユ・ヴィクター (16)  男性 中国
No.27  マリヤ・シャムシナ (27)  女性 ウクライナ
No.10  キム・ボムソリ       (23)  女性 韓国
セミファイナルの演奏曲目は次のとおり

①ベートーヴェン:ロマンス ト長調 op.40
②バルトーク、ストラヴィンスキー、シマノフスキ、ベルク
の協奏曲から1曲、全楽章


優勝候補の筆頭は、

2009年の日本音コン、
2010年のロン=ティボー国際コンクール、
そして、昨年のエリザベート王妃国際コンクールで
すべて2位となっている、
成田達輝 くん、でしょう。

対抗の筆頭は、前回2010年の仙台国際音コン4位
キム・ボムソリ さん。

楽しみです。

2013年5月26日 (日)

リーズ・ドゥ・ラ・サール ピアノ・リサイタル

ピアノ・エトワール・シリーズ Vol.22
リーズ・ドゥ・ラサール ピアノ・リサイタル

2013年5月26日(日)15:00開演 17:15終演
彩の国さいたま芸術劇場 音楽ホール

(プログラム)

ラヴェル:鏡
  1.蛾
  2.悲しい鳥たち
  3.洋上の小舟
  4.道化師の朝の歌
  5.鐘の谷

ドビュッシー:《前奏曲集》より
  音と香りは夕べの大気の中に漂う
  妖精たちはあでやかな舞姫
  デルフィの舞姫
  パックの踊り
  亜麻色の髪の乙女
  西風の見たもの

プロコフィエフ: ピアノ・ソナタ第3番 イ短調 作品28
                        「古い手帳から」

同:《バレエ『ロメオとジュリエット』からの10の小品》作品75より
  情景
  メヌエット
  少女ジュリエット
  モンタギュー家とキャピュレット家
  マキューシオ
  別れの前のロメオとジュリエット

同:トッカータ ニ短調 作品11


シューマン(リスト編曲) 献呈
ショパン     ノクターン第19番
ラフマニノフ  プレリュード 作品23-7

****************************

まさに本格派。
聴いてググッとくる、重厚なリサイタルでした。

金髪碧眼の「フランス人形」を絵に描いたような彼女が
こうもスケール大きく、桁違いに深い音楽を造型するとは。
ノックアウトされました。

特に後半のプロコフィエフは圧巻でした。
一度も舞台袖には戻らず、
「プロコフィエフ、描ききってみせます」といった意気を感じました。

ロミオとジュリエットは、
ただ音楽を奏でるというより、まさに「物語を紡ぎ上げた」感あり。
それぞれの曲から、ジュリエットが、人々の群像が、感情が、
においたって現れるようでした。

テクニックの超一流ぶりは言うまでもありません。
うるさいとも、固いとも思わせない、
心の行き届いたトッカータ、初めて聴いた気がします。

演奏家が、一曲、一曲を披露する場、というより
作曲家が目指した世界を、この場に醸造してみせましょう
といった趣のリサイタル。

お見事でした。

エリザベートコン2013 セミファイナル雑感

ファイナリスト12名、リサイタルの演奏をざっと聴きました。
新曲の課題曲
Frederic Rzewski(米国)による「Dream」を中心に。

あくまでも個人的な印象ですが、
この曲の演奏を「手中にしていた」と感じたのは次の4人。
・Stanislav Khristenko (ロシア)
・Yuntian Liu (中国)
……上記二人は暗譜。

・Mateusz Borowiak (英国ーポーランド)
・David Fung     (オーストラリア)
……上記二人は手作り楽譜を見ながら。

この曲だけでなく、前後の曲も聴いてしまったのが
次の3人。
演奏曲目が私好みだった、という要因が大きいと思われますが、
音がきれいでした。

・Mateusz Borowiak (英国ーポーランド)
・David Fung     (オーストラリア)
・Zhang Zuo     (香港)
さて、現代曲の演奏で楽譜を置くかどうか、です。
また新たなタイプが。

・譜めくりを置く (たぶん友人?演奏前に微笑み合ってました。)

・譜面立てを使わず、楽譜をピアノ枠(?)の上に寝かせて置く
   (袖に引っ込まずに、続けて弾きたいためかもしれません。
    演奏後、楽譜を床に置き、すぐに次の曲に入りました。)

全体的な印象として……
12人中、女性は3名なのですが、
Zhang Zuo以外の2人は、なんだか表情も動作も固い印象。
レベルは全く違いますが、
この点に限っていうと、……我が身につまされました。(;_;)

2013年5月25日 (土)

仙台国際音楽コンクール情報

本日10:00amに開幕しています。
ヴァイオリン部門・予選の演奏順が発表されていました。
5/25(土)-27(月)

注目の成田達輝くん(No.21)は、34人中25番目。
27日(月)の1人目、朝10時からです。

前回(2010年)のファイナリストで、第4位に入った
キム・ボムソリ(No.10)も、同じく27日の6人目。

動画は、1日遅れでYouTubeにアップされるようです。
動画サイトのアドレスはこちら

2013年5月24日 (金)

エリザベートコン2013 楽譜を置くか(2)

前回の記事の続きです。
前回は5人について動画を見ての感想を書きましたが、
いま、6人目の動画を見ていて、仰天いたしました。

譜面台に置かれたものは

デジタル・デバイス (iPadか?)

わお!
そして、足元にも何やら足で踏んで操作するものが。
そうなのです。
譜めくりは、足で行えると思われます。
実際、手でデバイスに触ることは一度もありませんでした。

国際音楽コンクールという場で
デジタル・デバイスが楽譜として登場する
そういう世の中になったのですねえ。
譜めくりも必要ないのですねえ。……感慨……

その動画はこちら。→ Sean Kennard
セミファイナル「リサイタル」動画のほう、
ちょうど24分ごろに、デバイス設置の様子が映っています。

他にもこういうコンテスタントがいたのでしょうか。
また何か発見がありましたら、ご報告いたします。

2013年5月22日 (水)

エリザベートコン2013 楽譜を置くか

エリザベート王妃国際音楽コンクール2013
  ……それにしても名称長すぎ。 どなたかいい略称お教えください。(>_<)

出遅れてはしまいましたが、
セミファイナルのソロリサイタル動画を、少しだけ視聴しました。

演奏そのものの感想については、また後ほどということにして、
今回、興味深く聴き、また見たのが

~楽譜を置いて弾くかどうか。つまり、暗譜するかどうか。~

5名ほど見ましたが、
現代曲の演奏では、3名が楽譜を置いて弾き、若い2名が暗譜。
楽譜を見ていた3名の楽譜がまた、それぞれ個性的でした

・1枚の横長のものを置き、それを一度だけ上下くるりと裏返す
・切り貼りが明らかな変形サイズの楽譜を置き、1,2度めくる
・製本された端正な楽譜を置き、何度かめくる

「一度だけひっくり返し」の彼は、演奏後、ニコニコと
その楽譜を聴衆に向かって見せるような仕草もしていて、
なかなかお茶目でした。

ほほう。
どんな楽譜を作り上げるか、めくる動作をどこに入れるか、
私ただいま、この点に悩んでいることもありまして、
プロフェッショナルな若者の楽譜に刺激を受けました。

暗譜との関連性は定かではありませんが、
私個人的には、
楽譜を置いて弾いた演奏のほうがよかったように感じた次第です。

2013年5月21日 (火)

『天地明察』

冲方 丁 『天地明察』 角川書店 2009

本屋大賞をとった作品、

冲方 丁(うぶかた とう)の名を広めた作品といえるでしょう。

先日読んだ『光圀伝』の中にも、この作品の主人公である
渋川春海が顔を出したりしていたことと、
家人にも勧められたりしたこともあって、読んでみました。

よかったです。

渋川春海の立ち位置、人柄が、まずもって魅力的。
碁打ちの家柄に生まれ、その才能にも恵まれながら、
碁以上に数学に惹かれ、夢中になり、
彼の才能を認める年長者たちによる引き立てを感謝しつつ、
真理を見つけたいと熱望し、
暦を正す、という作業に邁進していく。

何度も挫折を繰り返しながら、
その度に、彼に「頼むぞ」と告げては去っていった先人達の思いに
突き動かされるように、また励む。

40代になって、会心の暦を作り上げた際には
自分の名誉云々はまったく顧みず、
世の動きをしっかりと見つめ、どうすれば暦の採用に至るかを計算し、
それに向けて次々と布石を打っていく。。。

数学のことだけで頭がいっぱいになり、他のことには手が回らなかった
そんな若かりし頃とは、まったく異なる、一回りも二回りも大きくなった姿。
すごいなあ、と舌を巻きました。

今、amazonで、
冲方 丁氏自身が「執筆の動機」を語っている動画を見てきたら、
なんと、高校のときレポートの題材に選んだのが渋川春海だったのだとか。
……すごい高校生だったのですね。

2013年5月20日 (月)

エリザベート王妃国際コンクール2013

うっかりしておりました。
エリザベート王妃国際コンクール、
今年はピアノ部門ではございませんかっ!

去年はヴァイオリンの成田達輝くんにしびれ、
公式伴奏者の佐藤卓史くんにほれぼれとし、
ライブストリームを堪能しまくったのでありましたが、
今年は、すっかり失念。

はっと気づけば、
既にファイナリストが発表されていて、
ファイナルは、5月27日から6月1日まで、とのことです。
(→Queen Elisabeth Competition)

残念ながら、日本人は残っていません。
(セミファイナルまで進んだのが、オカダ カナ さん一人)
ファイナリスト12名の国籍を見てみると、
USA、ロシアが2名ずつ、
あとは1名ずつで、
イギリス、フランス、フィンランド、イスラエル、
オーストラリア、韓国、中国、香港。

去年の浜松国際で5位に入っていた、キム・ジュン君は、
セミファイナルまでで、ファイナルには進めず。

やはり、コンクールって大変だぁ。

2013年5月19日 (日)

『いちばん長い夜に』

乃南アサ 『いちばん長い夜に』 新潮社 2013年

犯罪を犯して「塀の中」で知り合った芭子と綾香。
出所後、仲良く助け合って生きていく二人の日々を描く短編群。
以前にも読んだことのあるシリーズもの(→)の完結編。

とはいえ、以前に読んだ内容をはっきりとは思い出せません。
軽く、楽しく、共感しつつ読んだという記憶はありますが。

しかし、今回のこの作品は、
あまりにも印象が強く、おそらく忘れることはないでしょう。

タイトルの「いちばん長い夜」とは、2011年3月11日の夜。
この日を境に、芭子と綾香の日常が大きく変わるのです。
どう変わるか等は、ネタバレそのものになるので記しませんが、
この日以降についての記述を読むと、
二人それぞれについて、読者として胸が痛くなり、息が詰まり、
また、胸が温かくなり、涙が流れ……。

本当に納得いく結末となっています。

「あとがき」によると、震災当日、作者の乃南さん自身が、
作中の芭子と同じ体験をされたのだとか。
その重み、ずっしりと響きました。

2013年5月18日 (土)

『水のかたち』

宮本輝 『水のかたち(上)(下)』 集英社 2012年

大人のためのファンタジーといった趣と、
「生きるとは」を見つめ直し、歴史観を問う骨太のテーマ。
この二つを美しく融合させた作品……という印象です。

50歳になったばかりの志乃子(しのこ)が主人公。
大学時代に知り合って恋愛結婚をした夫、琢己(たくみ)、
社会人1年生の長男、美容師修行中の次男、高校生の長女
という家族の主婦です。

その志乃子の独白。(上巻p.186)

「五十の坂」という言葉を三好のおじさまから聞いたのは、自分が高校生のときだ。四十代の終わりから五十代に入って二、三年のあいだに、人には必ず大きな坂が立ちはだかるという。

まさにこの年代の私。うわお!と思い、
そして、この主人公にどんな災難が降りかかるのだろう…
と案じたのですが、
案に反して、彼女が面した「坂」は、
彼女の才能や人柄を認める人々が差し出す「大きなチャンス」でした。

上記引用文の「三好のおじさま」とは、骨董品の審美眼を持つ老人。
ひょんなことで、彼女が譲り受けた茶碗が、数千万円もするもの
だということが判明し……。

家族、親戚、近所の人々、学生時代からの友人、
人脈から知り合う各界トップの面々、
……こういった人々から志乃子への、
反対に、志乃子から彼らへの、サポート。
人間、支え合いだよね、といったエピソードが次から次へと語られます。

また、
茶碗とともに入手した手文庫の中には、
戦後、大変な思いをして北朝鮮から日本へ引き上げてきた人の記録が
入っており、
それが、次男の上司のファミリーヒストリーに繋がって…。

その話の繋がり方が、ファンタジックなのですが、
話一つ一つは、大変に現実味があり、人間への慈愛に満ちている
そんな気がしました。

「水のかたち」というタイトルの意味するところ、
全巻を通して読んではじめて納得できるものでした。
非常に読みやすい本でありながら、
娯楽小説とは一線を画す本でもあると思います。

2013年5月17日 (金)

『ソロモンの偽証 第1部 第2部』

宮部みゆき
『ソロモンの偽証 第1部 事件』新潮社 2012年8月
『ソロモンの偽証 第2部 決意』新潮社 2012年9月

図書館へ予約を入れて待つこと半年以上。
1冊600ページ以上の本が2冊、どどんと回ってきました。

クリスマスの朝、
男子中学生が、通う中学校の屋上から落ちた
と思われる姿で、半ば雪に埋もれた死体となって発見され…。
というストーリー。

タイトルどおり、
第1部は、
その事件が学校でどう扱われ、マスコミでどう報道され、
地域社会が、その中学校の生徒が、どう巻き込まれるかが
描かれます。

第2部では、
亡くなった中学生の同級生たちが立ち上がり、
事件の真相を明らかにしようと、
夏休み期間の課外活動「学校内法廷」を開廷しようとして、
その準備に奔走する姿が。

本が大部であること、長いこと、まったく意識させません。
決して「めくるめく」スピードではなく、
一つ一つ丁寧に描かれ、説明されていくのですが、
冗長さも、まどろっこしさも感じさせません。

学校内部の人間関係、
…教師間の関係、教師と生徒、教師と親、学校と地域社会…
それはもう、リアルです。さすがだなあ。。。
第2部の、生徒の内面や成長ぶりの描き方も見事。
優等生、目立たない生徒、いじめられ歪んだ生徒、典型的不良。
彼らが、それぞれ懸命に生きている姿が描かれます。
教師のはしくれとして、身につまされる警句もあちこちに。

小説は、
クリスマスイヴの夜、電気店の主人が店の前の電話ボックスで
電話をかけ終えて、心細そうに歩み去る少年を見た
というエピソードから始まります。

このエピソードが事件の鍵を握るのだろう、と思っていたところ、
案の定
第2部後半で、この少年は電気店主人が思い込んでいるように
「自殺した少年自身」なのではなく、実は……
と思わざるをえない展開が。

実は私、第2部の初めのほうで、このことに気づいていまして、
「おっ。私、結構、勘がいいかもっ」
な~んて思ったのですが、
なんのことはない、結構はっきり、ほのめかされちゃってました。

この小説、
『第3部 法廷』で完結するのですが、
この巻、図書館の予約では未だに400人待ち…(ToT)。

順番が回ってくるまで、内容を忘れないようにしなくては。

2013年5月13日 (月)

視力矯正

ハードコンタクトレンズ使用歴30年以上のわたくし。

このところ、レンズの調子が悪くて、とにかく曇る。
夕方には「霧の中で何も見えない」状態に。
意を決して、レンズを作り直すべく、眼科へ行って来ました。

この年になると、視力って鬼門です。
今のところ、老眼の自覚症状はあまりないのですが、
「ぜったい、これから来ます!」
と断言するお医者様。そしてコンタクトレンズ担当者。

同じことを3年前に言われて、度数を落として作ったコンタクト。
遠くが見えなくて支障が出ることもあり、
その後、眼科医といろいろ相談した結果、
老眼鏡ならぬ
「コンタクトレンズ使用中にかける近眼鏡」を購入したのでした。

それで、今です。3年経ってみると……

左右の視力に差が出た。
左側の目の近視が進んだ。
以前と同じ度数だと、運転免許が通らないかも。

さて、どうしよう……ということに。

いやはや、大変でしたよ。
いろんなレンズを装着しては、遠くを見たり手元を見たり、
測定の嵐。。。。
この機会に、ちゃんと目の診察も受けましょう、ということで、
結局、2時間以上かかりました。。。。

で、結論は…
左右で差が出た視力をそのまま生かして(?)
左右で度数に差をつけて、手元と遠くと両方に対応させよう
ということになりました。

懸念は、
前回受けたアドバイスにより作成した
「コンタクトトレンズ使用中にかける近眼鏡」は、今後も使えるか?

これは、レンズが到着してから、改めて視力測定をして
考えましょう、とのこと。
どひゃ~。またまた、あの測定の嵐ですか。
いやいや、
丁寧に見ていただけることを感謝すべきなのでしょうけれど。
ふううう。年をとると、あれこれ大変です。

2013年5月12日 (日)

休日の朝食に

休日の朝食に

手作り焼きたてカレーパン&アンパン。
ゴマのついた手前の小さいのがアンパンです。
朝6時半から準備を始めて、出来上がりは8時半なり。
山盛りサラダも添えて。

食事が済んでから、「あ、写真撮ればよかった~coldsweats01
……ということで、上記写真は残ったパンです。
3人で10個食べちゃった。

2013年5月10日 (金)

成田達輝リサイタル@トッパンホール2013

成田達輝ヴァイオリンリサイタル

2013年5月10日(金)19:00開演 21:10終演
@トッパンホール

ヴァイオリン:成田達輝
ピアノ:テオ・フシュヌレ


■プログラム■

ベートーヴェン:ヴァイオリン・ソナタ第8番ト長調 Op.30-3
フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第2番ホ短調 Op.108

シマノフスキ:≪神話≫Op.30より 〈アレトゥーサの泉〉
フランク:ヴァイオリン・ソナタイ長調

アンコール
サンサーンス:ロンド・カプリチオーソ
ドビュッシー:美しき夕べ
パガニーニ:24のカプリースより 第1番ホ長調 (無伴奏)

***********************

昨年、エリザベート王妃コンクールのネット視聴で
成田達輝くんの演奏にハマってしまった私。
その生演奏は、本物でございました。

生まれ年、成田くん1992年、伴奏のテオくん1994年
というフレッシュな二人。
いやはや、舞台上での立ち姿の美しいこと。
すっくと立つスタイルの良さ、さわやかな表情、
眼福でございました。

リサイタルの出だしは、若き音大生コンビの端正な演奏
といった印象。
それが、次第に会場全体を熱くたぎらせていく様子、
非常に興味深かったです。

2部のシマノフスキで、
音色の多彩さ、超絶技巧をもって会場を沸かせた後の
フランクのヴァイオリン・ソナタ。
私個人的には、これは世紀の名演だったと思います。

この曲、大好きなのですが、
演奏者による差が大きくて、
ガンガン音が鳴りすぎるもの、
輪郭がはっきりしすぎてフランスらしさに欠けるもの、
逆にぼやけて、よくわからないもの、等々
なかなか、これぞという演奏に出会えずにいました。

しかし、今日の演奏は素晴らしかったです。
フランスらしさにあふれていて、
ピアノもヴァイオリンも音が伸びやかで、美しくて。
聴いていて、ぞくぞく…ほんと、感激しました。
もっとも
パリ音楽院で学ぶ若き二人には当然だったのかも。

この曲の演奏中など、巨匠のオーラが出ているように
見えた二人。
それが、万雷の喝采を受けて、
はにかむように何度もお辞儀をする姿は、まさに少年。。。
こんな落差も魅力です。

アンコールも絶品。
感動の夜でありました。

2013年5月 3日 (金)

『光圀伝』

冲方 丁『光圀伝』角川書店 2012

ずっと友人に薦められていた、800ページに及ぶ本。
図書館に予約を入れて半年。
この連休に合わせるかのように順番が回ってきました。

壮大なスケールの、偉人一代記。
その合間に、光圀その人が記す回想記の断章が挟み込まれる、
ミステリーのような凝ったつくり。

この時代の「大義」「義」というものの重さ、
長子でなくして家を継ぐ運命を担った者の葛藤、
ぐぐっときました。

史実に沿った大きな物語でありながら、
上から見下ろすのではなく、
光圀その人の葛藤に寄り添い、書き進めていく物語は
推進力のある、読ませるものでした。

実の父、兄、
京から迎えた妻と、その侍女、
学問上の好敵手、
師と仰ぐ人、
将来を託して育て上げるべき若き人材。

光圀と深く関わるこういった人物も、
実に生き生きと描かれます。
読み手のほうも、光圀とともに嘆き、喜び、感動する
そんな胸に迫る場面がたくさん。

儒学や詩歌の説明もかなり書き込まれていて、
まさに本格派の香りがします。

骨太の、いい本を読みました。

奇跡のクラーク・コレクション

5月1日のお仕事休みを利用して、
映画を見たあと、近くの三菱一号美術館へ。

初めて足を運んだ美術館でしたが、
大変見やすくて、雰囲気もよく、大満足でした。

奇跡のクラーク・コレクションとは、
アメリカの財閥のご夫妻が収集されたという
クラーク美術館のコレクション。
印象派を中心とする展示内容で、親しみやすく、
展示カテゴリーもわかりやすくて、よかったです。

観光ポイントとして丸の内近辺が人気と聞いていて、
大混雑を覚悟して行ったのですが、
幸い思ったほどのこともなく、ゆっくり見られました。
画像は、展示会場から見た中庭。
気持ち良い作りでした~。
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2013年5月 1日 (水)

「八月の鯨」

今日は特別にお仕事お休み。
月の初日で映画の日。
とくれば……と急に思い立ち、映画館へGO!

あんまり派手な映画を見る気分じゃないなあ……と、

1988年公開の古い映画、リバイバル版を。
なんでも、岩波ホール開館45周年記念の上映だとか。
「八月の鯨」という題名は、どこかで聞いたことがあるような。

ハリウッド映画ですが、
雰囲気は、なんだかイギリス映画みたい。
モーニング・ティー、アフタヌーン・ティーの時間に、
カップ片手に昔語りをする場面がたくさん。
アメリカはメイン州の小さな島が、その舞台。

戦争で夫を亡くし(生きていれば結婚46周年目)、
姉のもとで15年間暮らしたという妹が、
視力を失った未亡人となった姉の世話をするようになって15年。
刺々しい言葉を吐き、「もう人生終わったも同然」と嘆く姉と、
忙しく立ち働きながら、周囲への思いやりを忘れない妹。
この二人の、何気ない日常が淡々と描かれます。
初めは、あまりの淡々ぶりに
「これは、退屈かも。寝ちゃうかも。」
と心配になったのですが、全然そんなことはありませんでした。

幼馴染の女友達、
ロシアからの亡命貴族である友人の紳士、
家の修繕を任せている修理工。

別荘を訪ねてくる彼らとの触れ合いから、
次第にストーリーが動き出し、
老姉妹の心の揺れが大きく描き出されます。

往年の銀盤大スターたちの共演が話題になった
とのことですが、
確かに名優!と納得でした。

この淡々としたストーリーで、見る者の心を動かすって、
これはすごいことだなあ……と思いました。
主役の二人、撮影当時で91歳に79歳。
二人に絡む三人も、78歳、76歳、66歳ですって。

今でこそ、元気な高齢者は珍しくありませんが、
1988年当時、この年齢層が主役を張るって画期的だったのでは?

地味ながら、心に響く映画でした。

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