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PIOの新ブログ

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2013年2月

2013年2月28日 (木)

お雛様ケーキ?

我が家にはお雛様がありません。

ちょっと残念かも……と思っていたところ、
製菓材料コーナーで、「まるびな」という可愛いお飾りを発見。
おお、これだ!
と思いたち、ちょっと早いですが、お雛様ケーキを焼きました。
といっても、いつもの手抜きの奴ですが…(^_^;)

今回は、粉の一部をヘーゼルナッツパウダーにして、
バナナ、チョコチップ、金柑の甘煮を入れました。
なかなかイケます。

金柑の甘煮は、これまた例のごとく
圧力鍋にお任せの手作りです。
なかなか重宝しますよ~。happy01

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2013年2月26日 (火)

『レ・ミゼラブル 百六景』(2)

鹿島茂
『「レ・ミゼラブル」百六景~木版挿絵で読む名作の背景~』
文藝春秋1987
(文春文庫2012)

読み終えました。(前回の紹介は2/24→
映画で抱いた疑問点(2/23の記事参照→)、氷解しました。
やはり、原作ではしっかり描かれていたものが省かれていたのですね。

(1)コゼットの恋人、マリウス

映画では、「実は金持ちなのに、なぜか民衆運動に首をつっこんでいる甘ちゃん坊や」のように見えたのですが、違いました。
原作では、
 第1部 フォンテーヌ
 第2部 コゼット
 第3部 マリウス
 第4部 プリュメ通りの牧歌とサン=ドニ通りの叙事詩
 第5部 ジャン・バルジャン
と、章のタイトルにもなっているように、実に重要な役どころでした。

なんでも、ユゴー自身の姿がかなり投影されているそうです。
家庭の事情により、父(元・ナポレオン軍の将校)と引き離され、
祖父のもとで育ったこと。
父の死を契機として、政治思想が180度変化していくこと。
そして恋愛観なども。

映画では、次のような点が省かれています。

・コゼットをフォンテーヌから預かり虐待した宿屋の主人
テナルディエ(悪党としての惨めな人、典型ですね)を、
当初は「父の恩人」と思い込んでいたこと。

・人民軍に加わるかどうかのマリウス自身の逡巡、葛藤。

・テナルディエが、コゼットから搾取を図る悪党だと知った後に、
警部ジャベールにバルジャンのことを伝えてしまったこと。

(テナルディエ一味を捕える隙にバルジャンが逃げ失せたと
知ったジャベールが、「あいつがいちばん大物だったんだ」
とつぶやいて、第3部「マリウス」は幕を閉じます。)

(2)ジャベールの最期

映画では、警察側の密偵という身分を見抜かれ、
民衆軍から処刑されそうになったジャベールが、
バルジャンに救われたことを気に病んで
ビルの上を徘徊したのち、川に飛び込んで自殺する、
という設定でした。
(私はそのように読み取りました。そして腑に落ちませんでした。)

原作でのジャベールは、
傷ついたマリウスをかついで逃げるバルジャンを見つけますが、
バルジャンを即座に捕えるのではなく、辻馬車に乗る手助けをして、
「私は(お前を捕えるために)ここで待っている」と伝えます。
しかし、実際にはそうすることなく、姿を消してしまうのです。
そして、
バルジャンに命を助けられたこと以上に、自分が彼を許してしまったことに混乱し、
「ただちにとって返してジャン・バルジャンを逮捕するか、あるいは…」
という二者択一を迫られて、セーヌの早瀬に実を投げるのです。

これなら、納得です。

原作、さすがだ!と思いました。

2013年2月25日 (月)

佐村河内の交響曲第1番(東京初演)

佐村河内 守(さむらごうち まもる)
交響曲第1番《HIROSHIMA》
全曲特別演奏会(東京全曲初演)

大友直人指揮
日本フィルハーモニー交響楽団

2013年2月25日(月)19:00開演 20:30終演
東京芸術劇場コンサートホール

*********************

壮絶な人生で注目を集めている作曲家、佐村河内守氏。
ホールは見事に満席でした。

壮大な音楽であること、実感できました。
ホルン、パーカッションの人数が多く、大活躍。
旋律より、音の重なりや和音の動きで音楽を作っていく
独特の世界観がありました。

大友直人氏、渾身の指揮でした。
日本フィルにとっては今回が初めての演奏とのこと。
既に東京交響楽団と同曲CD録音も果たしている大友氏が、
まさに音を引き出し、ひっぱり上げ、まとめあげている感がありました。
決して大げさではない、オーバーアクションのない振りなのに、
ピシッと緊張感をもって統率していくさま、見事でした。

会場全体に、緊張感がありました。

日本フィルの演奏は、ちょっと大味だったかも。
テンポ感、和音感、独特の曲なので、初演では致し方ない
という面もあるのかもしれませんが。
3楽章、各楽章のカラーの差が薄く、ちょっと一本調子の印象。
金管の聞かせどころ、いまひとつ「ピタッ」とは決まらなかった箇所も。

満員の聴衆は、普通のクラシックコンサートの客層とは
ちょっと違っていたのかな…とも思いました。
演奏終了とともに、黄色い声を上げて立ち上がり、ブラボーと叫ぶ女性があちこちに。
ちょっとビックリ。。。

このコンサート、友人から誘われて急遽足を運んだのですが
(一緒に行くはずの方の都合がつかなくなったという事情で)、
なかなか経験しえない場だったな、と思います。

2013年2月24日 (日)

『レ・ミゼラブル 百六景』(1)

鹿島茂
『「レ・ミゼラブル」百六景~木版挿絵で読む名作の背景~』
文藝春秋1987

(文春文庫2012)

話題の映画を見て、
筋に納得いかない点がいくつかあったため、
原作を読み直そうかな~と思っていたのですが、
その大部さ(異様に分厚い文庫本が2巻?3巻?)
を思い、二の足を踏んでいたところ……

いい本を発見!

それが標題の本です。
今は新装文庫版が出ているようですが、
初版のほうのハードカバーを図書館で借りました。

実はまだ読み終えていないのですが、
初めのほうを読んだだけでも、目からウロコです。

まず、作品の意図、それは当然
「レ・ミゼラブル(惨めな人々)」。
その意味が、木版画の絵を通じて生々しく伝わってきます。
ミュージカルのポスター、チケットの図柄となっている、
箒を抱えたコゼット。
その原画が、本作でとりあげている木版挿絵です。

筆者は、まえがきで
「ユゴーは単に貧困によって虐げられた弱者ばかりでなく、
貧困が生み出すあらゆる悪を、
被害者も加害者もひっくるめた形で描き出すつもりだった
のではなかろうか」
と述べていますが、そのとおりだと思います。

惨めな人々。

その男性の典型版がジャン・バルジャン。
=貧困ゆえの軽微な罪で悲惨な目に遭い、縛られる。

女性の典型版がコゼットの母、フォンティーヌ。
=裕福な大学生に弄ばれる貧しい縫子。
 子どもができれば、髪を歯を売り、売春婦となるしかない。

本来なら、読み終えてからレビューすべきところですが、
「レ・ミゼラブル」という検索ワードで
拙ブログを訪問してくださる方が多いようなので、
まずは紹介文を……と思って書いてみました。


【追記】
この続きは、2/26の記事へ→(

2013年2月23日 (土)

レ・ミゼラブル

今、話題のミュージカル映画です。
とても見ごたえのある、また、音楽の素晴らしい大作だと思いました。

ジャン・バルジャン(ヒュー・ジャックマン)、
フォンテーヌ(コゼットの母親 アン・ハサウェイ)。
映画界には疎い私でも、名前の聞いたことのあるお二人ですが、
吹き替えなしでの歌唱力(もちろん演技力も)にびっくりしました。
収録では、演技とともにのライブ録音だったとか。すごいなあ。

舞台ではなく、実写の映画となると、
底辺の人々の生活の悲惨さ、というのが真に迫って感じられ、
それだけに、ストーリーにも真実味が出ます。

また、民衆が、まさに大勢になるので、
有名な「民衆の歌」の迫力、その熱気には圧倒されます。
すなおに、音楽の力ってすごいな、と改めて思いました。

ただ、バルジャンを追う悪役のジャベールの最期とか、
コゼットの恋人マリウスの家柄とか、その後の二人とか、
安易にすぎるのでは……という印象を残す場面も。
古典ゆえの限界か、ミュージカル化に際しての単純化か。
このあたり、30年以上前に読んだ原作は忘れ果てているので、
ちゃんと読み直したほうがいいかな…と思います。

まあ、原作は超大作ですからね。
映画2時間40分(まったく長いとは感じませんでした)に
すべて詰め込むのは難しいでしょう。

ジャン・バルジャンって、
超人的運動神経とタフさを兼ね備えた、
「ダイ・ハード」のブルース・ウィリス張りの人間だったんですね。

民衆の中で
目端を利かせてすばしこく動き回る、ガヴロッシュ少年も
とても強い印象を残しました。

2013年2月22日 (金)

一人、夜遊び?

一人、夜遊び?
夫は飲み会、息子は塾、
私は今年度のお仕事一区切り!…という金曜の夜、
ワタクシ一人で映画館へ来ちゃいました。(^ー^)ノ

2013年2月21日 (木)

6:20amの空

6:20amの空
夜明けが早くなりました。

2013年2月20日 (水)

今週のお庭

インターポット

PIOさんの庭を見に行く

インターポットのお庭は、約1週間で四季が巡ります。
ということで、上の画像が昨日、すっかり葉が落ちた冬。
ちょっとさかのぼってみますと…


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空にぽっかり浮かんでいるのは、
ビンゴで当てた、氷の飛行船です。
くじ運がとっても悪い私にとっては、貴重なグッズ。^^;

2013年2月19日 (火)

被災地を訪ねるダン・タイ・ソン

NHK-BS1『TOMORROW beyond 3.11』
「ダン・タイ・ソン~ピアノは人生~」
2013年2月19日放送

海外向け番組として製作されたもののようです。
詳しくはこちら→KAJIMOTO NEWS

先日読んだ本で、ダン・タイ・ソンは日本と縁が深い
ということは知っていましたが、(→
日本で初めてレコーディングしたのが、
1986年、福島市音楽堂でのこととは知りませんでした。
素晴らしいホールがあるのですね。

日本で教鞭をとったこともある彼、
時折、日本語も口にしていましたが、そのほとんどが
数字。(さんじゅうはち、とか…)

そんななか、若い人を指導する際に
次を、明確に発音していたのが大変印象的でした。

「ゆびさき、もっと しっかり!」

あんなに柔らかい音を出す彼が、こういう表現をよく使うのか~
と、ちょっとびっくり。

震災後、
ピアノを失い、日々、耐える生活になって、
以前にましてピアノが弾きたくなった
という小中学生たちの言葉、そうだろうなと深く思いました。
ダン・タイ・ソン氏は彼らのよき理解者だろうな、とも。

番組に苦言を呈したくなったのは、
震災復興ソングの「花は咲く」が、BGMとしてやたら流れたこと。
なにも、ダン・タイ・ソンの演奏とかぶせて、
こんなBGMを流す必要はまったくないはず。(>_<)

『彗星物語』

宮本輝『彗星物語 上下』角川文庫1995

先日の『草原の椅子』がよかったので、
続けて宮本輝が読みたくなり、手に取りました。
総勢13人と1匹という大家族で暮らす、城田家の物語。

当主の事業失敗で経済的に傾いた、関西の旧家、城田家。
そんななか、
「この子は日本へ留学させなさい。私が責任を持って面倒を見る」
という、羽振りがよかったころの約束どおり、
ハンガリーから留学生ポラーニ・ボラージュがやってきたところから
物語は始まります。

旧ソ連に仕切られてしまう、旧東欧諸国の苦しみ・悲しみ、
自立、恩など、考え方の相違からくる日本vs欧州の摩擦、
……紋切り型ではない、ユニバーサルな問題点への切り込み方、
さすがです。

それ以外にも、離婚、少年期の非行、家族間の嫉妬や争い
などなど、
人間の醜さも描きつつ、全くいやらしさがありません。

祖父の福造、末っ子の恭太が、実にいい味を出しています。
そして、もちろん、ビーグル犬フックも。

留学生という、私にはとても身近な題材でもあり、
紆余曲折を経て、大団円に向かっていく最終章などは、
私は涙なしには読めませんでした。
(本当は泣くところじゃないのかもしれませんが、つい思い入れが…)
大感動。。。

2013年2月18日 (月)

アマチュアオケの演奏会

アマチュアオーケストラの演奏会へ行って来ました。
プログラムにもあった、次の意気込みが感じられる、いいコンサートでした。

■アマチュアのオーケストラで大事なのは全員が一生懸命演奏すること
■大切なのはハートだ
■技術ではとうていプロにはかなわないが、気持ちだけはプロを上回るつもりで熱い演奏を目指す

それから、前にも書いたような気がしますが、
指揮者の力、大きいですねえ。
もう全身を使って、渾身の力を込めてオケを引っ張っている、というのがよくわかりました。

オーケストラのように、大人数で一つの音楽を作り上げるという活動、羨ましいなあ~とも思いました。
きっと演奏会後は、打ち上げで盛り上がったんでしょうね~♪

そういえば、これもプログラムにあった情報ですが、
日本は諸外国に比べ、アマチュアオーケストラの数がずば抜けて多く、
一説によると東京だけでも500団体以上あると言われているとか。
これって、世界に誇っていいんじゃないかなぁ。

第5回仙台国際音楽コンクール

2001年創設で、3年ごとに開催されているという
仙台国際音楽コンクール、
5回目となる今年は、以下の予定で行われるそうです。

ヴァイオリン部門:2013年5月25日(土)~6月9日(日)
ピアノ部門: 2013年6月16日(日)~6月30日(日)

出場者が発表されていました。
こちらです。

ヴァイオリンは38名
[男性:20名、女性:18名、平均年齢22.1歳]
14の国と地域から(日本10名)

ピアノは40名
[男性:29名、女性:11名、平均年齢22.9歳]
12の国と地域から(日本9名)

びっくりしたのは、
昨年、エリザベート王妃国際コンクールで2位となった
ヴァイオリンの成田達輝くんが、エントリーしていること。
まだ21歳なんですものね。

ロン=ティボー国際コンクールでも
エリザベート王妃国際コンクールでも
2位だった彼、
今度こそは1位を…ということでしょうか。

エリザベートコンのネット視聴で
彼の演奏に惚れてしまった私、
今年5月のリサイタルチケットを持っているのですが、
なんとこのコンクール直前です。
仙台は、ネット中継しないのかしら……

2013年2月17日 (日)

50人ではじけた夜

50人以上かという規模の飲み会に行って来ました。
半年前、1年半前、2年半前まで教えた学生たちが
勢ぞろい。
学生自らこんな企画をちゃちゃっと立ててしまうなんて、
すごいなあ…

ちょっとの間に、みんなすっかり大人びて、
ひと皮も、ふた皮も剥けたような表情で、
なんだか、感動してしまいました。

彼らのはじける笑顔に、元気をもらって帰宅しました。
ちょっとはじけすぎちゃってるかも…

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2013年2月16日 (土)

『幸田姉妹』

萩谷由喜子
『幸田姉妹 洋楽黎明期を支えた幸田延と安藤幸』
ショパン2003

先日読んだ中村紘子氏の著作(→)で知った幸田姉妹、
つまり
幸田延(のぶ 1870-1946)
安藤幸(こう 1878-1963)
とは、幸田露伴の妹。
この兄弟姉妹6人(8人中2人が夭折)、すごいです。

「上から順に、実業家、探検家、小説家、音楽家、歴史学者、音楽家として、それぞれの分野で、近代日本の礎を気付く人々となったことがわかる。(p39)」

とあるとおり。
幕藩体制の瓦解をまのあたりにした両親が、
その由緒ある家柄
(江戸城に控えて、大名の世話をしたり、有職故実や礼法を教える「表坊主」という役柄の家柄)
のプライドを保つには教育だ…と考え、徹底した家庭教育
(幼児期の習字は3年間「いろは」だけ、とか…)のうえに
官費で受けられる教育機関の徹底活用を試みた結果だというのですから、おそれいります……

延は、長唄、三味線、箏曲を習い、東京女子師範学校附属小学校に通う中で、お雇い外国人教師に見出され、ピアノの個人レッスンを受けるようになります。
そして東京音楽学校(のちの芸大)に入ってピアノ、ヴァイオリン、声楽を学び、
15歳で研究科に在籍する助手となって、教える立場に。
19歳で第1回文部省音楽留学生としてアメリカへ。1年後にはウィーンへ。
帰国後は、東京音楽学校の教授に。

その妹、幸は21歳でベルリンに留学後、やはり東京音楽学校教授に。
27歳で英文学者の安藤勝一郎と結婚し、関西で活躍する夫と遠距離結婚を長く続けつつ、5人の子どもを生み、育てます。

人間関係に目を向ければ、
8歳の年の開きがある延と幸は、姉妹であるとともに
指導者と弟子というような関係でもあったそうですが、
滝廉太郎にとっても、延は師。幸はともにテニスも楽しんだ仲間。
延は島崎藤村にもピアノを教え、藤村の作品中にも延らしき人物が登場するのだとか。
世界のなかで見ると、
幸がベルリンで師事したヨーゼフ・ヨアヒム(1831-1907)とは、
ブラームスをシューマン夫妻に引き合わせたことで有名な
19世紀のヴァイオリン界の巨匠。
その最晩年、直接指導を受けた最後の弟子というのですから驚きです。
また、幸が国際コンクールの審査員としてウィーンに赴いた際には、
ルーマニア出身の名ヴァイオリニスト、ジョルジュ・エネスコ(1881-1955)が、「ウィーン留学中の延のことを覚えている」と声をかけてきたといいます。

長くなるので、これ以上の紹介は控えますが、
(女性差別、マスコミや世間の好奇の目にまつわる話もたくさん…)
「ほおぉっ!」という内容、てんこ盛りの本でした。(@_@;)

2013年2月14日 (木)

辻井伸行 日本ツアー2013

辻井伸行 日本ツアー 2012/2013
2013年2月14日 19時開演
サントリーホール

《プログラム》

ドビュッシー
 2つのアラベスク
 ベルガマスク組曲
 版画
 喜びの島

ショパン
 華麗なる大円舞曲
     (ワルツ第1番 変ホ長調Op.18)
 スケルツォ第2番 変ロ長調 Op.31
 幻想ポロネーズ
     (ポロネーズ第7番 変イ長調Op.61)
 英雄ポロネーズ
     (ポロネーズ第6番 変イ長調Op.53)

ショパン  別れの曲(練習曲Op.10-3)
       革命のエチュード(練習曲Op.10-12)
辻井伸行 それでも生きていく
震災復興ソング  花は咲く
辻井伸行 青い翼に載せて

********************
サントリーホール・大ホールが見事に満席でした。
先行予約で席を確保してくれた友人に感謝。

辻井くん、
本当に音楽があふれ出してくる人なんだな、
ということがひしひしと伝わってきました。
彼の背中側の席でしたので、
その背中が、どっしりと構えて全くぶれないこと、
手・指には無駄な跳躍が全くなく、
鍵盤に吸い付くようで、しっかり音量が出ていること、
ミスタッチがないこと、……よ~く見えました。

安定感のあるアーティストだと思いました。

ただ、師である横山幸雄氏の演奏と瓜二つ…
と思われる曲もいくつかあり、これが
楽譜を読まずに耳で覚える、という演奏の特徴(限界?)かも
と思われました。

また、
全28公演(今日は27公演目)というプログラムゆえか、
生演奏ならではの一期一会の緊張感
といったものには欠けるようにも感じました。

5曲に及ぶアンコールのうち2曲は自作曲。
このあたりをふくらませつつ、
今後も、彼独自のリサイタル形式を作っていくのだろうな
と思います。
gifted、才能、というものを感じるリサイタルでした。

バレンタインモード2013

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バレンタイン期間限定グッズがいろいろと…。
ピンクの絨毯は、どうにもお部屋に馴染まない気がして、
空飛ぶ絨毯にしてしまいました。(^^;)
お部屋が、どんどんシュールになっていきます。。。

立体把握能力に欠けるわたくし、
うまくお部屋を構築することができませぬ。
源氏物語絵巻だって、妙な角度からの構図だったかと。
どうかお目こぼし下さいませ。

おまけ。
お庭の収穫祈念のため、金髪にして遊んだ記録。↓

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2013年2月13日 (水)

バレンタイン・ケーキ2013

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1日早いですが、バレンタインのケーキを焼きました。
いつものチョコレートケーキで、
例によってデコレーションは省略。
いただきものの、可愛いチョコをのっけただけ~(^^;)

今回は、バターを柔らかくする「電子レンジ・チン」に失敗し、
バターが、かなり溶けてしまいました。(>_<)
もちろん、少し冷えるのを待ってから泡立てたのですが、
普通なら中央が盛り上がって焼きあがるはずが、
オーブンから出してみると、なんと陥没した状態。

やはり、バターを泡立てても、なかなか空気を含まなかった
ということでしょうね。
勉強になりました~。
ま、材料は間違いないので、味は悪くありません。
ちょっとしっとり感に欠けて、クッキーっぽいかな、
といったところです。

料理本(『予約のとれない料理教室 入門編』)
を見て作っているので、著作権上、レシピ公開は遠慮して、ポイントだけ。

・バター、チョコレート(湯煎で溶かす)、各110gずつ。
・砂糖100g、全卵2個
・小麦粉40g、ココア20g、インスタントコーヒー微量。
・ボコボコと見えるのは、胡桃が入っているからです。

2013年2月12日 (火)

春の気配

春の気配
近所で見かけた梅。
まだまだ寒いけれど、季節は着実に進んでいるんですね。

2013年2月11日 (月)

『なんらかの事情』

岸本佐知子『なんらかの事情』筑摩書房2012

複数の友人がブログで絶賛していたエッセイ。
どれどれ、私も…と読んでみました。

実は私、前作『ねにもつタイプ』も読んでいたのですが、
世に言われるほど“抱腹絶倒”……とは思えず、
微妙な空気感に“ちょい苦笑”、といった感じだったので、
拙ブログでは取り上げませんでした。

さてさて、それで本作。
なぜだか自分でもよくわかりませんが、
今回は次の作に、大いにウケてしまいました。
冒頭からちょっとだけ引用してみます。

「素敵なアロマ生活」

 こんな私でも、ごくたまに素敵生活へのとば口が目の前に開けるときがあ る。
 ある時それはアロマテラピーだった。
(中略)

 三か月ほど経ったある日、青山のお洒落アロマショップで、衰えた気力を高め魔除けの効果もある十グラム九千八百円のヤロウというオイルを買おうかどうしようか逡巡していたら、頭の片隅でふとこんな声がした。

  アロマでごわす。

 その瞬間、めに入るすべてのものが、ごわす化した。ヤロウでごわす。ダマスク・ローズでごわす。ポットでごわす。ショップでごわす。お洒落でごわす。青山でごわす。(後略)


いかがですか?
私は今これをタイプしながらも、湧き上がる笑いを抑えるのが大変でした。私の笑いの琴線、どこか狂っているでしょうか。。。
筆者はこれを「ごわす様」と呼び、「ごわす様」には「ごんす」「がんす」「やんす」「でげす」などの仲間がいることもわかったのだそうです。そして、ハーブ生活もでげす化されたのだとか。

こういうノリがウケる方、ぜひお読みください。

2013年2月10日 (日)

『草原の椅子』

宮本輝『草原の椅子(上巻・下巻)』新潮文庫2008

1997年12月から毎日新聞に連載され、
1999年に毎日新聞社から刊行された小説とのことですが、
初めて読みました。

久しぶりに、本物の文学としての小説を読んだ!
という充実感でいっぱいです。

主人公は、少し前に20年以上連れ添った妻と離婚し、
大学4年生の娘と大阪に二人で暮らす、
カメラメーカーの営業局次長、遠間憲太郎。50歳。
そして、
中卒の叩き上げで大阪にカメラ量販店を興し、
関西有数の会社に育て上げた男、冨樫重蔵。50歳。

この二人の友情を軸に物語は始まり、
やがて、
憲太郎の娘・弥生が知り合った、
暗い過去を持つ5歳の男の子、圭輔が加わって、
物語は大きく動き出します。

男の子(圭輔)の育ての父親、産みの母親、
骨董品の店を経営する女性、篠原貴志子40歳、
交通事故で車椅子生活となった、憲太郎の若い部下、堂本
高速道路で無謀な振る舞いを示す若い女性、袴田知作
といった人々との交流を描きつつ、
日本という国のありようを嘆くような筆致も多々。

でも、
身体障害を得ても、新たな仕事に生きがいを覚え、
古い家に住み続ける重蔵の父、そして母、老犬ボス、
また、時折泊まりがけで圭輔を預かってくれる大家族の高梨、
憲太郎の近所で、往診もしてくれる老医師など、
淡々と、しかし真摯に生きる市井の人々の姿に、
日本、捨てたもんじゃないぞ、というメッセージも感じます。

「草原の椅子」というタイトルは、
まるで大草原に置かれた椅子のように見える……
偶然、重蔵がそんなアングルで撮影した写真から。
それが、タクラマカン砂漠、高地の桃源郷フンザへの旅へと
つながっていきます。

まだまだ、いろいろな伏線はあるのですが、
それは読んでのお楽しみ。
ストーリー、筋だけで読ませるのではなく、
いろいろなところに深い意味が潜んでいる……
うわあ、深いなぁと思わせつつ、読んで楽しい作品です。

映画化され、もうすぐ公開されるとのことですが、
ううむ。人物のイメージ、ちょっと違うかも。。。
憲太郎に佐藤浩市は濃すぎるし、
重蔵に西村雅彦は線が細すぎるかな…ま、個人的な印象です。

2013年2月 9日 (土)

女3人、気ままにショッピング

と言っても、私にとってはウインドウ・ショッピング
となりましたけれど。

妹の誕生日プレゼントを見繕おう、という目的で
母、妹と3人集って、銀座、日本橋周辺をぶらぶら。
プレゼントは、妹のリクエストにより、
CDオーディオミニコンポ。
量販店で、実際に音を聴いてみて、決めました。
ちゃんと視聴用CD持参で現れた妹、さすが。
(CDは…横山幸雄のショパン練習曲集でした♪)

ミニコンポといっても、いまやCDだけではなく
いろいろなものにつなげて使えるんですね~。
世の中の進歩、再確認でありました。

その後、ランチして、デパートに移動して
……女3人気ままな午後。
たまには、こんな息抜きもいいものです。
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『ピアニストという蛮族がいる』

中村紘子『ピアニストという蛮族がいる』文藝春秋1992

またまた、古い本です。
20年前の出版ですね。
タイトルから、有名ピアニストの奇人変人ぶりなどを
面白おかしく書いたエッセイ集の類かと思ったのですが、
さにあらず。
「ピアノ音楽史」という大学の講義の種本になるのでは…
と思われるような深い内容です。

ホロヴィッツの奇行ぶりを取り上げつつ、
ロシアという国の歴史や、
ユダヤという人種、音楽家としての家柄の問題等が、
いかに彼の人生に影響を与えたかを描く。

明治は文明開化の時期に、
日本初のピアニスト、クラシック音楽の作曲家となるも、
女性であるがゆえに評価されなかった、幸田延(のぶ)、

明治末期から大正にかけて日本を代表するピアニスト
と言われるも、ウィーンで自殺した久野久、

いう二人の女性を取り上げ、
日本のピアノ教育がいかに始められたかを解き明かし、
その歴史を糾弾する。

オーストラリア、タスマニア島に生まれ、
洗練された文化とかけ離れた生育環境にありながら、
世界的ピアニストとなったアイリーン・ジョイスに光をあてる。

大変読み応えがありました。
個人的には、幸田露伴の妹で、幸田文の叔母にあたるという
幸田延に大変興味をひかれました。

下手をすると固くなりがちな内容を、
しっかりとした資料に基づきつつ、
(巻末の参考文献は3ページにもわたっています)
とても読みやすく軽妙にまとめる中村紘子氏、お見それいたしました!

2013年2月 8日 (金)

ウィーン・フィルハーモニア ピアノ・トリオ

クラシック倶楽部 (2013年2月4日放送)
- ウィーン・フィルハーモニア ピアノ・トリオ演奏会 -

(ヴァイオリン)ウェルナー・ヒンク、13_0208_3
(チェロ)フリッツ・ドレシャル、
(ピアノ)ジャスミンカ・スタンチュール

ベートーヴェン 
 ピアノ三重奏曲 変ロ長調 作品97“大公”
ベートーヴェン 
 三重奏曲 変ロ長調 作品11 “街の歌”
 から第2楽章
シューベルト  楽興の時 第3番

(2012年11月22日 横浜市フィリアホールで収録)
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ヴァイオリン、チェロともに
1960年代にウィーンフィルに入団されているという、ベテラン奏者。
ピアノも、80年代に国際コンクールで優勝されたとのことで、
熟年トリオといっていいでしょう。

元ウィーンフィルコンサートマスター、ウェルナー氏による
演奏前のコメントは、いわゆる一般論とは異なる内容でした。

・日本の聴衆は世界で最も優れている。
音楽を神聖なものとして受け止めているからだ。
ヨーロッパでいう巡礼のような心構えがあるといえる。

・日本では、開場とともに席について準備を整え、
注意深く耳を傾けてくれる。
何かを急いで消費しようという態度ではない。

氏によると、ヨーロッパでは
音楽に対する聴衆の姿勢が変わってきているのだとか。
特にザルツブルク音楽祭のような場では、
音楽は一種の「社交イベント」と化し、注意深く聴こうという態度に欠けるのだそうです。
うわあ、日本人、世界一ですか!

さて、演奏のほうも、このようなコメントをなさる方だけのことはある!
という内容でした。
高貴、高雅なベートーヴェン。
聴き手側も、知らず知らず背筋をピンと伸ばしてしまうような、
神経のゆきとどいた、集中力の高い演奏。

ベートーヴェンにもウィーンの香りって、漂うものだな~
と思いました。
まじめで折り目正しいのに、まったく固くないのです。
音色の幅があって、音楽の流れが豊かで自然。
ほとんどアイコンタクトもとらずして、ぴったり合うアンサンブル。
ううむ。
……唸らされました。

2013年2月 7日 (木)

金髪3人娘

インターポット

え?娘?……と突っ込みが入る前に…
  仮想空間では、永遠の「娘」なんですよ。bleah
さて、
収穫を前に、お友達二人がお庭に遊びにきてくれました。
この際、と面白がって、
3人そろってコミクッチさん風の髪型にしてます。
衣装も、微妙なお揃いモード。
ちょっとわかりにくいでしょうか?……拡大すると、こんな感じ。
1360235069986_15718 ピンクハートの白Tシャツ、
 手持ちのいちごチョコ
 そして、ヘアスタイルがお揃いです。

 小物で微妙に差がついたあたり、
 なんだかファッション雑誌みたい♪
 と、内輪受けしてました。
 今回お初の登場、左端のご令嬢は
 Three-ringさん。
 彼女のお庭、素晴らしいのでご紹介。
はい、こちらです。
このお庭の3人、実は、上と同じ3人娘なんですよ~。
妙なポーズで踊っているのは、お庭のお世話をしてくれるキャラ、
まいどくん、というお名前です。^^
Threering  Threering2

2013年2月 4日 (月)

『やわらかな心をもつ ぼくたちふたりの運・鈍・根』

小澤征爾・広中平祐 (プロデューサー 萩元晴彦)
『やわらかな心をもつ ぼくたちふたりの運・鈍・根』
新潮文庫 1985 (2005 第18刷)

日本を代表するこのおふたり、
なんと小澤氏があの『ボクの音楽武者修行』に書かれた、
スクーターでヨーロッパ入りされた当時からのお知り合いなんですね。
パリの会話教室でともに勉強されていたとか。
その後、小澤氏が数々の賞を受賞、初めてボストンの地を踏んだとき、
空港まで出迎えたのも、当時アメリカで教鞭をとられていた広中氏。

そのお二人が、1976年、テレビ曲の企画で対談された記録が本書。
もう40年近く前(!)のものですが、今読んでもみずみずしいです。

本書のタイトル、なるほど、うまいと思います。
さまざまな話題について話しておられますが、
お二人がそれぞれに出会った「運」、
広中氏が頻繁に言われる「僕、鈍いからさ…」という「鈍」、
小澤氏が頻繁に出される「集中力」の「根」、
本書の内容は、これらに集約できます。
(広中氏が「運・鈍・勘」と言われたのを、プロデューサーの萩元氏が「運・鈍・根」に訂正されたのですが)

印象に残った箇所を、例によって列挙します。

・パシィビアランス=もうとにかく一生懸命最高のものを出そうとしている態度
そこには美しさがある。
それを聞いているだけで、非常に気持ちいい。
なにかインスピレーションが湧いたような感じ。(広中氏)

・音楽の演奏家にとって、非常に大事なのは、
集中力があって、しかも集中したときに、自分がもっている情熱というか気持ちを、……その気持ちを集中したところでいちばんよく出せること。(小澤氏)

・集中力とは、やっぱり努力。訓練を受けてできるようになる。(小澤氏)

・競争心、ほかと比べて自分がどうか、という態度は小賢しい。
自分のペースで進んで行って、なんとか自分独自のものを築いて行く方が、長い目で見ると得になる。
他人の成功に対して神経過敏な人は大変。私は鈍いから大丈夫。(広中氏)

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大上段に構えていないのに、
人生の深い真実を捉えているな……と思います。

本書の最後の部分で、お二人とも、父上を亡くされたショックを、
それがご自身の生き方に与えた影響について熱く語られ、
お互いに強く共感されていたのも、大変印象的でした。

2013年2月 3日 (日)

手作りパンと購入ケーキ

手作りパンと購入ケーキ
手作りパンと購入ケーキ

甥っ子の誕生日会のお呼ばれに、手土産としてパンを焼きました。
酒粕入りのパン生地で、小豆餡入りとプレーン。

誕生日ケーキは、8人分の苺ショートケーキをご希望とあって
手作りするにはハードルが高過ぎ、
お店で購入して、持参しました。(^_^;)

お互い一人っ子の従兄弟同士、
17歳と14歳という微妙なお年頃になってきましたが、
いい関係を保ち続けられるといいな。。。

節分と、星空の庭と

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 節分ですね。
 我が家では、豆まきは毎年しますが、
 恵方巻きを食べる習慣はありません。
 でも、せっかくなので
 アバターちゃんに
 今年の恵方を教えてもらいました。^^
 
 さて、お庭のほうは
 気がついたら、piotreeの幹が
 だいぶ太くなってきたような…
 
インターポット
下は1月20日の時点での写真です。
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2013年2月 1日 (金)

樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル

樫本大進&コンスタンチン・リフシッツ デュオ・リサイタル

2013年2月1日(金) 19:00開演  20:50終演
アプリコ 大ホール

<オール・ベートーヴェン・プログラム>

・ヴァイオリン・ソナタ第3番 変ホ長調 作品12-3                                    
・ヴァイオリン・ソナタ第4番 イ短調 作品23   
                                       
・ヴァイオリン・ソナタ第9番 イ長調 作品47 「クロイツェル」

・クライスラー作曲   
 ベートーヴェンの主題によるロンディーノ

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一流の演奏って、こういうのを言うんだ…
と思いました。

ピアノ、ヴァイオリンともに素晴らしくて、
二人対等にわたりあいつつ、
ともに音楽を紡いでいくことを心底楽しんでいる……
そんな様子が伝わってくる、これぞコラボレーション!
というデュオ・リサイタルでした。
こんなにすがすがしい、草原の風を感じるようなベートーヴェン、
初めて聴きました。

ピアノ、大活躍。
リフシッツ氏の演奏はメリハリが効いていて、
ときどきハッとするような音色もあり、
ここぞというときはまさに朗々と響き渡ります。

こういうピアノに、樫本さんが刺激を受けて、
さらに音楽が高まっていく…
そんな印象を受けました。

ヴァイオリンの音色の美しさ、のびやかさといったら、ありませんでした。
息をのんで、聴き惚れた2時間弱。

おふたりの、いかにも気のあった仲間同士という温かい雰囲気も
たいへん好感が持てました。
ブラボー!

北村朋幹くんのラフマニノフP協

BSプレミアム「特選オーケストラ・ライブ」
12月23日(日)午前6時00分~7時55分

日本センチュリー交響楽団演奏会
センチュリー四季コンサート2012~秋

ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18(ラフマニノフ)
交響曲 第4番 ヘ短調 作品36(チャイコフスキー)

(管弦楽)日本センチュリー交響楽団
(指揮)小泉和裕
(ピアノ)北村朋幹(1曲目)

2012年10月5日(金)
NHK大阪ホール


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1か月以上前に録画した番組、やっと見ました。
北村朋幹くん、
今、ベルリンに留学中だそうですが、今年で22歳なんですね。
もう「くん」付も似合わなくなっていくのかなあ。。。
でも、初めて生演奏を聴いたのが、かれが15歳のときで
その印象が強烈だったので、つい「くん」と呼びたくなります。

番組冒頭のインタビューが、とても印象的でした。

・ラフマニノフの2番は、子供の頃にとても好きだった曲だが、
その後、他の作曲家、もっと新しい時代に興味が移り、
これはロマンチックすぎる、自分の気分に合わない
と感じられる時期が長かった。
そんなときに、この曲を演奏しなくてはならないことがあり、
それはとても辛かった。
今は、ロマンチックなだけではない深みもわかり、
違った角度からこの曲を捉えられるようになり、演奏するのが楽しみだ。

・今後の目標を尋ねられて……
自分のやりたいことは何か、を常に考えたい。
せっかくこの世界に携わって生きていくのだから、
演奏自体も、とりあげる曲も、
そこを突き詰めていきたい。

わあ。
北村節、炸裂って感じです。
彼の演奏を聴くたびに、「こだわりの人だなあ…」と感じますが、
(例えば、2011年のリサイタルとか→
そこを突き詰めていくのですね。
一筋縄ではいかない、ピアニストになっていく予感。
楽しみです。

演奏そのものも、もちろん素敵でした。
彼は「うたごころ」の人だと思うのですが、ラフマニノフの魅力的な歌いっぷり、堪能いたしました。

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