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2012年3月

2012年3月31日 (土)

郷古廉Violin Recital@市川

郷古廉Violin Recital

2012年3月31日(土)14:05開演 16:00終演
@市川市文化会館 小ホール

Violin:郷古廉 Piano:加藤洋之

  Program

ドヴォルザーク:4つのロマンティックな小品 Op.75

ブラームス:ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ長調 Op.100

イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第1番 ト短調 Op.27-1

ルクー:ヴァイオリン・ソナタ ト長調

イザイ:子どもの夢

**********************************

本当は、紀尾井ホールでのアンサンブルで、郷古くんを聴く予定だったのですが、
そちらが公演中止となってしまったため、
しばらく躊躇した後、、、リサイタルのほうへ足をのばしてまいりました。
(よりによって、こんな暴風雨の日になるとは……)

まず、すっかり長身となっているのにびっくり!
3年ちょっと前(→)の、初々しい少年、という面影は、もうありません。

演奏のほうも、
「天真爛漫に、のびやかに歌い上げる」というよりも、
「知的に構築したうえで、朗々と表出している」ような印象。
もちろん、選曲による側面も大きいでしょうが。

大人になったんだなあ……と思いました。
音のつややかさ、伸び、健在でした!

特に後半の2曲は圧巻。
会場は郷古パワーに満ちあふれました。

ただ、
私の座席位置(右寄り後方)のせいかもしれませんが、
ピアノの音が固めで、大きく響きすぎているように聞こえました。
「別個の楽器が、それぞれがんばってますね」という印象はぬぐえず、
アンサンブルの醍醐味を味わえた……とは言えなかったような。

ちょい残念。

(以下、4/2に加筆)

もっとも、時間がたつほど、どんどん良くなっていったというのも事実です。
ヴァイオリンという楽器の特性もあるのかもしれませんね。
以前の印象が強くて、私、あまりにも凄いものを求め過ぎていたのかもしれません。。。

2012年3月30日 (金)

六本木散歩

20年以上前にお世話になったオーストラリアの知人が
1年間の half paid long holiday をゲットした、ということで
日本へ遊びに来ています。

まだ息子が3-4歳ぐらいだった十数年前にも、そんな機会があり、
その折には自宅まで遊びに来てくれたのですが、
今回は

「せっかくだから、外で会おう!六本木なんて、どう??」

という話になり、行ってまいりました。
風が強くはありましたが、
晴天のぽかぽか陽気で、ラッキーだったといえましょう。

彼、なんと、半そで姿で登場。
さすが、Australian!
半ズボンではなかったのは幸い(?)
 ……確か当地では、半ズボン&ハイソックスで正装扱いでした。今でもそうかしらん?


さて、六本木。
とはいっても、私はまったくこのエリアには明るくないので、

1・小さなタイ料理店でお食事
2・新国立美術館で「セザンヌ展」鑑賞
3.東京ミッドタウンでお茶

という、オーソドックスかつ地味なコースになってしまいました。
それでも3カ所それぞれに楽しめて、よかったです。

タイ料理店は、9年前(!)に教えたタイの学生(当時)が働いている店。
堂々とした物腰で、しゃきしゃきと動き回っていました。
知人いわく
「日本では初めてタイ料理を食べたが、おいしい。
こんな小さいテーブルの、こんなに狭い店にも初めて入ったけど、おもしろい。」

セザンヌ展は、充実していました。
晩年のアトリエが再現されていたりして、おもしろかったです。
典型的な静物画のイメージが強かったのですが、実にいろいろな絵を描いていたのですね。
知人は、好みがはっきりしていて、
気に入らない絵の前では顔をしかめ、気に入った絵の前ではにこにこしていて、
そのリアクションも、私にとっては新鮮でした。

ミッドタウンでは、
コンシェルジュ係の美女による、懇切丁寧かつ「立て板に水」の説明に舌を巻きました。
知人の買いたかったものは、(予想どおり)予算オーバーで買えなかったのですが。。。
彼、エレベーターの丁寧な案内テープを聞いて、しきりに真似をしていました。


若い頃に知り合った人と久々に会うと、
自然に、気分も若返るような気がしますね。。。
このところ、depressingな日々を過ごしてきましたが、
いい気分転換ができました。

2012年3月29日 (木)

ふっきれた

愚息、なんとか再試験をクリアし、進級が許可されたのですが、

その後

「母親が叱りつけてばかりいるから、子どもがやる気をなくすのだ。
もともと素質はいいのに、母親がそれをつぶしているのだ。母親の責任だ。」

との意見を浴びせかけられ、
さすがに意気消沈しておりました。


が、本日、息子の友人が自宅に遊びに来てくれまして、
彼らの会話を聞いているうちに、ふっきれました。

「お前の凋落ぶり、信じられないし!」

「何やってんだよ、お前!」

「でも、ま、ほんと、よかったよ。2年になれることになって。」


こういう友人がいてくれるなら、なんとか持ち直してくれるのではないかと。。。

不幸にして、息子をつぶすダメ母の下に生まれてきたとしても。

2012年3月26日 (月)

『女神のタクト』

塩田武士 『女神のタクト』 講談社 2011年

表紙のたたずまいからして、
漫画チックな、ドタバタ劇なのだろうな……と予想しつつ、
気分転換の軽い読み物として、ちょっと読んでみようか、と手に取りました。

ストーリー展開は、まさに、漫画チック。ドラマチック。
恋人と別れ、職場から解雇もされた30歳の主人公・明菜が、
あてもない旅で偶然訪れた海岸で、ある老人に「成功報酬」を約束されて引き受けた仕事が、

ある青年(実は、一時は名を馳せながら、なぜか指揮台を去った若い指揮者)を、
地方オーケストラ再生のため、その音楽監督に就任させるべく、引っ張って来る

というミッション。
ここから、
このオーケストラのメンバーたち、支える裏方、裏方の一員となった明菜自身、
そして彼女がひっぱってきた音楽監督・拓斗の
演奏会実現へ向けた、どたばた活劇が始まる、というストーリー。

明菜、拓斗、海岸で出会った老人、
無茶苦茶なパーソナリティに見える、オーケストラの裏方たち、
個性派の楽団員たち、
彼らが、音楽にかける情熱といったものが、徐々に明らかにされるとともに、
オーケストラの演奏会を実現させるためには何が求められるのか、といった
一つ一つの手間、手続き、なども描かれます。

軽い読みものではありますが、
なかなか、よくできた小説です。
終盤に向けては、思わず涙ほろり、感激じわり……でありました。

2012年3月25日 (日)

『小澤征爾さんと、音楽について話をする』

小澤征爾×村上春樹 『小澤征爾さんと、音楽について話をする』 2011年 新潮社

いや、もう、すごい本でした。
一気に読み切ってしまいました。
お二人の、音楽に対する深い理解、熱い想いに、ぐいぐい引っ張られました。

村上夫人と小澤征良さんが大変親しいことから、会話を交わすようになったというお二人。
小澤氏の話の面白さに、
「こんな興味深い話をこのまま消えさせてしまうのは惜しい。
誰かがテープにとって文章として残すべきだ」
と思われたという村上氏が、
「僕が録音機を用意して会話を収録し、自分でテープ起こしをして原稿のかたちにまとめ、
読んでもらい、手を加えていただいた」
という形で作られたものです。

小澤氏いわく「大病も悪いことばかりではない。なにせヒマだらけになるから。」

*********************************

クラシック音楽関係の本を読むと、往々にして

「はあ。やっぱり私にはわからない。ついていけない。勉強不足でした。すみません。」

といった敗北感を感じるものですが、そんなことは金輪際ありません。
うわあ、すごいなあ、へえ、そうなの、それで?それで?
という具合に、どんどん読んでしまいます。
クラシック音楽に対する村上氏の造詣の深さ、見事なものですが、
ひけらかしの色、未熟者を排除するようなニュアンスは皆無です。

「マニアの人には面白くないけど、本当に音楽の好きな人たちにとって、
読んでいて面白いというものにしたい」
と小澤氏が述べていますが、まさに、そのとおりのものになっていると思います。

本編の内容については、これ以上のコメントを控えますが、
「なるほど!」とうならされ、印象に残ったのが、次のようなくだり(粗い要約です)。

【村上氏、小澤氏、二人の共通点】(「始めに」より)

・仕事に熱中できている。仕事に純粋な喜びを感じている。
・これぐらいでは足りない、もっと奥まで追求したい、というハングリーな心を持ち続けている。
・自分がやろうと思ったことはやる。頑固で揺らがない。

【文章と音楽との関係】(インターリュード2より)

音楽的な耳を持っていないと、よい文章は書けない。
その人の書く文章にリズム感があるかどうかで、生き残る書き手か否かが見分けられる。

2012年3月24日 (土)

魔弾の射手

映画「魔弾の射手」を見てきました。

ヨーロッパの美しい風景と、クラシック音楽とに浸って
癒されたい……と思ったのですが、
その意図どおりとはいかなかった……というのが正直なところです。

・142分は長すぎた

・おどろおどろしい場面も多く、「魔」を表す場面は子どもだましのようだった

・何よりも、若い花嫁、花婿が、それらしく見えなかった。。。。
 下手をするとその両親の世代に見えるヒロイン、ヒーローの外見に、感情移入できなかった

・「実写」と「オペラ」の融合、という設定時代に、そもそも感情移入できない要素があったかも

いやはや、見ていて、疲れました。
ま、こんな機会でもなければこのオペラ全体を知ることもなかったと思うので、
いい機会だったともいえますが。

宗教、神話、寓話、などと関連した、裏の意味があるに違いない……
と思われる表現を、字幕で多々目にして、
ちゃんと理解するには、もっと勉強しなくっちゃなあ、と思ったことでした。

あ、オーケストラの音楽、歌手の歌は、素晴らしかったです。はい。

2012年3月23日 (金)

『ユリゴコロ』

沼田まほかる 『ユリゴコロ』 双葉社 2011年

不思議な題名だな、という第一印象。
「私には、ユリゴコロがない」と思い込んだ子どもが、この作品の核になります。
おそらく「ユリゴコロ」とは、「よりどころ」の聞き違いなのですが。
このネーミングはうまい、と思います。

「人を殺すと心が落ち着く」
という手記?小説?のノートを発見したことが、この小説の出発点です。

この書き手はだれ?
発見者との関係は何?
現在とどう結びついている?

というミステリーであって、このあたりは、ぐいぐい引っ張る力を持っています。
非常に強いい印象を残す小説ではあります。
しかし、

「そんな事実だとしたら、描かずに放っておいてはいけない側面があるのでは?」
「そんな行動をさせておいて、あとは書かずに放り投げていいのか?」

という疑問テンコ盛り…というのが、読後感でありました。

********

考えてみると、村上春樹の小説でも、
人が理不尽に亡くなったり、失踪したり、殺されたり、という場面が多々出てきますが、
そんなこと、現実ではあり得ない、許されない、ということであっても

「そんな描き方じゃ、片手落ちだろう!」

という疑問は生まれてきません。。。
なんだか、村上ワールドに納得させられてしまうというか、
この設定だったら、そうなることもあるよね、当然だよね、という感覚になります。

このあたりが筆力の差なんでしょうか?

2012年3月21日 (水)

精神的に疲労困憊

書き込み、しばらく放置してしまいましたが、
わたくし、ただいま、精神的にへとへとでございます。。。。

ブログどころではない、という心境でおりましたのは、
息子が「すわ、留年」という瀬戸際に立ち至っているからでありまして、
そんな状況に至ってなお、

へらへら、へらへら

としている彼の性根を叩きなおしてやろうと試みては沈没し、
また試みては沈没し、……という虚しい努力を、日々繰り返しておりました。

本日はその運命の追試日!!
親子そろって思い込んでいたのですが、
なんと本日は単なる「追試申込日」にすぎず、
追試本番まで、まだ5日もある、ということが、つい先ほど判明いたしました。

ああ、それまで、私の身が持ちこたえられそうにありません。。。。

そして、その息子の帰宅後、
息子の遊び道具と化した、サブノートPCに重大トラブル発生。

ノートPC、電源コードのよじれを正さんと、何気なくコードを抜いてしまったところ、
突然、画面がぶちっとブラックアウト。
バッテリーが古いことは認識していましたが、まさか、まーったく機能しなくなっていたとは!!
以後、PCが立ちあがらなくなってしまい、PC「スタートアップ修復」画面が延々続いた後、
「修復できませんでした」。。。。。。

PCを立ち上げようとすると、自動的に上記のスタートアップ修復が開始され、その度に失敗。
これは、完全にPCは壊れたものと思いましたが、
だめもと覚悟で、PCメーカーのチャット相談サイトへ。

ここで、セーフモード機能を使った起動を紹介され、
なんとか再起動に成功いたしました。。。
サポートの方(@中国)の
「…していただけますでしょうか」「かしこまりました」「恐れ入りますが…」
は、健在でした。(→

それにしても……
ああ、もう、わたくし、疲労困憊!

2012年3月15日 (木)

春の気配

12_0313春の気配を感じて、
スマートフォンで撮った写真をアップします。

←「屋外テーブルの上の陶器のリス」は、
  一昨日、職場にて。

梅の花3枚は、本日、とある駅前にて。

うらうらした春の日射しに、心なごみました。

12_0315_1_2 12_0315_3 12_0315_2

2012年3月14日 (水)

漢字まみれ

この春休みは、久しぶりに時間に余裕が持てるかな…
と思っていたのですが、あまかったです。

「単純入力、打ち込み作業」

の宿題が、どさーっと送られてきました。
さる研究会で取り組んでいる打ち込み作業の分担が確定しまして。

かなーり古い資料を、分担してエクセルに入力していく
という作業なのですが、出てくる漢字がすごいです。
IMEパッド、今までになく大活躍!

岔(タ) 甸(デン) 

なんていう漢字は、お初にお目にかかります……といったところ。
中国の地名に、じゃんじゃん出てくるんですね。

蕭 は、「シュウ」じゃなくて「ショウ」なんですよ。訓読み「よもぎ」。
(刺繍 は 「ししゅう」 なのにね)
棗 は、「なつめ」。
ものすごい画数の旧字体もわんさか出てきます。。。あ,舊字體、ね。

……なんだか、目がしょぼしょぼしてきました。寄る年波、実感。

2012年3月12日 (月)

1年経って

震災から1年を経て、メディアはその報道特集でもちきりでした。
私自身も、1年前のことをいろいろ思い出しました。

・帰宅難民の一人となって7時間行進をするなかで、連帯感や高揚感を覚えたこと。

・近所のスーパーでの品薄状態、入店規制をしている店などに仰天したこと。

・ドイツの友人から、何度となく「すぐに逃げて来るように」というメールを受け取ったこと。

・一人暮らしの友人たちが、あれよ、あれよ、という間に東京から離れていったこと。

・降ってわいたような、親子そろっての休暇を持てあましたこと。

・親子で夫の赴任地へ行こう!と決心するも、飛行機の便を押さえるのに苦労したこと。

***********************************

当時、いろいろな報道が錯綜するなかで、
「原子爆弾じゃあ、ないんだから、そんなに過激に反応する必要はないのでは…」
と考え、そういう方向で、このブログでも発信していたように記憶します。

1年たって、当時の指揮系統の混乱ぶり、
特に、当時の会議録が作成されていなかったことが問題となっていますが、それは
「今の内閣がダメだ!」
というレベルのことではなくて、やはり、伝統、文化の問題が大きいんじゃないかなあ
と感じます。

西欧では「すべて記録に残すべき」「記録を整理しておくべき」というのは、
ごく自然に、自明、当然のことになっていると思います。
例えば、西欧の図書館の整理ぶり、図書館員のプロフェッショナルぶりには脱帽します。

日本では、個のレベルでは日記や私小説が浸透していたりしますが、
政治の世界の根っこには、「知らしむべからず、依らしむべし」という考えがあるように感じますし、
『中国化する日本』で強調されていた、
「日本人の脳味噌は、江戸時代のまま」という指摘も、当たっているかなあ、と思います。
情報開示、情報開示、といっても
「わが藩の中だけで結構」「殿と我等だけ知っておれば結構」
という意識があるような。

************************************

さて、それはさておき、
今年の3月11日は、楽しく、アンサンブルの仲間と練習をして迎えることができました。
まずは、そのことに感謝です。


2012年3月 9日 (金)

メールアドレスと名前

メールアドレスの設定、難しいですねえ。

私の場合、たいへん平凡な姓、名前なもので、
同姓同名の方々が日本中にいっぱい!
それも、姓名を続けて書くと、長いアドレスになってしまいます。

で、姓か名前+数字、 イニシャル+姓か名前+数字、と考えてみても、
同じ姓、同じ名前の知り合いが、既にそのセットを使用していたりします。
同世代の場合、特に名前のバッティングの確率高し!

また、女性の名前の場合(私の世代ですと)、○○ko ○○yo ○○ka ○○mi
のように、字面が似ていることも多くて、実際に学生との間でトラブルになった経験もあり。
(私と、もう一人の似たアドレスの教員を取り違えて、レポートやら宿題やらを送ってきた)

ということで、とりあえず、
今のところの知り合いで「見事にバッティング」はしていなかろう……と思われるセットを作ってアドレスを設定したのですが、冷静になってみると、

■ アドレスだけ見ると、誰だかわからんのでは??

みたいなことになっています。
ふううう。
ま、Gmailでは再設定不可能ですので、このままこれで行くしかないのですが、
なんだか、自分のアドレスとしての愛着は湧かず、

■ 失敗したかなあ……

と肩を落としております。
ああ、こんなことに鬱々とする自分が情けない。

2012年3月 8日 (木)

手抜きケーキ

本日、試しに、
すべてをスピードカッターにお任せ!

という手法で、ケーキを焼いてみました。

12_0308_2 結果が左の画像。
いい加減な撮影でよくわかりませんが、
ケーキとしてはちょいと「ぺっしゃんこ」です。

でもまあ、帰宅後の息子が
あっという間にこういう状態にしてくれたように
味はまあ、許せる範囲。

ヨーグルトケーキです。
本来は、ヨーグルトを水切りして使うのですが、
ヨーグルトの中にドライマンゴーを漬けこんでおいたら、
マンゴーが水分を吸ってくれて、ちょうど水切り後のような状態だったので
そのまま使いました。
スピードカッターにかけた材料は、次のとおり。
順に入れて、ビュンビュン回して、型に入れて、180度で35分。出来上がり。

1.冷凍バターを削って、75gぐらい
2.砂糖55gぐらい
3.卵2個
4.ドライマンゴー入りヨーグルト200gぐらい
5.小麦粉100gぐらいと、ベーキングパウダー少し

「泡立て」=空気を取り込む、ということですから、
やはり、ふんわりしたケーキを望むなら、ちゃんとバターを泡立てなくっちゃ!
ということが、よくわかりました。

あ、ただし、クリームチーズを使ったチーズケーキの場合は、
バターを全く使わないので、すべてスピードカッターに任せて万事OKです。

2012年3月 7日 (水)

奏楽堂デビューコンサート:萬谷衣里

奏楽堂デビューコンサート・シリーズ No.58
萬谷衣里ピアノリサイタル

2012年3月7日(水) 18:00開場/ 18:30開演 20:30終演
会場: 台東区立旧東京音楽学校奏楽堂
 

プログラム

リスト: 子守歌 S.198
モーツァルト: ピアノ・ソナタ 第8番 イ短調 K.310
リスト: 愛の夢 ノクターン第3番
リスト: 詩的で宗教的な調べ S.173 より 第7番 「葬送」

ブゾーニ: J.S.バッハによる幻想曲
ブラームス: ピアノ・ソナタ 第2番 嬰へ短調 作品2

J.S.バッハ:主よ人の望みの喜びよ

*****************************

萬谷さんのリサイタル、足を運ぶのは今回で2回目ですが(→)、
円熟味を増して、大人になられたなあ……という印象を持ちました。

今回は、震災を受けて”「哀歌~エレジー」をテーマに選曲”されたプログラムとのこと。

まず、第1曲目の「子守唄」、弱音の美しさにシビレました。
「愛の夢」も、穏やかにしっとりと歌い上げる演奏で、テンポもゆっくりしたものでしたが、今までに聴いたいろいろな方々による演奏の中でも、最も強い印象を残しました。
圧巻は、前半最後の「詩的で宗教的な調べ」。
硬質な音から柔らかい音まで、曲想とともにどんどん色彩を変え、
実に幅広い音量で、くっきりと音楽を描いていました。
やはり、リストが合っているのだなあ……と思いました。

後半のプログラムは、ちょっと難解だったかもしれません。
個人的には、ブゾーニの曲に、昨年練習したリストのピアノ曲「クリスマスツリー」にも採用された讃美歌の一節が出てきて、ちょっと嬉しくなったりしましたが。

アンコールのバッハで、再び柔らかな音色を楽しみ、満ち足りた気分で会場を後にしました。
奏楽堂、重要文化財とのことですが、さすが歴史を感じさせる風格と優しい雰囲気にあふれたホールでした。

Gmailは特殊?

Gmailって、他のメールサービスとは違う点があるのでしょうか?

■Gmailを使った場合、メーリングリストなどに送信した場合、送信者には配信されない

ということを知らなかったために、
昨日は、自分がメーリングリストに送信したメールが手元には届かず
(今までは必ず届いていた)、
一体、何が起きたのか??と泡を食ってしまいました。
メーリングリストのサイトにも、そんなことは全く書いてありませんでしたし…

他にも何か、特殊なことがあるのでしょうか?
ちょっと疑心暗鬼…

今度はブロードバンド接続不能

なんだか最近、こういう記事ばかり書いている気がしますが…

スマートフォンへの切り替えをきっかけに、PCのほうもあれこれ設定をいじるうちに
思わぬことが発生し…
という連続なのだと思います。(何をやっているんだか……ため息)

最近は暖かいリビングでPC作業をしているのですが、
昨日、久しぶりに書斎に戻り(暖かい日でしたし)、しこしこ仕事をしていました。
一段落したところで、
WiFiシグナルが弱いことに気付き、以前のようにLANケーブルを差し込んで、
ブロードバンド接続しようとしたところ、

延々と「ちょっと待て」の青丸が回転するばかり……
挙句の果てに、突如、画面がブラックアウト!!!(驚愕!)

「escキーか電源スイッチを押して強制終了してください」

というようなメッセージが。
ほんと、息が止まるほど、びっくりいたしました。

幸い、escキーによって、強制終了はしなくても元の画面に戻れたのですが、
何度試しても「青丸ぐるぐる」「プログラム応答なし」状態は改善されず。
はい、これからが「復旧目指して」延々たる作業と相成りました。

3時間ほどで、なんとかすべて問題は解決したのですが、
まとめてみると

■「接続できないときは再ダイヤルする」、それも頻繁に何度も、
という設定になっていたので、
トラブルで接続できない場合、延々と再ダイヤルを続けることになり、
結果、PCがオーバーワークになって、プログラムも「応答なし」に陥った。

■「接続できない」原因は、なんのことはない、「ローカルエリア接続」が無効になっていた
ということであった。理由は不明。

しかし、上に書いたように、
エラー報告が出る以前に「固まって」しまう、という状態だったので、
どんなエラーで接続不能なのかも判断がつかず、
ほんと、悪戦苦闘いたしました。
まず、「再ダイヤル」の設定を改め……から始まって延々。

「ブロードバンド」「接続不能」「エラー631」(だったかな…)
といった検索ワードで、niftyやら、biglobeやらの、アドバイスサイトに助けてもらって、
息を吹き返した次第です。
ああ、疲れた。

2012年3月 6日 (火)

『中国化する日本』

与那覇潤 『中国化する日本 日中「文明の衝突」一千年史』 文藝春秋2011

衝撃的なタイトルですが、これは「衆目を集める」ための方策では?
内容はまっとうです。

日中関係といえば、遣唐使か、はたまた日中戦争か、というのはあまりに視野が狭い。
もっとグローバルな目で関係を捉えなおそうよ。
実は中国の歴史を語る肝は「宋」の時代なのだよ。ここから世界史を見直してみようよ。
……というのが、本書のメッセージかと。

「宋」の時代というと、……科挙が確立した時代。

・貴族制度を全廃して、皇帝独裁政治を始めた

という時代。
科挙の合格者は、皇帝への恩義を感じ、その後地方赴任を重ねるので、官僚が地元に地盤を築いて皇帝に刃向かう心配なし。
(地元で権力を強める貴族と大違い)→現代日本の利益誘導議員は貴族?

税を物納から貨幣納にしたので、農民に貨幣使用が行き渡り、庶民が商売に目覚めてお金の味を知る。
      

で、このシステムが現在に至るまで中国の基本システムとして機能している。
つまり、

「機会は平等にした」わけだから、「あとは自由競争あるのみ」で、勝ち組と負け組が生まれる。これ当然。怠けものが悪い。

これって、今言われている「グローバル化」そのものでは?
ということ。

*********************************

こういう理論で、筆者は「中国化」を考える。
そして、

平氏=貿易を広め、宋の制度を取り入れて新しいことをやろうとした先進的集団
源氏=従来型の荘園制度を維持しようとした旧保守派勢力

と定義するとか、
(平氏は貴族で源氏は武士、という定義は愚の骨頂)

「どうして中国や朝鮮は近代化に失敗したのに、日本だけが成功したのか」という問い自体が誤りで、
「近代化」「明治維新」は要するに「中国化」の別名にすぎず、
日本人は「西洋化」のために社会のしくみを一変させなくてはいけない時期と、歴史の必然である「中国化」のタイミングを合わせることができた
というだけのことだ。

と解説するとか、しているのです。
この論理で、モンゴル帝国の発展と衰退を論じるなど、いろいろ興味深いことをしています。

まとめてみると

・中国:
経済活動は自由化して個々が勝手に動き、政治面だけ拘束されるのが自然な姿だ、という考え方が沁み込んでいる社会

・日本:
お上から多少活動は制限されても、一部の人間のやりたい放題は制限し、隣近所が助け合って生きていくのが理想、と考える社会
(あ、ちょっとずれた要約かも…)

となるわけです。
ものすごーく”はしょった”紹介ですので、興味をもたれた方はぜひ実際にお読みください。

2012年3月 4日 (日)

ダイヤルアップ接続

今さら、なに??
といったタイトルではありますが……

WiFi接続にして以来、メインPCのほうで頻繁に出てきていました。このフレーズ。
やたら頻繁に現れる(ポップアップしてくる)ウインドウに

「ダイヤルアップ接続をしますか?」

誰が今さら、電話回線につないだりするものか!
とプリプリしながら、その度にキャンセルボタンをクリックしていたのですが、
それが災いしてか(?)
本日になって、なんと、インターネット接続不能に。。。

ゆゆしき事態に立ち至りました。

………

思い当たることはただ一つ。
昨日、不注意にも「サービスパック1」というのをインストールしてしまったのです。
これって、1年以上前に出たもので、
自動更新をオンにしている私が今さらインストールするなんて愚の骨頂。

昨日とくに頻繁だったポップアップに腹を立てて、
不具合の解決策ウインドウ(だったかな?)を見ていたところ、
「重要なウインドウズアップデートがあります」
とあったため、まさかサービスパックとは気づかずクリックしてしまったのでした。

………

ネットに接続できなくなった本日、
当然、「サービスパックインストール前の状態に戻す」という作業開始。
インストールにも時間がかかりましたが、これがまた時間がかかって、
「お待ちください」の表示が出ている間、生きた心地がしませんでした。。。。

なんとか、元に戻ったところで、一時ほっとしたのですが、
また、数分経って、例のポップアップ出現。と同時にまた接続不能に。

今度は気持ちを落ち着けて、
コントロールパネルから「接続」を選んで「トラブルシューティング」実施。
数分後、
「トラブルは解決しました」
ほっ。以後数十分は、平和にネット接続持続。

でも、また出たのです。「ダイヤルアップ接続」ウインドウ!

幸い、今回は接続不能には陥らなかったので、
「ダイヤルアップ接続」をキーワードに、ネット検索開始。
で、見つけました。解決策!

インターネットエクスプローラの「ツール」から
「インターネットオプション」→「接続」と選んで見てみると、
「ネットワーク接続が存在しないときはダイヤルアップ接続に接続する
になっていたのでした。
犯人は、これに違いありません!
おそらく、電波状況がちょっとでも不安定になると、ダイヤル接続しようとしたのでしょう。

これを「接続しない」にしたところ、今のところ問題なさそうです。

ふううううう。
たかがこんなことで、
昨日から本日にかけて大騒ぎしてしまった私、情けないやら恥ずかしいやら。。。

執念~小澤征爾 76歳の闘い~

去年の10月10日にNHKで放送された番組ですが、
録画したままで、見そびれていました。
「体調不良により公演中止」「代役」といったニュースに接することが多く、
なんだか、見るにしのびないような、気の毒なような、気がしてしまっていて。

本日、何気なく見始めたのですが……
引き込まれました。
気の毒とか、おかわいそうとか、とんでもないことでした。

まさに、執念、熱意、情熱に突き動かされている姿に、圧倒されました。

  小澤さんの指揮する姿から、
  さらに高みを目指す、そのオーラが発散されている…

と語っていた(言葉遣いはちょっと違ったかもしれません)、
サイトウキネンオーケストラの演奏者のコメントそのままの映像、音楽でした。

印象に残ったのは、サイトウキネンフェスティバルの前、スイスへ赴き、
指揮復帰へのリハビリを兼ねて、若手演奏者とともに合宿していたときのエピソード。

■「オーケストラがだんだん遅くなるが、それは僕のせいか?」と問いかけると、
若い女性演奏者が「Yes!」と答えたのに対し、
自分の腕が思うようにならないのだ、
と穏やかに微笑みながら腕をさすっていた場面。
穏やかながら、その感情の深さがにじみ出ているような気がしました。

■村の野外音楽祭で、指導してきた若手オケと地元合唱団の演奏を指揮した場面。
以前の小澤さんそのままに、踊るように指揮をし、
最後に、突然アドリブで2回の繰り返しを指示。
1回目はピアニシモで。
2回目は観客(聴衆)にも「一緒に!」と呼びかけて高らかに。
お見事でした。
なんだか、音楽の神髄に触れたような気がして、じーんとしました。

2012年3月 2日 (金)

『凍原』

桜木紫乃 『凍原』 小学館 2009

また読んでしまいました。桜木紫乃。
薄くて、読みやすいのですよ。この本も300ページちょっと。

薄いとはいえ、スケールは壮大です。
またまた「女の一代記」でした。それも、満州引き揚げ時からの。
現代と昔(ここでは終戦前後)が、交互に描かれるという手法も『ラブレス』と共通。

色調は、暗いです。
舞台は、北海道の湿原。
主人公は、
小学生だった弟が行方不明となった後、両親が離婚し、自らは警察官となった姉。
彼女が追う殺人事件がメインテーマ……一種の警察小説です。

その殺人事件の捜査を描く途中に、
ある女性の、辛苦を極める「満州引き揚げ」道中が描かれ、
「この二つは、どうつながるのか??」という読者の疑問が徐々に解かれていく
という仕掛けです。
そして、意外にも、弟の失踪事件ともつながりが…

とても強い印象が残りました。

ただ、メインテーマの事件については、殺人に至るという必然性が弱かったかも。
事件の筋がどうのこうのと言うより、
人間の生き方、心情の揺れなどを描写する筆力が強いなあ、と感じました。

2012年3月 1日 (木)

マフィンの覚え書き

肩の調子を崩して以来、マフィンを焼くことが増えましたが(理由は下記の参照)、
今までいろいろやってみて、気づいたことをメモしておきます。

1)バターは全量サラダオイルでもOK

これは楽です!
なにしろ、初めから液体なので、砂糖や卵と混ぜる作業もラクラク。
一般のレシピは、ほとんど「バター」と書いてあるので、
最初はバターの一部をオイルに変えていたのですが、
全量オイルで全く問題ありません。
軽い感じになって、バターより食べやすい感じ。
おそらく、カロリーもバターよりは低くなるはず。

オリーブオイル、サラダオイル、グレープシードオイル、など
オイルの種類によって少し風味が変わるのも楽しいです。

2)粉の分量は「テキトー」でOK

粉が少なければ、柔らかくて軽い感じになり、
粉が多ければ、ホクホクした感じでどっしりした出来になります。
生地の状態は
ホットケーキみたいなトロトロ状態でも、
粘土っぽく、固まってしまいそうな状態でも、
ちゃんと焼きあがります。

その時の気分で変化させてOK。
ということで、最近は分量も計らず、いい加減に作っています。
ま、上記の中間ぐらいの硬さが一番いい感じではあります。

もっとも、これは私がシリコンカップを使っていて、
「どんな状態でも、ちゃんと生地が取り出せる」から、かもしれません。

3)「クランブル」を載せると、見た目も味も数段アップ

<クランブルの作り方>

バター、小麦粉、砂糖を同量(シリコンカップ12個用には、各14gくらい)
アーモンドプードルを上記の半量(同7gくらい)
を手で混ぜて、バターがフレーク状ぐらいになる程度にする。
冷蔵庫に入れておいて、
マフィンを焼く際に、上に載せる。

このことは、以前、ここでも書いたような気がしますが…
ま、覚え書き、ですので。

昨晩、パン焼き機をセットするのを忘れ、
今日の朝ごはん用に、ちゃちゃっとマフィンを焼いたこともあり、
思いついて書いてみました。

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