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2012年1月21日 (土)

『からだで変わるピアノ』

宇治田かおる 『からだで変わるピアノ』 春秋社 2011

出版社による紹介文によると…
「つらい訓練にさよならをして、自分に合った自然な身体の使い方を目指せば、きっとピアノは上達する! 好きだからこそ真面目に練習し過ぎてしまう人に、ピアノとの新しい関係の育み方を伝えます。」

脱力、が目下のテーマである私には、どんぴしゃの本でした。
覚えておきたいポイントを書いておきます。

■自然な姿勢を作るには、骨格による支えを意識してみるといい。
 背骨を下から上手く積み上げて、その上に頭をバランスよく載せるようなイメージ。
 腰、足の付け根に力を入れないようにしながら、背中をラクにまっすぐにして座る。
 首、背中などが柔らかい状態を目指す。
 膝もラクに動かすことができ、上体も簡単にゆらゆらと揺らすことができる。
 大事なのは自分の感覚に敏感になること。
 うまくいっているときは上体が緩んでいる感じがする。(p.44-45)

■座っているときはいつでも、椅子に載っている部分、
 つまり座面との接点(坐骨)を意識して、
 他の部分は感覚がない感じをイメージする。(p.75)

■弾いているときの身体の上体、つまり「弾き心地」に意識を向ける。
 弾きにくい感覚=自然で体に合ったテクニックを使えていない、ということ。
 慣れてくると、普通に演奏していて
 「あっ、いま一瞬手が固くなって躊躇した」
 「あっ、肩が怖がってすくんでしまった」
 などと気がつくことができるようになる。(p.99)

やはり、「意識する」ことが大事なんですね。
がんばってみます……あ、いや、「がんばって」はいけないのであった。
意識を研ぎ澄ますよう、心がけます。

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書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

こんにちは!私もこの本読みました。いい音が楽に出るようになりますように、と思っていたのでどんぴしゃでした。詳細なまとめ、ありがとうございます。弾き心地への意識、というのは新たな見方で新鮮でした。
自転車と三輪車の例がだされていて、安定がよいとはいえない、というページ(p37)も個人的には印象的でした。不安定でありそうながら自由で、動くのをやめない自転車のように、次の音に向かって、ゆっくりしなやかに、少しずつ動いていけたらいいなあと思いました。

実は・・・宇治田先生を存じ上げています。。。
(友達が師事していて、何度か見て頂きました。随分前ですけれど)
生徒に教える時(各先生の言い方は違うのでしょうが)この本で述べられている事を出来るよう指導しているように思います。沢山の奏法がありますが、究極はピアノを無理なく弾ける体を作る事ですよね!私も読んでみようかなぁ。。

のここさん

>弾き心地への意識、というのは新たな見方で新鮮でした。

同感です!
不安定でありそうに見えながらも、動きの面では自転車を操るように自由…
そんな境地を目指したいですね。
うう。まだまだ、遥か遠い気はしますけれども。

miyaさん

お久しぶりです!
著者の方とお知り合いとは、そのご指導も受けていらしたとは、さすがですねえ。
「ピアノを無理なく弾ける体を作る」
本当に、それをこそ目指したいものですね。
この本、読みやすかったですよ。お時間があれば、ぜひ。

姿勢については、ヨガで言われていることとドンピシャ一致しますね。
私も、ヨガに通うようになってから、姿勢や体の”軸”を意識するようになりました。
もう3年も続けているのに、相変わらず体は硬いのですが・・・・(汗

トイレで座ってる時に肩に力が入ってることを自覚して笑ってしまうことはあっても、ピアノ弾いているときは、体に力が入ってると感じたことはないですねェ。
どんだけユルユルなんだ・・・・・(苦笑

華音さん

>ピアノ弾いているときは、体に力が入ってると感じたことはないですねェ。

すばらしい!!
ヨガの効果なのでしょうか?
それとも、もともとピアノの弾き方には精通していらっしゃる?
脱力できるって、すごいことだと思いますよ。ほんとに。弟子入りしたい…

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