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2012年1月11日 (水)

『万寿子さんの庭』

黒野伸一『万寿子さんの庭』小学館 2007

久しぶりの一気読みをしてしまいました。
お風呂上がりに、漫然と読み始めただけだったのに、
たった今、読み終えたところで、
はっと気付けば、夜中、でした。

斜視であることを気にしている、短大卒の新入社員、20歳の京子。
彼女の引っ越してきたアパートの隣の一軒家に住む、70代(たぶん)の万寿子。

二人の関係を軸として、
京子の周囲の若者(彼氏候補生?)である、
近所に住むエリート社員の山本くん、職場の同期である荻野くん、
そして、職場の上司や同僚たちとの関係も描かれます。

「えっ?それで、どうなるの?」
という好奇心から思わず、ぐんぐん読み進めてしまう
そんな小説です。

タイトルどおり、「万寿子さんの庭」がキーワード。

京子が、仕事に支障が生じるほどに万寿子に入れ込んでしまう、というのが、
ちょっと解せない感もありますが(私が冷たいだけかも…)、
展開にわざとらしさはなく、くすっと笑えるような描写もそこここにあり、
読後感さわやかなストーリーです。

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