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2011年11月

2011年11月28日 (月)

カール・ライスター クラリネット・リサイタル

第394回 日経ミューズサロン
カール・ライスター クラリネット・リサイタル
~巨匠の至芸を聴く―ドイツ・ロマン派名曲集~

クラリネット:カール・ライスター
ピアノ:佐藤卓史

2011年11月28日(月)午後6時30分開演 9時終演
@日経ホール
(大手町)

メンデルスゾーン/ クラリネット・ソナタ 変ホ長調
シューベルト/ 即興曲 変ト長調 D899-3 (ピアノソロ)
シューマン/ 幻想小曲集 作品73

ダンツィ/ クラリネット・ソナタ 変ロ長調
リスト/ 愛の夢 第3番 変イ長調 S.541-3 (ピアノソロ)
シューマン(リスト編曲)/ 献呈 (ピアノソロ)
ブラームス/ クラリネット・ソナタ 第2番 変ホ長調 作品120-2

シューベルト/ 知りたがりの男
シューベルト/ アヴェ・マリア

********************************

ただ、もう、感動しました。
アンサンブルの至宝、でした。
二つの楽器で、こんなに美しい音楽が奏でられるのだ、と驚きました。。。

佐藤卓史くんの演奏は、もう何度も聴いていますが、
そして、そのたびに感服しているのですが、
おそらく、今宵の演奏が一番だったのでは、と思います。
ソロ曲は、3曲とも「手中の曲」だったのでしょうが、
全く手元を見ずに、全身で歌い、奏でていました。

ヴァイオリンのシン・ヒョンスとのアンサンブルなどでは、
「競演」、互いに競り合い、主張しあう感じで、それもまたよかったのですが、
今日の演奏は、
「二つの楽器の音色が溶けあい、昇華していくアンサンブル」
とでもいうもので、天上の音楽のようでした。

ライスター氏、素晴らしい演奏家であり、人格者である方とお見受けしました。
立ち居振る舞いに、音楽に対する真摯な想いがあらわれていました。
氏の行動に合わせる佐藤くんも素敵でした。

最後のアンコールの演奏前には、ライスター氏自ら、
片言の、しかし明快な日本語で

「シューベルトのアヴェ・マリアを演奏します。
福島をはじめ、被害にあわれた方々にこの曲を捧げます」

とスピーチされたのですが、
途中で声を詰まらせ、後ろを向いて涙をぬぐう場面も。
演奏後も、しばらくはそのままの姿勢で、じっと祈られているような様子でした。
聴き手側も、心洗われる想いでした。

ちょっと心残りだったのは、前半最後のシューマン「幻想小曲集」で、
本来、3曲演奏されるはずだったところ、
2曲目の演奏後に、会場から盛大な拍手が沸き起こってしまい、
(確かに、拍手を送らずにはいられない、見事な演奏だったのですけれども…)
結局、そのまま立ちあがってお辞儀をされ、3曲目は演奏されず仕舞になったこと。

それにしても、クラリネットの音色がこんなに美しく温かかったなんて、
初めて気づきました。

……今年もいろいろ演奏会に足を運びましたが、
今宵のリサイタル、「2011年の最も心に残る演奏会」になるだろうと思います。

2011年11月27日 (日)

ちょっと前進

昨日、アンサンブルのレッスンがありまして、
今後に向けてのスケジュールも立ったところで、
私も、このところの「もやもや状態」を脱し、
「心機一転、またがんばろう」という気になりました。

アンサンブルのレッスンを受けるようになって2年ぐらいになりますが、
昨日、やっと
「初見あわせでも、なんとなく呼吸が合う」ような感覚を得ました。
ちょっとは成長したのかな?

いろいろ励ましていただいたことも、とてもありがたかったです。はい。

さて、新しく譜読みすべき楽譜が、どっさり来たこともありますし、
これから改めて精進したいと思います。

2011年11月23日 (水)

ここ1か月

ジェットコースター的、この1か月でございました。
仕事のほうはもちろん、プライベートでも。。。
ざっと振り返ってみますと、

10月23日(日) アンサンブル発表会@西千葉

11月6日(日)  フルート発表会の伴奏@六本木

11月12日(土) ピアノサークル彩音会コンサート@大田区

11月19日(土) 金婚式の家族発表会@那須

***************************

ここまで「発表」が連続したのは生まれて初めてかと。
で、舞台慣れ、したかといいますと……

残念ながら、NO!です。

なんでああも緊張してしまうのか、我ながら謎です。

「テンポが大事。走ってはいけない」
「走ってしまうと、音楽性が台無しに!」
「とにかく、落ち着いて!」

と、念じているにもかかわらず、だめですねえ。。。
見事に、「走って」しまいます。

ううむ。。。。
実は、今後も、これほどの頻度ではないものの、
約1ヶ月後、2ヶ月後、に「発表」の予定あり。
これから、どう立て直していくべきか、
ただいま、頭を抱えております。  ( ̄○ ̄;)!

2011年11月21日 (月)

晩秋の那須(”回顧の滝”周辺)

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2011年11月20日 (日)

金婚式の集い

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今月、わが両親が金婚式を迎えました。
それを記念するイベントを何か……ということで、
妹と二人で企画したのが、以下のような催し。

2011年11月19日(土)午後2時半~午後4時
@弦楽亭( in 那須)

フルートとピアノ、そしてギターによる午後のひと時

演奏:ピアノ(PIO & 妹) フルート(妹) ギター(父)
進行:PIO & 妹
観客(聴衆):父&母

プログラム

【連弾】アンダーソン  ワルツィング・キャット、シンコペイテッド・クロック
【ピアノソロ】リスト      愛の夢 第3番
【フルート&ピアノ】マリー 金婚式
【ピアノソロ】リスト=シューベルト 春の想い、聞け聞けひばり
【フルート&ピアノ】バッハ  フルートソナタ BWV1031  第1,2楽章

【ギター&フルート&ピアノ】  エル・チョクロ
【ギター&フルート】   バッハ  インヴェンション
【ギター&フルート&ピアノ】  ミスターロンリ―のデュエット
【ギターソロ】    ベートーヴェン エリーゼのために
            バッハ  G線上のアリア

【連弾】ブラームス ハンガリー舞曲 第5番、第4番
【フルート&ピアノ】    愛の讃歌

*********************************

父によるギターの飛び入り参加は、数日前に知らされたことで、
当日の「初見での合わせ」アンサンブルと相成りました。
父と合わせるなんて、私は幼稚園以来。 妹は生まれて初めて。
「えっ?えっ?あれっ?……」という間に終わってしまった感がありますが、
何はともあれ、楽しかったです♪

企画している間は、両親の反応がいまひとつ予測できず、
金婚式当日に届くように、サプライズで招待状を郵送する、
という形で連絡したのですが、
幸い、両親にも喜んでもらえたようで、よかったです。

暖炉の火、高い天井…木の香り漂う心地よい会場での家族だけの会…
いい思い出になりました。 

2011年11月15日 (火)

整骨院、初体験

先日、整形外科の再診では
「まあ、五十肩みたいなものですね」
と断言されてしまいました。
リハビリとして、マイクロ波の温熱療法に通ってみたものの
痛みが改善される気配なし。

最近は背中まで痛くなってきたようなので、
一念発起。
生まれて初めて、整骨院なるところへ行ってまいりました。

初診時には、ゆっくり診ていただけるとかで、
あれこれ問診、触診のあと、マッサージをしてもらったのですが…

まっすぐうつ伏せになるように言われ、そうしてみると、
「それで、まっすぐですか?…身体、ねじれてますよ」

ねじれを直されてみても、
「うーん。これでも右肩が上がってます。左右のバランス崩れてますね」

背中付近を押されて、
「身体、硬いでしょう。そんな感じですよ」

で、整骨院の所見としては、「右肩から腕にかけてパンパン」とのこと。
五十肩というより、
肩の腱を傷めたことが発端となり、
それ以後、そこをかばって「腕に力が入りっぱなし」で筋肉が硬くなり、
あちこちに無理が出ている状態に陥っている状態、
ということでした。
長年の生活習慣からの身体のねじれも、治療したほうがいい、と。
……うう。ごもっとも、という感じ。

で、帰宅後、息子に「どうだった?」と聞かれて、
上記のようなことを説明したところ、息子が

「それ、図星すぎる!すげえ!」

と言って大ウケしたのが、

「はい、腕の力を抜いて……力の抜き方、忘れてしまってますよ!

という整骨院の方のひとこと。
馬鹿笑いする息子を眺めつつ、わが身を振り返ったことでありました。。。

2011年11月14日 (月)

聴いてもらう、ということ

12日のステージでは、
演奏したソロの2曲目で大崩壊を起こし、それ以来ずっと
精神的にズドーンと、どん底まで落ち込んでおりました。

大崩壊は、おそらく次のようなことだったのではないかと…

●想定外の聴衆に動揺→●大緊張でステージへ→●平常ではありえないミスをする→
→●さらに動転し、身体が硬直する→●硬直した腕、指がコントロール不能に陥る→
→→●大崩壊

情けないのは、聴衆云々で平常心を失うわが身。
自意識過剰、の表れではありませんか、これって。
ううう。自己嫌悪。

そんななか、いらしてくださった方々から続々と感想が届き、
それらを読むなかで、徐々に「どん底」から這い上がれるようになりました。
私の「這い上がり」のきっかけになったメールから抜き書きします。

□私も人前で楽器を演奏する機会がちょこちょこあるので、
  「ミスっても、けして流れを止めない」という演奏を拝聴して、
 とても勉強になりました。
 曲の流れがあれば、多少のミスって気にならないんですね。

いえいえ、実は「多少のミス」なんていうレベルのミスではなかったのですが、
それでも、こういうコメントをいただいて救われました。。。

実は、想定外の聴衆というのは……
私の教え子たち。
(私から案内したわけではなかったので、心の準備が…)。
そして、客席の中央前方に陣取っていた彼らのリアクションが、他の聴衆の方々の間で評判を呼んでいたようなのでした。。。
「ずっと集中して聴いていて、なんて素晴らしい若者たち」
「PIOさんの一挙手一投足に、ざわめき、ため息をもらし……なんてピュアなの!」

聴衆の年齢層は、演奏者のそれにリンクして高め……という感じで来ていた中、
突如現れた、20歳前後の若者たち集団、
それもお目目キラキラ、好奇心いっぱいの留学生たち!

……本当に、周囲の人々に恵まれているわが身であることを実感しました。
「聴いてもらう」ということ、
それは、聴いてくださる方々に感謝する、ということでもあるのだなあ、
と、今回、強く思いました。
今までは、どちらかというと「自分で納得のいく演奏をする」という側面にばかり目がいっていましたが。

落ち込んでいる場合ではありません。
感謝を忘れずに、前に進もうと思います。はい。

2011年11月12日 (土)

2011彩音会コンサート終了

コンサートを終えて、帰宅したところです。
個人的な演奏としては、課題満載の出来となってしまいましたが(涙)、
コンサート全体としては満足できるものだったのでは…と思います。

大勢の友人、知人が聴きに来てくださったのが、
何よりもありがたく、嬉しく光栄に思いました。
この場を借りて、お礼申し上げます。

たくさんの花に囲まれて幸せな気分です。。。
画像は、左端がステージ上のスタンド花、
そして、ご来場くださった方々からのプレゼントのお花です。

今宵の思い出に…

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2011年11月10日 (木)

リスト生誕200年記念 佐藤卓史ピアノ・リサイタル

リスト生誕200年記念ベーゼンドルファー・ピアノコンサート
佐藤卓史ピアノ・リサイタル

2011年11月10日(木)午後19時開演 20時45分終演
@ヤマハホール

リスト:エステ荘の噴水 S.163-4
リスト:コンソレーション 第3番 変ニ長調 S.172-3
シューマン/リスト:献呈 作品25-1 (S.566)
シューベルト/リスト:水の上で歌う D.774 (S.558-2)
シューベルト/リスト:君はわが憩い D.776 (S.558-3)
リスト:愛の夢  第3番 変イ長調 S.541-3
リスト:ラ・カンパネラ S.141-3

リスト:ピアノ・ソナタ ロ短調 S.178

********************************

知性的正統派による、崇高なるリストを堪能しました。

最後の音とともに、音楽が天へ向かって昇華してゆくのが見えるような…
天の雲の合間から、納得の笑みを漏らす楽聖リストの姿も垣間見えるような…

オールリストプログラムで、
これほど気持ちよく楽しめたのは、生まれて初めて。。
聴いていて疲れてしまう、重すぎる、それ以上聴くのが辛くなる…というのが
これまでの経験だったのですが。

プログラム構成の妙、
そして、考え抜かれた音楽構成、クリアで繊細な音色のなせる技、でしょう。
お見事でございました。

アンコールの小品、すばらしく美しい曲だったのですが、曲名わからず(涙)。
おそらく何か(歌曲?)の編曲版では…という気がするものの、
リスト編曲にしては、派手さ控えめ、しっとり系の曲でした。

【追記 11/11】
アンコール、おそらくは
ショパンのチェロ・ソナタの「ラルゴ」を、
アルフレッド・コルトーが編曲したヴァージョンではないかと思います。
(佐藤卓史氏のホームページに、この曲の記載を発見)

コルトー編曲版は、ブラームスの子守唄を弾いたことがありますが、
雰囲気がそれによく似ていました。
(実は昨日から「コルトー編曲かも」と思っていたワタクシ…)

2011年11月 9日 (水)

『その日まで(紅雲町珈琲屋こよみ)』

吉永南央 『その日まで(紅雲町珈琲屋こよみ)』 文藝春秋 2011年5月

『紅雲町ものがたり』の続編です。
今回は、各事件の読み切り、と言いきれるわけはなく、
各話が緩くつながっているような構成になっていました。

ただ、その「つながり」が、不動産取得にまつわるゴタゴタ、ということで
ちょっときな臭いというか、生々しいというか…
前作に感じられたような颯爽とした小気味よさ、温かみは薄れたような…
読後感、重さと暗さが増しました。

読み手としてのこちら側に余裕がない、ということの表れかも。
「その日まで」という「その日」って……という点も、ちょっとつかみかねています。

2011年11月 7日 (月)

『オリーブ』

吉永南央 『オリーブ』 文藝春秋

短編5編、いずれも主人公が予想もしなかった「事実」が明らかになっていく…
という展開を見せる、ミステリー仕立ての作品です。

・「笑顔が少ない」と言われていた妻が、意外な場所、状況で自然な笑顔を見せているのを隠れ見て動揺する夫。ほどなくその妻は突然失踪。その背景を探るうちに、とんでもない事実が明らかに…(オリーブ)

・死期を間近に控えた夫が妻を驚かそうと目論み、病院からの一時帰宅を一日早めて帰ってみたところ、…(カナカナの庭で)

といった具合。
ただ、死、病、別離、に関連のあるストーリー展開でありながら、
ある意味、悪意も含んだ意外な「事実」を突き付けられながら、
どの短編も終わり方には救いがあり、ほっと胸に優しい風が吹くような読後感です。

個人的には、表題作の「オリーブ」が一番印象に残りました。

2011年11月 6日 (日)

フルート発表会

昨年(→)にひきつづき、フルート発表会の伴奏をしてきました。

2011年11月6日(日)14:00開演、16:50終演 @榎坂スタジオ

今年は、大ミスは避けられたものの、ぽろぽろ、ぽろぽろと、小さいミスを…
これじゃあ、伴奏者として、ソリストに顔向けできませぬ。
すまぬ、妹よ!
でもまあ、それなりに進歩はあったと思うので、諦めずに精進します。

画像は左から、
①会場近くの景色、②会場のピアノ、③参加賞(左が今年、右が昨年のもの)

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2011年11月 5日 (土)

未来の音シリーズvol.15 北村朋幹

めぐろパーシモンホール
未来の音シリーズ vol.15

ピアノ 北村 朋幹

2011年11月5日(土)15:00開演 17:05終演

プログラム

L.V.ベートーヴェン ソナタ 第16番 ト長調 Op.31-1

B.バルトーク  組曲「戸外にて」より 第4曲「夜の音楽」

L.V.ベートーヴェン ソナタ 第17番 ニ短調 Op.31-2「テンペスト」

(休憩)

O.メシアン 『鳥のカタログ』第7巻より 第13番「ダイシャクシギ」

L.V.ベートーヴェン ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3

*****************************

いやあ、密度の濃いリサイタルでした。。。

北村君自身の筆による、プログラム・ノートの冒頭をひきうつしてみますと…

夜も更けた頃に一人で森へ行き、暗闇に耳を澄ます。
昼間の喧騒がまるで全て嘘だったかのような、完全な静寂。自分の足音や心臓の鼓動だけが響く感覚。そして何か得体の知れない、耳を圧するような「闇」という音。
(以下略)

「闇」の音を表現する、というコンセプトで組まれたプログラム。

前半のバルトーク、そして、後半のメシアン の演奏後は、
ステージをいったん暗転させてから再び明るくし、
立ち上がることなく、そのまま、ベートーヴェンのソナタへ。

個々の曲目だけでなく、空間、時間の流れも含めて
彼の構築した「芸術」を堪能しました……といった印象です。
弱冠20歳にして、ここまでの完成度、すごすぎます。

ベートーヴェンは、いわゆる「典型」の演奏法とは異なる
ペダリング、速度、テンポの揺れ、などもあったのですが、
それがまた、なんとも説得力を持って響くのです。

彼の演奏は、他の若手演奏家とのジョイントコンサートや
熱狂の日(ラ・フォルジュルネ)音楽祭(→)、
あるいはTVで、ネットで、何度か聴いては、聴き惚れていましたが、
個人のリサイタルを聴いたのは初めて。

「北村朋幹の音楽」が、すでに完成の域に至っている、ということに、
そして、彼の集中力のすさまじさに、驚かされました。
ほんと、もうすっかり大人です。

「ピアノ弾き」には収まらず、これからはもしかして、
作曲、音楽監督、指揮(?)……の方面にまで手を広げていく若者なのでは……
とも思ったりして。
今後も目が離せない若者であることは、間違いありません!

2011年11月 4日 (金)

久々に

寝坊しました!
今朝、目覚めたのは朝6:55!約1時間の寝坊です。
目覚まし時計のセット時間が、休日仕様になっていたのをすっかり失念。

いつもなら、目覚まし機能が働く前に、ちゃーんと目覚めるのですが、
昨日は、夜の時間帯にピアノの会のリハーサルがあったうえに、
さらに遅く夫が帰国したりして、バタバタするあまり、どうもリズムが狂ったようで。

それでも、今朝は
息子の分も、自分の分もお弁当を作り、夫の分も含めて朝ごはんをセットして
息子は7:30に、自分も7:40に家を出たのですから、
我ながらあっぱれ。

仕事のほうは、今日が節目の「プレゼンテーション大会」日。
4月に来日して「ひらがな学習」から始めた学生たちが、初級教科書を終え、
それぞれ趣向を凝らし、楽しげに発表する様子を見て、
例年のことながら、胸にジーンときちゃいました。

そして、「私もがんばらなくっちゃ!」と、気を引き締め直したところです。
50肩だろうが、唇が腫れていようが、めげるものか!
……学生たちよ、ありがとう。

2011年11月 2日 (水)

ヘルペスではなく

口角炎、唇の腫れは、あいかわらず。
昨晩から、口の中もひりひりしはじめたので、本日、観念して医者へ。

「白い粒状の潰瘍はないから、ヘルペスじゃあ、ありませんね。
でも、口の中は、全体的にみごとに荒れてますねえ。真っ赤だ。
何か刺激の強いもの、食べました?…そう、心当たりはない…
じゃあ、いずれにせよ、何かウイルス性のものですね。」

とのことで、結局、原因&病名は不明のまま。
現在流行中の病名にドンピシャ、ということでもありませんでした。
飲み薬と、「口の中に噴射」する外用薬を処方されて帰宅。
外用薬、よくあるカプセルの形状なんですが、飲み薬にあらず。
ミニロケット噴射台みたいな容器にセットして、使うんだとか。
こんなの、初めてです。

回復を祈るばかりの、妖怪人間ベラ、でございます。

2011年11月 1日 (火)

『紅雲町ものがたり』

吉永南央 『紅雲町ものがたり』 文芸春秋

紅雲町にある古民家風の店「小蔵屋(こくらや)」で、和食器とコーヒー豆を商う
「数えで七十六歳になる」独り身の女性、杉浦草(そう)が、主人公。

無料の試飲コーヒーを飲みながらの客の雑談、
その他いろいろな日常の情報源から
草が「おや?」と思ったことが物語の発端となり、事態は動き出します。
基本線は、「トラブルに巻き込まれた知人、困っている人を助ける」という構図。
草の、配慮と慈愛に満ちた推理が光ります。

5つの短編が収められていますが、どれも風合いが異なっていて楽しめます。
是非、続編を!

なかなか達者な小説なのに、奥付ページの著者紹介に、
著者は1964年生まれの女性で「本作がデビュー単行本」とあって、びっくり。
収録冒頭の「紅雲町のお草」が「初めて書いた小説」だなんて、信じられません。

楽しみな作家、発見!の心境です。

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