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PIOの新ブログ

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2011年9月

2011年9月30日 (金)

振り出しに戻る

うちの息子君、いったいどうしたものやら……
怒鳴ってばかりの母が、ちょっと反省して、
少しでも進歩がみられたところは褒めるようにしてみたところ、

!!!褒めた翌日から、振り出しに戻る!!!

ということが判明いたしました。(涙)

「あ、昼ごはんのお皿、ちゃんと流しまで運んだんだ!進歩したね~」

「あ、お風呂のあとのバスタオル、ちゃんと広げて干すようになったんだ~」

「ジョギング、3日間続いてるんだ。さすがだね~」

………翌日、
昼ごはん食べっぱなし (愚息、二期制の秋休みで在宅中)
バスタオル、ねじり棒状態で、タオル掛けにひっかかているだけ
ジョギング、やめた模様

母が吠えようが、わめこうが、馬耳東風。
「えっ?あ、ごめん。わざとじゃないし。」以上。

どこかで何かを……いや、すべてを、間違えたらしい、家庭教育。

2011年9月28日 (水)

台風の置き土産

1.ありがたくないもの
……窓ガラスについた汚れ ~すさまじいまでの土埃~

台風一過後、初めてのオフ日となった本日(水曜の仕事は来週から)、
見事な日差しで、汚れの全貌がまさに白日のもとに晒されました。
あまりのことに息をのみ、
観念して、ガラス磨きに専念。(50肩の身には辛かった…)

2.感動したもの
……2011_0928夏中、ベランダに投げ出してあった
植木鉢から伸びる、青々とした芽

台風が来る前は、
緑色なんて影も形もなかったのです。
台風の大雨で水分補給をし、
それ以後、ぐんぐん伸びてきたらしい。。。

生命力、すごいです。

2011年9月25日 (日)

デジタル・ピアノの動向

本日、久々に友人&妹と3人で
「おしゃれな街にて、まったりウインドウショッピング」
という半日を企画したのですが……

デジタルピアノの購入検討中、という友人の話から、
「そりゃあ、楽器店で試し弾きしてみなくちゃ!」
ということになり、
結果的には、2件の楽器店をはしご、そして店員さんの詳細なる解説拝聴、
という充実の1日に。

ヤマハ
ローランド
カワイ

という三大メーカー、すべてが日本のメーカーで、特徴としては

■ヤマハ:デジタルピアノの先駆け「クラヴィノーバ」以来のファンが多い
■ローランド:電子機器メーカーだけあって、スピーカーの性能が高い
■カワイ:最近伸びてきている注目メーカー 鍵盤タッチへのこだわり高い

ということだそうで、本体の値段の差というのは

□鍵盤の材質(木製か否か)、その仕上げ(象牙調か否か)
□デジタルで出せる音色の種類(グランドピアノの音が何種類、等)
□本体の材質や色目、デザイン性
□本体の奥行き(コンパクトか)
□液晶画面の有無、そのアプリの数など

ということだそうです。
中には、「デジタル・グランドピアノ 100万円」というものまで。

私は20年前にクラヴィノーバを買い、海外に持参して変圧器を通して使用したりもしたのですが、当時とはまーったく異なる「選択の幅広さ」に、びっくりしました。

2011_0925coffee右画像は、お茶したときの画像。
添えられている「キラキラした棒」にご注目。
キラキラは氷砂糖。
これでかき混ぜて飲んだカプチーノ、甘くて美味でした。

2011年9月24日 (土)

台所で大活躍

ここのところ、我が家の台所で存在意義を主張しているもの
それは…圧力なべ と シリコンカップ

圧力なべ、クレジットカードのポイントでゲットして1年ぐらいになるでしょうか。
申し込んだ当初は、「どれか選べって言われたら、これかなあ。。でも使うかなあ。。」
と我ながら腰が引けていましたが、いざ、使ってみたら…

これ、便利です!

何せ、「シュワシュワ」言いだしたら、弱火にして1分~7分ぐらい、
(たま~に、20分っていうのもありますが……豚の角煮とか……)
あとは、放っておけばいい、のですから。

2011_0924jam 今日は、週1回の野菜宅配便にどっさり入ってきた梨を
ジャムにしてしまいました。
レシピ集には、「いちごジャム」の作り方があったので、それを参考に。
皮、芯をとった梨500gに、砂糖100gちょっと、レモン果汁1個分で、
シュワシュワ4分。はい、おわり。

このジャムと、残りものの「さつまいものレモン煮」を入れ込んで、
マフィンを焼いてみました。

ここで、もう一つの大活躍グッズ、シリコンカップ登場。
これの便利な点。
パラフィン紙を敷いたりしなくていい!そのまま種を入れるだけ。

そして
マフィンは、ケーキと違って「泡立てる」必要なし。「混ぜる」だけでOK。
スケールも必要なし。種の緩さを見て、適当に調整すればOK。
最近は、バターちょっとにオリーブオイルを足して、作ってしまっています。
焼き時間も、20分程度と短時間。

2011_0924maffin_2 今日は、ちゃんと「クランブル」を作って
トッピングしてみました。

*クランブル:
バター、小麦粉、砂糖(以上同量)に、
アーモンドプードル(上記の半量)
を混ぜ合わせて、
そぼろ状にしたもの

シリコンカップ、
さらにお弁当の「仕切り役」としても活躍しています。
すぐれものです。

生活リズムが…

このところ、不定愁訴気味のわたくしですが…
本格的に後期の仕事が始まって、困ったことになっています。

→ 疲労困憊して帰宅
なんとか夕食は作るものの、その後、廃人と化し、
夜10時までには昏睡状態に陥る
(もう息子のことは放っておいて、さっさと布団に入ってしまう)

で、朝は5時まえに目覚める……
そして……家じゅう電気つけっぱなし等々を発見し、一気に血圧上昇……

それから、必死になってその日の仕事の準備、お弁当づくり、朝食づくり。
息子をたたき起こし、出勤。

……疲労困憊して帰宅  →に戻る

この異様な生活リズムサイクル、なんとかしなくては
……学期立ち上げの今の時期だけのこと、と信じたいところですけれども……

いや、その前に、「だらしなさ極致」の息子の教育!!
……何を言っても馬耳東風の彼をいかにすべきか???……お手上げですshock

2011年9月23日 (金)

公開録音コンサート

公開録音コンサート
演奏:Pf. 赤松 林太郎

東音ホール(東京・巣鴨)
2011年9月23日(金・祝)14:00開演 15:25終演

<プログラム>

フランツ・フォン・ヴェチェイ(ジョルジュ・シフラ編曲) 
悲しいワルツ

フランツ・リスト(フランツ・シューベルト原曲)
ウィーンの夜会 第6番 [第2稿]

フランツ・シューベルト(フランツ・リスト編曲)
セレナード

ジョキアーノ・ロッシーニ(リスト編曲)
音楽の夜会より 第2曲「ヴェネツィアの競艇」、第6曲「アルプスの羊飼いの娘」

フランツ・リスト
ハンガリー狂詩曲 第6番 変ニ長調

<休憩>

リヒャルト・ワーグナー(カール・タウジッヒ編曲)
ジークムントの愛の歌

リヒャルト・ワーグナー(フランツ・リスト編曲)
イゾルデの愛の死

フランツ・リスト
ヴェルディの歌劇「トロヴァトーレ」の「ミゼレーレ」による演奏会用パラフレーズ

ハチャトゥリャン(赤松林太郎 編曲)
剣の舞

************************************

生誕200年を迎えるフランツ・リストの《トランスクリプション》にスポットを当てて
ということで興味をひかれ、行ってみました。

感想:「トランスクリプションの曲って、超絶技巧!」…ただもう、それだけ…

……曲目解説にも、演奏前のスピーチ解説でも
「優雅」
「気品の高さ」
「原曲の素晴らしさを引き立てる」
といった文言がありましたが、実際に聴いてみると、やはり
■圧倒的な音の厚み、
■めまぐるしく駆け上がり、駆け降りるスケール、
■超高速の連打、
等などに、ただもう、唖然としてしまい、呑みこまれてしまうような感覚

……それでも、音が割れたりすることなく、美しい響きであったのは、さすが、でした。
演奏者自ら、「ハイリスク・ローリターンの曲」と表現され、
そういうチャレンジを今後も続けていくと宣言されていたのは、
まさにプロ意識、なのでしょうね。

P.S.
実は本日、全国的には祝日であるにもかかわらず、
勤務校では「授業時間確保」のため、ばっちり授業がありました。
休日ダイヤのバス本数の少なさに目まいを覚えつつ、朝早ーく家を出て、
授業後にあたふたと駆けつけたコンサート。。。

ちょっと too muchだった、本日のスケジュール
……Oh, I'm exhausted !

2011年9月21日 (水)

台風!

ものすごい風の音!

横殴りの雨!

今の家に引っ越して5年目。

今まで経験したことのない猛威を感じます、台風15号。

最寄り駅の鉄道会社、すべての路線全線で運転見合わせ、とのニュースが。。。

息子の学校、本日休校は英断だったといえましょう。

それにしても。。。。

。。。。「すげえ」と言ってTVにかじりつく息子よ、君は定期試験期間なのだよ!

夏休み・総括

いよいよ明日から、怒涛のように後期の授業が始まります。
(今までは、週1回の短期コース担当と、前期授業の追試などでした…)

そこで、この夏休みの総括をしておくことにします。
この休みは…

★来し方振り返る夏

となりました。
尊敬する友人…畏友ともいえる同級生…を、この春に病で亡くし、
彼女が立ち上げてくれたメーリングリストの管理人を引き継ぐことになって、
あれこれ、グループページを整えているうちに、そんな感じに。

あわせて、23年来の趣味のサークルのほうでも、
同様にメーリングリストを立ち上げ、
こちらでも、過去の記録の整理に当たるなど、してみました。

また、今年は両親の金婚式の年にもあたり、
その面でも、ちょいと過去振り返りの作業をしたりして。。。

そして……
そうです。私自身のこと。
ほんと、自分が元気なのは自明!当然!当たり前!という意識で、
健康を意識することすらせずに、
なーんのケアもせず、がむしゃらに生きて来ましたが、
今回、がん検診にひっかかって、一時は生きた心地もしませんでした。

そんな自分の来し方振り返り、
もう少し、「がむしゃら」度を下げて、やわらかく生きたい、と思った、
そんな今年の夏でした。

2011年9月20日 (火)

葡萄の季節

やってまいりました。葡萄の季節。
「種あり葡萄スチューベン」かごに山盛り大安売り!を見つけたら、これです。

2011_0920mooth 葡萄のムース。

今年はちょいと、あばた模様になってしまいました。
理由は明白…
生クリームを混ぜる前、葡萄ジュース+ヨーグルト+ゼラチンを入れた段階で、すっかり固めてしまったため。
「ゆるゆる」状態の葡萄ジュース液と、同じ状態の生クリームを混ぜるべきところ、だったのですが。。。

ま、味はよろしいので、結果オーライということで。

レシピは、こちら
過去の出来映えは(→2008  2009

2011年9月19日 (月)

『クラシックを聴け!』

許光俊『クラシックを聴け!完全版』ポプラ文庫

この筆者、
辛辣な批評で鳴らす方で、独断的にすぎると見る向きもあるようですが、
私にとって、この本で印象に残ったのは以下のような点。
これらの点については、「なるほど。納得。承服。」と思いました。

■芸術の中には「感情移入型の美しさ」と「抽象的な美しさ」の二種類の美がある。
前者は万人にとってわかりやすいが、後者の美をキャッチするには、ある種の知識、テクニックが必要。それゆえ、クラシック音楽には「難解」というイメージがついてまわる。

■19世紀にクラシック音楽が隆盛を極めたのには、時代的な要請がある。「抽象的な美しさ」は宗教と関係するものだが、この時代に神の権威は著しく失墜したため、芸術が宗教のような役割を担いはじめた。そういった「芸術」「芸術家」というイメージが形成されたのも、この時代。

■19世紀のクラシック音楽とは、いまここにある状態に満足せず、調和を願い求める精神が生み出したもの。その願いを実現するために、ソナタ形式とか、交響曲とかの器が考えだされた。

■クラシック音楽の一大特徴は、混沌から調和へ、対立からその解消へという図式にある。

第1~3章では、上記の特徴を説明すべく、
具体的な作曲家、曲目を例に挙げて、やわらか~い解説が施されています。
この前半部が面白く読めました。
後半の、演奏家採点表は、なるほど、ちょっと……とも思いましたけれど、音楽ホールの採点などは、興味深かったです。

2011年9月17日 (土)

内視鏡検査

昨日、生まれて初めて「内視鏡検査」なるものを受けてきました。
大腸の、です。
結果は、「病変と思われるものは一切なし」ということで、
本日わたくし、「新生PIO誕生!!!」の気分でございます。

*********************************

生まれて初めて受けた「大腸がん検診」で陽性と判定されてからのこの一週間、
実はもう、生きた心地がしませんでした。

……大腸の内壁は痛みを感じないため、痛みが出ているということは、
癌が相当に進行しているというサインである……

なんていう記述が、ネット上のここそこにあるのですが、
生来の便秘症であるワタクシ、その「末期的症状」に思い当たること多々。。。
もう、最悪の事態まで想像&シミュレーションしてしまいまして、
なんと、1週間で体重が2キロ落ちました。

昨日も、一時は
「あああ、やはり私の腸内は、すごい病魔に侵されているに相違ない…」
と、確信して、目の前真っ暗になった時間帯が…
それは……

下剤を飲んでも、飲んでも、飲んでも、出ない!!!

という時間帯でございます。(尾籠な話ですみません)
看護婦さんの表情も、だんだんくもってきて、

「PIOさん、まだですか?」
「おかしいですねえ。腸は、動いているのかしら」

とまで言われ……
が、「2時間くらいかけて、これ全部飲んでくださいね」
と渡された下剤2リットル全部を飲みほしてから、やっと来ました。
それから後は、順調にピーピーと。。。。。で、検査オーライの段階まで進みました。

(ここまで2時間以内の予定が、4時間かかりました。最初の2時間は泣きそうでした)

内視鏡検査自体は、点滴で「うとうとする」薬を打たれながらだったので、
本当に、なんの痛みもなく、気がついたら終わっていました。
あとで、写真を見せられながら、先生のコメントをうかがったのですが、

「いやあ、長いんですよ。腸が。。。それで詰まりやすくもなるし、
その結果、ちょっとどっかが傷ついて潜血反応が出たってことでしょうね。
病変個所、といえるようなものは、まったく何もありません。」

**********************************

なんか、こうやって書くと、笑い話みたいですね。
当人としては、もんのすごく深刻な話だったんですが。
はあ。。。しかし、ちゃんと検査ができてよかったです。一度やっておくべきでした。

宣言!
これを機に、もう少し自分の体の調子に気を配るようにしようと思います!

2011年9月15日 (木)

朝5時の空

2011_0915sky1_2  

朝5時。
ちょっと前までは、太陽がギンギラギンに照りつけていましたが、
今は、朝焼けの時刻となりました。

2011年9月13日 (火)

『二十世紀の10大ピアニスト』

中川右介『二十世紀の10大ピアニスト』幻冬舎新書

面白く読みました。
10人のピアニストが、この年、どこで、どんなことをしたのか、
世界で何があり、それが彼らにどんな影響を及ぼしたのか、
ということを、
1901年から順に、年を追って書きすすめられていきます。

取り上げられた10人、1940年の時点での年齢とともに並べてみると
(いい加減な計算なので、+-1歳の誤差があると思います)

・ラフマニノフ 67歳
・コルトー   63歳
・シュナーベル 58歳
・バックハウス 56歳
・ルービンシュタイン 53歳
・アラウ    37歳
・ホロヴィッツ 37歳
・ショスタコービッチ 34歳
・リヒテル   25歳
・グールド   8歳

第一次、第二次の対戦、その後の米ソ冷戦が音楽家に与えた影響の大きさ…。
また、今までまったく知らなかった、ピアニスト間の人間関係、演奏スタイル、興業のしかた、といったものに興味を惹かれました。

エピソードが多いのは、ルービンシュタインとホロヴィッツ。
私の知っているお二人は、「大家」としてのお年を召してからの写真、演奏のみで、次のようなことは知りませんでした。

ルービンシュタイン
・すぐに曲を覚え、気楽に演奏できるので、演奏会を気分転換の場と考えることもあり、音楽性は高くても、若い頃はミスタッチが多かった。
・ホロヴィツの演奏会後、彼がたった一音の間違いを指摘するのを聞き、レコードになった演奏を聴いて初めてミスタッチに気づく自分との差に、愕然とした。
・ホロヴィッツへの対抗意識から、40歳を過ぎて技術的な猛練習を始めた。
・女性にもてもての自信家で、楽屋に押し掛ける女性たちとすぐ仲良くなった。
・紆余曲折を経て45歳でネラと結婚。有名なプレイボーイで、コンクールで彼が推したピアニストは隠し子ではないか、という噂もたったが、ネラ夫人が「私は夫の愛人については全て知っています。この人は夫とは関係ありません」と公言したことで疑いが晴れた。

ホロヴィッツ
・風貌がショパンに似ていたことで、人気があった。
・ヨーロッパで初めて弾いた協奏曲では「ヒステリックなチャイコフスキーは受けない」と聞いていたため、音量を落として弾いたが、急な代役で臨んだ場で一転、怒涛のような、強く速い、音の洪水のチャイコフスキーを弾き、聴衆を熱狂させた。
・夫人は、トスカニーニの娘ワンダ。12年のブランクの後、カーネギーでの演奏で復活する夫のチケットを求めて雨の中並ぶ人々に、100杯のコーヒーを配った。数時間後、その徹夜組から感謝の電報が届いた。
……

長くなってしまうので、このへんでやめておきます。
堅苦しくなく、楽しく読めました。

2011年9月 8日 (木)

スタッカーティッシモ

フランツ・リストの曲を、リストっぽく弾くポイントの一つは、
楽譜に書かれている

スタッカーティッシモ (スタッカートの親分、みたいな逆三角っぽい記号ですね)

をきちんと音にする、ということにあるようです。
これを無視すると、ずっこけたショパン、みたいに聞こえる可能性あり…

で、これがまた、音域の広ーい楽譜の「一番上の音」とか、
「つかみにくい和音の音」
とかに、ついているわけです。

乱暴に弾くと、とっても汚く聞こえるし、主旋律が隠れちゃいそうだし、
そもそも、音をはずさずに弾くことだけでも大変だし、
一筋縄ではいかない、スタッカーティッシモ。
しかも、同じようなパッセージに、スタッカーティッシモ「あり」と「なし」が混在…

さあ、楽譜とにらめっこ。

2011年9月 7日 (水)

お昼のピアノ・コンサート(本山麻優子)

アプリコ  お昼のピアノ・コンサート vol.21

本山 麻優子

2011年9月7日(水)12:30開演 13:35終演

大田区民ホール・アプリコ 大ホール

~プログラム~

ショパン   華麗なる大円舞曲 変ホ長調 op.18
        ノクターン第20番 嬰ハ短調 遺作
        幻想即興曲 嬰ハ短調 op.66 遺作
        エチュード第5番 変ト長調 op.10-5「黒鍵」

バルトーク  ミクロコスモス 第6巻より 第146番「オスティナート」

リスト   パガニーニによる大練習曲 S.141より 第2番 変ホ長調「オクターヴ」
      メフィスト・ワルツ第1番 「村の居酒屋での踊り」 S.514
         バラード第2番 ロ短調 S.171

**********************************

お昼の無料コンサート、なんて気楽に構えてはいけません。
立派なリサイタルでございました。

本山麻優子さん、
友人のブログや雑誌記事などで、ご活躍ぶりは拝聴していたのですが、
さすがの演奏でした。

最近、小さいスタジオや小ホールを会場としたピアノ・リサイタルを聴くことが多く、
大ホールでの演奏は久々だったのですが、
繊細なピアニシモなのに、音色はしっかり大ホール響く、ということにびっくり。
若々しく、清冽な印象の演奏でした。

嬉しかったのは、その美しい姿です。
昼だから、無料だから、という「手抜き」が全くないのは、衣装からも歴然。
パニエのついた、ふんわりと広がる、かわいらしいオレンジのドレスをまとって
颯爽と舞台に現れた姿は、お姫様のようでした。

若いっていいですね~
耳からも、目からも、リフレッシュさせていただいた私でした。

2011年9月 4日 (日)

キツネの嫁入り

「来るか、来るか」……と、木曜日からずっと気をもんでいた台風。
今朝がたは、ざあっと、それっぽい雨が降る瞬間もありましたが、
昼前からは、みごとに晴れ上がり、

「さあ、もう大丈夫だね、台風」

と思っていたところが、さきほど、また急に来ました。
ザアーッという雨音とともに。
そして、あれよあれよという間に、部屋の中に霧状の雨が吹き込んできました。
慌てふためいて、洗濯物を取り込みました。

しかし、東の空は晴れているぞ!
ここのところ、「キツネの嫁入り」の空模様が多いように思うのですが、気のせい?

韓国語では、天気雨のことを「キツネ雨(ヨウビ)」と呼ぶそうです。
日本では、「キツネ雨」とは言いませんねえ。
よく使う言葉はすぐに短縮してしまうのに(「キムタク」「デジカメ」「アケオメ」…)、
こればっかりは、長々と「キツネの嫁入り」ですね。

「キツヨメ」じゃ、意味不明だし、短くしようがないのか。

そういえば、
最近知った短縮語は、「ドヤガオ」(「どうだ!」と言わんばかりの得意顔)。
息子に教えてもらいました。
彼が、この言葉を使ったシチュエーションとは……

……ラフマニノフの2番コンチェルトを弾いている中村紘子が、
指揮者を見上げる表情の、ドアップ・ショットsign03

失礼いたしました。

2011年9月 3日 (土)

調律と冷房の関係

1年と3カ月ぶり(たぶん)に、我が家の古いアップライトに調律が入りました。
火曜日のことです。
いつもは春の時期なのですが、今年は震災の影響もあって、少しずれた次第。

調律って、1時間以上大きい音が出つづけるので、
ピアノの置いてあるリビングには、冷房を効かせたうえで、窓を閉めました。
ご近所への配慮から、ですね。
……調律を終えてから聞いたことには、

「真ん中の音のピッチがずいぶん高くなっていましたので、そこだけ直しました。
冷房をかけると、必ず起こる現象ですけれど。」

えええっ?

実は、我が家のリビングは風通しがいいので、ほとんど冷房は入れません。
ピアノ、最近は「フォルテシモ」の曲は弾いておらず、夜は消音装置を使用する
ということもあって、
「冷房で締めきって音を出す」というのは、とっても稀なことです。

うわお!
「ほとんどありえない」状況に合った、調律をしていただいちゃたんですね。

でも、本当は、湿気も嫌うピアノ君のためには、冷房を使ったほういいんだそうで、
この際、この残暑は「冷房解禁」状態で、練習したいと思います。(開き直り!)

2011年9月 2日 (金)

名曲リサイタル・公開収録2

6月に引き続き(→)、当選いたしまして、行ってまいりました。

********************************

収録:2011年9月1日(木)@NHK509スタジオ

(放送予定:2011年10月8日(土)NHK-FM 19:20-21:00)

*渡辺 友理(ピアノ)

ラフマニノフ作曲  前奏曲 嬰ハ短調 作品3 第2

〃           前奏曲 嬰ト短調 作品32 第12

ショパン作曲    ノクターン 嬰ハ短調 遺作

〃           スケルツォ 第3番 嬰ハ短調 作品39

〃           アンダンテ・スピアナートと華麗な大ポロネーズ 作品22

*菊池 知也(チェロ) 田中 麻紀(ピアノ)

マラン・マレー作曲
モーリス・ジャンドロン編曲   ラ・フォリア

ヒンデミット作曲         無伴奏チェロ・ソナタ 作品25 第3

ドボルザーク作曲        森の静けさ

ショパン作曲
モーリス・ジャンドロン編曲   序奏と華麗なポロネーズ 作品3

********************************

まず思ったのは、
「ピアノって、こんなに包容力のある、いい音を出す楽器だったんだ!」

……ここのところ、我が家のふっるいアップライトピアノの音しか耳にしていなかったせいもあるかとは思いますが、ほんとに、ピアノの音色の深み、豊かさに驚きました。
会場右側の席だったのも一因かもしれません。
ピアニストの手元は見えないのですが、ピアノの蓋の傾きからすると、音がよく届くのは右側のほうなのかも?

渡辺友理さん、昨年の国際ショパンピアノコンクールで二次予選まで進み、日本人コンテスタントの中では最高得点をとった方です。
さすが、でございました。

非常に密度の濃い演奏で、ぐいぐい惹きつけられ、5曲聴いてへとへとになりました。

経歴を聞いてみると、
都立の進学高校在学中に受けたマスタークラスで、イタリア人講師に誘われ、単身イタリアへ留学。それも、高校2年生で日本の旧「大検」に合格したから、というのですから、半端ではありません。
現在も、イタリアで、「イモラ音楽院」と「ボローニャ大学(外国言語・文学部)」をかけもちしているという頑張りやさんです。
でも、まとっている雰囲気は、なんだかほんわかと自然体。

演奏ぶりを見ていて、なるほど…と思ったのは

動作が流れるように自然で、無駄がない!

なんといいますか、音楽がクライマックスに向かうときなどに、
「行くぞ!」みたいな気負いが動作に現れたり、
身体の揺らし方とか、はたまた、顔の表情とかが、
「うわ、すごい…」
と思わせるようなものになる演奏家、よく見受けられますが、
渡辺さんは、まったくそういうことがありませんでした。
それなのに、音色は「ぐぐっ」とクライマックスに向かっていくのです。
…脱力、とは、こういうものだよ、と見せていただいたような…

生で聴けて、得るものが非常に多かったと思いました!

さてさて、前半で疲れてしまったわたくし、
チェロは結構聴き流してしまったのですが(失礼!)
チェロという楽器、」音域も音色も非常に幅が広く、
曲によって、弓の扱い方も、出す音色も、全く異なるのだ
ということは、よーくわかりました。

あ、それから、マラン・マレーの「ラ・フォリア」って、
メロディーラインが、いわゆる「コレルリによる主題」と瓜二つ、だったのですが、
これって、どういうことなのでしょうか?

………

「台風で、すわ、収録中止か???」
と思った本日でしたが、なんと、雨に降られることも全くなく、
異様に蒸し暑いなか、涼しいスタジオで音楽が堪能できたとは、
実にラッキーでありました。

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