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PIOの新ブログ

エリコン2010

2010年5月30日 (日)

エリザベート結果発表

エリザベート王妃国際コンクール 審査結果

1位 Denis Kozhukhin  Russia

2位 Evgeni Bozhanov Bulgaria

3位 Hannes Minnaar The Netherlands

4位 Yury Favorin  Russia

5位 Tae-Hyung Kim Korea

6位 Da Sol Kim Korea

佐藤くんは、残念ながら入賞なりませんでした。
私が驚嘆したキムテヒョンくんが5位、キムダソル君が6位です。

1位から4位がヨーロッパ勢ですね。
1位、3位、4位の方の演奏、私は聴いていません。

2位のエフゲニ―・ボザノフ君については、ファイナルの一部を聴きました。
わが妹が、セミファイナルの時点で、ボザノフが上位に行くだろう、と言っていたので。

ベートーヴェンのソナタ18番、ラフマニノフの協奏曲2番でしたが、
ラフマニノフ演奏後の会場の盛り上がりが尋常ではなく、standing ovationの嵐でした。
私としては、仕事のBGMとして聞き流していただけだったため、
演奏についてコメントできません。。。
(ダソルくん、テヒョンくんについては、最初のソナタで驚嘆してBGMとはしておけず、聴き入ってしまいました…)

さて、

2位のボザノフ君(ブルガリア)、
4位のファヴォリン君(ロシア)、
6位のキム・ダソル君(韓国)

の3名は、この秋のショパンコンクールにもエントリーしています。
注目ですね。


ショパコン・エントリー者のなかに
Mr Denis Evstuhin (Russia)とあるのですが、今回1位の
Mr Denis Kozhukhin Russia) とは別人なのでしょうね?

2010年5月29日 (土)

エリザベート(PTNAの記事)

エリザベートコンクールについて、
ピティナでもレポートされていました。(→

この件、知り合いの方から情報をいただいていたのを、すっかり失念。
今、はっと思いだして読んできました。

こちらの記事によると、
佐藤くんは、今後、指揮にも取り組んでいくとのこと。なるほど、納得です。

彼のファイナルの演奏は、高く評価されています。
シューベルトソナタでのミスタッチには触れられていません。
私のほうが、「ミスタッチのない佐藤君」という先入観を持ちすぎていたのかも。。。
私には「苦渋の表情」に見えたものも、
実は、次の新曲演奏に向けての「精神統一」の現れだったのかもしれません。

新曲の演奏で「ブラボー」が出たのは、初めてだったとか。
この演奏は、彼の「白眉」と表現されています。

この「新曲」とは、このコンクールで「初演」されるもの。
演奏の8日前に初めて楽譜が渡され、各自が準備するのだそうです。
楽譜を手にしたファイナリストたちは、携帯やらパソコンも取り上げられたうえで
一軒の家に集まって、ファイナルその日まで、ともに過ごすのだとか。
これからの音楽界を担っていく若手たちが、ともに生活する、それ自体も得がたい経験になるでしょうね。

この新曲に選ばれたTargetを作曲したのも、韓国の若手。
韓国、すごすぎます。

2010年5月28日 (金)

エリザベート・ファイナル(2)

エリザベート王妃国際コンクール、ファイナル。
とてもとても、全員の演奏は聴けませんが、
ここまで、ちょこちょこ聴いてみた中で、
惹きこまれて全曲を聴いてしまい、感動したのは、

KIM TAE-HYUNG  くんの演奏です。

彼のファイナル・プログラムは次の通り。

Ludwig van BEETHOVEN Sonate n. 6 in F op. 10/2 | Sonate n. 6 en fa majeur op. 10/2 | Sonata n. 6 in F major op. 10/2
JEON Minje Target
Johannes BRAHMS Concerto n. 1 in d op. 15 | Concerto n. 1 en ré mineur op. 15 | Concerto n. 1 in D minor op. 15

ベートーヴェンのソナタ、学習者には馴染み深い曲ですが、
これほど美しい曲だったとは、今の今まで、気付きませんでした。

ブラームスの協奏曲も圧巻でした。
ピアノの音色の美しさには、舌を巻きます。
盛り上げ方も自然で見事。

本人も、納得の演奏だったのでしょう。
弾いているうちに、表情がどんどん良くなっていっていました。
オーケストラ団員の表情まで、やわらかくなっていったよう。

演奏後は、TAE-HYUNGくん、感極まって涙があふれ、
会場はブラボーの嵐。
ネットで聴いているだけでも感動ものでした。

対照的だったのが、注目の佐藤君。
大得意のはずのシューベルトのソナタ、
もちろん、全体を通しての曲づくり、音色は秀逸なのですが、
ところどころ、音が濁ったり、つぶれたりした箇所が。

今まで、何度も彼の演奏を聴いていますが、こんなことは、初めて。
この曲演奏後の佐藤くんの表情が、苦渋に満ちていたのが、
すべてを物語っているような。。。

セミファイナルでは、本当に楽しげで、のびやかで、
さすがの演奏だったのですけれど。
「ここ一番」でベストに持っていく、というのは大変なことですね。

ただ、さすが知性派の佐藤くん(PIOの勝手な印象です)、、
協奏曲では、みごとに持ち直し、最後にはいい表情になっていました(安堵!)。
ブラボーの声もかかっていました。
このあたり、さて、審査では、どう評価されるのでしょうか。。。

佐藤くんのファイナル・プログラム

Franz SCHUBERT Sonate in A D 959 | Sonate en la majeur D 959 | Sonata in A major D 959
JEON Minje Target
Sergey PROKOFIEV Concerto n. 1 in Des op. 10 | Concerto n. 1 en ré bémol majeur op. 10 | Concerto n. 1 in D flat major op. 10

2010年5月26日 (水)

エリザベート・ファイナル(1)

今週から、ついにファイナルが始まっています。
Liveの配信は、日本時間の真夜中、ということで、
録画で、ちょっと聴いてみました。→ VIDEO

ショパンコンクールの本選にもエントリーしていた、韓国の
KIM Da Sol  君の演奏に驚嘆しました!

こんなハイドン、初めてです。
実にのびやかに、鍵盤と戯れつつ、鍵盤を慈しみつつ、
やわらかな音楽を奏でています。

コンクールにありがちな、
「技術ひけらかし、いけいけ、どんどん!」
とは全く異なる、別の世界の演奏です。

一聴の価値あり!です。

2010年5月16日 (日)

ファイナリスト発表

エリザベート王妃国際コンクール、
ファイナリストが発表されました。→ 

佐藤卓史くん、ファイナリストに残っています。
いかにも玄人受けしそうな、理知的に組まれたリサイタルプログラム、
実に楽しげに弾き切った、モーツァルト協奏曲、見事でした。

軽やかな協奏曲、
重厚なリサイタル、
このあたりの選曲の妙も、選考にカウントされるのでしょうね。

セミファイナルのリサイタルプログラム(佐藤卓史)
    Ludwig van BEETHOVEN
    Sonate n. 32 in c op. 111 | Sonate n. 32 en ut mineur op. 111
    Jean-Luc FAFCHAMPS
    Back to the Sound
    
Robert SCHUMANN
    Widmung
    
Bela BARTOK
    Sonate BB 88

それにしても、韓国勢の活躍ぶりが目をひきます。
ファイナリスト12名中、5名が韓国国籍。

ファイナルは5月24日(月)~29日(土)です。

2010年5月12日 (水)

エリザベート王妃国際コンクール

ベルギーで行われるエリザベート王妃国際コンクール、
今年は、4年に1度の「ピアノ部門」です。

セミファイナリストに、
日本人の佐藤卓史さん、前山仁美さんが残っています。

ライブで、また録画で、演奏が視聴できますのでご紹介。
……とあるサークル仲間からの情報に、感謝です♪

 ライブ
    録画
      コンテスタント情報

これまでに何度かリサイタルを聴いている、佐藤卓史さんを応援している私です。

因みに、これまた、ここで何度か取り上げている韓国のドンヒョクくんは、
2003年に「3位」を不服として受賞を辞退しています。

ああ、目が、耳が離せなくなりそう……
寝不足に拍車がかかりそう……