無料ブログはココログ

PIOの新ブログ

« 秋の日のお散歩 | トップページ | リリア アンサンブル・アンコール »

2010年11月12日 (金)

宮下奈都 『よろこびの歌』

宮下奈都 『よろこびの歌』

久々の、ブックレビューです。
いろいろ読んではいたのですが、久々に

「読んでよかった……」と思った本でした。

有名ヴァイオリニストの娘として生まれ、当然のごとく音楽を志しながら、
青天の霹靂で音楽大学付属高校の受験に失敗した御木元 玲。
彼女が進学した私立の新設女子高でのストーリー。

連作短編の形で、第1作と最終作の主人公が、御木元 玲。
中間の5編は、彼女のクラスメートの女子高生。
全員、心に傷を抱え、不本意ながらこの高校に進学した生徒たちです。

クラスの中でのあれこれ、個人的な、また家庭上の、葛藤……
そんななか、ひょんなことから校内合唱コンクールで、
御木元 玲が指揮を担当することになり……

この合唱コンクールでクラスが優勝する、わけではありません。
ここでは、クラスもバラバラ、本番もボロボロ。
しかし。
その後、意外な展開が待っているのでした。。。

ストーリー展開、見事です。
それぞれの短編の末尾では、どれも思わず、ホロリ。。
そして、全編を通して読んだ後には。。。なんとも言えぬ、じんわりした感動が残ります。

この方の作を、しばらく読み続けてみたいという気になりました。

« 秋の日のお散歩 | トップページ | リリア アンサンブル・アンコール »

書籍・雑誌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 秋の日のお散歩 | トップページ | リリア アンサンブル・アンコール »