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PIOの新ブログ

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2010年11月

2010年11月29日 (月)

小塚くんの成長ぶり

何の話って、……フィギュア・スケートです。

小塚崇彦くん。
ついこの間のオリンピックでは、

「まあ、初々しい若者。。。頑張ってますね。がんばれ~!」

みたいな感じだったのに、
この週末のフランス大会を見てみたところ、
なんか、別人のような風格なり。りりしさなり。

びっくりしました。

若者の成長力って、ほんとに、すごいです。

2010年11月24日 (水)

今野敏『隠蔽捜査』

今野敏 『隠蔽捜査』 新潮社

いい意味での裏切られ感を覚える、意外なストーリー展開。
あっという間に読み切ってしまいました。…本日、仕事かけもちの移動時間中に。

意外なのは、捜査の展開、犯人像、ではありません。
主人公の人間像。
なにしろ、男尊女卑の塊(家のことは女房の仕事、俺は国家の仕事をする)、
出世欲の塊、空気の読めないカタブツ・キャリア官僚、
として登場するのですから。。。

初めは、
「実は、この男が主人公ではないのでは? だって、あんまりな人間性!」
なんて思っていました。
ところがどっこい、読み進めるうちに

「おお!筋の通ったいい男!」

と思えてきてしまうのが、我ながら不思議です。
また、その妻も見事です。

この夫妻、私と同年代なのですが、いやはや、この肝の据わりっぷり、
わたくしなんぞ、足元にも及びません。。。

本当は、こんなエンタテインメント小説を読んでいる場合ではないのですが、
(拙ブログ更新も滞っておりますように…)
いい気分転換になりました。

もとい、エンタテインメント小説、なぞと書いてしまいましたが、
なかなか鋭い現代社会批判も含んでいて、読みごたえもある本です。はい。
続編、続々編、スピンオフ版、などもあるようなので、
きっと続けて読んでしまうだろうと思います。

2010年11月17日 (水)

河村尚子ピアノ・リサイタル2010@オペラシティ

河村尚子 ピアノ・リサイタル

2010年11月17日(水) 19:00開演 21:20終演
東京オペラシティ コンサートホール

J.S.バッハ=ブゾーニ:「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV.639

J.S.バッハ=ペトリ:「羊たちは安らかに草を食み」BWV.208-9

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ 第18番 変ホ長調 Op.31-3

ブラームス:4つの小品 Op.119

ショパン:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 Op.35

ショパン:3つのマズルカ Op.59

ショパン:スケルツォ 第3番 Op.39

シューマン:「子供の情景」より トロイメライ

シューマン:「ウィーンの謝肉祭」よりインテルメッツォ

ブラームス:6つの小品 Op.118 第2曲 インテルメッツォ

********************************

河村尚子(かわむら ひさこ)さん、タダモノでは、ありません。
以前、テレビでその演奏を聴いてビックリし、衝動買いしたチケットでしたが、
生演奏を聴いて、さらに、さらに、ビックリ、しました。

まずもって、音がきれいなこと!

「ビロードの上を真珠が転がるような」(陳腐ですが…)軽やかな音、
ビシッと芯の通った、それでいて透明感のある、朗々と響きわたる音、

その対比がすばらしく、音楽が生き生きと躍動していました。
音の輪郭がくっきりしていて、どの音も「そうあるべき」姿で奏でられる
といった印象です。

それから、呼吸…モティーフからモティーフに移る、その間合い…が、
リズム感が…
お見事!

前半では、「クリアで、ちょっとコケティッシュな感もある」ベートーヴェンに
驚嘆いたしました。
こんなに洒脱で、魅力的な曲だったとは!

後半では、枯れ草の香りが漂ってきそうな素朴な雰囲気にあふれる
マズルカに酔いました。

もちろん、そのテクニックも秀逸ですが、
こういった、独特の雰囲気を醸し出してしまうところが素晴らしいと思います!

会場全体……聴衆も、興奮状態でした。
なんか、すごい場に遭遇した感じです。

アンコール3曲も含めて、堪能いたしました。

2010年11月15日 (月)

リリア アンサンブル・アンコール

リリア開館20周年記念  リリア音楽ホール・ガラ

第2回 2010年11月14日(日) 午後3時~5時

≪リリア アンサンブル・アンコール≫

  • ヴァイオリン:加藤知子、川田知子
    ヴィオラ:店村眞積
    チェロ:原田禎夫
    ピアノ:清水和音

J.S.バッハ: ゴールトベルク変奏曲 BWV998
           (D.シトコヴェツキ編曲による減額三重奏版)

R.シューマン: ピアノ五重奏曲 変ホ長調 Op.44

A.ドヴォルザーク: ピアノ五重奏曲 スケルツォ

******************************

最近、聴きに行く生演奏といえば、若手演奏家によるもの
…という感じだったのですが、
今回は、

♪ 円熟の響き ♪

を堪能いたしました。

思いがけず、大学時代の恩師のお誘いにより足を運んだコンサート。
いやあ、まさに「堪能」というにふさわしいものでした。
ゆったりと、ゆたかな音の響きに浸って味わう、至福感。。。
余裕ある演奏なればこそ、でしょうね。

室内楽にはぴったりの、音響のいいホール、ということも実感しました。
若手の、はつらつとした演奏もいいものですけれど、
秋も深まっていくこの季節、円熟の演奏もまた、いいものでした。

2010年11月12日 (金)

宮下奈都 『よろこびの歌』

宮下奈都 『よろこびの歌』

久々の、ブックレビューです。
いろいろ読んではいたのですが、久々に

「読んでよかった……」と思った本でした。

有名ヴァイオリニストの娘として生まれ、当然のごとく音楽を志しながら、
青天の霹靂で音楽大学付属高校の受験に失敗した御木元 玲。
彼女が進学した私立の新設女子高でのストーリー。

連作短編の形で、第1作と最終作の主人公が、御木元 玲。
中間の5編は、彼女のクラスメートの女子高生。
全員、心に傷を抱え、不本意ながらこの高校に進学した生徒たちです。

クラスの中でのあれこれ、個人的な、また家庭上の、葛藤……
そんななか、ひょんなことから校内合唱コンクールで、
御木元 玲が指揮を担当することになり……

この合唱コンクールでクラスが優勝する、わけではありません。
ここでは、クラスもバラバラ、本番もボロボロ。
しかし。
その後、意外な展開が待っているのでした。。。

ストーリー展開、見事です。
それぞれの短編の末尾では、どれも思わず、ホロリ。。
そして、全編を通して読んだ後には。。。なんとも言えぬ、じんわりした感動が残ります。

この方の作を、しばらく読み続けてみたいという気になりました。

2010年11月 9日 (火)

秋の日のお散歩

昨日、11月8日(月)、午前中のお仕事を終えてから、
うらうらとした秋のよい気候に誘われて、職場近くの公園をお散歩。

優雅な午後を楽しみました。。。

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2010年11月 7日 (日)

発表会の伴奏

本日、妹のフルートの発表会があり、
わたくし、その伴奏者として参加させていただきました。
妹以外の方々の演奏では、専門家、ピアノの先生が伴奏をなさいました。

こういう形での参加って、初めてだったのですが……
こともあろうに、
見事にミスってしまいました。わたくし!
本番で、数小節、伴奏が「落っこち」ました。。。

ううう……まったくもって、伴奏者、失格であります。

実は、今日の曲は3回目のステージだったので、
気、あるは、手、が抜けてしまった節があったのかもしれません。。。
また、自分の番が回ってくるまでに、あまりに多くの演奏を聞いてしまって、
集中力が切れてしまったのかも。。。

いやいや、言い訳はできません。
たかだか4分ぐらいの演奏で、こんなことをやっていては、いけません!

自分に「喝!」を入れなおし、
練習に励みたいと思います。はい。

会場は、サントリーホールすぐそばのスタジオ。
さすが、おしゃれな雰囲気でございました。
定員50人ほどの小ぢんまりした会場でしたが、フルートがよく響いていいなあと思いました。

ネット上には、情報を出していない場所でした。
人知れず、いろいろなスタジオ、ホールがあるのかもしれませんね。。。

2010年11月 6日 (土)

上野星矢フルート・リサイタル

上野星矢フルート・リサイタル

2010年11月5日(金) 午後7時開演 9時終演
東京文化会館小ホール

フルート:上野星矢
ピアノ:石橋尚子

フォーレ アンダンテ Op.75

フォーレ ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 Op.13

フォーレ 劇付随音楽「ペレアスとメリザンド」より”シシリエンヌ”

アーン  歌曲「クロリスに」

アーン  歌曲「わたしがとりこになったとき」

プーランク フルート・ソナタ

ビゼー  「カルメン」組曲より間奏曲

ボルヌ  「カルメン幻想曲」

ドップラー  田園幻想曲

マスネ  タイスの瞑想曲

*******************************

ものすごく密度の濃い、洗練された演奏でした。。。感服。
フルートを吹く妹の推薦により足を運びましたが、
なるほど、納得です。

上野くん、21歳の伸び盛り。
その「ぐんぐん伸びている」パワーが丸ごと伝わってくるような演奏でした。

しかし、それにも増して印象深かったのが、
ピアノの見事さです。

絶妙の音量バランス。
やわらかで流麗な音質。
音楽全体を支えるリズム感。醸し出されるエスプリ。。。

ピアノの役割って、
「伴奏」なんて言葉で言い表せるものではないんですね…

たった二人で、
「音楽を紡ぎだし、ホール全体に響かせ、雰囲気を創り出す」
その見事さに圧倒されました。

2010年11月 4日 (木)

来たかも……

何が来たかって……

更年期!

最近、ちょっとしたことで、すぐにヒステリックになるので。
あっという間に頭に血が上るといいますか。。。

そのうち、村八分になったりして。

2010年11月 3日 (水)

オーケストラとバレエ

バレエ音楽への誘いⅡ『シンデレラ』

2010年11月3日(水・祝) 15:00開演 17:00終演
@アプリコ大ホール

指揮:梅田俊明
管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
バレエ:スターダンサーズ・バレエ団

チャイコフスキー:歌劇『エフゲニー・オネーギン』より「ポロネーズ」

プロコフィエフ:バレエ音楽「シンデレラ」ハイライト

チャイコフスキー:交響曲第4番 ヘ短調

チャイコフスキー:バレエ音楽「白鳥の湖」より四羽の白鳥

*******************************

実家の母が懸賞で当てたというチケットを譲ってもらいまして
(母よ、感謝です♪)
行ってまいりました。

数幕、数時間に及ぶバレエのステージは、
ちょっと敷居が高くて、滅多に足を運ばないのですが、
バレエ……なんともいえぬファンタジックな感じ……いいですねえ。
思い切り、童心、いや乙女心に返った気分で楽しめました。
40分程度のステージで十分満喫。

久しぶりに二階席で聴いたのですが、
いやあ、二階って、金管楽器の音が響き渡るものなのですねえ。
朗々たるトランペット、トロンボーンの音量にびっくりしました。

それに比べて、弦楽器の音は、なんだか下のほうで鳴っている感じ。。。
場所によって音響がまったく違うということを実感いたしました。

チャイコフスキーにプロコフィエフ。
スラブ音楽の響きって、いいなあ……と思いました。
荒々しくもあり、切なくもあり、土っぽくもあり。

日露関係、なんだかキナ臭くなってきてますが、
お互い、芸術・文化の側面から
尊敬しあえる関係に持っていけたらいいのになあ。。。

2010年11月 1日 (月)

ドガ展

職場の学園祭開催によるお休みを利用して、
美術館へ行ってきました。

横浜美術館・ドガ展

いっしょに行った友人はNHK「日曜美術館」を見て、
私は区主催のドガ展関連講演会を聞いて、
二人とも予習済み。

そんなこともあって、大変面白く鑑賞しましたが、
なかでも興味深かったのが、写真。
19世紀も終わりになると、写真が日常的に登場してくるのですね。

ドガ自らが撮影した写真と、それをもとにした絵が同時に展示してあったこと、
ネガ、ポジの関係で(詳しいことはよくわかりませんが)、
赤い光のように見える写真と、
ドガの絵で使われていた赤いチョークや絵の具との関連性が感じられたこと、
などなど。

彼の死後になって大量に見つかったという彫刻もたくさんあって、
今まで知らなかった情報も多々。

また、ドガ展のほかに、広い空間を利用しての常設展もゆっくり見られました。
(シュールレアリズム、日本画、イサムノグチ…)

周囲の散策も気持ちのよい、秋の晴れ間に恵まれて、
よい半日を過ごしました。

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