無料ブログはココログ

PIOの新ブログ

« フィギュア・エキシビション | トップページ | 文楽鑑賞 »

2010年3月 3日 (水)

仲道郁代・ショパンのミステリー

NHKハイビジョンの番組、過去に放映したものの再編集版のようでした。
ショパン生誕200年関連の特集版です。

仲道郁代・ショパンのミステリー・特別編

昨晩、たまたま後半部を見ただけなのですが、
ピアニストの仲道郁代さんがショパンゆかりの地を訪れ、
ショパンが使用したというプレイエルのピアノを実際に弾いてみたり、
ショパンの自筆原稿、楽譜の初版、ショパン自らの書き込みが入った弟子の楽譜などを見たりすることによって、
ピアニストとして、ショパンのピアノ曲について新たな発見をしていく
という内容でした。

仲道さん、とても自然体で、頭の回転の速い方ですね。
実際に触れたり見たりするものに
「あっ、あっ!」
などと驚きの声をあげながら、その驚きを的確な表現で説明しておられました。

彼女の説明のなかで、印象に残っていることを挙げてみると

・ショパンの楽譜では、フレーズの切れ目でペダルを離す指示が早すぎると感じていたが、プレイエルのピアノは響きが残りやすく、このピアノで弾くなら!と納得した。

・逆に、細かいパッセージではペダルを踏みっぱなしでも音が濁らずに響く。今のスタインウエイの響きとは全く違う。

・初めてプレイエルに触れたときは、強く弾くと壊れそうで怖かったが、弾きこんでみると、強いタッチにもよく反応してくれる。実際に弾いてこそわかる感覚。

・初版の譜面が正しいとは限らない。その後、初版とは全く逆の指示を、弟子の楽譜に書きこんでいたりする(デクレッシェンドをクレッシェンドに、pをfffに書き換えるなど)。
演奏家として、自分なりに曲を解釈し、納得して演奏したいと思う。

本に書いてあるものを読んだりはしていたのですが、
やはり実際の音を聴いて、なるほど~と思いました。

また、
「ピアノときちんと対話できていれば」
「ピアノの声を聴いて弾いているかぎり」
強く弾いても、ピアノを叩いても、それは大丈夫!
という内容のことを、何人もの方が述べていたのが印象的でした。

« フィギュア・エキシビション | トップページ | 文楽鑑賞 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« フィギュア・エキシビション | トップページ | 文楽鑑賞 »