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2010年1月

2010年1月31日 (日)

無料コンサート(1/18)続報

昨日1月30日(土)、朝日新聞東京版の「声」欄に、
当ブログで1/18に取り上げたコンサートについてと思われる投書が掲載されました。

「親子で音楽鑑賞 マナー大切」

という題で、49歳主婦の方の投稿です。
一部を以下に抜粋します。

・演奏は素晴らしかったのですが、一部の人のマナーの悪さにはがっかりしました
・演奏中なのに、ホールに頻繁に出入りしたり、子どもの声が幾度となく響いたり
・ピアニストの方には本当にお気の毒でした

・私は、この貴重な企画を子どもにマナーを教える場としてもぜひ活用してほしいと思います。子どもには、演奏中は静かにするようきちんと伝えます。もしも静かに出来なくなったときはすぐに退場すること。子どもは経験を重ねれば分かります。実際、当日も静かにしていた子どもは何人もいたのです。

・そして親子用に出入りしやすい通路寄りの席を用意するなど、主催者側にもご配慮いただきたいと思います。

**********************************

私もこのご意見に全面的に賛成です。

昨日のエコルマでは、「舞台と客席の一体感」が見事でした。
これは、有料コンサートであればこそ到達できた極致ともいえるでしょうが、

「無料なんだから、我慢せよ。文句があるなら、金払ってコンサートに行け。」

というのでは、あまりにも悲しいと思います。
演奏する者にとっても、聴いている者にとっても。そして企画した者にとっても。
主催者、演奏者、聴衆、みんなで知恵を出し合って、貴重な機会を最大限に生かす方策を探すべき、探せるはずだと思います。

2010年1月30日 (土)

エコルマ・アンサンブルコンサートvol.2

エコルマ・アンサンブルコンサートvol.2
松本和将と仲間たち

~ショパン生誕200年をたたえて1~

2010年1月30日(土)17時開演 19時終演
狛江エコルマホール

ブラームス ピアノ五重奏曲 ヘ短調 作品34

ショパン ポロネーズ第6番 変イ長調「英雄」作品53 (ピアノソロ)
ショパン ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 作品11 
                      室内楽版(ピアノ六重奏版)

ショパン 幻想即興曲 (斎藤ネコ編曲 ピアノ六重奏版)

ピアノ     松本 和将
ヴァイオリン 小森谷 巧(読売日響コンサートマスター)
ヴァイオリン 島田 玲奈(読売日響)
ヴィオラ    須田 祥子(東フィル首席奏者)
チェロ    藤森 亮一(N響首席奏者)
コントラバス 市川 雅典(N響)  

******************************

演奏を聴いて、すっかり幸せな気分になり、
「ああ、聴きに来てよかった!」と、にこにこ顔で会場をあとにできる、
素敵なコンサートでした。

なんといっても、アンサンブルが秀逸でした。
ブラームスの曲目解説に

「ピアノと弦楽がまるで協奏曲のようにぶつかりあう、熱い生命力と歌心に満ちた名作」

とありましたが、まさにそのとおりの演奏。
「ピアノ○重奏曲」という曲では、やはりピアノの役割は重要ですね。

ショパンの協奏曲の室内楽版、初めて聴きましたが、ひきこまれました。
これもまた、解説文に

「響きがシンプルになった分、それぞれの演奏者に高い音楽性と技巧が求められます」

とある「高い音楽性と技巧」を併せ持つ演奏者を揃えたからこそ、
また、コンサートタイトルの「仲間たち」といえる信頼関係があればこそ、の名演だったと思います。

「舞台との内輪感」が味わえるような、前方左寄りの席で聴けたのもラッキーでした。
聴衆のマナーも大変よく、
終演後は観客席も舞台上も、みんな満面の笑みで拍手喝采。
アンコール曲の選曲も、人気を集めていました。
(帰りのエレベーターの中で、感動を述べていらっしゃる方々が多々…)

あたたかな雰囲気に満ちた、まさに「音楽を楽しめた」コンサートでした。

2010年1月29日 (金)

満月の夜は…

今日は満月。
それはそれは美しいお月さまです。(画像なしで、すみません…)

そんな夜には、事故が多いのでしょうか?
本日、とある会議に参加して、今帰ってきたところなのですが、
東海道新幹線が止まってしまって、大変な思いをされた方が。
また、首都圏でも、次々とさまざまな路線の遅延情報が入っていました。

月の満ち欠け、侮れないものかもしれません。

2010年1月28日 (木)

データ混乱、機器混乱

無知をさらけ出し、最近、標記テーマ周辺の記事が多くなっているような。。。

今日もがっかり。。。なことが。
カセット式ホームビデオで撮影した映像(学生の口頭発表の様子です)を
授業の場で、デジタルTV画面で見せようとしたのですね。
前回の「がっかり」に懲りまして(→VTRとデジタルTV
今回は事前に、機器同士の相性OKであることを確認しておきました。
ところが!
なんと、ドジなことに、「接続ケーブル」を間違えて持って行ってしまったのですよ。
嗚呼!
なんという初歩的なミス!

先週、へろへろになりながら撮影した私の努力は何だったのか!!
……ま、学生のほうはそれほど落胆した様子もなく、
その他のフィードバックで、結局授業時間ぎりぎりまでかかったのですけれども。

先週、音声データのほうは、学生に分担してもらって録音しました。
これも今やICレコーダです。
パソコンで管理です。
でも、これをクラス全体に聞かせるには、パソコンにスピーカを接続するとか、
CDに焼き付けてからCDプレーヤーを使うとか、さらに一手間かかるわけです。
また、ネットを使ったやりとりなんかを考えると、さらに手間がかかるわけです。
(→音声ファイルの形式変換

カセットテープの時代は、
「録音したら、それをそのまま再生」
でOKでしたが、今はそういうわけにはいかないのです。

昭和の人間にとっては、なかなかつらいものが。。。負けてたまるか!

2010年1月26日 (火)

ディヴィッド・ホックニーと音楽

無料の美術展をのぞいてきました。
昨日、ピアノあわせ練習のついでに。

川崎市市民ミュージアム・コレクションによる
ディヴィッド・ホックニーと音楽 

「川崎市市民ミュージアム」って、
先日のロートレック展でも気になったのですが(→
やはり、ポスターや雑誌関係の美術資料を収集しているのですね。
今回はシンフォニーホールとの共同企画展ですが、
ミュージアム自身の建物もあり、単独で展覧会も催しているとのこと、
初めて知りました。

ディヴィッド・ホックニー、という名前は知らなかったのですが、
ポップで素敵な色遣い、お洒落なポスターや版画を楽しみました。

ストラヴィンスキーのオペラのポスター、
サティの楽譜を描きこんだ版画、などなど、なかなかおもしろかったです。

今でもアメリカで制作を続けている方だとか。
メトロポリタンでのオペラの舞台芸術なども手掛けたのだそうです。
ほほう。。。という発見がいろいろ。

意外な展覧会に出会って、得した気分の午後でした。

2010年1月25日 (月)

全部ハズレ

お年玉付き年賀はがき、家族に届いたものあわせて、200枚強。
すべてハズレでございました。
切手一枚すらナシ、でございます。
こんなこと、人生の中で初めてかも。。。。

思い起こせば12年前。
海外赴任から帰国したばかりのお正月。
数十枚しか届かなかった年賀状から、なんと「地方特産物」が2つも当たり、
久々の「日本の味」に舌鼓を打ちました。
当時はまだ海外ボケで、それがどれほど珍しいことか理解しないままに。

今年は運がないのでしょうか???
来たる2月1日には、例年の大きな抽選が待ち受けているのですが、
さてさて、どうなることやら。。。

2010年1月24日 (日)

古いパソコン活用法

活用法、だなんて、大げさに言うほどのことでもないのですが……

データを新パソコンに移行し終わって1か月以上経ったので、
古いパソコンから、私のアカウントを削除してみました。

おお!
なんと、Cドライブの容量が3ギガも増えました。
全体で20ギガなので、すごい割合で増えたことになります。
(ちなみに、新パソコンでは、Cドライブ容量58ギガです。)

さくさく動くようになった旧パソコン。
息子が喜んで使っています。
新パソコンでは「保護者機能」をつけたのですが、旧パソコンにはこの機能ナシ。
旧のほうが、圧倒的に使い勝手がよいらしい。。。

新パソコンが到着した時点で、「これは予備機だから」とばかりに
動作のとろい旧パソコンから、ウイルスチェックソフトをはずしていたのですが、
ネット接続をほぼ毎日行っている息子を見て、本日改めてインストールしました。
こんなにさくさく動くなら、もっともっと長生きして活躍してもらわなきゃ!

「新しいパソコンにデータを移行したら、
古いパソコンからユーザーアカウントを削除し、新アカウントで使用をつづける」

これ、おすすめです。
たった数分のお手軽作業で、古いパソコンが生き返ります。

2010年1月22日 (金)

歯が痛むとは

ものすごく卑近な話で恐縮なのですが…

歯医者に行きました。
数年前から違和感があった箇所なのですが、訴えるたびに

「なんともなってない。力を入れて磨きすぎで過敏になっているだけ」

と言われていて、そうなのかな~と思っていたのです。
で、今回も、こういうことかなと思うのですが……と言ったところ、

「虫歯です」

との診断。ひええ~。
そもそも治療したことのある歯で、
かぶさっている「もの」をはずしてみないと中が見えないわけでして、
そうしてみたらば、思ったよりも虫歯は深い、ということに。

治療して、薬を注入して、仮の詰め物をして様子を見ましょう
といわれたのが1週間前。
本日、また行ったのですが、

「痛む」

と訴えるのがどういう程度のことなのか、わからないのです。。。
なにせ、長年、「過敏になっているだけ」と思い込んでいたもので。

「痛みがなくなるまで次の段階に進めない。
痛みが消えないなら、まだ痛むなら、歯の神経を抜く」

というのですが、「”痛み”って、どんな程度??」って思っちゃうのです。
全然痛まないわけじゃないけど、「痛む」と明言するほどでもない。
……で、今日は「もう少し様子を見ましょう」ということで帰されました。。。

別に飛び上るほど痛いわけじゃないけど、まあ、噛むと痛いような気も…
しみるような気も…でも、噛めないわけじゃない……
治療前よりは良くなったような気はするけど……
ううう、堂々巡り。

これって、どう判断するべきですかね?
何かするたびに「今は痛んでいるのか?」「これは痛いという範疇か?」
と考えてしまうのって、結構ストレスです。

結局、鈍いのかもしれません。私。

2010年1月20日 (水)

乃南アサ『ニサッタ、ニサッタ』

2009年10月刊行の本です。全513ページ。持ち歩くには重かった。。。
『フリーター、家を買う。』に引き続き、
正社員の職をあっという間に捨てた若者が主人公。

お約束どおり(?)
フリーターからネットカフェ難民化し、艱難辛苦をなめ……というストーリーです。
故郷の北海道から上京してきた若者のため、
失職=住処を失う、となるところが、さらに深刻。

最近、やたらと報道で取り扱われているテーマで、ちょっと食傷気味ですが、
正社員と派遣社員の対立、といったステレオタイプの構図だけでなく、
新聞配達員の人間関係、「アイヌ」差別問題などがさりげなく絡むあたりに新味があります。

血わき肉おどるスピード感、大どんでん返しなどはなく、淡々と筆は進みます。
前半は「やりきれなさ」に満ち満ちていますが、
さすがに後半では「光」が差し、最終章では、”うるうる”くる場面も多く、
前向きな未来が見えてきたエピローグで幕切れとなります。

裏切られ、失意の底に沈み……の繰り返しの中で、
「未来」が徐々に姿を見せてくる、そのあたりが読みどころでしょうか。
新聞配達員時代に知り合う、20歳前の沖縄出身の女の子、(その変化)、
そして、主人公の90近い祖母、がキーパーソンかと。

タイトルの「ニサッタ」はアイヌ語とのことです。

2010年1月18日 (月)

無料コンサートの難しさ

本日、新年初の「平日・一人の休日」でした。
近所の音楽専用ホールで若手ピアニストの無料コンサートがあるというので、ラッキー♪とばかりに足を運んだのですが……

しかし、、、難しいですね。無料コンサートって。。。
かなり辛口の記事になるので、演奏者その他の情報は伏せてつづってみます。

1)「就学前の子供同伴可」の意味するところ

配布されたプログラム(A41枚の紙)の末尾に「就学前の子供同伴可」と書いてありました。けれども、事前にしっかり広報していたのかどうか……私は会場に行って初めて知りました。

まあ、無料なのですから、どうぞ子育て中の方も気兼ねなくお楽しみください、、、
ということなのでしょうが、、、それにしても、酷すぎました。子どもの声!
音楽専用の大ホールですからね。音響がいいのですよ。
もう、響き渡ってました。「ママ~!」「見えないよ~!」その他、キャッキャという声。

演奏中にも、声のするほうを振り向く聴衆多数。
ついに、休憩時間に男性が声をはりあげました。
「すみませんが、子どもが騒ぐ方は退席いただけませんか?非常に迷惑です!」

しかし、退席した気配はなく、後半へ。
後半1曲目。。。退屈してきたらしい子どもの声はパワーアップ。

後半2曲目の前に、再度、男性の声が響き、同意の拍手も。
ついに、騒ぐ子ども連れの方(方々?)は退席されました。。。

終演後、主催者がステージに現れ、
「このコンサートは子育て中のお母様方にも楽しんでいただきたいという趣旨で…」
といった説明をされましたが、どうなんでしょうね。

今日のコンサートについていえば、
子どもの声が消えたあと、明らかにピアニストの集中力も高まり、いい演奏となりました。

また、子連れでない聴衆にとっては、たしかに「とっても迷惑」です。
少なくとも、今日のような「音楽専用大ホール」で「本格的リサイタル」の雰囲気で催される場合は。
できれば「子ども連れ限定」のコンサートにするとか、
少なくとも「子連れOK」であることを広報でしっかり伝えるとか(「熱狂の日」音楽祭などはそうです)、すべきだと思います。
さもなくば、もっと小さい会場、カジュアルな雰囲気のサロンコンサートにすべきです。

2)コンサートで「トーク」を行う意味

今日のコンサートは、3月に行われるオーケストラ公演でピアノ協奏曲のソロを担当する若手ピアニストのリサイタルでした。
そのオーケストラ公演の指揮者が「トーク」担当として第二部の冒頭&途中にマイクを手にして現れたのですが、その内容が……

要は「3月のオケ公演に来てくれ」という話なのですが、
無料コンサートに来る人たちはクラシックの知識があまりない、という前提で話すのです。
「とっつきにくいクラシックだって、演歌と同じような気持ちで聞けばいいんですよ」
という話を延々とする。
そして、自分もクラシックは初めは嫌いだった、という話を延々とする。。。

でもね。
いくら無料とはいえ、無理やり連れてこられた農協の団体さん(失礼)ではないんですよ。
自分でここに来ることを選んで来ている聴衆ですよ。
ピアノ演奏中の子どもの声に我慢できない、という人が多いんですよ。
馬鹿にするな!

また、自分の公演のことばかり話しまくって、しかも時間を大幅に超過して話しまくって、
今日の主役のピアニストのことについては、
「優秀です」(通り一遍)、「かわいい」(言われなくてもわかる!)。。。以上。

こういうトークなら、「なくもがな」だと思いました。
最近、トークつきコンサートが増えているようですが、トークって怖いです。
コンサートをぶち壊しにする場合だってあります。

彩音会のコンサート企画の際は、気をつけようと肝に命じました!

2010年1月17日 (日)

センター試験に”ハイドン”が

どんな検索ワードで、拙ブログにたどりついているのか?久々に見てみて、びっくり。
最上位にあったのが

「ハイドン、センター試験、英語」!

慌てて本日の新聞で見てみました。センター試験英語問題。
そして発見。ありました!リスニング問題23-25。

作曲者ではなく曲名で有名な交響曲、がテーマ。
ハイドンの交響曲のニックネームを挙げて(驚愕、軍隊、時計、そして告別)
「告別」ではオーケストラのメンバーが次々とステージから去っていくことを紹介し、
なぜハイドンがこのようなパフォーマンスを指示したかを説明しているのです。

初めて知りました。この背景。
ハイドンの仕える君主が狩りを楽しむために地方の別荘に赴いたとき、
随行楽団員たちが、その気候、労働環境にまったく馴染めず、
ホームシックにもなってしまったため、
「楽団員たちをうちに帰してくれ」
というメッセージをこめて作曲された、というのですね。
で、この別荘で初演されたとき、君主はメッセージを即座に理解し、
その翌日に全員を帰したというのです。クリスマスを故郷の町で過ごせるように。

いい話ではありませんか。
拙ブログでは、昨年、ハイドンイヤーのニューイヤーコンサート記事(→
そして、センター試験の記事(→)と続けたために、
こんな検索ワードでヒットしたようです。

角田光代『森に眠る魚』

「ママ友」5人の物語。
女性5人とその子どもたちの名前が頭に入るまで、ちょっと難儀しますが、
ストーリーが動き出すと、一気に読めてしまいます。

角田光代の本は、今までにも何冊か読んでいますが(→
ごくありふれた日常生活に潜む毒を暴きだす、ストーリーテラーの面目躍如!です。
彼女の初期の作品『空中庭園』を彷彿とさせます。

5人の女性(冒頭では、すでに母親になっている者も、その予備軍も…)が、
めぐりあわせで知り合い、子供を通して「ママ友」となり、
出会った当初は、それぞれが友達関係に幸せ感をかみしめていたというのに、
何を契機としてか、疑心暗鬼、探り合い、の関係へ。。。

10数年前?の、いわゆる「お受験殺人」をモチーフにしていることに途中から気付きましたが、殺人に至ったのか否か……
また、ざっと斜め読みしてしまったためか、
タイトルに込められた意味に「なるほど!納得!」とはいきませんでした。
森の暗渠に閉じ込められ、自力では脱出できず、考えるべきことに目をつぶる者たち……といったイメージでしょうか?

私自身、一番暗くて「森の奥」だったのは、幼稚園ママだった時代です。
このあたりをえぐり取る筆力、さすがです。

2010年1月15日 (金)

有川浩『フリーター、家を買う。』

久々に一気読みしました。
タイトルから、「おちゃらけた娯楽小説」を予測して読み始めたのですが、
冒頭は、びっくりの重さ、暗さです。

入社直後のスパルタ熱血社員研修に「ドン引き」後、さっさと退職してからは、
なじる父親を避け、小遣い稼ぎのアルバイト以外は部屋にこもり、
母をアゴで使って……

すさんだ生活の描写が続きます。
そんななか、母親が鬱の高じた病になってしまい……ああ、まっくら。

そこからの展開がすごいです。

嫁いで家を出ていた「頭の切れる正義漢」の姉が登場。
母がそうなったいきさつを、理路整然と解き明かし、
ぼや~っとしていた主人公をノックアウト。

で、これを機に奮起した主人公が、最終的に「家を買う」のですが、
そこに至る経緯が圧巻。

娘(上記の「姉」)コテンパンにこきおろされる父親
フリーターから、人生を自分の力で変えていく主人公
要所.要所で見事な役割を演じる姉
そして、病気にならざるをえない状況にあった母親

彼らの人間描写が見事です。
最初は「こんなの人間じゃない!許せない!」と思わせる父親が
実はごくごく一般的な人間なんだなあ、彼なりに苦しんでいたんだなあ
と読者に推し量らせてしまう、そこここの「仕掛け」

主人公が周囲に認められていき、父親との溝も埋まっていく
その経緯の必然性、、、などなど

今話題の暗い「フリーター」「鬱」を取り上げながら、話の展開は明るく前向き。
諦めてない武さん(主人公)は間に合ってます。」
という、ラストに近いシーンでのせりふが心に残ります。

そうさ。人生万事塞翁が馬。遅すぎることは絶対ない!……私の読後感です。

2010年1月10日 (日)

新年会

0109 1月9日(土)、新年会の食卓です。
(これでも料理の一部が欠けています…)

職場で担当しているクラスの学生たち五人、そして教員二人が、
専任の先生のお宅に集いました。
全員、何かしらの食べ物を持参したところ…

韓国料理3種、
中国料理1種、
ロシア料理1種、
そして日本人教員による手料理6種、
パン、チーズ、ディップ数種、
ワイン、ビール、ジュースにお茶、
デザートには、
パンケーキとチョコレートケーキ

………すごいでしょ!
その合間には、新年定番の福笑いにカルタで大いに盛り上がりました。

今年もいいスタートが切れそうですnote
(実は、もう授業は始まっているのですがネ)
素敵な仲間に囲まれている今の環境に感謝!

2010年1月 8日 (金)

藤谷 治『船に乗れ!』

『船に乗れ!Ⅰ 合奏と協奏』
『船に乗れ!Ⅱ 独奏』
『船に乗れ!Ⅲ 合奏協奏曲』

上記のサブタイトルに惹かれて、まとめ読みしました。
とはいえ、図書館予約の都合により、読んだ順番はⅡ→Ⅲ→Ⅰ
でも、結果的には、私にとってこの順番がドンピシャ!当たった感じです。

「独奏:そうよねえ。そこが難しいところよねえ。。。」
「合奏協奏曲:音楽家(専門家)の道を選ぶ厳しさって。。。」
「合奏と協奏:ほほう、そういう醍醐味が。これから目指したい!」
という順で、共感しやすかったといいますか。

恵まれた音楽一族に生まれた(もっとも両親は音楽家ではない)少年の青春ストーリー。
でも決して「青春ばんざい!」「音楽ばんざい!」ではありません。
一瞬、一瞬はキラキラしていて、若さとエネルギーが輝いていたけれど、
純粋さゆえにより強く、深く味わうことになる、あまりにも苦い思い出、
自暴自棄が招いた取り返せない過ち。。。

Ⅰでは、音楽高校に入学し、恋愛に至る、青くひたむきな青春が、
Ⅱでは、キラキラした純愛、輝かしい海外レッスン、そして青春の悲劇が、
Ⅲでは、Ⅱの苦さを引き受けて人生を歩んでいく姿が、描かれます。

そこ、ここで、なにげない表現や描写にハッとしたり、身につまされたり、
ちょっと涙ぐんでしまったり。。。

ストーリーを楽しむ上でも出色の作です。
青春ストーリーに酔ってみたいと思う人、
音楽高校の内実を見てみたい人、
そして、音楽と関わっていたいと思っている人すべてにお勧めします。

2010年1月 6日 (水)

新春の富士山

海外在住のものが日本へ一時帰国すると「温泉!」という心境になるようで、
それならば……と、夫、息子とともに行ってまいりました。
1泊2日、というより、ちょうど24時間の旅行。
1月5日の午後1時半に家を出て、6日の午後1時半に帰宅。

平日はすいていました。高速道路。
自宅から宿まで、片道2時間。本日も山中湖から2時間で帰宅。
行きは中央高速、帰りは東名高速を使用しました。偉いぞ、ナビ!

富士山の雄姿を満喫してまいりました。
ということで、写真をアップします。

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2010年1月 4日 (月)

あけましておめでとうございます

2010年、無事に新年を迎えました。
例年どおり、義母の助手として「根菜皮むき&刻み」に徹した年末でした。
その成果の一部がこれ。

0102「きんぴら2種」の 写真を撮り忘れたのが悔やまれます…
2種あわせて
ごぼう6本、にんじん5本、れんこん6節
を刻んだものだったのですが……

八つ頭特大3つ、蓮根6節、筍6本の煮物が中央に見えます。
あとは、お雑煮用の里芋、にんじん、ごぼう、ねぎ、
かき揚げ用のねぎ、を刻んだ程度でしょうか。
根菜以外では、こんにゃく5袋、もありました。

80代になった義母、元気いっぱいで大量の料理をこなすのはさすがです。
本当にありがたいこと。。。
例年通り過ごせることの”めでたさ”をかみしめた正月でありました。

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