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2009年11月

2009年11月30日 (月)

ロートレック・コネクション

091130 美術展へ行ってまいりました。
ロートレック・コネクション。

「早割ペアチケット」なる存在を知って、
衝動買いしてしまったのが8月、映画鑑賞のついでのこと。
当日1400円のチケットが、ペアで2000円でした。

「コネクション」というタイトルどおり、
ロートレックの交友関係、人脈などをたどる構成で、大変楽しく鑑賞できました。

伯爵家の生まれであること、
まずは、馬の絵で有名な画家に手ほどきを受け、モンマルトルの画塾では、ゴッホとも知りあい、マネを尊敬し、ドガとも親交があったこと、両肢の発育が止まるという障害を持っていたこと、

初めて知ることがたくさんありました。
ロートレックといえば、ダンスホールや雑誌のポスター、歓楽街のイメージが強かったのですが、当然のことながら正統派の画家たちとも交流があったのですね。

できれば、音楽家との交流についても知りたかったな……と思いました。
パリで活躍したロートレック(1864-1901)と、エリック・サティ(1866-1925)との交流とか。。。

また、日本に所蔵されている作品が多いことにも驚きました。
中でも、川崎市市民ミュージアム、聖徳大学、の名前が目をひきました。
浮世絵からの影響も指摘されていますし、日本人に人気がある画家なのでしょうね。

2009年11月23日 (月)

パソコン環境改善

ちょっとしたことで、ずいぶん快適になるものです。

1)パソコンのマウスを新しくして(コードの着いたシンプルなもの)
2)ネット接続の長いケーブルを足して、2台一度にネット接続できるようにしました。

1)のマウス、今まで使っていたものに徐々にガタが来て、
ついに真ん中のコロコロが全く使えなくなったので、思い切って新調。
今はワイヤレスも、いろんな機能がついた新式のものもあるようですが、
軽くてラクに使えるのが一番と、シンプルなオプティカルマウスにしました。
反応がよくなっただけで、使い勝手は感動的によくなりました。

2)のケーブルの進化には、びっくりです。
すごく薄くて細いケーブルがあるのですね。今は。。。
15メートルの長さのケーブルを書斎からリビングまで引っ張ってみたのですが、
その細さゆえ、懸念していたほど目障りではありません。
これで、一時帰国中だった夫との「ネットの取り合い」もなくなりました。

1)2)あわせて、2600円也。見事なコストパフォーマンス!
あったかいリビングでネットが使えるようになったのは、
寒がりの私にとっては福音のごときもの。

これで万々歳!
(あ、「万々歳」も中学坊主たちにとっては「昭和語」だそうです……)

2009年11月22日 (日)

ひと区切り

「ギプス装着4週間」の診断を受けた息子ですが、
装着1週間目の昨日、ギプスをとってサポーターに変える許可が下り、
松葉杖も病院に返却してまいりました。

「松葉杖で小走り」などして遊ぶほどの余裕でしたから、当然かも。

手術後の夫も、懸念されていた血液検査結果でもゴーサインが出て、
入浴も可、となりました。
明日、単身赴任の任地へと戻る予定です。

ドタバタの1週間(いや、夫帰国からの2週間)でしたが、
これでようやく一区切りつきました。

2009年11月21日 (土)

ネット、手紙、そして面会

本日、緊張&感動の体験をしてまいりました。

実は、研究のほうで、
ある人物(亡くなられて既に20年)の足跡を追おうとしているのですが、
本日、その方が住まわれていたお宅を訪問し、
奥様、ご長男ご夫妻、ご次男ご夫妻、そして一人のお孫さんとお会いしてきたのです。

15年ほど前、奥様とは何度かお便りのやりとりをしたことがあるものの、
怠け者のわたくし、その後すっかりそちら方面の研究から遠ざかり、
連絡も怠っておりました。
ここ数年で、ちょこちょこと研究を再開。
ただ、ご年齢も高くていらっしゃる奥様に、今更ご連絡するのはあまりに失礼
とあきらめていたのです。

ところが、著作物から知った息子さんのお名前をネット検索してみたところ……
ビンゴ! 

「もしかして…」とメールをお送りし、何度かやりとりを繰り返し、
ご健在とわかった奥様宛にもお手紙をお送りするなどしているうちに、
「どうぞいらしてください」
という話になったのでした。

息子さんの名前でネット検索をしたのが9月。
2ヶ月を経た本日、新幹線を使ってうかがってきた次第です。
ご家族の方々にお会いして、ほんとうにいろいろと良くしていただきました。
ただ、感謝申し上げるばかり、
その一方で、このような機会を作っていただくほどの価値が自分にあるだろうか、
という忸怩たる思いも抱きました。

実際にお会いするという「生の現実」の重さを改めて痛感し、
その重さを引き受ける覚悟が必要だということを胸に刻み込んだ1日でした。

2009年11月17日 (火)

霜月の雨

今朝は、まじめ~な学生たちがこぞって遅刻。
「寒くて布団から出られなかった、、、起きても体が動かない、、、」
と訴える彼ら。

ロシア、モンゴル、韓国……みんな、寒冷地からの学生です。
が、真剣に言うことには

「部屋の中がこんなに寒いなんて、生まれて初めて!」

なるほど。
「家のつくりようは、夏を旨とすべし」の国ですもんね。
冬ときけば「寒稽古」、という国ですもんね。

とはいえ、現代におけるわたくし日本人は、こらえ性がなくなってまして
やはり寒いです。とても寒いです。
11月の雨は、とくにシンシンと身にこたえます。
さすが霜月。

さて、ドジなわが息子くんは、寒さも雨もなんのその、
「”松葉杖で小走りの術”を身につけた!」
と得意気。
早速実演してくれましたが、
なんともコミカルな小走りぶりには、笑ってしまいます。
何があってもお気楽ムードの彼です。

ひるがえって私はといえば、
早朝バスターミナルまでの見送りに加え、
今日は冷たい雨とあって
仕事帰りに中学までのお迎え(今日は車通勤)までこなし、
さすがにバテております。。。

2009年11月14日 (土)

医療の変化、実感

本日は、朝はやくから
息子の中学、中学そばの整形外科、夫入院中の病院、
の3箇所を往復しまくりました。

運転手、ただいま、へとへと、です。。。
オバマ大統領来日で首都高が閉鎖され、一般道が渋滞するなか、
ナビに従って、慣れない路地を行ったり来たり……疲弊いたしました!

1)夫は無事退院

「点滴1本追加」ということになり、午前中退院の予定が夕方にずれこみましたが
まあ、順調な経過です。

それにしても、3年前の私の開腹手術に比べると、
夫の「腹腔鏡」手術は、術後の回復が劇的ですね。
手術直後は、もうダメ~ ってな様子だったのに、3日でほぼ日常生活に。
医学の進歩、実感!であります。

2)息子は見事なギプス装着

結局、骨折ではなかったのですが、
腫れがひどいということで、「靭帯損傷と思われる」との診断が。。。

「おじいちゃんなら、ギプスなんてしないんだけど、、、
中学生はね、ちゃんと治しておかないと、
大学生ぐらいになって運動に支障が出たりするよ。」との先生のお言葉。

はい、今後4週間、ギプス装着、決定!
さすがの息子も、唖然としておりました。

昭和の頃なら、骨折でなければ「単なる捻挫」という診断で、
湿布だけして、足をひきずって歩かせていたのではないかと……
私は息子の様子を見て、
「単なる捻挫。添え木は今日で取れる」とみていたのですが、見事にハズレました。

だんだん自分が旧世代の人間になっていくことを思い知らされます。

2009年11月13日 (金)

重なるときは…

夫の見舞いに行ってみたら、退院日は明日になりそう。
でも、ちょっと懸念材料があるので、明日朝の検査結果次第とのこと。

夫の退院は今日の午後か明日朝、との見通しだったので
明日午後に入っている私の仕事には穴をあけずにすむ、と踏んでいたものの、
どうやら微妙…

てなことを考えていたらば、息子の学校より℡が。
そしてなんと、息子が松葉杖で帰宅!

息子どの、階段を踏み外して足をひねったとか。
今日の診察では骨には異常なし、ただし専門医不在のため明日再受診せよ
とのこと。

松葉杖の息子を、学校近くの病院まで、どうやって送ったものやら。
夫の経過説明ないし退院手続きと、息子の再受診との両立はどうしたものやら。
午後の仕事はやはりキャンセルか??
これで明日は大雨、なんてことになったらどうしよう??その可能性大??

頭痛がしてきました。。。

2009年11月10日 (火)

つきそい者として

3年半ぶりに訪れた病院に、
今度は、夫が入院いたしました。(私の入院記録→

単身赴任中の任地から帰ってきての入院&手術。
ということで、さまざまな決定を一度にドドっと下さざるをえず、
昨日は丸一日、夫の検査に「つきそい」まして、次々と説明を受けたのですが、
いやはや、こういうのって、気疲れ&疲弊するものですね。。。

自分が入院したときのほうが、シャキっとしてて気はラクだったかも。

幸い、今回も命にかかわるような病気ではありません。
それでも疲弊してしまうのですから、
大病を患っている方のご家族のご心労たるや、想像を絶します。

日ごろ縁のない「病院」に身を置いてみると、しみじみ実感されますね。
……健康って、ほんとうにありがたいです!

2009年11月 3日 (火)

いけしゃあしゃあ

若い人は使わない?

「いけしゃあしゃあ」

実は、息子が中学校で仲間とふざけあっているなかで
「よくもまあ、おまえ、いけしゃあしゃあと……」
と言ったら、相手に爆笑されてしまったとか。
そんな言い回し、聞いたことない、ということになり、
みんなで辞書をひいてみたら、辞書にはちゃんと載っていてほっとした、とのこと。

私にとっては、れっきとした使用語彙。
使われていないのかなあ……と、グーグル検索をかけてみたら、
筆頭に上がってきたのが

「いけしゃあしゃあ」って何ですか?(YAHOO!知恵袋)
「いけしゃあしゃあ」とはどういう意味ですか?(同上)

ううむ。。。
これもまた、そのうち「昭和の言葉」とかいって、死語になっていくのでしょうか?

息子いわく、「のんべんだらり」も同様だそうです。

2009年11月 2日 (月)

『音楽の聴き方』中公新書

岡田暁生『音楽の聴き方 聴く型と趣味を語る言葉』中公新書

面白かったのは「わざ言語」。

指揮者がリハーサルで用いる表現例として
「いきなり握手するのでなく、まず相手の産毛に触れてから肌に到達する感じで」
「おしゃべりな婆さんたちが口論している調子で」
等が挙げられています。

実は、筆者の用いるこの「わざ言語」という用語、
「特定の身体感覚を呼び覚ますことを目的とした特殊な比喩」という意味で、
日本舞踊の伝承の研究本から引用したもののよう。

日本舞踊では
「指先を目玉にしたら」
「天から舞い降りる雪を受けるように」
「揚げ幕に丸い穴をあけてそこから向こうをのぞくように」
などの例があるそうです。

なーるほど!
両者は共通しているけれど、
日本ではそれが定まった「型」の伝承へと進んだのでは?
西洋ではそこまでの対応にはならないと思いますが。あくまで個性、といいますか。

でも、必要なのが「リアルな身体感覚」というのは同じ。
なんだか、斎藤孝氏の「身体論」につながる感じ。

で、専門的な音楽用語も、その多くが本来「わざ言語」的性格のものだとか。
常識なのかもしれませんが、私にはそこまでの認識はなかったです。

noteスタッカート:はがす、ちぎる
noteレガート:縛る、結ぶ
noteアレグロ:朗らかに、快適に (「速く」ではない。急いてはいけない)

ツェルニーの定義によると、

noteピアニッシモ:謎めいた神秘的な性格、遠い彼方からのこだまのざわめきのように、聴き手を魅惑する効果

noteフォルテ:エチケットに反しない範囲での、独立心に満ちた決然とした力、ただし情熱を誇張するわけではない

noteフォルテッシモ:歓呼にまで昂ぶった喜び、または憤怒にまで高められた苦痛

なるほど。
たしかに、どれもこれも、強弱といった物理的な指示ではありません。
音楽と言葉は結びついているものですねえ。

日本語では、演奏を評して「上手い/下手」という表現を多用しますが、
ヨーロッパの音楽好きはこういう言い方はまずしない、そもそもその語彙がない
という指摘にも納得。
「ちゃんと音楽をしている」というのが賞賛の言葉なんだそうです。

それから、もう一点、「なるほど!」と思ったのが
レコードやCDがない時代、アマチュアが日々音楽に親しむ手段だったのが

連弾

だったということ。
近代音楽が決定的にアマチュアの領分から切り離される境界線は、
連弾のための編曲版が作れるような曲か否か、である
という考え方もできるそうです。

歴史の中で、音楽地図の中で、
アマチュア音楽愛好家の一人としての自分の立ち位置、目ざす方向を確認させてもらえたような、そんな本でありました。

2009年11月 1日 (日)

贈り物

091101flower 今年度限定の集中講義が、先日終了。
その教え子たちから贈られたのが
写真のプリザーブド・フラワーです。

受講生全員がそれぞれに書いた
手書きのメッセージ・カードも一緒に。

日本の若い女の子たちの見事な心配りに
びっくりいたしました。
私がガサツであるだけに。。。
そして、感激してしまいました。

気がつけば、今日から霜月。
二か月めくりのカレンダーは
最後の一枚になりました。
今年もそろそろ最終盤です。

あわただしさも増す季節、
心がささくれ立ちそうになったら、このお花を見て心を落ち着けようと思います。

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