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2009年10月

2009年10月31日 (土)

『怖い話2』

1年前ぐらいから評判になっていますね。中野京子『怖い絵』。
『怖い絵』『怖い絵2』『怖い絵3』と図書館で予約したうち、最初に手元に来たのが2。

ちょうど美術展 The ハプルブルク を見てきたところだったので、(→
「ほほう~。な~るほど!」
の感もひとしおのエピソードが。。。

上記美術展トップページ画像ともなっている、
ベラスケスが描いた マルガリータ王女、そしてその弟・皇太子の肖像画。
展覧会会場には、次のような解説がありました。

・マルガリータ幼少時から肖像画が描かれたのは、嫁ぐことが決まっていたウィーン王室に送るためだったこと
・弟皇太子の衣服についている鈴などは、体の弱かった彼を悪霊などから守る護符だったこと

で、『怖い絵2』です。
上記の絵・関連のほかの絵についてですが、次のような事情が説明されていました。

近親結婚で「異様に血を濃く」してゆく王家。
初代カルロス一世+いとこ→二代目フェリペ二世+姪(いとこ婚した実妹の娘)→三代目フェリペ三世+いとこの娘→四代目フェリペ四世+姪(実妹の娘)→

で、ここに生まれたのがマルガリータと、その弟、だったわけです。
肖像画の皇太子の「体が弱かった」のは、こうした血の濃さ、「今生きる我々におぞけをふるわせる四連続」の結果だったと。
そして、肖像画の男児が夭折したあと、マルガリータの10歳下に奇跡的に男児が生まれ、
彼が「カルロス二世」として即位するも、彼は「呪いをかけられた子」と陰でささやかれるような出来で、数割マシに描かれたと思われる肖像画からも、それが見てとれてしまう……

マルガリータも、ウィーンへ嫁いだ後4人の子どもたちを次々となくし、21歳の若さで病死。。。

こわっ!

そして、このマルガリータの時代には、「宮殿には数百人の奴隷」がいて、
重労働を担う一般の奴隷のほかに、「慰み者」と呼ばれる道化たち――矮人、超肥満体、巨人、異形の者、阿呆、おどけ、黒人、混血児など――がいて、
「その数はベラスケスが宮廷にいた40年の間だけでも、50人を超えた」

こわっ!
確かに、西洋の古い物語には「せむしおとこ」などの異形の者が頻繁に出てくるような…

言われてみれば当然だけれど、言われてみないと気づかない「怖さ」。
絵とともに語られると、歴史の流れ(うねり)が実感されます。

2009年10月29日 (木)

篠田節子『薄暮』

読書の秋、という季節になりました。

自宅最寄の公立図書館、蔵書整理期間ということでしばらく休館だったのですが
昨日から無事開館。
ほいほいと足を運んで借り出して、ほぼ1日で読みきってしまったのが標題の本です。

篠田節子『薄暮』

日経新聞の夕刊に連載されていたのですね。知りませんでした。

雪に埋もれる田舎の地に根を下ろし、地元の風景や人物を描いた画家。
その画家をめぐって、
中央画壇に出ようとしない彼の才能を信じて支えつづけた、美貌の妻と
画家の死後、彼の絵を世に出そうとする東京の出版社の男との駆け引きを軸に
物語は進みます。

話の展開はミステリーじみていて、
妻が「贋作」として認めようとしない作品群の謎、
絵を買い取ろうとする怪しげな人物の動き、などが織り込まれるのですが、

もうひとつの流れとして、世の流れ、世間のどろどろしさが炙り出されます。

画集が無事出版され、画家が評判をとるという、地元の願いどおりの展開が、
彼を支え続けたはずの地元の人たちの間に亀裂を生んでしまったり、
純粋な読者の声だと信じていた反応が、実は組織的に仕組まれたものであったり、
怪しげな人物が、実は古くから地元に関わっていた常識人であったり……

そして、プライドの高い凛とした女性が、妄想や記憶障害にとらわれ、老いていく姿、
自分を見せずに「役割を生きる」ことに徹する女性の姿も、くっきりと描き出され…

いろいろな読み方のできる、奥の深い小説だと思いました。

2009年10月27日 (火)

何から買うべきか

ウインドウズ7、発売されましたね。(今頃になって……と苦笑されそうですが)

5-6年使い続けている我が家のXPノートパソコン、
動きが鈍くなるのを騙し騙し、、、
という感じなので「今が買い時か!?」とも思うのですが、
先日、「それどころじゃなかろう!」という出来事が……

実は、パソコンの前に、TV関係を新調するのが先決かも、と気づいた次第。
我が家では、TVがまだアナログであるのはもちろん、
録画媒体が未だにVTRだけなんです。
DVDの再生プレイヤーはあるのですが、録画不能。

で、最近、職場の教室TVがすべて「デジタルTV」になりました。
TVにはVTR再生機も接続されているので、当然今までどおり教材VTRオン!

……???……ショック!ショック!……

なにごとが起きたかといいますと、
数十秒ごとに「再生中・青画面」がフラッシュバックのように挿入されるわけです。
劣化したテープのデジタル読み取りに失敗した結果ですね、きっと。
これはまさに「目も当てられない」状況です!

はたと気づいて周囲に聞いてみたところ、
DVD録画機能を持っていないという人は全く見当たらず、

「近々ブルーレイに変えなくちゃねえ」
「今はDVDは古いでしょう、ブルーレイでしょう」

果ては
「えっ?VTRって何のことだっけ?テープ??えええっ??」

という反応まであり、我が家の古色蒼然ぶりをやっと認識した次第です。
しかし……
デジタルTVに、録画再生機に(ブルーレイにすべきか?という問題も浮上)、
そのうえパソコン、となりますと、
当然ながら「いっぺんに全部」は、無理でございます。

いったい何から買うべきか? To buy, or not to buy: that is the question.

2009年10月22日 (木)

ハプスブルク展

国立新美術館へ行ってまいりました。
学園祭からみでの休講で空いた時間を利用しまして。

華麗なる王家と美の巨匠たち THE ハプスブルク

月曜の11時前に入館し、12時過ぎまでかけて鑑賞 というスケジュールで、
懸念したほど混雑もせず、
(11時半過ぎ頃から、人が見る見る増えていった感はありましたが)
思うままのペースで楽しめました。

それにしても、陸続きのヨーロッパ大陸、複雑怪奇な歴史ですよねえ。。。
支配者の名前が、また混乱の極み。
△△2世、○○3世、△△・○○2世、○○大公、……
(フランツ、ヨーゼフ、ルドルフ、リチャード……)

お手上げ、って感じです。。。世界史、どうにもこうにも頭に入りませぬ。
(恥をさらしてしまいますが)
でも、まあ、そんな歴史も、視点を絞ってみるとわかりやすいかも、
と感じさせられました。

・会場内で、ビデオが2種類放映されていますが、最初のものを見ておくと、展示が数段わかりやすくなります。歴史のお勉強のうえでもお奨めです。

・展示のカテゴライズの仕方がわかりやすいです。ハプスブルク家の美術コレクション、いやもう、ヨーロッパじゅうの美術を集めまくったのね、と感心させられます。

・国(というか、当時の感覚では「地域」でしょうか)ごとの特徴なども感じ取られて面白いです。ドイツ絵画、私は初めてまともに鑑賞しました。

・有名どころの作品も多々(ルーベンス、フリューゲル、レンブラント、ベラスケス、……)。

・明治3年に日本からオーストリア・ハンガリー王国に贈られたという画帖、蒔絵棚が「日本初公開・初里帰り」として展示されていて、ここは黒山の人だかりでした。
保存状態が大変良く、鮮やかな色彩にびっくり。
また、「明治初期は、フランツ・ヨーゼフ2世(奥様が美人で有名なエリザベート)の時代」ということも納得いたしました。

行く価値のある展覧会だと思います。

2009年10月17日 (土)

『ピアノ・ノート』

『ピアノ・ノート 演奏家と聴き手のために』チャールズ・ローゼン 
2009 みすず書房
(Piano Notes: The World of the Pianist (New York, Free Press, 2002)

先月刊行の新刊本です。
今までに読んだピアノ関係の本のなかで、一番収穫がありました。
この本を読んで、胸に残ったことを記しておきますと

★ピアノを弾く者として、身体をきちんと作って、自分の音をよく聴いて、弾かせてもらえるチャンスを大事していきたい!
★プロのピアニストの抱くべき覚悟たるや、想像を絶する。コンクール至上の考え方にも問題がありそう。
★プロの演奏家の録音切り貼りが一般的なら、それができないアマチュア演奏の録音が悲惨に聞こえるのは、むべなるかな。
★「素人が仲間内で聴きあう音楽会」の意義は?
プロが友人のために弾く会では、聴き手に合わせてとっさの機転で曲を選び、即興演奏も行うものだそうですが、素人にはそれは無理。
実はこれって、最近になって勢力を拡大しつつある、歴史的に見ても新たなジャンル?

さて、本文ですが、大変切れ味の鋭い文、論の運び。……著者略歴を見て、納得です。

Charles Rosen
1927年ニューヨークに生まれる。4歳でピアノを始め、11歳でジュリアードを中退、モーリッツ・ローゼンタールに師事する。
1951年プリンストン大学で博士号を取得(フランス文学)。
コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。
これまでにニューヨーク州立大学、オックスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学などで教鞭をとる(フランス文学ほか)


いくつか、印象に残ったところを要約しておきます。

第1章 身体と心

★「腕に力を入れず、包み込むような柔らかいタッチで弾くべし」の理由

1)身体的な理由(各指を独立させるため、自由な筋肉を得る)
腕の力を抜かなければ、各指の筋肉を独立して動かすことができず、音の響きに対する演奏者のセンスを発揮することができない。
音質を決めるのは、機械的・技術的なメソッドではなく、指のコントロールによる引き分け能力と響きのバランスである。

2)心理的な理由(いい音質を作り出す上で、心理的にうまく働く)
ピアニストの身体は演奏のあいだ非常に多くの部分が活性化するので、身体が心に及ぼす影響は顕著であり、身体の固さは音楽の固さとなって現れる。

第2章 ピアノの音を聴く

弦楽器奏者や木管奏者は、楽器を習いはじめたときから自分の音を聴く習慣がついており、それが無意識の、第二の天性のようになっている。
だがピアニストは言われないと気づかない。

第4章 音楽学校とコンクール

・コンクールで、誰かの解釈のコピーのような演奏をするピアニストに対して
「学位のための試験なら78点をつける。だが職業を賭けた場では、こういう演奏はコンサートホールから追放されるべきだとわたしは考え、最低点をつける」

・ピアニストの道を志す者へ
ピアニストはなにがどう転ぼうと、自分の好きな音楽だけを弾くべきだ。そして同時にそれと同じくらい重きを置くべきは、自分だけの独自の解釈ができると考えるものだけを弾くことである。
学位のため、コンクール優勝のためにしなければならなかったことは、なんの意味ももたない。音楽に対する自分の観点と合致しなかった過去の教育は、人生の前半にかぶってきた甲羅のようにさっさと捨て去るときである。

第5章 コンサート

「なんのために公共の場で演奏するのか?」
演奏のたびごとに、音楽作品をその理想とする客観的存在に近づける機会があたえられるから。

コンサートの成功の鍵をにぎるのは聴き手の集中度、聴衆の中にわきあがる関心の高さである。(玄人には容認しがたい演奏が、ある聴き手には作品の魅力を伝える演奏として熱狂的に受け入れられることもある)

第6章 レコーディング

・テープ・スプライシング技法(テープの切り貼り)
「つまるところ、わたしはまちがった音をスプライスで消すのと、納得のいくまで全曲とおして16回弾くこととのあいだに大した差があるとは思えない。」

レコーディングの目的は技量の優越性を誇示することではなく、最良の一枚を作ること。
コンサートでは一音のまちがい、ど忘れ、ぎこちないフレージング、ちょっとしたリズムの計算違いはさほど重要ではないが、何度も聴きなおすレコードでは、それがつまずきの石になる。レコードを聴くたびに、まちがいの箇所を待ち構えることになるからだ。

(以下略)

第7章 演奏スタイルと音楽様式 では、
ピアノという楽器の歴史と、演奏スタイルの変遷について述べられていますが、
今日のところはここまで、ということで……

2009年10月13日 (火)

学級閉鎖

ついに息子のクラスが学級閉鎖になりました。はい、新型インフルエンザです。

連休前の時点では、
同じ階の全8教室中、閉鎖を免れているのが息子の在籍クラス1クラスのみ、
という状況だったということなので、まあ、むべなるかな……なのですが、
シルバーウイーク、体育の日連休、ここに来てまた連休とは。

夏休み中から、部活単位で、じわじわと感染が広がってきていて、
クラス内では、9月末に窓側の列からじわじわ
今月に入って、廊下側の列からじわじわ……という状況だとか。
なんでも、ものの見事に扇形に感染していっているのこと。

ど真ん中の列にいる息子、ただいま元気はつらつです。
これで、学級閉鎖解除後に乗り遅れて感染→長期休み……なんてことにならないよう、祈るばかりです。

2009年10月12日 (月)

ウィーン世紀末展

ウィーン世紀末展 ~ウィーン・ミュージアム所蔵 クリムト、シーレ~

@日本橋高島屋8Fホール

母&妹と3人で足を運びました。招待券に感謝!
デパートでの展示、しかも最終日ということで大混雑を覚悟しましたが、
思ったよりゆっくりと、ゆとりを持って楽しめました。

有名なグスタフ・クリムトの作品は、さすがの貫禄。
また、その弟、エルンスト・クリムトも兄に劣らぬ才能を持っていたんだなあ、と初めて知りました。28歳の若さで亡くなってしまったとは、なんとも残念。

一番の収穫は、エゴン・シーレという人を知ったこと。
「生と死を見つめ、人間の内側までもえぐりだした」(解説より)というシーレ、
その作品は「倒錯的」と表現されることが多いようですが、
見る者の感性に、まっすぐ訴えかけてくるものがあるように思いました。
たしかに、斜に構え、人間の厭らしさを暴こう、といった意図が見えるのですが、
嫌味でない、といいますか、のびやかさも感じられるような。。。
彼もまた、28歳で夭折しているとは!

また、作曲家シェーンベルグが、画家としても名をなしていたということも初めて知りました。
そして、ゲルシュトルという若い画家が、シェーンベルグの妻との不倫に敗れて25歳でピストル自殺しているということも。

芸術作品そのものも楽しめましたが、
芸術家たちの人間模様といいますか、男女関係のドロドロ加減なぞも垣間見た気がしました。

2009年10月11日 (日)

『明るい方へ 父・太宰治と母・太田静子』

題名からわかるとおり、太田治子氏の著作です。

はるか昔に国文科を出ている私、
中学・高校・大学時代は、それなりに太宰作品は読み、
それなりに評伝も読んでおりましたが、いかんせん

「凡人には、よくわからない……無頼派って、何?」

といったもやもや感が拭えずにおりました。
文学を語る際の「基軸」のようなもの自体を理解せずにいたのだと思います。

そんな私でも、この本の書く内容はストンと胸に落ちます。
文学に賭ける情熱、世間、家庭、私的生活、名誉欲、……
そういったものの間で揺れ動く人間模様。

母上・太田静子の日記、太宰との手紙、などを資料として、
治子氏自身の記憶も交えつつ、静かな筆致で淡々と書かれています。

それにしても……
太宰作品が、他人の日記を資料として、現在なら「著作権違反」と言われかねない手法で生み出されていたとは!
一般的にはよく知られている事実なのかもしれませんが(私も昔は知っていた??)。
文学の世界のマナーも時代とともに移り変わっていくことを実感します。

2009年10月 9日 (金)

山本貴志ピアノリサイタル

2009年10月18日(木)午後7時開演 9時終演 @浜離宮朝日ホール

山本貴志ピアノリサイタル ベートーヴェン後期三大ソナタ

ピアノ・ソナタ 第30番 ホ長調 Op.109
ピアノ・ソナタ 第31番 変イ長調 Op.110

ピアノ・ソナタ 第32番 ハ短調 Op.111

ショパン ノクターン第2番 変ホ長調 Op.9-2

*****************************

前回のショパン・コンクールで第4位で、一躍脚光を浴びた若手ピアニスト。
当ブログでも過去に取り上げています。(→デュオ2008  入賞者ガラ2006

「ショパン弾き」「ロマン派弾き」というイメージだったので、ベートーヴェンはどうかな…
と思ったのですが、
彼ならではの、なかなか聴く機会のないような演奏だったのでは?
いい意味で、意外感のある演奏会でした。

まずは、ピアノ。
木目調のスタインウェイで、なんでも製造過程に謎のある楽器だとか。。。
いわゆる大ホール向けの、がんがん鳴るスタインウェイではなく、
サロン・コンサート向けかな?と思わせるような、繊細な響き。

それでも、弾いているうちに、どんどん鳴りが良くなっていくように感じました。
弾き手が乗ってきたためなのか、この楽器の特性なのか。。。
(考えてみたら、ピアノだってヴァイオリンと同属の弦楽器ですものね)

音楽の作りも独特な印象。
楽曲全体の構成(A-B-A-B' というような)をつかみ、構築していくというよりも、
その瞬間、瞬間の音の重なり、響き、連なり、を大事に大事に、紡いでいくような。

リスト、マーラーにつながっていくベートーヴェンというより、
モーツァルトから引継ぎ、ショパンにつながっていくベートーヴェン、
とでもいいますか。

楽器の音色とも合っていて、
なるほど、ベートーヴェンの時代のピアノで弾くなら、実はこういう音色が正統派だったのかも……とも思いました。

鍵盤の上におおいかぶさるような弾き姿(鍵盤は見えていないに違いない…)、
高揚感とともに高まるうなり声……
には違和感を覚えますが、取り憑かれたように弾く、彼独特のスタイルなのでしょうね。

ベートーヴェンを連続3曲、それぞれきちんと聴かせて飽きさせないのはさすがです。
中身の濃い、濃密な時間を味わったという充実感が残りました。
アンコールは、皆を唸らせる音色・響き、さすがの完成度のノクターンでした。

余談ですが、
私のすぐ横の席に座っていらしたのが、仮屋崎省吾さん。
会場には「花束受付」窓口があり、サイン会を目指して長蛇の列ができているなど、
熱狂的ファンの存在がしのばれました。。。

2009年10月 6日 (火)

ウイルスソフトの再インストール

昨日の記事「パソコンと格闘の日々」続報です。

ウイルスソフトのテクニカルサポートセンターにメールした結果、
「システムの復元」を実行した場合は、ソフトを再インストールすべし
との回答を得ました。

早速、指示どおりにしたところ、Cドライブの空き容量は全く増えなかったものの、
パソコンの動作は以前より快適になりました。

ウイルスソフトのアンインストールは、コントロールパネルから「プログラムの削除」を実行するだけでは駄目で、
指定の「削除ツール」をダウンロードして、「関連データ削除」を実行する必要がありました。
いろいろ複雑なのですねえ。。。
迷うことがあったら、やはりテクニカルサポートに尋ねてみるのが一番なようです。

2009年10月 5日 (月)

ホルン・カルテット

2009年10月5日(月)みなとみらいクラシック・クルーズ vol.7

ベルリン・フィルハーモニー ホルン・カルテット

ランチタイム・クルーズ 12:10-12:50 @みなとみらい大ホール
★ハンティング・ホルン★

ロッシーニ : ホルン合奏のための狩の集い
ジュリセン編: 4つの狩の作品集”シャンソマニエⅠ”から
ケックラン : 4体のホルンのための2つの作品
ジュリセン編: 4つの狩の作品集”シャンソマニエⅡ”から
ミェフラ :   ボヘミアの狩猟祭のための音楽

ポルカ 東京地下鉄の駅名

*********************************

お仕事が午後遅い時間から、という非常勤勤務の特権を生かして、
ランチタイムコンサートへ。
ホルンの暖かい響きを楽しみました。

ランチタイムコンサートといえば、最近は演奏者のトーク付きが定番ですが、
今日は、外国人演奏者によるユーモア満載の日本語トークというスペシャル版。
4人のうち1人が、明らかに日本語を「理解して」語っていました。

「……演奏をどうぞお楽しみください。上手ですから、たくさん拍手してください。」
「ケックランは、kで始まる一番有名なフランスの作曲家です。kで始まるのは、他に何がありますか?金沢、川崎、…(中略)…、厚生年金会館も、そうです。」
「ホルンは森の中で、動物をとる狩に使われました。けれども残念ながら、水の中では聞こえませんから、魚をとるのには使われませんでした。……ウソです。」

極めつけは……

「おめでとうございます。みなさまの心のこもった拍手が、アンコールを呼びました。」
「ポルカにのせて、東京地下鉄の駅名をお届けします。」

そして、ポルカの2拍子の軽快なリズム(ズンチャッ、ズンチャッ♪)に合わせて、
この日本語堪能な方がマイクを手に持ち、ステージ前に進み出て、歌い上げたのが…

「にーしーたかしまだいらっ、いたばし、にしすがも~♪……たかだのばばっ、……」

……すみません。駅名は定かではありませんが、冒頭の「西高島平」だけは確かです。
合計20駅ぐらいは、まさに「ぺらぺら」と2回にわたって、それも2回目はとてつもない早口で歌ってのけていました。
凄すぎます。。。

あ、もちろんホルン4台の響きも、素晴らしかったです。
響きのバランスが、なんとも絶妙。
また、立って吹いているホルン奏者を見たのは初めてかもしれません。
美しい立ち姿だなあ……と見とれてしまいました。

舞台に向かって右側が1st、左端が低音担当のようでしたが、
普通は、左側が1st、右端が低音ではありませんか??
この違いには、何か意味があるのでしょうか?

この「クラシック・クルーズ」と銘打つシリーズは、「ランチタイム・クルーズ」とあわせて、
同日14:30開演「ティータイム・クルーズ」もあり、
今日はランチタイムが「ハンティング・ホルン」、ティータイムが「マンデー・オペラ・セレクション」で、ビゼー、プッチーニ、J.シュトラウス、モーツァルト、となっていました。
時間があれば、是非ティータイムのほうも聴いてみたかったです。
そちらでもユーモラスなトーク炸裂だったのかしら??

でも、狩の音楽もいいですね。血が騒ぎます。
そういえば、私は小さい頃から「狩」の曲が好きだったなあ、と思い出しました。
ブルグミュラー25の練習曲、チャイコフスキーの四季、メンデルスゾーンの無言歌……

音楽も一流、サービス精神も一流、
実に中身の濃い、40分間のコンサートでした。

パソコンと格闘の日々

ここ3日ほど、パソコンと格闘する日々でした。。。
振り返ってみると、昨年の年末以来、あれこれ奮闘しているのですね。(→
今回は、「ついに壊れたか!」と覚悟した瞬間もあり。

【第1幕】ドライブ空き容量の増量に失敗

一時帰国中の夫が、画面に現れる指示すべてに従って、
いろいろなソフトのバージョンアップやら、新たなソフトのインストールなどを実行してしまったそうで、その結果、Cドライブの容量が少なくなり、動作が遅くなったパソコン……

元に戻そうとしてみたのですが、アンインストールができないので、はたと思いつき、「システムの復元」という機能を使ってみました(選択したポイントの時点まで、システム構成を戻す、というヤツです)。
ところが、止めるのを忘れていたウイルスチェックソフトが同時に起動してしまい、
パソコンがクラッシュしたような状態で「再起動」がかかってしまったのでした……

案の定、再起動で立ち上がったパソコンの画面は悲惨なことに。
インターネットは立ち上がらず、いろいろな機能は反応せず、カチカチカチカチ、不毛な努力を続けているかのパソコン音は止む気配なし。
ああ、ついに駄目になってしまったか……と肩を落とした私。

駄目もと、と、再度、同じ機能でやり直したところ、今回は無事成功したような感じに。
ところが、再起動とともに、止めていたウイルスチェックソフトがまたまた自動更新を始め、(設定が以前に戻ってしまったので、こりゃいかん、と判断したのですね)
なんだか、すごい時間をかけて、ものすごい容量をくって、やっと止まりました。

結果的に、ドライブの空き容量は増えるどころか、大幅減少。
まさに不毛な努力でした。がっかり…
まあ、それでも、パソコンはまだ生きています。

【第2幕】フリーソフトの期限切れ

音声ブログの作成にあたり、インストールした「Switch Sound File Converter→」、
なんとこれは試用期間限定でのフリーソフトでした。
4000円近く払え、と言うメッセージが出て、びっくり。
せこく、いったんアンインストールしてから再インストールしてみましたが、やはりこのような技は通じませんでした。パソコン認識しているんでしょうね。

さらに、いろいろ格闘しているうちに、保存している音声ファイルがすべて開けられないという事態に(「適合するソフトが見つかりません」といったエラーが出る)。
手動でWMPを指定すれば開けられることがわかり、そこでやっと
「プログラムのアクセス設定がおかしくなったのでは?」
と気づきました。
幸い、この設定を既定に戻したところ(案の定、おかしな設定になってました)、ちゃんと正常になりました。ほっ。
ほんと、次から次へと出てきます。トラブル。

で、音声ファイル変換用のソフト、あれこれ探してみたのですが、
ご老体のうちのパソコン、容量の大きいソフトはアウトです。
また、フリーソフトはウイルス感染などが怖いですから、そこは慎重にしないと……

ほぼ半日、ネット検索かけまくりで調べた結果、次のソフトを入れました。
今のところ、問題なく、使いやすいです。

Efficient WMA MP3 converter

これも実は期間限定だった。。。なんてことがないよう、祈っております。はい。

2009年10月 4日 (日)

アンサンブル初体験

実は、最近になって、アンサンブルの会に入会いたしました。
そんなわけで、
彩音会のコンサートが終わってからは、J.S.バッハのトリオソナタに取り組んでいた次第。
その発表が、昨日ありました。(会議用ICレコーダによる録音データ→ のNo.11)

いやもう、初めは(今でも)、呼吸、リズム感、テンポ感、すべて無茶苦茶だったワタクシ。
(自分がズレていうことにも気づかず、指摘されてもわからない状態…汗)
そんな当初と比べれば、まあ、なんとかアンサンブルの形になった?
とは思いますが、明らかに私が足をひっぱっております。
これから精進しなくては……

ひとつひとつの音の音色、音量、次の音へのつなげかた、、、
単音の鳴らし方ひとつで、
すばらしい世界が広がったり、すべてがぶち壊しになったり、という世界ですね。
いやあ、深いです。

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