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2008年11月

2008年11月30日 (日)

ショパンの音楽日記:No.6

ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)
No.6 惜別の甘い調べ 1830年~1835年

2008年11月29日(土)14:00開演(15:05終演)
東京オペラシティ コンサートホール

******プログラム**********

ノクターン ヘ長調 Op.15-1
マズルカ 変イ長調 KKⅣb-4
前奏曲 変イ長調
「プレスト・コン・レジェレッツァ」
   フィリップ・ジュジアーノ

ノクターン 嬰ヘ長調 Op.15-2
ボレロ ハ長調 Op.19        ジャン=フレデリック・ヌーブルジェ

マズルカ ハ長調 Op.67-3
マズルカ ト長調 Op.67-1
マズルカ ハ長調 KKⅣb-3     イド・バル=シャイ

華麗なる変奏曲 変ロ長調  Op.12
マズルカ ト短調 Op.24-1
マズルカ ハ長調 Op.24-2
マズルカ 変イ長調 Op.24-3
マズルカ 変ロ短調 Op.24-4
幻想即興曲 嬰ハ短調 Op.66   児玉桃

ノクターン ト短調 Op.15-3
カンタービレ 変ロ長調
ラルゴ 変ホ長調
ワルツ 変イ長調 Op.69-1 「別れ」 アンヌ・ケフェレック

************************

前回は、最前列の真ん中、という座席で聴いたのですが、
今回は、左手の後方、という席でした。
席によって、ピアノの音色が違って聴こえることがはっきりわかり、
面白く思いました。

前回は、ピアノから出る音をダイレクトで聴く、という形で
それはそれで、たいへんよかったと思います。
今回は、
最前列では「音が硬い」と感じた弾き手の音色が、
くっきりとクリアに響いて、美しく感じられたこともあれば、
最前列でさほど気にならなった弾き手の音が、
ボヤンと拡散して、聴きづらくなっていたこともありました。

初めて聴いた、若手・22歳のヌーブルジェは、まだ少年の面影。
端正な可愛らしい顔だちで、
終演後のロビーでは写真を撮られまくり。
演奏も、若々しく端正なものでした。

全体として、
「フランスの香り」
に満ち満ちた演奏会でした。
前回はあまり感じなかったことなのですが。
これも、聴く座席、音の響きの加減によるものなのでしょうか。。。

それから、
やはり「メジャー」な曲は、なるべくしてメジャーになったのだな、と。
聴いたことのない曲は、やはり印象にあまり残らないのでありました。

2008年11月28日 (金)

ショパンの音楽日記:No.3

ル・ジュルナル・ド・ショパン(ショパンの音楽日記)
No.3 旅立ちの時 1828年~1830年

2008年11月28日(金)18:30開演(19:40終演)
東京オペラシティ コンサートホール

******プログラム**********

ポロネーズ ヘ短調 Op.71-3        アンヌ・ケフェレック

ポロネーズ 変ト長調 KK Ⅳa-8
ワルツ 変ニ長調 Op.70-3
マズルカ ハ長調 Op.68-1
変奏曲 イ長調 「パガニーニの思い出」  アブデル・ラーマン・エル=バシャ

081128hall ワルツ ロ短調 Op.69-2      児玉桃

マズルカ ヘ長調 Op.68-3
マズルカ イ短調(マズルカ Op.7-2 初稿)
マズルカ ニ長調 KK Ⅳa-7
ワルツ ホ長調 KK Ⅳa-12
ワルツ ホ短調 KK Ⅳa-15      イド・バル=シャイ

ノクターン 嬰ハ短調(遺作) KK Ⅳa-16
マズルカ 嬰ヘ短調 Op.6-1
マズルカ 嬰ハ短調 Op.6-2
マズルカ ホ長調 Op.6-3
マズルカ 変ホ短調 Op.6-4      アンヌ・ケフェレック

マズルカ 変ロ長調 Op.7-1
マズルカ イ短調 Op.7-2
マズルカ ヘ短調 Op.7-3
マズルカ 変イ長調 Op.7-4 
マズルカ ハ長調 Op.7-5         フィリップ・ジュジアーノ

*****************************

春の音楽祭「熱狂の日」をプロデュースしている、ルネ・マルタン氏の企画。
短めの時間で、手軽に聴けるコンサートです。
これだけの曲目を聴いて、1時間10分ほど。
第3回目のこの回は、
ショパンが1828年~1830年(18歳~20歳)に作曲した曲を取り上げています。

ピアニストによる音色、曲の作り方の違いなども聴け、面白いことでした。

「風格」「深み」に舌を巻いたのが、エル=バシャ。
よく耳にするワルツも、よくある「叙情に流れる」演奏とは一線を画す、
じっくり構築しつつ、ピアノを歌わせるものでした。
初めて生演奏を聴きましたが、そのギリシャ彫刻のような風貌といい
今晩、一番印象に残ったピアニストです。

「内面への沈潜」度が高かったのが、ケフェレックのノクターン遺作。
音の層の薄い、この曲をここまで聴かせるか。。。と脱帽いたしました。

音色の輝きでは、フィリップ・ジュジアーノ。
1995年のショパン国際コンクールで最高位(2位)となったピアニストですが、
ショパンコンクールで上位に入るには、この「音色」が大きなポイントなのかも…
と思いました。
前回コンクールの上位に入った、イムドンヒョク、山本貴志の演奏でも
「輝く音色」が印象に残りましたので。

明日もまた、このシリーズを聴きに行きます。楽しみです。

2008年11月25日 (火)

『北京大学てなもんや留学記』

081125tenamonya 中国、おそるべし、その実態!
……ということを、たいへん明るく、わかりやすく実感させてくれる、生々しい具体例満載、パワー満点の本です。

「なぜ意見を持たない、なぜ分析できない!」
と、中国からの留学生を歯がゆく思うことが多いのですが、なるほど、こういう社会で生まれ、育ってきていたのならば……と、「腑に落ちる」こと多々。

「悪事」の概念が違う(何より「恩を売る」のが肝要、組織上の不正は当然)、
学者が生き残るために必要なのは、研究そのものよりもまず、「政府の顔色を見るという別の処世術」である、……

中国に興味のある方には、一読をお薦めします。

2008年11月22日 (土)

秋の陽射し~都心のお庭~

081122_hamrikyu_2   081122_outside2_2

上は、浜松町駅のコンコースから見た、浜離宮恩賜庭園。
下は、インターコンチネンタル東京ベイホテルから見た、桟橋方向への眺め。

秋の日差しが燦々と降り注ぐ、都心の風景の一コマです。

2008年11月20日 (木)

衝撃のデュオ:山本貴志×佐藤卓史

081120piano_duo2 2008年11月20日(木)19:00開演 
@横浜市港南区 ひまわりの郷ホール

****プログラム****

モーツァルト 2台のピアノのためのソナタ ニ長調K.448
ラフマニノフ 組曲 第2番 Op.17

ショパン  ロンド ハ短調 Op.1 (佐藤氏ソロ)
       即興曲 No.1 変イ長調 Op.29(山本氏ソロ)
プーランク  エレジー
ラヴェル   ラ・ヴァルス(作曲者による2台ピアノ版)

ルトワフスキ パガニーニの主題による変奏曲(アンコール)

*****************

まさに、衝撃のデュオ!でした!
モーツァルトの出だしから、引き込まれてしまいました。
モーツァアルトの音楽で「背中がゾクゾク」したのは、わたくし生まれて初めてです。

2台ピアノって、
「ふうん。すごい音量になるんだね。」
「ふたりとも、うまいと思うんだけど……なんだか、ガチャガチャ」
といった印象になってしまう演奏が多いように思いますが、

今夜のは、別格でした!

おおおお!これぞコラボレーション!
音楽が渦を巻いて、波動となって、別世界を生み出している、という感覚。
二人の息の合わせ方、かけあいかた、絶妙でした。

弾き方は、全く異なる二人。
冷静沈着、ポーカーフェイスで姿勢正しく弾く佐藤氏。
鍵盤上にかがみこみ、憑き物状態で唸りつつ弾く山本氏。

二人とも「2台ピアノは今夜が初めて」
とのことでしたが、凄すぎます!初めてで、こんな世界を醸造してしまうとは!

山本貴志、佐藤卓史、二人とも1983年生まれの同年代、
今をときめく若手ピアニスト。
2001年日本音楽コンクールでは、佐藤氏1位、山本氏3位。
2005年には、ショパン国際ピアノコンクールにともに出場し、山本氏4位。
佐藤氏は、2007年シューベルト国際コンクールで1位となっています。

アンコール前のトークによると(話し方も、二人が全く異なっていて面白かった)、
小学生来の知り合いでありながら、メルアドも知らない程度の仲で、
今回の競演は、
佐藤氏が山本氏のメルアドを探り出して、直接メール依頼をして実現したとか。

たびたびコンクールで顔を合わせる同年代。
とあれば、きっとライバル心もあるに相違なく、
それが素晴らしい競演を生み出したともいえるのかも。

若い力、コラボレーションの凄み、を体感し、力をもらった夜でした。

2008年11月18日 (火)

深まる秋

081117_3tate081117_2 我が家の窓から撮った景色です。

この一週間で
ぐぐっと
秋が深まりました。

2008年11月16日 (日)

澳門

前回記事「小旅行」の行き先、それは…澳門=マカオ、でした。

10年以上前に一度訪れたことがあるのですが、
そのときは雨にたたられたせいもあり、とにかく閑散としていた記憶が…

今回は、まさに人々でごった返していました。
そんな街中の様子の写真をアップしておきます。

081109senado1 081109senado2 081109roji3 081109senado3_2 081109roji2

081109mado1 081109mado2

2008年11月14日 (金)

小旅行(音楽編)

11月9日(日)、国際シンポジウム参加のため訪れた都市から小旅行。
朝9時過ぎにフェリーターミナル到着。チケット購入で多少どたばたし、
切符を手に入れた時点で、出発時刻まで残り時間10分。
出国手続きもあるというのに!
パスポートチェックの列に並びながら、慌てて出国カードを書き、
予定時間ぴったりぎりぎりに、なんとか乗船。

フェリーの中は冷房の効きすぎで凍えてました…
エコノミーが満席で1時間半待ちだったので、ファーストクラスを購入したところ
(これが、どたばたの原因。エコノミーとの料金差は1000円程度です。)、
なんと出発後に朝食のトレイが運ばれてきてびっくり。
ホットドッグ、フルーツ、オレンジジュース、というメニューでした。

081109_wind_kamerata_2さて、目的地では「お散歩」をメインに回ったのですが、
嬉しいことに、素敵な音楽にも出会うことができました。

教会の中でのコンサート。
この教会、なんと世界文化遺産です。
ここでの演奏は、この日限りだったよう。
何も知らずに、たまたまここを訪れたときに演奏が始まったというタイミング!
まさにこれぞ「神のお導き」??

オーボエ、クラリネット、バスーン、それぞれ2本ずつでの演奏でした。
曲目は、バロック。
Venturini , Francesco という作曲家の
Overture in G minor for double reed ensemble

堪能させていただきました。至福の時。
時間の関係で、この曲だけで失礼してしまったのですが、この後、モーツァルト、R.シュトラウスの曲なども続けて演奏されたようでした。

081109_chorus そして次に訪れた教会では、
創立何年目かの女子校の記念式典・リハーサル中。
少女達の澄んだ声の賛美歌を聴かせていただきました。

ほんと、素敵なご縁でした。
さあ、ここがどこか、おわかりでしょうか?

2008年11月12日 (水)

CNN 五嶋みどり

ネットサーフィンしていて、行き当たりました。
CNNの「Talk Asia」に出演している五嶋みどり。→

タイトルが「From prodigy to peace ambassador」。天才児から平和大使へ。
なるほど。

彼女のリハーサルからの集中度に驚いたインタビュアー。
いったい何を聴いているのかと問うと
聞くこと、聴くことは、音楽の基本だ、そこから始まるのだ、
間違いがあるかどうかを聴くというのは、ほんの一部のことにすぎない、
とにかく耳を澄ませて聴くのが音楽だ、といった返答。(かなり意訳)

ブラームスのコンチェルトを弾くのに際して、
19世紀と今ではこんなに時代が違うけれども、と話を振られると
人間であるということは変わらない、感じて、反応する、という行動は変わらない
人間は人間だから、との答え。

プロの音楽家と音楽愛好家の違いを問われると
音楽家は、自分の演奏を批判的に聴く訓練を受けているけれども
根底の部分では、音楽への愛があってこそ音楽家なのであって、
愛があるからこそ、練習しつづけずにはいられないのだし、
本当の喜びを感じられるのだ、と。

終始笑みを浮かべながら、一語一語選んで丁寧に話す姿、
奇をてらうことなく、肩肘はらず、率直に話す内容に共感を覚えます。

She is also a dedicated teacherという紹介もピッタリという雰囲気をまとっていて、
私の中では「天才少女」のイメージの残る彼女も、もう37歳なのだなあと思ったことでした。

2008年11月11日 (火)

オーケストラ、それは我なり

081111asahina 朝比奈隆という、一人のカリスマ的指揮者を通して
時代の変遷というものを、まざまざと感じました。

90代まで現役で、ダンディな指揮者を続けた大御所
という程度の知識しかなかったのですが、
いやあ、明治、大正、昭和を体現する人だったのですね。

詳しく論じるのはやめて、心に残っている点を列挙します。

・海外でも著名なエンジニア・研究者の妾の子という出自、それゆえの複雑な育ち方
・中高一貫、日本随一のエリート校での人脈に支えられた人生
・京大卒で、音楽の専門教育を受けずに音楽の道へ進んだという経歴
・棒の振り方といった技術にはこだわらず、自分の存在感、雰囲気で音楽を伝えるという方法
・人心をつかむのに長けつつ、人によっては「いじめ」とも受け取りかねない言動も辞さない自信、そして屈折
・今ではセクハラと捉えられるような、女性団員と男性団員との扱いの差
・題名そのもの「オーケストラ、それは我なり」…オーケストラは指揮者のもの、という発想

どーんと太っ腹で、周囲をひきつける魅力をもつカリスマ的な人間性。
しかし、一つ間違えると、独りよがりのワンマンになりかねないキャラクター。

なんだか、庶民から這い上がった田中角栄の向うを張っての、
インテリの香り漂う、しかし角栄並みのパワーを持つ大人物に会った気分です。
読み応えのある、楽しい本でありました。

2008年11月10日 (月)

海外出張(?)と息子の留守番

実は、11月7日(金)夜~10日(月)夜と留守にしておりました。
金曜の授業を終えて帰宅後、
息子の夕食、翌日の朝食(おにぎり)、お弁当(サンドイッチ)を用意してから
慌しく空港へ向かい、深夜12時を過ぎた8日になってから現地到着。

8日:一日、国際シンポに参加。
9日:知り合いと小旅行に繰り出しつつ、研究関係の相談。
10日:私的な用事を果たして、帰国。

息子は、金曜の晩は一人っきりで過ごし、
土曜は学校帰りに夫の実家へ向かい、土日はそこでお世話になって
月曜は実家から通学しました。
夫が同居していないと、こういうときは綱渡りです。

息子、「金曜は、なんだか、なかなか眠れなかった」と言いつつも
別段大きな問題もなく、ケロリとして過ごした模様。。。

詳細はまた改めて。

2008年11月 3日 (月)

回復

081103_pumpkinpie_2 なんとか体調は回復したようです。
土・日と、うちに籠ってボ~っとしていたところ、やっと

「動きたい!」

気分になり、今日はせっせと部屋の片付けに励み、
おやつ用にパンプキンパイも焼いてみました。

ただ、この「ボ~っと」感、まだ残っておりまして
休みボケによるものか、体調不全によるものか、
判然としません。。。

とりあえず明日からは普通に活動してみて、様子を見ようと思います。

2008年11月 1日 (土)

悪いクセ

二日前の記事に書いたように、ただいま授業一時休止期間に入っておりまして
ここのところ、おうちに居る生活をしております。
で、また出てしまいました。私の悪いクセ。。。

仕事に余裕ができると、体調をくずす

はい、二日前の夜、突然発熱。
ただ、さっさと就寝したことと、葛根湯とが功を奏したようで、昨日から平熱に。
すっかり調子に乗って、この休み中のスケジューリングに取り組み、
いろいろと用事を詰め込みました。

今日は、早朝から宅配便にて、どどーんとお仕事の書類が到着。
さきほどまで、しこしことお仕事しておりました。
仕事のほうは、やっとヤマを越えたのですが、、、、やってきたのが

頭痛!

うううう。。。今日、明日と、おとなしくしていようと思います。

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