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2008年5月 6日 (火)

熱狂の日4:北村朋幹_ソロ

No.465
5月5日(月)17:00-17:50@ホールG409
北村朋幹(ピアノ)

シューベルト:アダージョとロンド ホ長調 D506
シューベルト:ピアノ・ソナタ第1番 ホ長調 D157
シューベルト:楽興の時 作品94 D780

「溢れ出る音楽性」というのは、こういう演奏を指すのだと思います。
弾き手がピアノと一体化して、音楽そのものになっていました。
周囲の者は、息を呑んで聴き入ってしまい、
音楽に吸い込まれてしまうような感覚に…

彼の演奏中、会場は異次元の小宇宙となったような感じでした。
音響がどうとか、演奏技術がどうとか、そんな次元を超えて。

これが10代の演奏とは!
よくある、「若々しい」「清新な」といった形容ではあらしきれません。
曲に秘められたささやき、つぶやき、ためらいを、残さずすくい取って、
すっと表現してしまう。
自然さの中に、なんともいえない深みを感じさせてしまう。

いやあ、舌を巻きました。
収容人数100名ちょっと、という小さな会場の醍醐味、味わいつくしました。

2年前、彼が14歳のとき、やはりシューベルトの曲を聴いて
その演奏の円熟ぶりに驚いたのですが(→)、
演奏中の姿は、いまや巨匠の貫禄。

一方、演奏を終えてお辞儀をする姿は小柄でシャイな少年そのもの。
そのギャップが不思議な感じです。

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コメント

mixiに来て頂いたようで。私も熱狂の日を堪能しました。北村君は本当に良かったですね。将来が本当に楽しみですが、とにかく若い。自分が五十過ぎても彼はまだ二十台・・・。

大進君は室内楽ばかりを選んで、コンチェルトは行きませんでしたが、やはり良かったのですね。あの日のあの時間は、行きたいプログラムが重なり過ぎて困りました。

>octavianさん

はじめまして。
はい、mixiで北村くんの検索をかけて貴ブログにたどりつき、
熱狂の日のレビュー、共感しながら読ませていただきました♪

どうやら私もoctavianさんと同世代かと…
また、mixiのほうにお邪魔しますね。

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