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2007年9月19日 (水)

演奏の手引き(全音)

全音楽譜出版から<演奏の手引き>シリーズというのが出ているのをご存知?

Img●ドビュッシー・プレリュード
●シューマン・子供の情景
●ショパン・ノクターン
●ブラームス・性格作品
●モーツァルト・ピアノソナタ
●アルベニス
●ハイドン・ピアノソナタ
●シューベルト

この中から、シューベルトとアルベニスを買ってみました。
B6版と小型なので、持ち運ぶには便利です。
一方、それだけに情報量は薄く、曲の演奏にあたっては、ほんとに「ちょっとしたヒント」が得られるといった程度。

シューベルト版を読んでいて、共感したところを抜書きします。

★シューベルトはステージで名人芸的技巧を披露して聴衆を湧かすタイプのピアニストには関心がありませんでした。シューベルトの音楽は、目的にそぐわない過度なフォルテッシモや、過剰な装飾的華やかさは備えていないことを心に留めておくことが大切です。(p.42)

★(後期ベートーヴェンの曲想表現の指示は、シューベルトのどの作品より細かく多い)
…シューベルトは彼が欲する音楽表現は必要最小限に留めているのであり、彼の意図するところをどのように表現するかは、成熟した演奏者に任せているのです。(p.61)

★(即興曲Op.142,D.935について)この曲はくり返しが多く、いつも予測可能な長調、短調のシフトが連続するため、聴くよりも、弾くほうが楽しいということは、大勢のピアニストが合意するところです。(p.125)

上記3点、現在譜読み中の曲(3つのピアノ曲 D.946)にも、ぴったりあてはまります。
弾いているぶんには楽しいのですが、「聴かせる!」のは、かなり難しそう……

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