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2007年9月

2007年9月30日 (日)

パソコン環境の利用

今週、パソコンを通してのコミュニケーションについて考えたこと。

1)情報伝達の速さ、どこまで求める?

息子の受けた模擬試験の結果が、テスト後4日でネット閲覧できました。
紙媒体でその詳細が送付されてくるまでには10日ほどかかるのですが、
とりあえずの点数、偏差値、順位の情報はゲット。
なるほど。
これならば、紙を見た親が「キエーっ!」と血圧急上昇ってことは、ないかも。
子どもより親のほうが速く情報を得て、まず冷静に受け止めるよう努力できる
というのは、いいかもしれません。

でも、この速さ、タイムラグを「常に」求めるのも不自然な気もします。
まずは「本人」に情報が行き、「本人」がそれを受け止めるべきですよね。
何週間も待つのは考え物ですが、結果が出るまで10日間というのは我慢ならないほど遅いとは言えないと思いますし、ちょっと時間をおいたほうが冷静になって結果を見ることができる側面も。

確かにネットは便利ではありますが、
「速ければ速いほどいい」「速さこそ命」「ネット環境を活用できない指導は時代遅れ」「もっと速く!」「できるだけ速く!!」
という趨勢が支配的になることには懐疑的です。

2)メーリングリストでの意見交換は、相手の顔が見えてこそ有意義?

サークル内での懸案事項について、あるきっかけがあって、メールで意見のやりとりをしました。
いろいろな意見を「文字として見る」ことができると、頭の中が整理できるなあ、と実感。

以前、仕事上のことで、会ったことのない方々と意見交換をしたことがあるのですが、
これは本当に大変でした。
同じ一文でも、「批判」にも「疑問」にも、はたまた「怒り」にも読み取れたりして、
どう反応すればよいのやら、いや、反応すること自体が失礼??なんて疑問までわいてきたりして、非常に疲弊しました。

それと比較すると、人間関係が出来上がっている仲間内での意見交換については、
上記のような迷いも生まれず、ものごとの核心に迫れるという利点がありそう。
もちろん「実際に会って話す」ことも大変有意義ですが、
「文字として読みながら冷静に考える」ことも、それとは別個の意義があるなあ、と。

いまさら、ではありますが、
TPOにあわせて、自分の状況にあわせて、「私の判断で」ネット環境を使いこなしたい、
ネットに振り回されないようにしたい、
と思いました。

2007年9月29日 (土)

旧交あたため鍋

070929kiritanpo_2任期を終えて海外から帰国した同級生を囲んでの会。
「鍋なんかが食べたい」
とのリクエストで、銀座できりたんぽ鍋、と相成りました。

稲庭干饂飩 銀座佐藤養助
さすが、うどん専門店。
うどんを使った巻き寿司のようなもの、
うどん麩、うどんの生春巻きなど、珍しいメニューをはじめ、
きりたんぽ鍋に入れたうどん、そして〆は、冷たい汁うどん。
みな、たいへん美味しくいただきました。
昨日までの暑さがうそのように、秋風が冷たく感じられた今日にはうってつけの献立。

仕事に、子育てに、ただいま奔走中の仲間8人で、
2時間半ほどの間に、まあ、どれほど笑ったことか!語り合ったことか!
それこそ10年ぶりに会う人もいたのに、全くブランクを感じさせない盛り上がりぶり。
仲間って、ほんとに貴重です。
幸せなひとときでリフレッシュ。
また頑張ろう、というパワーをもらって、帰宅しました。

2007年9月27日 (木)

胸のつぶれる思い

知り合いをめぐって、ショッキングな出来事が続きました。

1)職場の知り合いが、52歳の若さで逝去

少し前、私が半ばフルタイムで働いていたときの直接の上司にあたる方です。
当時は、「切れ者」「やり手」「実力者」を絵に描いたようなご活躍ぶりでした。
入院されていることは知っていましたが、まさか…としか。

お子さんは、うちの息子と同年代。
とてもとても他人事とは思えず、胸のつぶれる思いです。

2)時津風部屋の暴力報道

この部屋に、知り合いがいるのです。
ず~っと、応援してきたのですが、こんな報道で話題になってしまうとは。
親方廃業!といった噂も聞こえてきます。
今までがんばってきた、他の力士はどうなるのでしょう?
暴力に関与した兄弟子って?

……亡くなられた方サイドの無念さは計り知れません。
そして、同門の人々が、
直接的にしろ、間接的にしろ、一人の人間の死に関与してしまったことを、
今後もみくちゃにされるであろうことを思うと、
こちらの胸もつぶれそうです。

本当に、人生には何が起こるか、わからないものです。
気を引き締めて、背筋を伸ばし、日々過ごしていきたいと思います。

2007年9月26日 (水)

CHOPIN100 (CD)

070926chopin Amazonで購入しました。
ショパンのピアノ曲が、協奏曲含めて100曲入っています。
収録曲については、全曲録音です。

オムニバスCDによくあるような暴力的編集(許せない!)
……「途中で突然ブチっと強制的に音楽終了」
……「途中で意味もなくフェイドアウト」
は、全くありません。

また、演奏者が素晴らしい。
ダン・タイ・ソン、ディーナ・ヨッフェ、ブーニン、ティエンポ、ゲキチ……。
また、前回のショパン・コンクールのライブから、
ブレハッチ、ドンミン、関本昌平、山本貴志の演奏も入っています。

CD5枚組みで、2700円とは、素晴らしいではありませんか!
エヴァ・ポブウォッカ、サ・チェンという、私には馴染みの薄かった演奏者に巡り会えたのも、嬉しく思います。

ついに再スタートを切った、自宅でのねじり鉢巻・自転車操業のお仕事準備も、
こんなBGMがあると、ちょっといい気分で進めていけそうです。

2007年9月24日 (月)

品川ランチ&散策

本日は、女三人で優雅な午後@品川。
070924lunch ランチは、BOBOS by QUEEN ALICEで。
左の写真は、品川アトレ・ホームページからの転載。「野菜釜セット」です。

以前に入ろうとしたときには満員で入れなかったので、今日は12時前に行ってみたところ、ぎりぎり、カウンター席につくことができました。
ラッキーなことに、
「せっかくカウンター席にお座りいただいたので、野菜釜のスープをリゾットにお作りしましょう。普通は御飯をお入れいただくだけですが」
との嬉しいオファー。

070924_2 ←が、そのリゾット。チーズが効いていて美味でした。070924_3
デザートのソフトクリームは、→のような形。
このあと、コーヒーもいただきました。

「野菜釜」では、野菜を釜焼きしたもの。
アボガドオイル、マカデミアナッツオイル、粗塩
がついてきて、まさに健康的なお味でした。

さてさて、次は、原美術館へ。
「原美術館コレクション展ー日本/亜細亜的現代」という展示でした。
現代というだけあって、さまざまな造型、展示によるアートが。
ビデオ映像から、音が出る展示、「部屋全部、作っちゃいました」といったものまであり、なんだか探検気分。五感を使って楽しめました。070924_5

070924_4さて、見終わったところで、
「気持ち良さそうな中庭でお茶しましょう」と思ったら、ザーっと雨。
あわてて室内に戻りました。
右が、そのアフタヌーンティーですが、
携帯写真ゆえの画像の粗さで残念。

雨が上がったのを機に、美術館周辺の邸宅に感嘆の声をあげつつ、品川駅までぷらぷらとお散歩して帰ってきました。

さあ、明日からはお仕事本格始動。がんばります!

2007年9月23日 (日)

荒俣宏『日本妖怪巡礼団』

070923aramata ひょんなことから、友人に借りた本です。
表参道、六本木、といった場所をお散歩しながら
「こういう地名の由来って……」という話になり、
「あ、それなら面白い本が!」と薦められたのが、これ。

「著者から想像できるように、ちょっと何と言うか、
オカルトチックだし、眉唾っぽい話も多いんだけど…」

とのことでしたが、なんの、なんの!
四半世紀前(!)、国文科の近世文学史&近代文学史の時間に講義のスパイスとして聞いたような話がた~くさん出てきて、妙に懐かしくなりました。

編集者やカメラマン達が、巡礼団と称して東京+αの怪奇譚スポットを訪れ、それを写真とともにルポするという形式で書かれたものです。

「元麻布のマンションの庭に残るガマ池」
「むじなの紀伊国屋坂。右が松平屋敷」
といったキャプションつきの写真と、文献を根拠とした解説文。
例えば、室町時代から文献に出てくる「タヌキ囃子」の理屈づけは、次のよう。

・「タヌキ」=「狸」の漢字は中国から入ってきたときには「野のネコ」だった。
・中国での「タヌキ」は、「貉(かく)」で、これを日本では<むじな>と読んだ。
→かくして、タヌキ=ムジナ=妖怪となった。

収穫祭のシーズンである秋に、遠くの祭囃子が大きくひびくのを聞いて
「夜中にタヌキの送り囃子が聞こえ」たとなるのも、むべなるかな。。。というわけ。
どうしてタヌキ、化けタヌキが「音を出す」という特色をもつかというと…
どうぞ本書でお確かめください。

「むかしは、日本人なら誰でも妖怪を見ることができた」
「なにを隠そう、江戸時代の人たちは妖怪や幽霊を見る技術を、ちゃんと知っていたのだ」
という、むかしびとを先祖に持っていること、
日本土着の固有の文化を、しっかり背負ってもいること、
それがなんだか「可笑しくて」、でも「ちょっと誇りに」思えちゃう、
「てへへ」って頭をかきながら、「てやんでえ、こういう感性もあるってことよ」
と居直る江戸っ子の姿が浮かんできてしまう…

オカルト、→、新興宗教、胡散臭い、危険、逃げろ!
という図式しか思い浮かびませんでしたが、この本の路線には共感。
「美しい日本」なんて、空虚な抽象概念をふりかざすより、ずっと健康的な日本論につながると思いました。

2007年9月20日 (木)

久々の授業&再会

このところ、ピアノと家庭のことに占領されていた我が頭ですが、
今日からはそうも言ってはいられません。
ついに、職場での授業開始です。今月は短期講座や補講、追試ですが。

教室に入ってビックリ。
数年前、プライベートなことをいろいろ私に打ち明けて、それっきりになっていた学生が、ほんとに久々にニコニコと座っているではありませんか!
授業前の数分間、話し込んでしまいました。
なんと
この2年半の間に、大学院に合格し(受験するかしないか、合格の可能性がどうか等、ほんとに悩んでいた彼女でした)、結婚し(彼とのつきあいについても聞かされていました)、その後女の子を出産し、その子ももう1歳で、この3月には修士課程を修了予定とか。

すごい2年間です……

嬉しかったのは、
「このコース(1週間集中講座)のお知らせで先生の名前を見て、これは出なければ!と思って、ここに来ました。」
と言ってくれたこと。

いろいろと話を聞いてしまった末に連絡してこなくなったので、
「ただ話を聞いてあげるだけで、あまりこちらからコミットしなかったからガッカリしたのかな」
「でも、教師が学生のプライバシーにあまり踏み込むのは良くないと思うしなあ…」
などと、気になっていたのです。

2年前は、授業についてくるのが大変そうな学生で、授業後に助言したりしているうちにプライベートなことまで話してくるようになったという経緯だったのですが、
さすが2年間揉まれただけあって、すっかり流暢になり、クラスの活動もひっぱっていました。

「結果」は、せっかちに求めてはいけないものだなあ、と思いました。
教育もしかり、人と人との人間関係もしかり。
ほんとに、自戒を込めて。

2007年9月19日 (水)

演奏の手引き(全音)

全音楽譜出版から<演奏の手引き>シリーズというのが出ているのをご存知?

Img●ドビュッシー・プレリュード
●シューマン・子供の情景
●ショパン・ノクターン
●ブラームス・性格作品
●モーツァルト・ピアノソナタ
●アルベニス
●ハイドン・ピアノソナタ
●シューベルト

この中から、シューベルトとアルベニスを買ってみました。
B6版と小型なので、持ち運ぶには便利です。
一方、それだけに情報量は薄く、曲の演奏にあたっては、ほんとに「ちょっとしたヒント」が得られるといった程度。

シューベルト版を読んでいて、共感したところを抜書きします。

★シューベルトはステージで名人芸的技巧を披露して聴衆を湧かすタイプのピアニストには関心がありませんでした。シューベルトの音楽は、目的にそぐわない過度なフォルテッシモや、過剰な装飾的華やかさは備えていないことを心に留めておくことが大切です。(p.42)

★(後期ベートーヴェンの曲想表現の指示は、シューベルトのどの作品より細かく多い)
…シューベルトは彼が欲する音楽表現は必要最小限に留めているのであり、彼の意図するところをどのように表現するかは、成熟した演奏者に任せているのです。(p.61)

★(即興曲Op.142,D.935について)この曲はくり返しが多く、いつも予測可能な長調、短調のシフトが連続するため、聴くよりも、弾くほうが楽しいということは、大勢のピアニストが合意するところです。(p.125)

上記3点、現在譜読み中の曲(3つのピアノ曲 D.946)にも、ぴったりあてはまります。
弾いているぶんには楽しいのですが、「聴かせる!」のは、かなり難しそう……

2007年9月18日 (火)

ミューザ川崎・音楽工房

070918muza1連弾個別練習の会場として使ってみようと、
練習室の予約を入れに、ミューザ川崎へ行ってきました。

←写真は、川崎駅構内からミューザデッキを撮ったもの。
右奥・突き当たりのビルがミューザ川崎です。
左側にずっと屋根がついていて、雨に濡れずに行けます。

070918muza2右の写真が、ミューザ川崎入り口です。→
中に入ると、2Fのロビー。
エスカレーターを上がって4Fが「音楽工房」。
自動ドアの前には、電光掲示板でそれぞれの部屋の使用状況が表示されていました。
小ホールとして使える「市民交流室」にはスタインウエイのグランドピアノが、
3つの「練習室」には、それぞれヤマハのグランドピアノがあります。
その他、企画展示室、会議室、研修室も存在します。
予約や手続きは、エレベーターで5Fへ上がって、そこの事務室で行います。

Musa_kawasaki_3 たまたま「市民交流室」が空いていたので、ちょっと中を見せてもらいました。
午後の会議用のセッティングとなっていて、ピアノは見られませんでしたが、どっしりした二重扉の部屋。
音響はバッチリです、との説明でした。

(上の画像は、ミューザ川崎のホームページから転載したものです。)
スクリーンもあって、映像なども写せます。
使用条件は次の通り。

070918muza4(1)ピアノ用ステージなし。平置きになる。
(2)椅子並べは自分たちで。
(3)パイプ椅子は最大150席。

右の写真は、音楽工房を出てロビーに向かう階段。→
アクセスは文句なしの会場ですが、
彩音会のコンサート会場とするには
上記(1)(2)がネックになるでしょうか……

練習室が、午前(9:00-12:00)、午後(13:00-16:30)、夜間(17:30-22:00)と
長時間借りられて、お値段も手ごろ(1区分につき1500-3800円)なのは素晴らしい。
定員8人の練習室1&3、定員16人の練習室2があります。

内輪の会に使うには、ぴったりなのでは?
ただ、練習室の予約を入れるには、次のいずれかの手続きが必要です。
★6ヶ月前の抽選に出向く
★抽選後の空きに電話予約を入れ、7日以内に会場に出向く
【本日の手続き】

本日手続きした予約は10月以降ですので、練習室を使ってのご報告はまた後日。

2007年9月16日 (日)

美術館レストラン

070916inside

たいへん気持ちの良いレストランにて、年に1度の同窓会。
上の写真は、私たちが退席した後の様子です。
(いかに長々と居座っていたかがバレますねえ…)

会の最中は、話に夢中で料理の写真を撮り忘れましたが、たいそう美しくも美味しいフランス料理でございました。
場所は虎ノ門。
菊池寛実記念 智美術館(→)の敷地内にあります。

070916entrance ←これが美術館入り口。
左手前に見える屋根がレストラン。

070916outside →その屋根を正面に撮ると、こう。
生垣の向こうが、一番上の写真で見えたお庭になります。

美味しくて、懐かしくて、楽しくて、命の洗濯の時間でした。
飛行機で上京してきた懐かしいクラスメートにも会えて、
みんなの活躍ぶり、奮闘ぶりを生の声で聞けて、
大満足の余韻に浸っている、今宵です。

2007年9月14日 (金)

ムース失敗作

070914babaroa 「失敗しません」と紹介した手作りムースですが(→)、
ちょっと失敗したのが左の写真。

原因は明らかです。
「果汁にゼラチンを加えて、荒熱がとれたところでヨーグルトと混ぜ、とろっとしたところへ、ゆるく泡立てた生クリームを投入」

すべきところ、「とろっと」するまえにクリームとあわせてしまったのでした。
外出前に、突然思いついて作りだしたもので。。。
作業開始から10分ぐらいで冷蔵庫に入れるところまで済ませてしまったと思います。
当然、早業最高新記録。
「分離しちゃうかもなあ……」
と思いつつ、のことだったのですが、案の定。
写真では上のほう(型に入っているときは下部)が、ゼリー状になってしまっています。

「分離する」と、どういうことになるのか、初めて知りました!こうなるのです!

でも、食した息子によりますと、
「味は大丈夫♪ぼく、全部食べてあげたっていいよ♪」
とのことで、とりあえずホッ。

2007年9月13日 (木)

狂言鑑賞

070913kyougen

狂言の舞台を見てきました。

万作の会「狂言の夕べ」@大田区民プラザ
2007年9月13日(木)午後6時30分開演 8時10分終演

*蝸牛(かぎゅう): 太郎冠者 野村万作
*仁王(におう): 博打打 野村萬斎

演目の前に、丁寧な解説が。
まずは、この解説者・石田幸雄さんの見事な声、弁舌ぶりに舌を巻きました。
・狂言の舞台の特徴、鑑賞の仕方 → ・今日の演目の見所
→ ・「蝸牛」のなかの謡を全員で合唱(?)

「誇張と省略の舞台です。見えるそのままに受け取るのではなくて、みなさんの胸の中で足りないところを補って、解釈して、見てください」

「科白を述べる演者のすぐ隣に他の演者が寝ていたりしますが、この二人は現実には隣り合っているわけではない。全く別の空間が二種類あるわけです。舞台の上では、いろいろな空間が表現されます。」

ああ、いいなあ。それが日本の伝統よねっ!なんて思ってしまいました。

大変面白い舞台でした。
観客のうち2割ぐらいが「初めて生で狂言を見る」とのことでしたが、
客席には楽しげな笑いが満ち、とてもいい雰囲気。

小道具の使い方、演者の動き方、時間の流れがなんともいい感じ。
せかせかしていなくて、じっくり構えて見ていることができました。

合唱(?)したフレーズ、しばらく頭にこびりつきそう……
♪雨も風も吹かぬに、出ざかま打ち割ろ
(雨も風も吹かないのに頭を出さないなら、蝸牛、その殻を打ち割るぞ)

2007年9月12日 (水)

おんがく日めくり

唐突に首相が辞任表明なぞした今日。
昨日は9.11事件で歴史に残る日でしたが、今日もまた、びっくりな日として記憶に残るかもしれません。

で、今日9月12日ってどんな日なんだろう、音楽史的には…
とふと思い立ち、調べてみました。おんがく日めくり

ジャン・フィリップ・ラモー没(仏1983-1764)、マーラーの交響曲第八番初演
がトップ項目でしたが、
私の目にとまったのは、次の二つ。

★ドイツの作曲家、ロベルト・シューマンがクララと結婚(1840)
★指揮者、小澤征爾がブザンソン国際指揮者コンクールで優勝(1959)

とっても明るいニュースの日じゃありませんか!
それにしても、小澤征爾さん、もう50年も活躍しつづけてるんですねえ。
誕生日も9月1日(1935年生)とのことで、9月は記念月のよう。

おもしろがって私や家族の誕生日など見てみましたが、たいしたニュースはなく
がっかり。。。
見つかったのは、父の誕生日が、ジョージ・ハリスン、植木等の誕生日と同じ
な~んてことぐらいでした。

2007年9月11日 (火)

小菅優・著

070911kosugeyu_book_2 小菅優のCDにシビレたついでに(→
図書館で借りてきました。彼女のエッセイ
情熱のカデンツァ』

2005年9月発行ですので、最新刊とはいえませんが、
若手音楽家の日常、思想が素直に綴られていて、
読み手側も素直に読みすすめることができました。

(音楽家の文章って、往々にして
「私、こんなに凄いんです!さすがなんです!」
というトーンが鼻につく場合がありますが、
これは、そんなことありませんでした)

確か、NHKの番組「トップ・ランナー」で、
「ドイツ語が一番話しやすい。日本語のインタビューは、いったんドイツ語に訳して答えるような感じで、ちょっと不自由。今は日本語より英語のほうが聞きやすいかも」
といった発言をしていたと思うのですが、この本、見事な日本語で綴られています。
音楽の才能と語学の才能って、脳科学的にも関連性が深いという話を聞いたことがありますが、さしずめその実例ってところでしょうか。

表紙を開けてすぐの冒頭、フォトアルバムになっていて
ここのキャプションが、本の内容を象徴しています。

1)エモーションとレーションのはざまで
2)ヨーロッパをまわる、ピアノひとり旅
3)22歳の伝達者が、羽をたたんでひと休み
4)耳を澄ませ、真実の追究を

1)については、素人の私も苦労しているところ。
エモーション(感情)とレーション(理性)の両方が重なり合っている演奏をしなければいけないのだけれど、そのコントロールが難しい、ということです。

彼女の場合は、
「あまりに自分の気持ちを表現したくて、感情を込めすぎてしまいがちの私は、息が荒くなり、ときおり手のコントロールを失ってしまうことがありました」
「いろいろ悩んだ結果、それを直すために、私は、声楽の先生につき、呼吸の仕方やリラックスの方法を習いました。のちになって、これがとても役立ち、うまくバランスがとれるようになりました」
とのこと。
近視眼的にピアノだけに没頭しているのではない、しなやかさ、さすがです。

4)についても同様で、実は「耳」だけでなく、あらゆる感覚を研ぎ澄ませている
という、大変理知的な彼女のスタンスが印象的でした。
美術(例えば、カンディンスキーの絵)を見て、それを音楽で表現するとか、
哲学書を好んで読む、とか、いろいろなエピソードが語られています。

この頃、お母様を急病で亡くされるという辛い体験をされていたそうで、
多忙の若い身で、それを乗り越えようとしていることにも、ハッとしました。

2007年9月10日 (月)

ホームページ更新

コンサート終了後、例のごとく「非日常的精神状態」に陥りまして、
片付けるべき本業の仕事はたまっているのに、どうにもこうにも集中できず、
別のことに没頭してしまいました。

それは何かといいますと……
彩音会のホームページ更新作業!

ここのところ、だいたい月に1回、ちょろっと会の動向を載せる
といった程度の更新だったのですが、
この2日で、1年分以上の仕事をしたのではないかと!

トップページを開くと、NEW!マークが5つ!
いや、「お知らせ」コーナーも含めると、10個!

新記録達成であります。
確認なさりたい方は、こちらへどうぞ→ 

2007年9月 9日 (日)

19thコンサート終了

  070908ayane1昨日、無事、彩音会コンサートが終了いたしました。(→
ご来場くださった皆様、ありがとうございました♪

今年は例年よりも曲目が多く、
前半50分、休憩15分、後半45分と
ほぼ2時間のプログラムとなりました。
「長すぎるかも?」との懸念があったのですが、
始まってみれば、まさに、あっという間。

聴衆の方からも
「バリエーションに富んでいて、楽しめた」
「長すぎず短すぎず、興味深い」
「知っている曲が多かったので、楽しかった」
といったコメントをいただきました。

070908ayane2_2演奏者からは、
「お客様に楽しんでいただきたい、という趣旨を続けたい」
「コンサート運営のノウハウが蓄積されてきた」
「来年は20周年!また頑張ろう!」
といった意見が。

彩音会は、まだまだ進化を続けます。

2007年9月 6日 (木)

2008記念年の作曲家たち

昨日、今週土曜が本番の彩音会コンサートに向けて、
3名で最終あわせをしました。
会場は、メンバー身内の方のマンション内共用施設・ピアノルーム。
いやあ、びっくり!
ソファーまで置いてある、絨毯敷きの部屋で、「素敵な応接間」の雰囲気。
ピアノはといえば、美しいマホガニー色のカワイのグランド。
なんと、ちゃんと「ステージ」上に載っているのですよ、ピアノ。

是非、今後も使わせていただきたい!と思ったことでした。

で、この時期になるといつものことですが、
「来年は、何を弾こう?」という話になり、
そういえば、天声人語に「今年9月4日はグリーグ没後100年」という記事が
という話題も出て…
(今年予定していたグリーグの連弾、メンバーの都合で発表できないのが残念!)

そこで、調べてみました。
来年が記念年にあたる作曲家って誰なのか?

ビバルディ(1678-1741) 生誕330年
シューベルト(1797-1828) 没後180年
グノー(1818-1828) 生誕190年

ビゼー(1838-1875) 生誕170年
サラサーテ(1843-1908) 没後100年

リムスキー・コルサコフ(1844-1908) 没後100年
ドビュッシー(1862-1918) 没後90年

ガーシュイン(1898-1937) 生誕110年
ハチャトゥリャン(1903-1978) 没後30年


曲目選びの参考までに。

2007年9月 4日 (火)

房総旅行2:散歩と博物館

Img_0528 Img_0536_2ピーヒョロロロロ~♪
というのが
とんびの鳴き声だ
ということを実感しました。
内房には、
とんびがいっぱい!

さて、房総旅行2日目は、近辺のお散歩。

洲崎灯台→近場の磯→館山市・城山公園→菱川師宣記念館

070901_2toudai

070901_3umi  070901_5hakkennden

070901_4oshiro
館山市・城山公園の天守閣は、南総里見八犬伝の博物館。
里見氏は安房国の国主だったのですものねえ。
久々に、あのNHK人形劇の人形に再会し、第一回の放送までVTRで見てしまいました。「われこそは、たまずさが、お~んりょう……ドロドロ」
は、第一回から出ていたのですね。なつかしや~
初めて見る息子にもウケていました。070901_7mikaeri
城山公園、結構な広さできれいに整備されていて、気持ちよくお散歩できました。

最後は、「見返り美人」で有名な菱川師宣の記念館
房総出身だったとは、知りませんでした。
タペストリーのようなものに刺繍をするのが家業だったとかで、
親子合作の涅槃図など、いろいろな展示がありました。
師宣手書きの東海道ガイドブックには、絵とともに「品川」「新橋」「川崎」などの地名が書いてあって、思わず見入ったり。

特別展として、絵本などで見かける今井俊さんの版画の展示も。
「アルマジロ」「コヨーテ」など、メキシコ的なポップな絵まで楽しめました。

ちょっとひなびた(失礼!)キッチュな博物館・美術館めぐりもまた、いいものです。

2007年9月 3日 (月)

房総旅行1:鋸山

070831nagame1ついに小学校は今日から新学期。
夏休みもまさに終わろうという8月31日~9月1日、
1泊だけでも家族旅行しようよ!と、近場の房総に出かけてきました。(右は、鋸山山頂からの景色)

ゆったり、ゆるゆるのスケジュール。
朝もゆっくり11時ごろに家を出て、アクアライン経由であっという間に房総へ。
初日は鋸山(のこぎりやま)と、隣接する日本寺を見てみようということに。

070831kannnon1幸い、ほんのり薄日がさす曇天日。
木陰には涼しい風が吹き渡り、たいへん気持ちの良い山登り兼仏像めぐりのお散歩となりました。
所要時間2時間強。
思ったよりハードで、なかなか達成感のあるコースでした。

まずは、駐車場からロープウェー山頂駅へ。
短い距離ですが、ちょっと本格的な山登り気分。
山頂駅では、鋸山の「石切り」展示が勉強になりました。
早稲田大学や横浜の港の見える丘公園の石垣、なんと鋸山から切り出した石を運んで作られたのですね。

次は、切り立つ崖の間を進み、百尺観音(上の写真)へ。
070831jigoku見事な大きさでした。静けさの中、敬虔な気持ちに。

ここからは登りが続きます。タオルで汗を拭きながらえっちら、おっちら。
段差の大きい階段……年季が入っていながら角度をびっちり90度にそろえて作ってあるあたり、「おお、石切り職人の技!」なんて感心したりして。

到着したのは山頂展望台、そして
「地獄のぞき」(右の写真)。
この切り立った崖は、石を切り出した跡。お見事!

070831rakanここからは下りの長い長い階段道。
そこここに「西国観音」「百体観音」など、観音の群立像が現れます。
070831moriなんだか写真を撮るのもはばかられるような雰囲気で、ささっとっ右のような写真を撮っただけとなってしまいました。
暗い歩道に沿って、
苔むした洞窟の中にたたずむ群像、風化してしまったような群像などなどが次々と現れます。
「千五百羅漢道」と呼ばれる道です。

周囲は、「深い森」といった感じ。
左は、幹の色が印象的で思わずパチリ。
こんな木々に囲まれて、道をひたすら歩き続きます。

070831daibutuゴールは大仏広場。
この大仏、鎌倉の大仏様よりも大きいとか
(右写真) 。
ここのベンチで飲んだ冷たいお茶の
おいしかったこと!

一息ついてから、
今度はひたすら階段を上って駐車場へ。
いやあ、いい運動になりました。

2007年9月 1日 (土)

小澤征爾特集

8月31日(金)朝8:30- NHK総合
生活ほっとモーニング「この人にトキメキっ!小澤征爾」

この時間帯、滅多にテレビをつけていないのですが、
なんという偶然!
たまたまテレビ好きの夫が在宅していたため、この番組に巡り合うことができました。

先日のサイトウキネン、オペラ「スペードの女王」初日の様子も放映。
演奏終了後、TVカメラがロビーで待ちかまえ、聴衆をつかまえてインタビューしていましたよ、確かに。
「きっと、地元のテレビ局だね。初日だから……」
と話していたのですが、それが、この番組だったとは!

サイトウキネンのリハーサル、
そして若手育成のための「小澤征爾音楽塾」の様子を紹介していた前半部。

印象に残ったのは、小澤征爾の「目力(めぢから)」
演奏者、また指導を受ける人々が口々に

「湧き出てくるエネルギーがすごい」
「いつのまにか、こちらもパワーを引き出されてしまう」

と言っていましたが、
まさにそのさまが、彼の「目」に表れていました。
脳裏に焼きついちゃいました。

NHKのデジタル衛星ハイビジョンでは、小澤征爾を特集するんですね。

夢の音楽堂 小澤征爾スペシャル
9月8日
午後1:00~6:00 (第1部)
  名演奏特集
午後7:00~9:30 (第2部)
  サイトウ・キネン・フェスティバルのオーケストラ・コンサート生中継
午後9:30~午前0:00 (第3部)
  「東京のオペラの森」の今年の公演、ワーグナーの「タンホイザー」全曲

すごい力の入れようですね。
ハイビジョンをまだ入れていない我が家では、
いつか、総合テレビで再放送してもらえることを祈っております。

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