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2006年11月

2006年11月28日 (火)

浜松国際の結果発表

1位:アレクセイ・ゴルラッチ
2位:セルゲイ・クズネツォフ
3位:北村朋幹、キム・テヒョン
5位:ワン・チュン
6位:ニコライ・サラトフスキー

ウクライナの18歳が優勝でした。
協奏曲も独奏曲もベートーヴェンが素晴らしかったとか。。。後ほど楽しみに聴こうと思います。
現在ハノーファー音楽大学在学中というのは、ショパコン当時のドンヒョク君と同じですね。ドンヒョクはもう卒業したようですが。

話題の「のだめカンタービレ」でも、「才能ある者は留学しなくちゃ」と当然のごとく語られていますが、本当のところはどうなんでしょうか。母国で研鑽を積んでいる入賞者だって、数多いとは思いますけれど。

そういえば、先日まで読んでいた斉藤秀雄の伝記に、音楽教育について言及した秀雄の言葉として
「1に教師、2に教師、3に両親、4に子ども本人」
というのがありました。
たしかに、子どもに対しては、そうでしょうね。
10代の演奏家を見るにつけ、こんなことも考えてしまいます。。。

2006年11月26日 (日)

北村 朋幹くんの演奏

浜松国際ピアノコンクールの第三次予選をBGMにしながらお仕事していたのですが、
北村 朋幹くんのバッハ、モーツァルト、シベリウスは凄い!と思いました。
15歳にして、自分の世界を見事に展開するって…やはり天賦の才なのでしょうか?
渋く淡い色で紡いでいく、洗練された音楽の世界。

若いコンテスタントは、ともすると「見よ!我がこのテクニック!」とばかりに鍵盤を叩き、”真紅”系の弾き方で聴き手を圧倒させてやる、という下心が見えたりするものですが、北村くんの場合は全く違って、渋く深く、内面へ沈潜していく感じ。。。

もちろん、シューマンの演奏も素晴らしかったですし、強い音も響かせていましたが、印象に強く残ったのはバッハとモーツァルトでした。

残念ながら時間が無くて、今日は本選(ラヴェルの協奏曲)は聴けそうにありません。いずれまた、ということで、楽しみに取っておこうと思います。

2006年11月25日 (土)

浜松国際ピアノコンクール

今日、明日が本選だそうですね。
残ったのは、中国の16歳、韓国の21歳、ウクライナの18歳、ロシアの19歳と28歳。
そして日本の15歳。すべて男性です。

なんと、コンテスタントの演奏が、ストリーミング配信されています。

8月に、中学生とは思えぬ深ーい演奏を聴いて驚嘆させられた北村朋幹くんが1次予選を通過した、という情報を得ていたのですが、なんと本選まで残っていました!
その演奏は明日。ラヴェルの協奏曲。

ネットでの視聴、是非堪能したいところですが、この週末は残念ながら時間がとれず…
さきほど、3次予選の様子をチラリと見て、演奏する曲の幅広さに驚いた次第。
たとえば、

モーツァルト→ショパン→メシアン
モーツァルト→ラフマニノフ→リスト→プロコフィエフ
ショパン→モーツァルト→ベートーヴェン

さすがに、精神統一に随分時間をかけているようでした。。。
一人、ノンストップで1時間、ですものねえ。

そういえば、何年か前、このコンクールの様子を追ったTVドキュメンタリーを見ましたが、選考が進むにつれてげっそりとやつれはてていく参加者の姿が痛々しかったのを思い出しました。
今年の参加者は、どうなんでしょうね。
話題のラファウ・ブレハッチは、このコンクールまで全くの無名だったそうで、ここでの受賞で賞品のピアノをゲットして初めて心おきなく練習できる環境を手に入れ、それがショパコン優勝につながったのだとか。

今年はどんなエピソードが残るのでしょうか。楽しみです。

2006年11月23日 (木)

ラファウ・ブレハッチ

昨年のショパンコンクール優勝者、ブレハッチのリサイタルへ行ってまいりました。

★2006年11月23日(木・祝) 午後2時開演 東京オペラシティコンサートホール

オール・ショパン・プログラム

  1. バラード第三番
  2. 24の前奏曲 Op.28より 第1番~第12番
  3. ポロネーズ第七番 「幻想ポロネーズ」

    (休憩)
  4. 3つのマズルカ Op.50
  5. ピアノソナタ第三番

    (アンコール曲)
  6. マズルカ Op.17-2 ホ短調
  7. 小犬のワルツ
  8. マズルカ Op.17-4 イ短調
  9. ワルツ Op.34 ヘ長調

舞台に現れた雰囲気は”すくすくと真っすぐ育った、素直で穏やかな青年”といったところ。弾き方も、非常に端正でありました。
何かに”とり憑かれて”苦悩の表情を浮かべる(ドンヒョクのように)といったこともなく、”奇態なポーズ”をとる(山本貴志のように)こともなく、正統派路線。

しかし、その演奏は情感たっぷり。音が柔らかくて心地よく、決して「とんがる」ことがないのです。
前半は、ちょっと硬さが感じられ、音の響きもいまひとつ、との印象もありましたが、
後半からは、「ブレハッチ・ワールド」の魅力全開。
ソナタは圧巻でした。歌い、うねり、弾け、…その展開の見事なこと!
とっても自然、「これ見よがし」なところが皆無なのに、ここまで惹きつけ、感動させるとは…ううむ。さすがです。

そして、アンコール。
もう会場全体が「ブレハッチ・ワールド」に酔い痴れておりました。

ああ、無理して行ってよかった♪

2006年11月17日 (金)

斉藤秀雄と宮沢賢治

まだ読みかけですが…
小澤征爾をはじめ著名な音楽家を育てた、斉藤秀雄の生涯を綴った本を読んでいます。

ここのところ、つづけてサイトウキネンフェスティバルへ足を運んでいるというのに、斉藤秀雄その人については断片的なことしか知らず、どうもスッキリしていなかった私。先日、職場の図書館で、とーっても貧弱な「音楽」コーナー(専門が全く違うので当然なのですが)をのぞいてみたところ、なんとこの1冊だけが白い背表紙を輝かせて、私の目に飛び込んできたのでした。

『喜遊曲、鳴りやまず~斉藤秀雄の生涯~』中丸美繪 1996年 新潮社

まだ少ししか読んでいませんが、斉藤秀雄その人がわかる、ということはもとより、日本の近代史の中で、オーケストラが、クラシック音楽を生業とする人が、どう位置づけられてきたのか、というイメージがつかめて、大変面白いです。
やっぱり、クラシック音楽って、初めは、上流階層の限られた方々のものだったのですね…。著名な英語学者の家に育ち、有名私立小学校に入り、その中学・高校時代に同窓生と音楽活動に没頭し、大学卒業後には欧州留学を果たし…という具合。

時代を感じる中でも、次の仮説にはびっくり。
★宮沢賢治『セロ弾きのゴーシュ』のなかの楽長のモデルは、斉藤秀雄ではないか?

宮沢賢治、頻繁に上京しては、オーケストラの練習風景を見に足しげく通ったり、高価なチェロを自ら購入してオーケストラのチェリストにレッスンを乞うたり、といったことをしていたそうで、秀雄の指揮を見ていたと考えるのはごく自然なこととか。
「ドイツ留学帰り」の新進気鋭のチェリストとして交響楽団に入団し、指揮もしていた秀雄は、まさに賢治が描写したように、
「手をぱっと打ち」「足をどんと踏んでどなり出し」といった指揮ぶりで、楽団員の反感も買っていたとのこと。

音楽に対する情熱がヒステリー的な暴君ぶりにつながり、周囲の反感を買って…ということは多々あったそうです。楽団員の署名集めによって、新交響楽団(NHK交響楽団の前身)から去る、ということころまで読みましたが、当時のコンサートマスターが黒柳徹子の父上だったりして、「時代のつながり」を実感。。。
指揮者にはカリスマ性が求められるので、オーケストラのメンバーだった者が同じオーケストラの指揮者として成功するのは不可能だ(周囲の嫉妬を買ってしまう)といった見方にも頷いてしまいました。

続きは、また改めて。

2006年11月11日 (土)

お引越しの見積もり

宣言。12月1日付けで引越します。ええ、ごく近所に。

近所とはいえ、引越しトラックが必要になります。
で、先週は引越し業者の選定作業。
いやあ、業者によって、ほんと、いろいろですね。

A社:ネット申し込み後15分で電話あり。約束時間ピッタリに見積もり担当者が現れ、万事サクサクと事が運んだ
B社:見積もり当日になって「12月はトラックの都合がつかない」と電話で断ってきた
C社:丁寧に謝りつつ約束時間に遅れ(電話も訪問も)、時間をかけてすべての収納棚、押入れ、たんすまで開けてチェックした

で、A社とC社の見積額の差は、ジャスト二千円。すごい僅差!
結局、A社に決めました。
確実な対応が安心できたのと、「一部依頼」の梱包作業の線引きが明確かつ親切だったので。

荷物の量をきっちりダンボールの箱数に直していたC社には
「ダンボールにして140箱以上になる」
「梱包作業は、プロ2人が朝9時から3時までやっても60箱程度しかできない」
「自分で詰めるにしても、詰めた箱の置き場所がないだろう」
と、脅されたが如し(つまり、ダンボール80箱以上はPIO側の責任!ってことね)
…しかし、たしかに、うちは本やら書類やらが多すぎる!

「捨てる技術」!が必要だと痛感いたしました。
本来ならば、今日は荷物整理に励んでいるはずなのですが、
なんとオニのカクランで、私はただいま発熱中。
夫は休日出勤中。。。

天気も悪いし、今日はゆっくり休んで、明日から片付け作業に入りたいと思います。

2006年11月 7日 (火)

11月連休総括

三連休も終わって2日が過ぎました。連休初日から風邪気味となり、それをズルズルと引きずりつつも何かとイベントはこなしたなあ、と今さらのように…

061103river_1 初日は息子の小学校のマラソン大会、かつ学校公開日。
土手を走るには絶好の好天に恵まれたものの、長距離走が大の苦手の息子とあって、その写真は撮らず。
左は、マラソン大会終了後、ぶらぶらと散歩しながら撮った写真。いつもになく水鳥が多くて驚きました。鴨はもちろん、ユリカモメ、そしてカワウ。思わず川べりまで行って覗き込んでみたら、今は水も透明できれいなこと!東京も捨てたもんじゃありません。

4日は一つ前の記事に書いたとおり、ピアノの日。

そして5日。だんだんひどくなる風邪をだましつつ家の片付けに励み、夕刻からは、招待券をいただいたジャズ・コンサートへ。
大ホールのステージでのジャズ・コンサートって初めてでしたが、アーティストの力量が素晴らしかったこともあり、聴きごたえのある内容でした。061105_2342

・11月5日(日)@郵便貯金ホール 午後5時~8時
・富士通コンコード ジャズフェスティバル2006

おんとし84歳のサックス&フルート奏者にはビックリ。ステージ上に出てくるときには杖をつき、体を支えてもらっているのに、演奏しはじめるや見事にシャンとし、しっかり音が出ているのですよ!
また、60代の女性歌手にも舌を巻きました。見事なスタイル、美貌、そして美声。
また軽やかにステップを踏むことといったら!
もちろん、若手(といっても30代かな)、中堅どころの演奏も見事でした。
ソロ演奏になると、管楽器の演奏者はステージ前方のマイクまで歩み寄り、堂々と楽器を鳴らし、歌いきるのですが、それはそれは気持ちがよさそう。。。

ジャズ。私には演奏できないけれど、その「掛け合い」「駆け引き」の醍醐味っていいな、ちょっと体験してみたいな、とも思いました。

2006年11月 4日 (土)

曲目選びの会

061104fujimi 3連休の中日(なかび)。彩音会メンバーが集い、次回コンサートへ向けての相談をしました。
・バッハ
・ベートーヴェン
・ショパン
・ブラームス
・リスト
・ラヴェル
・ラフマニノフ
・アルベニス
・アンゲルブレシュト

なんと、すでに上のような作曲家たちが顔をそろえ、バリエーション豊かなコンサートになりそうな予感…久々に復帰してくれた懐かしいメンバーも加わり、心強い限りです!

2006年11月 3日 (金)

ウィーン交響楽団と上原彩子

昨日11月2日(木)、行ってまいりました。東京芸術劇場 大ホール。午後7時開演

ウィーン交響楽団(指揮:ファビオ・ルイジ)
・モーツァルト:歌劇「フィガロの結婚」序曲
・モーツァルト:ピアノ協奏曲第22番変ホ長調K.482(ピアノ:上原彩子)
・マーラー:交響曲第1番「巨人」

ヨーロッパ・ウィーンの香りを堪能したコンサートでした。
まず、舞台上の楽団員たちの立ち姿からして、雰囲気が欧風にして貴族的。
音楽は、ますます。。。洗練、端正、華麗、洒脱。。。

前半では、期待に違わず、上原彩子さんのピアノが秀逸でした。
確かなタッチでクリアな音を紡ぎだす演奏。安心して心地よく聴けました。
また、サプライズだったのが、アンコールのソロ演奏。
「協奏曲の演奏者による、ソロのアンコール演奏」というもの、私は初めてです。
これまた素晴らしかったです。
ラフマニノフのプレリュードOp32-12。惹きこまれてしまいました。

後半のマーラーは、大編成オーケストラの迫力、そして指揮者の躍動がすごかった!
舞台真正面奥にコントラバスが8本、ずらりと横に一列に並んだのが壮観で、なんとも格好の良かったこと!演奏者揃ってみなスラリと背の高い男性陣で、ビジュアル的にもグーでした。
音楽も華麗で、よく歌っていて、気持ちよく音楽にのっている感覚。
ちょっと音がずれても気にならないのが不思議でした。
大曲を振り終えたファビオさんは、もうヨレヨレ、フラフラ。それはもう、全身で振っていましたから。でも、大汗かいて汗だくってわけではなく、はやり紳士的に見えるのでした。

で、またまた凄いアンコール。
Jシュトラウスの「南国のバラ」。
4種類のワルツのモチーフを使った、演奏時間の長い大曲ですよ。
最後にまた、ウィーンの香りの大サービス!

で、終演時間は午後9時40分。
心ゆくまで楽しませていただきました。芸術の秋到来!です。

2006年11月 1日 (水)

霜月一日=ワンワンワン

霜月に入りました。
「霜」なんて、何ぼけたことを。と言いたくなるような気候ですが。

で、11月1日は「1」が三つで「ワンワンワン」=犬の日、
ということを、今日、知りました。
突然の話題ではありますが。

今朝起きるなり、
「大変だ、大変だ、今日はボクがニュース・スピーチの当番だった!」
と新聞をわさわさとめくりはじめた息子。
「あ、これにする!」
と指差したのが、犬の日に因んだ
「犬の名前ベスト3 チョコ、モモ、マロン」という記事。

彼は、「ポチ」が204位とふるわなかったこと、甘い名前の人気に驚いたようですが、
私は、この調査で
・05年10月~今年9月に生まれ、某ペット保険に加入した犬が6万6507匹
と知って、驚きました。

確かに。犬を散歩させる人の数、明らかに増えていますよね。
近所のホームセンターでは、子どものおもちゃコーナーが閉鎖され、ペットコーナーに変身したりもしていますし。
検索してみたら、この調査、去年は4万匹弱が対象だったようで、すごい伸び率ですね。

私自身としては、ペットを飼った経験、ありません。飼う計画も、ありません。
命に対して責任を持つ自信がない、というか、めんどくさい、というか。。。
今のところ、人生の中の選択肢に入っていない感じでおります。

息子の報告によると、この記事のスピーチはクラスメートになかなか評判がよかったそうで、早起きの甲斐あり、めでたし、めでたし。

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