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2006年7月 9日 (日)

エンターテインメント小説

乃南アサのいくつかの小説、「新潮エンターテインメント倶楽部」というシリーズから出ています。
ふーん…純文学じゃなくて、娯楽小説っていうことを前面に押し出しているってことなのかな?記憶が定かではありませんが(何せすべて図書館で借り出しているので、本がもう手元にない)、たぶん、音道貴子シリーズの短編などだったと思います。

同じ作家でも、「犯罪被害者」をテーマを扱った『風紋』『晩鐘』などは、「エンターテイメント」とは言いませんよねえ。
音道貴子シリーズでも、直木賞をとった『凍える牙』その続編の長編『鎖』は、どうなんでしょうか?
あ、『鎖』は、良かったです。人間模様、駆け引きのスリリングさに心酔しました。ブルース・ウィリスの「ダイ・ハード」を思い出してしまった私って古い?
画像でなく、文章で、事件の緊迫感を表すというのは、すごいですね。
『凍える牙』でコンビを組んだ滝沢、イヤな男星野、など男性たちの描き方も秀逸でした。

で、このへんで乃南アサからちょっと離れ(ここにupしなかった作品も随分読みました)、次なるエンターテインメントとして借りてきたのが
真保裕一『ダイスをころがせ!』
文庫裏表紙に「情熱系エンターテインメント!」とありましたが、まさに、でした。
30代半ばでリストラされた主人公が、高校時代の親友に乞われ、無所属から選挙に打って出る親友の政治秘書となって…という話。30代になった元同級生たちの熱い戦い、有権者への歯がゆさ、微妙な恋愛感情など、いくつもの伏線があって、楽しみながら政治のしくみにも納得したりできます。

真保裕一は、『ホワイトアウト』『奇跡の人』『繋がれた明日』を読んだことがありますが、その中では読後感爽快度、第一位でありました。

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