MUZA音楽サロン La Vie en Rose 人生に華やぎを
~東響メンバーの室内楽とともに~ 第4回
ドビュッシー生誕150年記念
トークと演奏でつづるドビュッシーの生涯
プレゼンター・ピアノ: 青柳 いずみこ
ヴァイオリン: 大谷 康子
@ミューザ川崎 市民交流室 14:00-
アラベスク第1番 (Pf)
1)音楽との出会いから修行時代まで
美しい夜 (Vn & Pf)
2)最初のピアノ曲
夢 (Vn & Pf)
3)詩人たちとの交遊
月の光 (Pf)
牧神の午後への前奏曲 (Vn & Pf)
4)成功…人気作曲家の仲間入り
『ペレアスとメザリンド』より「塔の場」(ドビュッシー本人の演奏音源)
『子供の領分』より「グラドス・アド・パルナスム博士」(同上)
5)傑作の森…前奏曲集第1巻
沈める寺 (ドビュッシー本人の演奏音源)
ミンストレル (Pf)
6)そして終焉…
カノープ (Pf)
ヴァイオリン・ソナタ (Vn & Pf)
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スライドを何十枚も駆使して、ドビュッシーの生涯をたどりました。
本でも読んでいるはずなのですが……忘れてしまうものですねえ。
どれも初めて聞くような気がしました。
写真を見ると、ドビュッシーの外見のキーワードは…「おでこ」「きかん気」。
彼にかかわる人々とのエピソードとして、次のような話がありました。
・『ペレアスとメリザンド』の作者、メーテルリンク(『青い鳥』で有名)が、
オペラ初演時、自分の愛人である歌手にメリザンドを演じさせようとしたが、
ドビュッシーのイメージに合わず、却下された。
その歌手、ジョイ・ルブランは、ルパンシリーズの作者、モーリス・ルブランの妹。
・実の子は、『子供の領分』のきっかけとなった愛娘シュウ・シュウだけだが、
その母、エンマには前夫との間の連れ子、エンマ(愛称ドリー)がいた。
フォーレの連弾曲『ドリー』が献呈されたのは、まさにこのドリー宛て。
・二番目の妻エンマは歌手でもあり、ドビュッシーと結婚する前には、
まずはフォーレに、つづいてラヴェルにも言い寄って、いずれも失敗していた。
・エンマと結婚するために、糟糠の妻リリーを捨てたドビュッシーは、
このことで、それまでのサロン仲間から見捨てられ、孤独になった。
などなど。
ということで、おわかりのように、トーク(レクチャー)主体の内容でした。
演奏とトークと両方を……というのは、大変ですねえ。
演奏への集中力を保つという点で、特に。
ヴァイオリストが登場、という1アクションあると、
それで場の空気が変わって演奏に集中できる、という側面もあるかと感じました。
青柳氏、本日は演奏家というより、ドビュッシー研究家の顔をされていました。
スライドに映し出された資料の「請求番号」について愛おしげに解説される、とか。
開演14:00、 終演16:25。 充実の約2時間半でした。
休憩20分間に、本格的なコーヒーと洋菓子がふるまわれたのにも驚きました。
センター試験会場準備のため、仕事が休みとなった今日、
オフタイム、有効に使ったぞ……という心境です。
ドビュッシーの生涯と、その時代背景、音楽の変化、納得いたしました。
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